【日常】Doggy Bag
知識としては知っており、実際に目にしたことがあるにもかかわらず、自分ではやったことがないことってたくさんある。
アメリカは返品が当たり前。レシートさえきちんとあれば、たとえ使ってしまったものでも、返品に応じてくれる。クリスマスのあとなど、プレゼントを返品する客が大勢いるらしい。でもこういった知識はあっても、自分がアメリカにいるときはなかなかできない。
もちろん、不良品とか、向こうのミスによるサイズ違いとかなら、別だけど……。
そんな慣習のひとつにDoggy Bagというのがある。アメリカの飲食店で、料理を食べきれないときに、「うちの犬にもって帰りたいから」といって、袋や箱をもらい、それに詰めて、持ち帰ったあと、犬ではなく、自分が食べるってやつだ。
(ちなみに英語を語る系ウェブページでは、ドギーバッグなんて恥ずかしいことば、使わないぜ!! 普通に持ち帰りたいといおうよとか、いや、使ってる! 日本人が来るレストランだけしか通じないんじゃないの? NYでは通じる。おれのいるNYじゃ、そんなの聞いたことねぇなとか、いろんな論争が起きているようだが、つまり、あまった料理を持ち帰るのが、普通の慣習ということ)
ラスベガスのチャイニーズレストランで一度、夜食用に焼きそばを持ち帰ったことがあるくらいで、自分では、アメリカでもあまりやらない習慣だし、日本で、そんなこと、ずーっとやったことがない。
ランチを後楽園ラクーアの「ババ・ガンプ・シュリンプ」でとったのだが、自分の前にレジにならんだ外人グループの女性が、食べ残しが入ったと思しき、紙箱をもっていた。きちんと持ち帰り用にアレンジされた専用の箱だ。レジの店員が、持ちやすいようにその箱を店のビニール袋に入れてあげていた。
日本でも源流がアメリカンのレストランでは、そういったアメリカンな慣習が、当たり前のこととして通じるんだなと、意外なような、あたりまえのような発見があった。おれもこのつぎ、この店で食事をあまらせたときは、もらってみようかな。
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