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【テレビ番組】電車男

もはや、原作をモティーフにしただけの、ちがうドラマである。

ちなみに今回の話は、おもしろかった。べノアを飲んで、いい感じになってきたエルメスさんに、電車男が、おたくとばれてしまうストーリー。ぼくの世代だと「おたくバレ」の恐怖感はないんだけど、若い世代には切実な問題なのだろう。

(いくら、嘘で傷ついた過去をもっているとはいえ)、電車男がおたくとわかった瞬間に、世界が週末を迎えたような顔で、電車男を見る伊東美咲。このあこぎなまでに過剰な演技が、すばらしい。

第一話からみているのだが、最初はいたたまれなかったスレ住人たちの登場シーンにも慣れ、最近は古典トレンディドラマ的なファンタジーの文法が、おもしろくなってきた。

原作よりも「美女とオタク」をくっきりと出してきているのが、興味深いし、一般の人に見せるドラマ作りの工夫に感心している。ちょっと知ってる一般の人が想像する、おたく像がドラマの電車男なのだろう。

リアルに考えても「こんなおたくはいないよ」と思うが、こんな出版社員はいないとか、こんな映画会社社員はいないとか、こんなライターはいないとか、こんなゲームデザイナーはいないなど、過去のテレビドラマに登場したトレンディ職業像と同じで、現実よりも「らしさ」が大事なのだろうね。

先日、同窓会であった同窓生=大手製鉄会社の社員(42歳)が、「電車男」を図書館で借りて読んだという。最初はアスキーアートがさっぱりわからなかったし、「 ノシ 」を「のし」と読んでいたとか、「orz」が、わかったときは、感動したとかいってるのを聞いて、おれも感動したよ。

一般化するってのは、こういうことなんだよな。

※こちらのエントリーもどうぞ。

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