【音楽】「cELEBRATION 2005 ~Heart Beat~」
マイミクの門倉聡さんから、メッセージが届く。門倉さんが編曲、演奏、音楽監督をつとめるコンサートへのお誘いだ。
バンド6人、オーケストラ88人、コーラス100名というもの凄い規模です。
それはすごい。すごすぎです。なにより、演奏をしている門倉聡さんの姿を見たくて、さっそく、チケットの手配をお願いした。
門倉さんといえば、以前、エンニオ・モリコーネのコンサートに行ったときの感想を日記で書いたら……。
あれを見たのだったら、今度のはもっと凄いですよ、お楽しみに。
とか、
去年は僕らも確認する意味も込めて見に行きましたから。 もちろんモリコーネ自体も愉しみましたが。 たぶんあれ以上の感動を…表現できるように頑張ります。
と、コメントを書いてくださった。それはもう、楽しみにするしかないじゃないか。
午後5時30分、九段下で宮岡寛さんと合流して、そのまま、武道館へ。会場には女性客、それもあらゆる年齢の女性がいる。
午後6時40分、オーケストラメンバーが配置に着いたあと、客照が一気に落ち、演奏が始まる。門倉聡さんはもちろん、バンドメンバーやヴォーカルの槇原敬之もしっかりした燕尾服姿で舞台下手から登場。
一曲目は「The Future Attraction」……。ぼくは槇原敬之の曲で知っているのは、「世界にひとつだけの花」、「君が教えてくれるもの」、「どんなときも。」くらい。したがって、曲のタイトルは2ちゃんねるで有志がアップしたセットリストで確認した次第。
客席そのものはまだざわめいているが、槇原のヴォーカルが響くにつれて、ざわめきも消える。
まいったなぁと思ったのは、3曲目の「今年の冬」だ。もう歌詞がだめ。
去年の寒かった夜
雪が降った日のように
何時でもかまわず
僕をゆりおこす君でいて
とか
新しいカレンダーには
いろんな記念日があるけど
別になんでもないときこそ
そばにいる2人でいよう
といったフレーズが、最近いろいろあったばかりの身には厳しく響くぞ。槇原敬之はよく知らないけれど、こういう曲がつづくと厳しいなぁ。仮定法未来に感じ入って、思わず泣いてしまったのは、ここだけの秘密にしてくれ。曲も本当に情景がしみてくるよさだ。このあたりでPAがくっきりあって、ヴォーカルがクリアに耳に入ったのも大きい。
会場的に前半最高の盛り上がりは6曲目の「世界にひとつだけの花」。やっぱり国民的歌謡となった歌はちがうね。おれもしっかりと盛り上がってしまいました。
前半8曲が終わって、第一部が終了。ここまでの印象はオーケストラをふんだんに使っているものの、よくできたポップスコンサートという感じだった。門倉聡さんのピアノは堪能したものの、コメントで書いてくれたモリコーネをしのぐ感動とは、ちょっとちがうものだよ。
まぁ、曲を聴いてちょっぴり泣いたけどな。
15分の休憩後、100名近いコーラス隊がステージ後段に登場。白いシャツに黒いスラックスといったいでたちだが、みなさん、両手を大きくふりながら登場したあとに、槇原敬之の歌にあわせて踊っている。変なコーラス隊だ。
第二部は全体にエネルギーにあふれている。どうしたことだろう? おれはまったく知らない曲ばかりなのに、なぜ、こんなにいいのだろう。ああ、いつの間にか曲がラテンのリズムになって、へ? これってば、ほんとのラテン!?
燕尾服で、フルオーケストラで、カーニバル!?
白シャツ姿のコーラス隊が、うねうねと練り歩き。舞台左右袖にしつらえたステージ上で、さまざまなパーカッションとともに、エキサイティングに踊っているよ。
舞台上の構成もミスディレクションなら、黒い燕尾服はミスリード、モリコーネをしのぐ感動と聴いて、壮大なシンフォニーをバックに槇原敬之が歌い上げるようなそういったストレートなものを想像していた。
ぜんぜんちがう! 生きるよろこび、歌うよろこび、そこにいるよろこびがダイレクトに伝わるコンサートだ。
門倉さん、だましたなああああ!
いや、だましたわけじゃなくて、なにも知らないまま、おれが勝手にだまされたわけなんだけどね。
とにかく100人のコーラス隊がすごい! 歌う、踊る、楽器を打つ! パンフレットには、洗足学園音楽大学(門倉・山田ゼミ)コーラス隊とある。すごいぞ! 門倉・山田ゼミのみなさん。コーラスはそんなにうまくないんだけど、みなぎるエネルギーがたまらない。すごいよ、洗足のコーラス隊! あんたたち100人が主役だ。
第二部はほんとにはじけて、楽しかったよ。ラテンかと思っていたら、いつの間にかゴスペルになっているし、うわ! ほんとうにモリコーネをしのぐすごさだった。
さらにアンコールの一曲「どんなときも。」のイントロでバイオリンが小気味よい。しびれるなぁ。
すっごい楽しかった!! 家に帰ってから、iTunesで槇原敬之のアルバム2枚をダウンロードしちゃいました。
あとで楽屋にいって、門倉聡さんにうかがったら、門倉聡さんの妹さんがこのコンサートのために洗足学園でゼミを開き、わざと声楽以外のメンバーを集めたコーラス隊なのだそうだ。なにかあの過剰なはじけっぷりの秘密は、そのあたりにあったのだ。
貴重な体験をどうもありがとうございました。
こんなコンサートとわかったら、もう一回いってもいいかもしれない。だまされずに正面から楽しもうかな。槇原敬之の曲を予習して楽しもうかな。



コメント
何と表現したら・いいのでしょう。
とっても・嬉しいキモチでいっぱいになりました。
これを目にした槇原さん・そして関係者のみなさんは
もっと・だと思います。
投稿者: マキ | 2006年05月31日 08:48
マキさん
こんにちははじめまして! このすばらしいコンサートへのお誘いまで、ほんとうに槇原敬之を積極的に聞くことはなかったんですよ。
それがこれだけ幸せに出会えたおかげで、いまは我が家のヘビーローテーションです。
投稿者: 柴尾英令 | 2006年05月31日 10:17
覗くだけのつもりが書き込んでしまいました。
マッキーファン暦、まだ2年に満たないのですが、きっかけは「僕が一番欲しかったもの」の歌詞を聴いて涙が出て来るほど感銘を受けたのでした。こんな事今までなかった私は、その真相を知りたい為に、マッキーのCDを借りまくりました(今では、みんな買い揃えましたけど^^)だんだんと、のめりこみ、一日中マッキー漬けになってしまいましたよ。
一時的なもので、そのうち飽きるのでは・・、と言う思いもありましたが、いやいや、それがどーして、何回聞いても新しい発見と言うか、聞こえなかったものが聞こえてきたりして(ちょっと怖い?)益々好きになる一方。
「LIFE IN DOWNTOWN」行かれましたか?素敵です!感動しました。ノリノリでしたよ。
投稿者: もっち | 2006年06月07日 01:06
はじめまして。もっちさん。こんにちは。
ぼくもファンになったのはこのコンサート以来です。半年ちょっとのものです。
なんとなく弱弱しい歌のような印象があって、敬遠していたのですが、こちらもいろんな経験をしていくに連れ、歌詞とメロディがすっと心に入ってくるようになりました。
「LIFE IN DOWNTOWN」は、週明けの追加公演に行く予定です。すごく楽しみにしています。
投稿者: 柴尾英令 | 2006年06月07日 10:06