【音楽】「cELEBRATION 2005 ~Heart Beat~」2回目
オーケストラが伸びやかに鳴りはじめたとき、居心地よく「帰ってきた!」とおもった。きっと今日はすばらしい体験ができるだろう。
今回のシートは上手側の東1階席中央。前回10月21日は北1階席中央と、ステージを真正面から見る位置だったが、今回は右斜め前にステージを見るシフト。
どんなものかと思っていたが、この席もとてもよかった。ステージとの距離が近いから槇原敬之やオーケストラのみなさんのみならず、洗足学園コーラス隊の表情がよくわかるのだ。
ほんとにすばらしかった。
なにがすばらしいって、槇原敬之がすばらしいのだ。
前回からアレンジや構成やコーラスやもういろんなものがグレードアップして、すべてのフォーカスがびっしりそろった結果、すべての核にいる槇原敬之の声、そして存在が高精細に浮かび上がった。
もちろん、前回「みなぎるエネルギーがたまらない。すごいよ、洗足のコーラス隊! あんたたち100人が主役だ」と書いた洗足コーラス隊は、今回、さらにパワーアップ。
シートが近いこともあるし、今回、双眼鏡を持っていたから、かれら一人ひとりの表情がくっきりわかる。第二部登場時の謎めいた振りつけなど、なくなっていたもの、変わったものも多少はあるが、場数をこなしただけあって、肩の力が抜けたのか、自信を持ったのか、おおらかな喜びと若さ、その場にいる興奮がきちんと伝わってきたよ。
「SPY」や「どうしようもない僕に天使が降りてきた」あたりから、彼らの動きや声が、ほんとうにスカッと気持ちよく入ってくる。
さらに前回はバンドがオーケストラをやや過剰に覆っていたように感じられたが、今回はひとつひとつの楽器の見せる音の表情がくっきりわかるようにでているんだよね! 弦とギターがほんとに気持ちよく語り合う。
そして、そういったひとつひとつの要素が無数に散らばる方位磁針として、槇原敬之をきちんと指しているし、それを受けとめる槇原敬之の声が、ほんとうに心地よい。
第二部の後半に流れた「太陽」はほんとうによかったし、前回のセットリストになかった「ココロノコンパス」は最高にかっこよかった。
コンサートのあとは武道館から神楽坂まで歩いていき、「竹兆」で飲んだり食べたり。
その後、池袋に経由して、キクさんと合流。気持ちよく飲んで帰る。


