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【イベント】おごってジャンケン隊

新宿のトーク居酒屋「ロフトプラスワン」に初めていったのは、8年前のことだ。当時ビッグコミックスピリッツで連載されていた漫画「おごってジャンケン隊」のトークライブだった。

誘ったのはマイミクのけーむらくん。ロフトプラスワンもいまの歌舞伎町ではなく、厚生年金会館のそばにあったころだ。当時は「スピリッツ」にも熱気がある時代だったから、イベントも熱かった。小学館の八巻さんと、集英社の山本さん、ふたりの担当者が、作家の現代洋子さんを囲み、さまざまなトークとハードなジャンケン大会。ジャンケンで負け進んだ結果、けーむらくんの似顔絵がスピリッツの誌上に載ったりもした。

ロフトプラスワンが歌舞伎町に引っ越したあと、二度目の「ジャンケン隊」ライブも見にいった。これは二部構成だった。

第一部はアイドルグループ「えびたい」が出演するテレビ番組とのタイアップで、アイドルおっかけのカメコたちと、ジャンケン隊ファンとの温度差が著しく、カメコたちと相席になるという人生のレアケースを体験できた。第二部は、ドンペリピンクや久兵衛京王プラザ店の大トロにぎりなどをかけ、激しいジャンケン戦がくりひろげられた。

我が家にはなぜかこのときもらった「編集王」の宮さんフィギュアがあったりもする。

三度目のライブは告知も出ながら、現代洋子さんの妊娠により、中止。ロフトプラスワンには何十回といったけれど、もっともみずみずしい記憶のイベントだったりする。

さて、ジャンケン隊はスピリッツでの連載終了後、八巻さんの異動とともに、スペリオールに引越し。今回、新単行本「社長DEジャンケン隊」の発売を機に7年ぶりのトークライブが開催されたわけだ。

ライブのはじめに手をあげさせられたのだが、会場にいる中で、一回目、二回目、三回目ともライブに来ているのは、おれとけーむらくんのふたりだけ。ちなみにおれは羽田空港から直行で新宿に来たし、けーむらくんは転勤先の名古屋からここに駆けつけている。

会場は半分くらいの入りかな。以前からスピリッツを読んでましたって男性客に、現代洋子さんが連載を持つ集英社の女性漫画誌「コーラス」の愛読者といった女性が混じる感じ。平均年齢は35歳を越えてるような……。第一回目ほどの熱気はないけれど、アットホームなゆるさがある。

現代洋子さんは「あれっ」という感じで、あかぬけた印象。以前はなんというか、早稲田漫研の女性作家さんならではの印象が強かったのだが、今回はおしゃれなヤングミセスといった感じ。この前に、早稲田漫研の創立記念パーティに出席してきたということだから、そのいでたちなのかな。

第一部はまったりと過去のジャンケン隊ライブを映像でふりかえったり、テレビドラマ出演シーンや、映画「仮面ライダーアギト」出演時のカットシーン、現代洋子さんの商業誌デビュー作の「くらもちふさこ」風な絵柄が紹介されたり、後半の質問コーナーあたりから、なんとなく主役は八巻さんになっていく。

「いままで担当した漫画のうちでいちばん売れたのはなんですか」なんて質問あたりから、担当した西原理恵子さんのことや、吉田戦車さんのことにもふれ、あれこれと……。

八巻さんが小学館の漫画編集の中ではかなり変わった人であるのは、聞いているのだけれど、社内や年齢、経験など、自身のいまの立ち位置を含め、これからどうしていくのかについて、さまざまな思いをフランクに語っていて、ぼくもちょっと感慨にふけってしまったよ。

ほかにも北海道から、もんでんあきこさんが電話参加したり、和やかな雰囲気で第一部は終了。

第二部は本来、ジャンケン大会を中心に進行するはずだった。しかし、「電話でいいから、ちょっと参加してくださいよ」という八巻さんの誘いに、「そんなことだったら、直接、顔を出します」といってきたゲスト……。

第一部でその話題がでたときに「もしかしたら……」と思っていたが、ほんとうにその「もしかしたら」だった。

西原理恵子さんが登場。

9月のロフトイベントでは、前売りが数分で売り切れた西原理恵子さんが、でーんと登場。

浦沢直樹の音楽喫茶、高須克弥と郷ひろみ、岩井志麻子のトラバサミ、パチスロ「北斗の拳」、武蔵野市と教育委員会、新宿のミニスカパブ、「ハチクロ」と「上京ものがたり」、競輪選手と売れる漫画家の共通点などなど、ふんだんに語る。

「ほかの人間は会いたいと思って、四苦八苦するような社長たちとあれだけ会っているのに、なんでそれを活用しないの?」と現代洋子さんに語る西原さんに対して「私、ほんとにそういう欲がないんですよ」と、さらっと答える現代さんのコントラストがおもしろい。

全体を通して、聞き手、観察者としての現代洋子さんはあまり語らず、八巻さん、西原さんが語りまくるという展開だが、それこそが「おごってジャンケン隊」らしい雰囲気なんだろうね。

生の西原理恵子さんを見るのは初めてだったが、とてつもなく刺激的。ありえないほど、贅沢。いやもう作品と本人がくらくらするような言文一致体。

最後は恒例のジャンケン大会。ドンペリピンク一本を賭け、会場の6人と壇上の3人がジャンケン。さらにパステルのプリン50個をめぐって、ジャンケン。結果は単行本で……。

ライブ終了後、けーむらくんと家に帰り、テキーラを飲みつつ、いろいろ映像を見ていたのだが、睡魔に負けて、おれはうとうと。けーむらくんは始発に近い新幹線で仕事へ。

※こちらのエントリーもどうぞ。

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