【イベント】忘年怪2005
深夜0時からは新宿に移動。ロフトプラスワンで、菊地秀行さんの恒例イベント「忘年怪」へ。壇上には、菊地秀行さん、外谷善子さん、飯野文彦さん、井上雅彦さん、笹川吉晴さん、小島文美さん。第一部はこれまた恒例のコスプレコンテストである。

菊地キャラやら、菊地キャラらしきものやら、それ、ほんとうに菊地キャラなんですかやらが、登場。ところにより、セクシーダイナマイツ!
その後は恒例の抽選大会。ほとんど全員に当たる豪華なもので、ぼくはといえば、末弥純カレンダーの2002年版をいただきました。
さらに最後は、今年の目玉とも言うべき、すばらしいプレゼントである。

一年前の「忘年怪」に出席した六十数人に一枚の用紙が渡された。菊地さんの小説に登場したければ、その用紙に使いたいキャラ名と役柄を書き込めば、翌2005年の忘年怪でプレゼントする小説に出してあげようというものだ。
毎年、短編小説を書き上げ、雑誌などに未発表のまま、すべての権利込みで原稿用紙の束を参加者一名にプレゼントする太っ腹企画が恒例だった。しかし、短編ではすべてを書ききれないし、なによりも数十枚ある原稿用紙一組だけでは、せっかく出演希望した全員にいきわたらない。かといって、人数分コピーしては紙の量、コストを考えて、非現実的である。
そこでな
んと、長編小説が一冊分を書くことにされたのだ。表紙はなんと、末弥純さんの描きおろし。地上には100冊きりしかない限定個人出版。人気シリーズ「魔界都市ブルース」の一編として、主人公は<魔界都市”新宿”>に迷い込んだ菊地秀行さんである。「神曲」を思わせる構成の中で、このどこかにぼく……、柴尾英令が登場しているわけだ。

ということで、読み始めた。
まずはマイミクの「けーむら」くんこと、木村真人くんが形や張りやサイズがナイスなお尻の持ち主として、全裸で登場。
「ワセ・ミスの木村ですよ。木村真人――ほら、一昨年の学祭に来て、『妖術人妻専科』って講義してくれたじゃないですか」
なるほど……。
「ここいいギャラ払ってくれるんで、時々やってます。ワセ・ミスの連中多いですよ。同期の柴尾も天井からぶら下げられたり、女王さまに鞭打たれたりしています」
げげげ……。おれの登場部分、これだけ……? ていうか、登場したというより、ついでに出てきた感じだし、しかもけーむらくんは、同期じゃなくて、3年後輩だし……。
たしかに望みの役柄に「なんでもやらせていただきますが、エロい役にしていただければ、しあわせかと」と、書いてはいたが、うーん。これっきりですか。「天井からぶら下げられたり、女王さまに鞭打たれたり」するのは、たしかにエロいけど……。
ちくしょう、けーむらくんがねたましいぜ。こうなったら、つぎに会ったときに、菊地秀行をうならせたエロ尻の持ち主として、からかってやる。
登場したのは80ページ。237ページある本を、寂しく思いつつ読み進めていく。小説としておもしろいんだけど、なにか、せつないなぁ……などと、思っていた。
「あの太っちょ、よくあんなこと要求できるわ。まるで、ケダモノだわ」
ドライブインシアターの赤い自動車の中のカップル。太った男が巨乳の女にいろいろなことを強要している。
「そう言うなよお。乳首だけならいいって言ったじゃんかあ。指だって、第一関節までならオッケーだと」そのあとで、やらせろ、やらせないと、もめていたようだが……。
凄まじい獣の蛮声が夜空へと噴き上がり、乗用車の天井を突き破って、太った全裸の男を頭上高く抱き上げた、ブラとパンティだけの女の姿が、空中に躍り出た!
そして、巨大な影と化してスクリーン一杯に浮かび上がったのだ。
ぐおおおおおと吠えるや、下着姿の女は、太った男を地面へと投げ落とした。
「くたばれ、柴尾」
べちょんとアスファルトの上につぶれた男に、山でも崩れたような効果音が重なった。
って、おれですか。こんなところで、登場ですか。ほんとにエロイどころか、なんというか、サービス満点すぎます。このあとも登場シーンは若干続くのだが、それはまぁ、情けなくも楽しいかぎりで……。

結果的に2ヶ所に登場したといううれしさ満載! いやあ。すごいプレゼントをありがとうございました。
会のあとは、カラオケボックスで行われた打ち上げに。カラオケは歌わないで雑談。ジーンズを脱ぎズボン下いっちょうになった飯野文彦さんをあやす、小島文美さんの姿ってば……。
てもとにはすごい画像がたくさんあるのですが、門外不出とさせていただきます。
そんなこんなで、帰宅したのは午前8時でありました。
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