【グルメ(酒)】テキーラセミナー
テキーラはいいなぁ。個性のバリエーションが最高に楽しいし、体質との相性がいいのか、二日酔いもしない。
旧友のニシカワくん、マイミクのたかせさんと六本木のAGAVEでテキーラ・セミナー。プレミアム・テキーラなどの輸入をしているリード・オフ・ジャパンのオンラインショップ「ラティエンディータ」が主催するイベントだ。
会費は5,250円だが、会場に入ると最初にテキーラ「アマテ」ブランコ(5,400円)をもらえるのでとりあえず、もとを取った気分だ。
まずはラティエンディータのウィリアムさんによるテキーラ講座。会場にいるのは日本人だけではないので、ウィリアムさんが英語で話し、それをAGAVEのチーフバーテンダー、フェリーさんが日本語に通訳する形になっている。
ラテンの人間ふたりが英語と日本語で、話しているのはちょっとおもしろい光景だ。
基本的には、竜舌蘭(アガヴェ)からテキーラができるまでのプロセスをプロジェクターによる画像をまじえて解説するもの。
アガべ・アスール・テキラーナはパイナップルに似た形をしていて、茶畑に似たような状態で丘陵地に植生し、植えられて6~8年後に収穫される。
伝統的な方法では収穫後、石を敷き詰めた穴に葉を切ったパイナップル状のアガベを積み重ね、下から燻製に近い形で蒸しあげる。
蒸しあげたアガベを1週間放置し、その後これを石臼ですり潰し汁を取り出す。
絞り汁を発酵させる。発酵後はアルコール分3~5%が含まれ、日本のどぶろくとよく似た風味となる。
蒸留器でアルコール分を高める。メスカルは1回しか蒸留しないがテキーラは2~3回蒸留される。
これはwikipediaからの引用だが、大体このあたりを中心に解説してくれた。
石臼で絞るプロセスで、絞り汁の桶の中に肩までつかる、全裸のおっさんの画像が出てきた。マリオみたいなヒゲを蓄えたメキシカンなおっさんだ。まるで吉田戦車の漫画のような画像だ。会場からは複雑な笑い声。
フランスなら、おねえさんがぶどうを足で踏んでいる画像になるのだろうが、さすがは男の酒といわれるテキーラである。複雑な組成の男汁を混入しているのかもしれない。
一般に特定地域でとれたアガヴェで作られたものをテキーラと呼び、ほかはメスカリと称される。シャンパンとスパークリングワインみたいなものだ。
ただ、アガヴェが51%以上、はいっていれば、ほかに砂糖などの副原料を使っていても100%テキーラと呼べるため、その副原料により味が作られていることも多いのだが、高いパーセンテージのアガヴェで作られたプレミアム・テキーラの味は格別とのこと。
試飲会では、「ピウダ・デ・ロメロ ブランコ」、「アルティジェロ レポサド」、「コフラディア アネホ」の三種類を楽しめた。
ちょっとおもしろかったのは、店の側でサングリータ(トマトジュースやハラペーニョを使ったチェーサー)を用意していたってのに、ウィリアムさんは「プレミアム・テキーラにはサングリータはいりません。味を殺しますから」といったあたりだ。ウィリアムさんは、まじめだ。
たしかに「コフラディア アネホ」のように繊細で澄んだテキーラの味には、サングリータさえもいらない感じだ。「アルティジェロ レポサド」のきりっとして芳醇な香りもうれしい。これがレポサドって驚きだ! 「ピウダ・デ・ロメロ ブランコ」も優しくも主張が強い酒で気持ちよい。
ほかにも夏発売の高級テキーラを紹介。たかせさんとふたりで、「あれはほしいね」などと……。
ウィリアムさんは各テーブルで挨拶をして回っていたのだが、日本語も上手で、じつにうれしそうにテキーラの話をする。また、mixiのコミュのおかげで、参加者が増えたことも喜んでいる。
試飲のあとはXQのブランコやカサノブレのブランコなどをいただく。バーテンさんには「今日はエル・ヒマドールのアネホじゃないんですか」などといわれてしまう。そっちも好きなんだけどね。
そのあとAbbot's Choiceで、さらにテキーラ「エル・テソロ」を二杯。
