【日常03】TOEIC受験と反省会
1月15日以来、4ヶ月ぶりのTOEICテストだ。
前回は飲んだあと、まったく眠らずに受験にいくという失態を演じた。今回はそういうことがないように早めに床に就いた。しかし、眠れない。しょうがないので、いろいろしていたが、結局、寝つけずに2時間睡眠だ。
あとで、ドリエルやらメラトニンやらを飲めばよかったと気づく。それをやらないこちらも悪い。夜中にテトリスDSをやったことも悪い。悪いことばかり。人生は失敗だらけだ。
10時30分くらいに、東武練馬のスターバックスにいく。本日のコーヒー・グランデを飲む。ブルーベリースコーンを食べる。飲みきれないコーヒーを手に東上線に乗る。下赤塚から有楽町線で千川にいく。眠い。
今回からTOEICは受験形式が変わる。従来はアメリカ発音のリスニングだった。今回からは米国・英国・カナダ・オーストラリアとニュージーランドの各地域から25%ずつ、出題されることになった。
ハリウッド映画で慣れた耳だ。オセアニアの英語はきびしい。実際のニュージーランドにいったときの英語はすごかった。「ワイトゥ アンティル アイッ」とか、「バイシカリー インズン ナイバー スタゥ」とか。血の気が引くようなキウィイングリッシュだった。途方にくれた。
ほかにも問題形式が変わる。おもしろそうだから、受けてみようと思った。
受験会場は豊南高校。千川駅から10分くらい歩いたところにある。スリッパにはきかえる。試験会場の教室を確認する。会場は5階だそうだ。ひい! 寝不足の運動不足に階段はきつい。きついけれど、いかねばならぬ。
教室の入り口で受験票の写真をチェックされる。切り方がまずい。天地が2ミリほど短いといわれる。予備の写真をカッターで切る。補助受験票に貼りなおす。係員の机に向かって中腰で作業をしていると、いやな感じの汗が流れる。
春になって最初の試験ということもある。教室には若い女の子が多い。その中で40歳を越えていそうな男はおれともうひとり。テレビのドキュメンタリーで見る定時制高校みたいだ。
試験開始は午後1時だ。それまで解答用紙のマークシートに名前や生年月日、学歴を書きこむ。「大学」&「中退」という学歴がないので、「高校」&「卒業」をチェックする。英語教育は小学一年生から大学までやっていた。12年以上をマークする。12年以上やっていてこの程度です。お恥ずかしい。
リスニングは思ったより簡単だった。凶悪なキウィ・イングリッシュは出なかった。破壊的なオージー・イングリッシュも出なかった。イントネーションはちがうけれど、発音そのものはていねいなので、なんとか対応できた。
問題は短期記憶力だ。
「こちらのクルマですと、青のボディカラーがご用意できます。赤と黒はシルバーは、お取り寄せになり、1ヵ月以上かかります」
「シルバーか青か迷っていたんだけど、だったら青にしようかな」
「1200ドルの追加料金をお支払いになったら、ストライプにもできますが……」
「それも取り寄せになるね」
「場合によっては3ヶ月かかります」
「じゃあ、いいや」
こういう会話が英語でなされる。楽勝で聞き取れる。その後英語で質問される。
「ストライプの追加料金はいくらでしょう?」
忘れそうになってる自分がいますよ。
「お客さんは何色を買ったでしょう?」
頭の中は白くなっていますよ。
テストでは問題用紙と解答用紙が配布されているのだが、問題用紙にメモを書くことは禁じられている。
リスニングは45分で100問だ。しかし、今回は録音テープの関係で44分で実施された。テープが終わるとすぐに、リーディングの問題が始まる。75分で100問だ。たしかに問題の形式は変わった。
しかし、そんなに難しくはなかった。すいすいと解けていく。解けていく。解けていく? あれ? 長文問題のボリュームが多い。穴埋め問題で5分くらい巻いていると思っていたのだが、長文を解いているうちに3分押しになる。
最後の長文、5問分はかなり大雑把に答えちゃったよ。
今回で3回目のTOEICになるが、2時間集中して試験を受けるのは、やはり楽しい体験だ。しっかり趣味になっている。
今日は都心の会場で、高瀬美恵さんがTOEICを受けていると聞いている。駅に向かう道の途中で、電話をかける。池袋でおちあい、反省会を開くことにする。
池袋パルコのタイ小皿料理店「クルンテープ」にいく。寝不足と試験疲れだ。脳が微妙に酸欠である。そこにしみるタイ・ビールがいい感じ。世間ではいま午後4時過ぎだ。昼ビールはうまい。
こうして反省会ができるから、試験も楽しい。
生春巻きや、ムール貝、焼きエビをつつく。たわいもない話をする。まじめな話をする。バカな話をする。
午後5時30分に河岸を変える。itten barへ。こんな浅い時間にitten barにいくのは初めてだ。
いつもは8階の窓から見る夜景がきれいな店だ。今日は足元まで広がるガラス窓から地上の人がアリのよう見える。うっすらと高所恐怖症になる。
しかし、自分はこれの5倍くらい高いところから、バンジージャンプをした勇者だと思い出す。負けない。おれは負けない。高いところに負けないぞ。
ネットの話などをする。「"教えて"ちゃん」はよくいるけど「"教える"くん」も多くて、なにか教えるチャンスを虎視眈々と狙っているよねとか……。
たっぷり話した。時計を見るとまだ9時である。早いなぁ。テキーラ4杯くらいを飲んだ。とにかく眠たい。池袋駅の改札でお別れする。帰宅後、すこんと眠る。ほんとに落ちる。
