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【映画2006】日本沈没(コメント集)

 前回の日記はmixiでまず書いて(非公開日記で)発表したのだが、30を越えるコメントがついた。

 そのコメントにいろいろとレスをつけているうちに、この映画に対することばが増えてきたので、こちらでも転載する。

 ちなみに前の日記を「たけくまメモ」にトラックバックさせていただいたところ、そちらからの来訪者が700人を越えた。すごいなぁ。

 こちらも当然、かなりネタバレになる。

■Aさん
 「ローレライ」はどこのパラレルワールドの太平洋戦争だよ?って感じでしたね。ぼくは非常に複雑な気分でして、小松左京ファンとして興行としてあたってほしいのだけれど、この映画が褒められることはありえない……。きちんと見て、みんなに文句を言ってほしいんですよ。

■Bさん
 つくづく思うのは、前作は戦争を知っている世代のディザスター映画だったってことです。飢餓や絶望、死を現実として知っている層の、貪欲なサバイバルへのエネルギーがあったと思います。そこまでのエネルギーを前提にして、甘んじて死を受け入れる決意ならいいんですが、一国の宰相が努力することを放棄して、列島とともに日本民族が消えてもいいなんてことをいうのは、笑止なだけです。

■Cさん
 Aさんに対するコメントでも書きましたが、ヒットはしてほしいんですよ。そして、見た上で文句を言ってほしい。こんな映画を見せるなと怒ってほしいんですが……。

■Dさん
 ぼくの評価がおかしい場合もありますから、ご覧になってもいいとは思います。まぁ、脚本はほんとにダメなんですけどね。

■Eさん
 Eさんのほうが、樋口真嗣に愛情と期待があるんですね。ぼくはそこまで、愛情をキープできなかったのですよ。うううん。

 ブラッカイマー映画の中でも、とくにマイケル・ベイあたりとくらべても音楽の使い方、キメショットの写し方、見せ場の作り方は「すごくへただなぁ」と思ってしまったんですよ。

 今回のヘリコプターの前で、歌を入れながくるくる回るシーンを見ても、仏作って魂入れずみたいな……、どうせ、これで感動するんでしょみたいな……。

 もちろん、平成ガメラでの樋口特撮の貢献というのは高く評価しているのですが、この人は基本的に10秒以上、間持ちするカットを撮れない人ではないかと……。

 今回の特撮シーンにしても、「特撮に関しても、大部分がちょっと動くストーリーボード程度のもので感心しなかった。「日本沈没(イメージ映像)」って感じだ」と書きましたが、一枚の絵としてはすごくても、それが映画になっていない。

 映画としての見栄えと、予算の範囲で、ぎりぎりの落としどころを見つけたのは、すごいとは思いますが……。

■Fさん
 「ハリウッド・リライティング・バイブル」などの刊行以来、そういうメソッドを意識はしているようですが、あくまでも「意識」のレベルですよね。というか、少なくとも「日本映画」では、脚本にきちんとした投資をしていないまま、ここまできているのでしょう。

 ぼくはディザスター映画が好きなので、毎年、観客動員ができるディザスター映画があることは、とてもいいことだと思うし、観客の層と底辺を広げる意味でも「日本沈没」のような作品は、もっと作ってほしいと思っています。やはり、世代的にも、ディザスター映画へのロイヤリティがあるんでしょうね。

 ただ、その「日本沈没」の泣かせどころが、十年一日のごときな特攻だったりするとこう思うんです。「命を犠牲にして、この国を守るのなら、それでいい。ただ、その動機付けを最後の15分でやるな!」と……。

 映画の中で、草彅くんは最初から最後まで、自分探しの旅を漫然と続けているのだし、その挙句にセックスしてない女のために、唐突に特攻をするのかって感じです。

■Gさん
 草彅を指名したのは、原作者の小松左京御大だったようです。日本が沈没したら、近隣の国にもお世話になるから、韓国語に堪能な草彅がいいと……。でも、彼が韓国語を話すようなシチュエーションは一切ありません。

 具体的な描写を描かなくても、映画的にそれがあったと暗示することはいくらでもできるわけです。翌朝、柴咲コウが下着姿で寝ていた……とか。

 2001年の映画「スターリングラード」では、明日をも知れぬ戦火の中、狙撃兵と女性市民兵とが、他の兵士も雑魚寝している兵舎のなかで、息を殺して、静かにセックスをするシーンがあるのですが、そのくるおしいまでの生への執着が美しく、映画としては微妙なところもありましたが、あれだけで、記憶に残る作品になりました。

 なんだか、生きたくないサバイバル映画って、始めてみたですよ。

■Hさん
 うーーん。同世代のほかのやつも話していたんだけど、やっぱり73年の「日本沈没」が原体験にあると、平成「日本沈没」は、厳しいと思う。

 ただ、昭和「日本沈没」を未体験の世代には、日本が沈むということそのものが衝撃的なようで、レビューも意外に好意的なんだよね。

 なんというか、モノクロ版「キングコング」を原体験としてみた世代が、ギラーミン版「キングコング」を見て、感じた何かみたいなものだと思う。

 いつの日か、ピーター・ジャクソン版「キングコング」が作られるかもしれんが、少なくとも自分の世代にとって、ギラーミン版「キングコング」でさえも、なにかの意味はあったと思うんだよね。

 だから、息子さん(もう小学六年生か!)の経験としてはありだと思う。

 ちなみにその仏像をもとにしたシーンは、今回の作品にもあるけど、なんだかなぁって感じです。

 いずれにしても、日本が沈没するという世界的なディザスターなのに、日本以外の国がいっさい描かれていないんだよ。

 現在の情勢から、普通に考えても、国連の医療団とか、近隣諸国のレスキュー隊とか、日本に来るだろうに……。そういう描写は皆無なのが、なんともね。

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コメント

おまえらケチつけてばっかなんだよぉ。おもんねーやつら。死ねよ

■まんこさん
 はじめまして。1日300人くらいしか来ない、こんな辺境のblogで、主張されるより、もっと大きなところで、まんこさんの大好きな新作「日本沈没」をほめたり、応援されたりしてはいかがでしょうか。

映画生活では上映中作品74作のうち、69位で、まんこさんの応援を待っています。
http://www.eigaseikatu.com/title/15674/

yahoo映画では、5点満点の2.7点と低いポイントで、まんこさんの応援を待っています。
http://moviessearch.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id322931/

goo映画では、100点満点の61点というさびしいポイントで、まんこさんの応援を待っています。
http://movie.goo.ne.jp/review/movie/MOVCSTD9103/index.html?flash=1

Cinama Scapeでは、5点満点の3点という評価で、まんこさんの応援を待っています。
http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=17692

みんなのシネマレビューでは、10点満点の4.55点というかなしい評価で、まんこさんの応援を待っています。
http://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=12796

がんばってください。

私が子供のときに見た日本沈没は、芸能人運動会でした。つまり、混んでて映画館の中に入れず、ロビーで、テレビをみてたのよん。そういう意味では、今回は映画が見られただけでもよしとする。

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