【日常】銀座の僥倖
東京はすごい雨。クロネコヤマトの宅急便を使いたいのだが、近所からセブンイレブンがなくなったので、非常に面倒。荷物を小脇に抱えて、東武練馬駅前宅急便センターにもっていく。駅前というのにきわめて遠い。
中学時代のクラスメート、しみこーが北九州から来たというので、銀座線銀座駅を出てすぐのビヤホール「ライオン」銀座五丁目店へ。
コウジ、ミネンコとしみこーはすでに到着している。早速ビールで乾杯してあれこれと……。
コウジ「いや、おれはしみこーにはすごい感謝しとるんよ」
しみこー「なんね」
コウジ「予備校のころ、同窓会とか開いてくれたやろ。小倉のディスコで。あんとき、ソラカワとか、あと、だれやったかね。なんか、少人数やけど、いろいろきてくれて、あれのおかげで、おれは長崎の学校とかいって、もう青春やったもんね」
しみこー「おぼえとらんねぇ」
どうやら、小倉のディスコで男女3人ずつの同窓会を開き、その中から、大学生時代の彼女ができたらしい。きわめて同窓会らしい話題である。
柴尾「で、その青春の相手って、だれやったん?」
コウジ「おまえとか、知らんかもしれんね」
柴尾「で、だれやったんねちゃ?」
コウジ「んなん………。なん、グラス、空いとぉよ! ワインとか飲まんと?」
柴尾「やけ、だれなんねちゃ?」
結局、答えない。
そのあとは、大雨の中を移動。道に迷いながら、「若い女の子やらいっぱいおるんよ」と、コウジのすすめるclub「T(仮)」へ。
席に案内され、女の子がつくと、その中の一人が、おれに対して……。
「あれ? そちらの方って、夕方、丸の内線に乗ってませんでした?」
「うん。乗ってたけど……」
「わたし、その電車に乗ってました!」
「え!」
「丸の内線の後ろから2両目の端の席ですよね。向かい側に座っていたんですよ」
「うあああ!」
「だって、寒い天気なのに、アロハを着ている人がいるので、すごいなぁとおもって」
デブだからしょうがない。
銀座にclubが何軒あるのか知らないけれど、今日だってこの店に来る確率は低かったのに。たいしたものである。成増在住で大山の看護学校に通うCさんだった。
この店でも、「やけ、だれなんねちゃ?」と、コウジを問い詰めたものの答えがない。話をふっているのだから、最後まで責任をとっていただきたい。
遠来の客、しみこーは22時30分ごろから、船をこぎだす。
「じゃあな」と、最寄の丸の内線銀座駅に歩いていくおれにコウジ。
「なん、帰りよぉん。もう一軒、いこうや」
「じゃあ、いいよ」とおれ、「飲んでもいいかな」とミネンコ。180度方向転換して、新橋方向に歩き出したものの、「ん? 今日は帰ろうかね」というしみこーの一声で、もう一軒はお流れ。
結局、銀座8丁目あたりで、タクシーに乗る3人を見送って帰ることに……。
つまりまぁ、そういう夜だ。
帰宅後は、ひたすら作業。週末に向けて、飲みと仕事のスケジュールが交錯してて、わけがわかりません。
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