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【読書】天使と悪魔

 そういえば、ロフトプラスワンの「見学ナイト2」の前に、話題の反物質ものくらいは読んでおかねばならないなぁとおもい、ダン・ブラウンの「天使と悪魔」を読んだ。

 リーダビリティが高い本なので、文庫本3巻はあっという間に読みきれた。


 コンクラーベ(法王選出)がせまるヴァチカンを反物質爆弾により、地上から消滅させるという究極のテロ。それを阻止するロバート・ラングドンの活躍を描くドラマだ。

 話題となった「ダ・ヴィンチ・コード」の前作にあたるのだが、小説としてのおもしろさは「ダ・ヴィンチ・コード」をはるかにしのぐ。

 反物質による対消滅まで、わずか24時間というタイムリミットや1時間ずつ殺されていく法王候補たちといったしかけがうまく機能しているせいだろう。

 ボストンから呼び出された主人公が、X33により、マッハ15でジュネーブ郊外のCERN(欧州原子核研究機構)に連れられていくなど、ばかばかしい仕掛けも楽しい。

 さて、KEK(高エネルギー加速器研究機構)は世界でいちばん大量の反物質を作っている。日曜日に聞いた話によれば、その技術をもってしてもこの小説にでてくる四分の一ccの反物質を作るまでに、10の6乗年……つまり、100万年かかるそうだ。

※こちらのエントリーもどうぞ。

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