【読書】旅先だとどうして彼は不機嫌になるの
飯田橋の「トラベルカフェ フィリピンTOKYO」にて、旅行作家の松田朝子さんの出版記念パーティ。
自由国民社から刊行された「旅先だとどうして彼は不機嫌になるの」を祝うもの。
旅行先では同行者との間に緊張感が高まり、トラブルが頻発するものだ。どのようなタイプの人間がトラブルを起こしやすいのか、その見分け方から、トラブルがおきやすいシチュエーションの分析、そして現実にトラブルが起きたときの対処法などを、おおらかなユーモア感覚あふれるタッチで、書いている。
旅という非日常の中で、男性は自分のテリトリーを守ろうと過剰に反応し、女性は自分が安定することを求め軋轢を生む。そういった分析から生まれるさまざまなケーススタディは読んでいても楽しく、人生という大きな旅の中での人間観察のビジョンにも通じるもので、とても楽しめた。
個人的にも旅行先で同行者と微妙な感じになったことはある。生まれて初めていった海外旅行は、両親ときょうだい3人でいったハワイだったが、家族全員をまきこむ言い争いがあった。
弟とふたりで2週間ほどアメリカを旅行したときもほとんど口をきかないまま移動したり、酔っぱらって仲直りしたり、また不機嫌になったり……。
結婚生活では、ほんとに数え切れないほど……。
だから、この本を読んで、ああ、あのとき彼女はこういう不安を感じていたのだとか、これをいってはまずかったのだとか、いろいろ思いあたることが多い。
こういう視点であのとき考えられていたらとは、後悔先に立たずなんだけどね。
それに「血液型別 旅乱」のタイプでB型を「団体行動を嫌いながらも、一人にさせるとすねる人」と分析しているのは、ひたすらにごもっともで、ああ、おれの人生もそうなんだなぁと……。
さて、パーティは艶やかなドレス姿の松田朝子さんが凛として美しくかっこよく、おれも旅行作家協会テーブルの端っこに混ぜてもらいつつ、あれこれお話をさせていただきました。
酒を飲むとさびしくなるのはいつものことで、そのあたりもB型の分析どおりで困ったものだが、このあたり、飯田橋方面で働く友人はうまくつかまらない。
しかたがない。六本木にいけば終わりなく飲んでしまう。しょうがない。池袋に行ってがつんと飲んで帰るのだ。
午後11時過ぎに、itten barに行き、ギムレットを飲む。うまい。トムコリンズを飲む。うまい。で、スローテキーラを飲む。あ、これは予想以上にうまい。甘くってスパイシーで明るい味だ。どうしてこんなにうまいのかときいてみたら、「エルテソロ」のアネホを使っていた。
このあたりで0時過ぎである。うーん。どうしよう? 「じゃあ、しめにラムベースでなにか」と、お願いしてでてきたカクテル、ネバダにやられました。
気がついたら、べろべろに酔っぱらって、朝4時30分です。ええ。始発で帰りましたとも。
でも、朝8時にすっきり起きて活動できているってのは、いい酒だったのだろう。そうだろう。
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