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【読書】文藝春秋2月号

 ひさしぶりに雑誌「文藝春秋」を買ったのは、「散るぞ悲しき」の梯久美子による「検証 栗林中将衝撃の最期」が掲載されていたためだ。

 地上戦突入後、栗林中将はノイローゼになり、ほとんど指揮をとれなかったとか、先頭から1ヵ月後、進退窮まった中将はアメリカとの降伏交渉に動き出そうとしたところ、部下から斬殺されたなど、さまざまな説がある中、そういった説のひとつひとつを検証していき、新資料をもとに、その最期のときを浮かびあがらせるというもの。

 これは「散るぞ悲しき」のもうひとつのエピローグになのかもしれない。その最後の姿よりも、中将乱心&斬殺説が防衛庁内部に根強い理由の考察がおもしろかった。

 もうひとつ気になった記事。立花隆による、ソニーの中鉢良治社長に対するインタビュー「ソニー神話を壊したのは誰だ」は、いまひとつおもしろくなかった。単に立花隆がどれだけソニーが好きかがわかる記事。

 前CEO、出井伸之の「迷いと決断」同様に、ソニーという育ちすぎた鵺のしぶとさが、裏返しに見えるといったらいいか……。

 

※こちらのエントリーもどうぞ。

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