【社会科見学】日比谷共同溝→農水省→最高裁
日比谷共同溝は、ライフラインである電話・電気・ガス・上下水道の収容スペースとして作られたトンネルのこと。
従来、地中にバラバラに存在していた管や線を、ひとつのトンネルに収容することで、その保守点検のたびにくりかえされていた路上工事を減らし、交通渋滞を少なくさせようというものだ。
また、阪神淡路大震災でも共同溝施設への被害は皆無だったことから、災害に強い都市づくりにも活用されるという。
地底を掘り進むモグラのようなシールドマシンによって掘られた内径6.75メートルのトンネルは、ジャンボジェット機の胴体ほどの大きさのトンネルである。
今回はぴろり、さんの「社会科見学に行こう!」をまじえた、日テレの「NEWS リアルタイム」取材である。
虎ノ門で集合したあと、撮影スタッフも合流。
タレントのタキシード山下さんがタキシードでやってきて、キャスターの近野宏明さんがスーツでやってくる。
虎ノ門交差点付近にある立て抗から、地底世界へ降りていく。

近野宏明キャスター。

タキシード山下さんは、番組の取材で数十箇所の地下世界に入っているという。

さまざまな重機も

こ、これはギア式の動力エレベータではないか!

動力エレベータに乗って地下へ進む。

エレベータ本体にモーターがつき、ワイヤーではなく、鉄骨に沿って降りていく。

到着したのは立て坑の中層。

このレベルには麻布共同溝がある。麻布共同溝は真っ暗。

収録中の方々を上からのぞく。

目の前にあるトンネルは美しい。

立て坑の最下層へは螺旋階段で。

見上げてみる。虎ノ門交差点を下から見るわけだ。

こういうアングルはまるで映画の中のシーンのようだ。

日比谷共同溝にはレールが敷かれ、作業用の小型トレインが走っている。その「駅」ですね。

共同溝の内部は蛍光灯で照らされている。

ところどころにはこんな表示が……。

地上にある官庁を教えてくれる。なるほどここには日本郵政公社が。

日比谷共同溝は700メートルほどのトンネルだ。

通常は白いコンクリート製のセグメントで作られているトンネルだが、支線を作るときなど、切り取りやすい、鋳物製のセグメントとなる。

途中でS字にうねるトンネル。この曲がり方がたまらない。また、純粋な直線部分は歩いているだけでわくわくする。とにかくきれいなのだ。

ここは鋳物製セグメント部分が長く続く。

構内を走る列車!

桜田門の立て抗。

外は雨。レンズに雨もついている。

立て坑からは狭い階段をずんずん上がっていく。スキーで疲れた足腰に十数階建てのビルに相当する40メートルの階段は厳しかったぞ。

外に出てみると、警視庁!

桜田通りの真ん中でロケ終了。
最後の階段は厳しかったものの、ほぼできあがったばかりの共同溝は美しく、清潔な白コンクリートのトンネル内を歩いているだけで、わくわくする。
収録した分は、日テレのNEWSリアルタイム内で近日放送とのこと。画面の端っこにちょっと映っていると思います。
朝9時半から集まって、解散したのは昼過ぎ。以前から行きたかった農林水産省の職員食堂へ。入り口で警備員に垂下されたが、「食堂で昼を食べに」といったら通してくれた。

農水省の食堂は第一から第六まであるが、第六を利用。むかしはうまいという噂だったが、業者が変わったことで、味が変わったという噂も。今回はいちばん広い第一食堂を利用。
サンプルのショーケースには各メニューごとに、「自給率」も書かれていた。寿司もあってうまそうだったけれど、目が合った「カレー魔王 牛ぎゅうカレー」をチョイス。自給率は44パーセントだ。
農水省版カレギューといった趣き。辛口、中辛も選べるし、サラダとスープもついて480円はお徳なり。ちょうどバレンタインデーだったので、職権売り場のおばさまがもれなく、チョコを配っていた。

そのあとは、農水省地下をちょっと探検。
午後3時からは、最高裁判所を見学。法学部中退なのだが、裁判所にいったのは生涯で二回目だ。
74年に作られたという建築物はそれだけで、当時の濃密な建築哲学が感じられる。巨大な円筒形の吹き抜けの下に作られた大法廷を評して、同行のレトルトさんが、「日比谷共同溝の立て抗と同じくらいの大きさですよね」と……。
最後に質問したのだが、年に数回開かれる大法廷の場の開廷時間はおおむね30分くらいだという。国家的な儀式の場なのだなぁ。
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