【読書】女帝 花舞
「女帝 花舞」が28巻にて完結。本屋で買うことがないけれど、コンビニの棚に並んでいると、自動的にカゴのなかに入れてしまう漫画という点で「静かなるドン」と双璧だった。
「女帝」シリーズは「週刊漫画Times」から、「漫画ゴラク」に発表の場を移していたのだが、こちらはそういったことはまるで意識せずに、読み続けていた。
最近ではドラマ化された「夜王」でも有名だが、倉科遼原作作品はwikipediaにあげられているものだけでも、恐ろしい数がある。
「愛人形-あいドール-」、「愛と復讐の挽歌」、「悪女の鑑」、「紫陽花夫人」、「居酒屋八兵衛」、「いつか勝ち組!」、「エグジスタンス」、「艶恋師」、「女狩り」、「快楽添乗員純」、「カサノバ伝説」、「クラブアンダルシア」、「黒服物語」、「示談屋」、「順子」、「嬢王」、「女帝」、「女帝薫子」、「女帝花舞」、「女優」、「新宿蛍」、「人情暖簾」、「女衒」、「銭華」、「銭夜叉」、「DAWN-陽はまた昇る-」、「黄昏酒場」、「帝王」、「デスティニィ-運命-」、「添乗員アイコ」、「翔びなさい!アヒル」、「Dreams」、「ネオン蝶」、「ネオン華」、「花街情話」、「破天荒」、「華(はん)なりと」、「美悪の華」、「不倫白書」、「舞姫~ディーヴァ~」、「真夜中の騎士」、「真夜中の熱帯魚」、「夜王-YAOH」、「用心棒」、「恋華~夜に咲く恋~」、「レンタル彼氏」
一説によれば月間40話の原作を書くという。分業ではなく、ひとりで書いているとしたらたいしたものだ。
「女帝」が24巻、「女帝花舞」が28巻と、かなりの長期連載になっていた。ロングスパンでもショートスパンでもほとんど同じ話の繰り返しだった。
また、「花舞」では、後半になると、京都の芸妓の立場で、日本の総理大臣を失脚させようとするアメリカ合衆国の陰謀を、ヤクザの力を借りて打ち砕くというあきれるような展開になっていた。スペリオールの「エグジスタンス」なネタを持ち込んでほしくはなかったんだけどな。
それでも買っていたのは不徳のいたすところ。自分ではなんで買っていたのかが、よくわからない作家だ。なにかの呪縛だったのかもしれない。
最近、「ビジネスジャンプ」では「女帝 薫子」が始まり、おなじ作画の和気一作とコンビを組んでいる。漫画も1巻目がでているんだけど、せっかく「女帝」の呪縛が解けたのだから、そっちを買ってはいけないと心にいいきかせる44歳である。
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