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【ネット】J-CASTの映画評

 おれはよく知らないけど、J-CASTのコラムって、ギャラをもらってブログもどきを書いているんだよね。横澤彪のコラムが炎上したばかりで、あれこれ見ているうちに、こんなバカ映画評を発見。

「幸せの絆」
こういう涙、涙の絶品こそ東宝の映画館でやってほしい

 そりゃもうへたくそな映画評なのだ。

素晴らしい中国映画だ。女性監督、ウーラン・ターナーの「幸せの絆」(原題:暖春)。全く期待してはいなかったが、始まると主人公の少女・小花の純真さ、あどけなさ、家族の愛に憧れるいじらしさに全編を泣きとおす。

「素晴らしい中国映画だ。」と、とりあえず、中国映画を最初に持ってくる意味はこのあとわかる。「まったく期待してはいなかったが」と、理由もなく書く必要はよくわからない。

 このあとは小学生の感想文みたいな映画テキストが続く。読んでも意味がわからないので、まぁ、シカトしてもいい。

中国人って優しいのだ。それが何故日本人と見れば石を投げ、領事館に玉子をぶっつけ、南京大虐殺30万人などと大嘘をつくのだ!(ようやく対抗する議員連盟が出来た)
 

 はあ? 80年代末、山西省の心あたたまる人々の話が、なんで南京大虐殺捏造話に結びつくんだ? さっぱりわかりません。

 だいたい、映画を一本見ただけで、すべての「中国人」を「やさしい」と書く頭の悪さはどうにかしてほしい。こういうバカはちがう映画を一本見ただけで「中国人って狡猾なのだ」とか書くだろう。

 この著者はやつ当たりが好きなようで、さらにこんなことまで書く。

こんな涙、涙の絶品は当然劇場公開されるが、その小屋が問題なのだ。何と銀座シネパトスで「モーニングショー」のみと。この小屋は行ったことがある人は知っているだろうが、銀座と言っても外れの三原橋の、それもポルノショップなどと並ぶ地下にある。並びにある安い居酒屋の匂いが外へ出ないで籠もって充満している。何よりも地下鉄が通る度に轟轟と音が響き客席が揺れる。2番館のこんな悪環境で正規料金1800円を取るから泥棒並みの小屋だ。そんな所で朝だけの公開だと。

「こんな涙、涙の絶品は当然劇場公開されるが、」などと日本語として理解不能なテキストを書いたあとに、銀座シネパトスをくさしまくる。

 銀座シネパトスという環境があったおかげで、どれほどの映画が救われたのかを知らないのだろうか。

 たしかに地下鉄の音は響くし、ポルノショップのそばにあるけど、それが映画館としての地位を低くするわけではない。最近、いくことは少なくなったが、おれはここでたくさん映画を見たよ。

今や日本には3000を越すスクリーンがある。大部分を東宝が保有し、残りを松竹や東映、東急や外資系シネコンが占める。昔のATGや名画座などのアートハウスが消滅してこのような佳作を上映する館が無い。東宝では「TV局製作大作」映画が全国300館近くで公開されるが、2、3館で良いからこういう作品にも門戸を開いて欲しい。

 このひとって、いってることが、矛盾しているのは、名画座やアートハウスの代替物として機能しているシネパトスに罵詈雑言を浴びせたあと、商業原理が機能するシネコンに言いがかりをつけていることだ。

 南京大虐殺とか言ってるから、中国って国は、最低だと思って、期待もしていなかったんだけど、まぁ、都市と田舎はちがうのか、なかなか、感動できる話じゃねぇか。おれは感動したよ。おれさまが感動したってのに、どうして、この程度の劇場でしか上映しねえんだ。おう! 日本でいちばんでかい映画チェーンって、東宝だったっけ? おれが感動したんだ。涙涙だぜ。そのおれが感動した映画をどうして、日本でいちばんの映画チェーンが公開しねぇんだよ。ばかやろう。

 と、変換してみました。

※こちらのエントリーもどうぞ。

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