【グッズ・アイテム】携帯は東京を開く鍵
そういえば、実家に帰って、微妙に戸惑ったのは、駅の改札口である。
東京ではJRでも私鉄でもSUICAやPASMOで、ピッとしてゴーが習慣になっているのだが、福岡では当然そんなシステムはない。
なにも考えずに改札にいき、モバイルSuicaをインストールしている携帯をとりだして、改札のセンサーパネルがないことに気付いて、引き返したりもした。
東京が異常に便利になりすぎているのだ。
九州から幼稚園と小中学校の同窓生で精神科医のH君がきた。
突然、電話で呼び出され、新宿で待ち合わせ。待ち合わせ場所の候補をいくつか出したが、迷わずアルタ前を指定された。たしかにアルタ前はわかりやすい。
知っている店など、いくつか案内したが、いちばん喜んだのはそこではなかった。
学会などで東京にくるときのために、Suicaの買い方をきかれた。彼の持っている携帯がSH903iだったので、「あたらしくSuicaカードを買うのはいいけど、きみの持っている携帯電話をSuicaにできる」と教えた。
そういうメカ関係は苦手なので、全部やってといわれたので、クレジットカードの打ち込みまで代行して設定したところ、かなり喜んでくれた。
これでJRでも私鉄でもモノレールでもバスでも乗れるし、キヨスクでスポーツ新聞も買えるし、自販機でコーヒーだって買えるんだ。
そんな説明をきいて喜んでいたから、いまごろあちこちでピッピッしているはずだ。
もう当たり前になったICカードの町、東京だけど、地元で使っていた携帯がその町の扉を開くというのは、ちょっとエキサイティングな体験なのかもしれないね。
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