【社会科見学】加速器の夜4
夕方4時から10時30分まで、ロフトプラスワンにて「加速器の夜4」の司会。
控え室で「クォークとか、レプトンとかまではなんとか読んでいけても、スピンになると一気にわけがわからなくなるんですよね」などと話していると、山下了先生が「結局のところ、スピンがなにかはわかってないんだよね」などといいつつ、「クォークとかレプトンとか、ずらっと並べて説明しているけど、あれは素粒子でもいちばんおもしろくないところで……」などと。
今回、強力だったのは、J-PARCからやってきた多田将さん。ターゲットステーションの設計などを担当している人だけれど、以前、東海村のJ-PARCにいったとき、プラチナブロンドのロンゲに戦闘ヘルメットをかぶり、米軍砂漠迷彩の戦闘服で歩き回って、目を引いていた。
ターゲットステーション搬入の前日は「明日、マスコミの人とか来るんですが、多田先生はどんな格好で出られます」と総務に聞かれ、「え、作業服なんかで出ようと思ってます」と答えておきながら、米軍の作業服で登場したという強力なキャラクターである。
今回も赤いドレスシャツとジャケットに革パンツで登場。「やっぱり派手ですね」と、声をかけると、「持ってる服の中でいちばん地味なんですよ」とのこと。
会場のILC関係の先生方も多田さんと話したことはなかったとのことで、「食堂で目立っているのは知ってるんですが」とのこと。
京都大学に勤めていたらしいが、アイドルイベントに出たいばかりに、関東のKEKに転職。人生の96%をそのアイドル、竹中里奈に捧げ、副職の物理学は4%程度だという。
いやもう竹中里奈なんて知りませんよ。調べてみたら、神戸の中学校に通う15歳ですよ。
いったいどうなることかと、ひやひやしていたのも事実だが、持参したPDFにAAや顔文字がちりばめられているものの、プレゼンテーションの技量はすばらしく、東海村から、神岡にニュートリノを打ち込むJ-PARCのニュートリノ振動実験「T2K」をあざやかに説明していた。
普段はさまざまなツッコミを入れる山下了さんも、あっけに取られる話しぶり。多田さんがあまりにも強力すぎて、そのあとの第4部はちょっとよれた印象もあったけれど、加速器と素粒子物理学について話しまくる6時間はあっという間であった。
テキーラトニックは10杯くらい飲みました。


