【映画2007】タロットカード殺人事件
ワーナーマイカルシネマズ板橋6番スクリーンにてSRD鑑賞。
ステージマジシャンであるウディ・アレンが、人体消失トリックのボランティアとして、客席から登壇したスカーレット・ヨハンソンの"生"二の腕をずーっとつかんでいる。
その腕なら、おれもつかみたいぞ、ってか、つかませろ、ってか。そんなすてきなお色気コメディである。もしもいま、マリリン・モンローがいたら、ウディ・アレンはこう使うだろうなという雰囲気の作品だ。
しかも、スカーレット・ヨハンソンってば、劇中のほとんどで、メガネをかけっぱなしのうすら野暮さんだ。プールでは生々しいプール姿をさらしている。映画の最初から最後までスカーレット・ヨハンソンを愛でまくりっぱなしですよ。
邦題は「タロットカード殺人事件」となっているが、現代は「SCOOP」。ジャーナリスト志願のアメリカ人、スカーレット・ヨハンソンが、ロンドンで連続殺人事件のなぞに迫っていく。推理ものの構造としては、かなりのご都合主義だけれど、そのご都合主義さえ、いとおしい。
なぜだか、事件に巻き込まれたウディ・アレンとスカーレット・ヨハンソンの会話が小気味よい。まるっきりのウディ・アレンの自意識とかユーモアとか、距離感が絶妙だ。
そこにからむのは、事件の真相を知っている辣腕事件記者の「幽霊」だ。「ハムレット」ばりの幽霊オリエンテッドなドラマだが、「ハムレット」の深刻さはかけらもない。
個人的には前作「マッチポイント」のみっちりとした作劇が好きだけれど、その口直しにとてもいい作品だ。(じつはこの作品を見たあとに、「マッチポイント」をもう一度観たくなった)
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コメント
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投稿者: 日本インターネット映画大賞 | 2007年12月29日 02:11