【ミュージアム】加藤龍勇「ジャズと仏教」
北九州市から突如、上京してきたほーせきさんから、連絡が入る。
「加藤龍勇さんの個展に行きませんか」
加藤龍勇さんは、後藤啓介さんとともに、以前「レナス」を作った際にコンセプトアートをお願いした方だ。そうだ。そうだ。いかなきゃと思っていたんだ。のこのこと出かける。
大江戸線の牛込柳町駅で降りる。めざす新宿経王寺は出口からすぐのところ。新宿山ノ手七福神のひとつ、大黒天をまつっているとのことで、初詣の人々でにぎわっている。餅つきやふるまい餅もある。ここのご住職はハピネス観章として、さまざまな活動をしている方だ。
1960年(昭和35年)東京新宿に生まれる。北里大学獣医畜産学部畜産学科卒業後、アメリカの牧場で酪農に従事。帰国後、出家し僧侶となる。各宗派の僧侶が集まったボランティア団体「仏教情報センター」の事務局長を務め、仏教テレフォン相談・仏教ホスピスの会「いのちを見つめる集い」を運営し活動している。住職を務める経王寺は新宿山の手七福神の一つで開運大黒天を祀る。「あなたの心の診療所」をモットーに、映画会やコンサート、一日修行、法話会などのイベントや行事を積極的に行っている。お寺の門を開け放ち、多くの方たちのご縁を生かしたコミュニティ作りを目指すアクティブな僧侶。とってもユニークなホームページもあり、ニックネームはハピネス観章。
とりあえず、大黒天に手を合わせたあと、本堂に上がる。とても不思議な空間だが、本堂の左右の壁面を使ってたしかに個展をやっていた。「加藤龍勇さんはどこ?」と、目を凝らすが、なかなかみつからない。奥のほうを見ると、坊主頭に作務衣の加藤さんが場にしっかりと溶け込んでいた。これじゃ見つかりにくいよ。
ひさしぶりに話をする。愛と人生とか、黒い話とか、まぁ、いろいろだ。
淡い色彩から立ち昇る強さを感じさせる絵柄は、さらに冴えわたり、「春と修羅」など、場とテーマがとてもよく合っていた。
そのあと、近所の焼肉屋「安安」で行われた絵描きさん飲み会に混ぜてもらう。奥の8人用個室スペースに10人を詰め込むという宴会。米田仁士さん、九月姫さんとおなじ七輪となり、焼肉をばくばくとつつきまくる。えらく楽しい場だった。
食後、大江戸線で新宿方面に向かう。米田仁士さんはなにかのスイッチが入ったようだ。「マッハバロン」の歌とか、口ずさんでいる。
米田さんの「カラオケの気分かな」などの発言に、「じゃあ、カラオケ、行きますか」と提案する。東新宿で降りて、パセラに向かったのは、米田仁士さん、ひろき真冬さんとその息子さん(大学4年生)、そしてほーせきさんとぼくの5人だ。考えたら、すごいメンバーだな。
米田さん、すごすぎです。アニメ用歌本を手に入れると、つぎつぎに曲を入力していく。「ルパン三世」とか、「アクマイザー3」とか、「魔人ハンター ミツルギ」とか、「大鉄人17」とか、「鉄人タイガーセブン」とか、「キャプテン・フューチャー」とか、「キカイダー01」とか、「怪傑ライオン丸」とか、「スターウルフ」とか、「ウルトラマン80」とか……。
正義な歌を正面から歌うほーせきさん、おしゃれなたたずまいそのままで、洋楽を歌うひろき真冬さん、テレビ局宴会仕込の芸をみせるひろきジュニアが歌をはさんでいくというすごい場でありました。
2時間、歌って、カラオケはお開きとなる。「ゴールデン街に寄るから」と、ひろき真冬親子は去っていった。かっこいいなぁ。その後、ほーせきさんと、家で軽く飲んで、就寝。
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