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【映画2008】ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記

 ワーナーマイカルシネマズ板橋6番スクリーンにてSRD鑑賞。

 町にいっては王様の頼みを聞き、ダンジョンでボスを倒して、また町にもどる。そんなRPGを「お使いRPG」といってたし、さらに手取り足取り、親切にお使いのやり方を教えてくれるRPGを「盲導犬RPG」とかいっていた。「ナショナル・トレジャー」シリーズをあえて評するなら、「お使い映画」であり、「盲導犬映画」である。

 RPGでいえば、「ドラゴンクエスト」と、「ファイナルファンタジー」という双璧があるが、「インディ・ジョーンズ」と「ダ・ヴィンチ・コード」の双璧から、足して5で割って、「アルマゲドン」のご都合主義で薄めたものが「ナショナル・トレジャー」だ。

 今回は、少しずつパーティのメンバーが増えていくあたりもなんだか、RPG的ですな。

 原題は「SECRET BOOK」。都市伝説のひとつとも言われる、歴代大統領のみが閲覧できる秘密の本のことである。日本題になっている「リンカーン暗殺者の日記」なんて、映画には出てこない。まぁ、看板に偽りありと糾弾する気にもならないのがすばらしい。

 この手の謎解きアクションを作る場合、観客もいっしょに考えさせるようにするのが、凡百の映画製作者だが、さすがはブラッカイマー映画である。そんなまどろっこしいことはさせない。観客になんか、考えさせたりしないのだ。

 その場しのぎの脊髄反射的展開はいくつもあるが、それをいちいちつっこんでいたら、この映画は観られない。バッキンガム宮殿の女王の部屋でも、ホワイトハウスの大統領執務室でも映画時間で数分で忍び込むし、合衆国大統領も簡単に誘拐できちゃう。

 敵役のエド・ハリスのキャラクターなんて、いくらでも深めることはできるのに、断固として浅いままに終わらせようとする強い意思を感じるよ。

 そういうなかに、「南北戦争をきっかけに"United States are"が、"United States is"になったのだ(複数の州(国)からひとつの国になった)」などと、細かい演説もちりばめているのが、くすぐりのポイントでしょうか。

 

※こちらのエントリーもどうぞ。

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