【映画2008】また偽装タイトルか
自慢ではないが、ずいぶん前から、トム・クルーズとおれの女の趣味は重なっている。最初に結婚したミミ・ロジャースこそ、どうでもよかったが、オーストラリア時代から、ニコール・キッドマンは好きだったし、スペイン時代からペネロペ・クルスも好きだった。「ギフト」にちらっとでた、ケイティ・ホームスって、ちょっといいなと思っていたら、さっそく、トムと結婚しちまいやがった。トムの馬鹿。サイエントロジーはおれを不幸にするぜ。
まぁ、トムのお手つきとはいえ、ペネロペ・クルスはあいかわらず美しい。トム関係の女優は付き合う前後を通して、脱ぎっぷりがよいのもすばらしい。
そんなペネロペ・クルスの新作「The Good Night」は、中年倦怠期の男が理想の女とめぐりあうために、意図的に夢遊病になる、ちょっとエッチな作品ときいて、公開を楽しみにしていた。つまり男性主人公の艶笑コメディってやつですか。
だが、なんと、邦題が「恋愛上手になるために」なんて、とぼけたものになっているのに、驚いた。
チケット売り場で、おれに「恋愛上手になるために一枚ください」なんていわせるのか。
バカヤロー。しかも聞いていたプロットと日本版予告編の内容がまるっきりちがう。よくある話だが、やっちまったよって感じだ。
勝谷誠彦なら、映画偽装とか言うかもしれない。そういうのって、ろくな結果にならないよ。「マスター・アンド・コマンダー」の予告編改竄など記憶に新しい。
さらに公開劇場を見たら、「渋谷シアターTSUTAYA」と書いてある。
はあ?
知らねぇよ。それどんな劇場だよ! 個室ビデオ屋かよとか、思っていたら、Q-AXシネマが8月下旬から、改名するんだと。
そこで出てきたのが、館名変更に伴うグループシナジーを有効活用する策だ。渋谷は駅前に大型店のTSUTAYAがあり、これと劇場を結び付けられるような運営の形はないか。とくに渋谷に来るような若者は、「Q-AXシネマ」がTSUAYA系列だという認識はほとんどなく、両者は全く分離しているという。館名を明確にすることで両者の距離を縮め、番組面やマーケット面などで、何らかのシナジー効果を狙いたい。もちろん渋谷だけではなく、グループ全体とのシナジーも意図されているが、まずはTSUTAYAの劇場であることを渋谷の若者に認知してもらい、そこから活力ある劇場運営を目指したいというのが、館名変更の大きな理由のようだ。
だいたい、シナジーとかいってるやつにろくなものはない。どうして、映画館に入るのにレンタル屋の名前を見せるわけ?
劇場で見るより、あとでレンタルでみようとか、シナジーしちゃうよ。ばかちんめ。
まぁ、いいや。それでもおれはペネロペのオッパイを楽しみにしているから。
