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【テレビ番組】バトルスター・ギャラクティカseason2

 渡辺千賀のブログなどによれば、「バトルスター・ギャラクティカ」の後半はイラク戦争の影響が強く陰々滅々たる展開になるとのことだが、CS「Super Drama TV」で始まった第2シーズンがいきなり度肝をぬくような展開で、目が離せなくなっている。

 いままで留守録してまでCSを見る習慣はなかったのだが、ギャラクティカは別である。配線をつなぎかえて、万全の録画体制をつくり、毎週、楽しみにしている。ブログで何度も注意喚起してくれた廣田恵介さん、ありがとう。

 人類を凌駕するアンドロイドの「サイロン」が一気にクローズアップされている第2シーズンだが、サイロンのみならず、人類側キャラクターの掘りさげもさらに進んでいる。第一話など、重態の艦長に代わって、指揮を執るタイ副長の葛藤のドラマだ。過去のエピソードもたくみに織り込まれ、システムと人間のドラマを緊張感あふれる演出で描いている。

 サイロンは、人間社会というシステムを浸食するウィルスのようなものだ。ギャラクティカ内に潜入したサイロン兵が、ギャラクティカの生命線をめぐって、アポロと戦う第二話は、まるで体内で白血球とウィルスが戦っているかのごときメタファーだった。

 

 そろそろ「バトルスター・ギャラクティカ」が、多民族一神教の構図をもとにしたドラマであることがはっきり見えてきた。もちろん、そのあたりの展開は巧妙に隠されているのだが、現在、提示されてきた伏線から想像すると、神を前にしたときのサイロンと人類の正統性まで問う展開になりそうで、それだけでもぞくぞくする。逆に一民族多神教の日本人には、とっつきづらい話かもしれない。

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