【テレビ番組】ブレイド ブラッド・オブ・カソン
「ブレイド ブラッド・オブ・カソン」全12エピソードを見た。とりあえず、ウェズリー・スナイプスの「ブレイド」3部作の流れをくむようなくまないような作品だった。
「ブレイド」シリーズはとても好きだ。第一作なんて、それを見た年のベストといっていい映画だった。
テレビシリーズ化されたこちらもそれなりには見られるつくりになっている。ウェズリー・スナイプスではなくなり、カーク・ジョーンズという知らない黒人になっているのには戸惑ったのだけれど。
今回の「ブレイド」はどこでもここでも背中に刀を背負って現われる。病院でもナイトクラブでも、どんなときでも完全武装だ。ちょっとやりすぎ! 目立ちすぎだろう。
ブレイドにからむ役として、死んだ弟の謎を追うなか、吸血鬼になってしまった女退役軍人も登場する。ブレイドのスパイとして、バンパイア結社に溶けこむのだが、いろいろと無理が多い。
また、ブレイド出生の過去にもいろいろと触れるのだが、かなり中途半端なもので、それなら知らなくてよかった程度のものだ。おもしろくなりそうな要素がいくつも不発に終わっていたり、回収されないままの伏線が多くて困る。
とりわけつらいのは、12エピソードで打ち切りになってしまったことだ。imdbによると、低視聴率と映画ファンからの失望のおかげらしいけれど、これで終わるなんて、殺生すぎる。
結局、なにを見せたいのか迷い箸でいろいろやった挙句に、タイムアップしてしまったような作品だった。退役軍人女吸血鬼が、末期癌の母親を救うため、うっかり吸血鬼にしてしまって、たいへんなことになってしまうエピソードなど、とても興味深かったのになぁ。
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