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【映画2009】地球が静止する日

 ワーナーマイカルシネマズ板橋8番THXスクリーンにてSRD鑑賞。

 オリジナル作品「地球"の"静止する日」には、異星人が地球に存在することによる「Stranger in the strange land」的なユーモアもあったように記憶しているのだが、無表情が売り物のキアヌ・リーブスではそういったユーモアは生まれない。

 また、東西冷戦時代、核の恐怖が偏在したころと、正体の見えにくい環境問題くらいでしか人類の幼稚さを裁く基準がない現在では、設定のシリアスさが変わってくる。

 キアヌは唐突にやってきて「上から目線」で言いがかりをつけにきた宇宙人にしか見えないのは、人類の生きる資格に関するディスカッションをシナリオの中できちんと展開していないせいだろう。

   

「身勝手な人間は滅ぼしたほうがいいに決まっている」
「でも生き残ってもいいかもしれない」
「生き残らせる意味とか理由ってあったっけ?」
「ん、なんとなく……かな」

 その程度の理由なのだ。よくわからないけど、なんとなく「愛は地球を救う」なのだろう。愛じゃしょうがないよね。

※こちらのエントリーもどうぞ。

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