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【雑感・ニュース】ネタバレの許容範囲

 Podcastで「ウィークエンド・シャッフル」内「ザ・シネマハスラー」の「ヤッターマン」の回を聞いていて、ちょっと語りすぎだよなと思ってしまった。細かいギャグまでディテールを語っていて、映画を見たあとにこれを聞くのならいいけど、映画を見る前だと、楽しみを奪ってしまうレベルではないか。


 自分でも映画のレビューblogをやっているわけだが、映画に興味を持たせるレベルと、見た映画を総括するレベルと、ネタバレバランスはいつも悩むことだ。

 おれは無思慮なネタバレを憎む。ずっとむかし、サンデー毎日のグラビアページで「帝国の逆襲」の映画公開前、ダースベイダーがルークの父親であるとバラされて以来、サンデー毎日を買ったことはない。ついでに毎日新聞は購読していない。それがおれなりの落とし前である。

 映画のレビューに関して、自分の中のネタバレルールは、大体こんな感じだ。

1)時期のレベル
 a.映画の一般公開前にやるのは、厳禁。

 b.映画の劇場公開中は、なるべくネタバレレビューを書かないが、必要ならば、ネタバレと宣言して書く。

 c.映画の劇場公開終了後は、ほとんどなんでも書いてもいい。

2)内容のレベル
 a..ミステリー映画の犯人レベル
  推理ものの犯人を書くのはたいていの場合、アウト。

 b.「猿の惑星」の「自由の女神」レベル
  サプライズがテーマの映画の根幹に関わるもの。

 c.「帝国の逆襲」の「アイアムユアファーザー」レベル
  続編などの流れの中で、常識となってしまうが、白紙で楽しみたいもの。

 d.「20世紀少年」の「友だち」レベル
  すでに原作などでわかっているもの。

 e.「ミリオンダラー・ベイビー」の事故レベル
  これを語らなければ、作品の本質に触れられないもの

 f.「メリーに首ったけ」のあれがヘアジェルレベル
  映画でいちばんのギャグシーン。

 g.「アルマゲドン」の松田聖子レベル
  本筋とは関係ないけれど、映画中に発見するとうれしいもの。

 h.「忠臣蔵」の四十七士の最後レベル
  常識として知っているだろうもの。

 かなり大雑把な分類になったが、時期と内容を組み合わせて考えてみよう。

 映画公開前に普通に触れられるレベルはhくらいで、gレベルは、ちょっと申し訳ない気分がある。

 映画公開後はg.fレベルくらいは普通に書いちゃうけれど、,e,dレベルはきちんとネタバレと書かないと書き込めない。a、b、cレベルは無理。dレベルは原作の有名度合いによるね。

  

 ただ、書くほうではなく、読む立場になってみると、劇場公開後、ネタバレが耳に入るまで、映画を見ていないというのは負けだと感じる。他人のやったネタバレについて、責めるつもりはない。だから、「スター・ウォーズ」など、金輪際、ネタバレを見聞きしたくない重要なシリーズは、アメリカに行き、初日を見る。

 劇場公開終了後は、aレベル以外は普通に書いてしまってもOKかな。

 自分ルールはいろいろややこしいのだが、世の中で映画の文章を書く多くの人が、これくらいのレベルで気をつけてくれるとうれしいとは思う。

※こちらのエントリーもどうぞ。

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