【mixi】出会い狩りが健全化につながるのか
3月10日の出会い系コミュニティ狩りや3月11日の恋人募集禁止などのエントリーで紹介したコミュニティ狩りは、警視庁少年育成課の指導によるものだった。
人気の「健全」携帯サイト、実際は「不健全」で大量削除
未成年にも人気の携帯交流サイト「ミクシィ」や「モバゲータウン」に、警視庁が異例の削除要請に踏み切った。
削除要請を受けた6社のうち4社のサイトは、携帯サイト業界などで作る審査機関「モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)」から「健全サイト」として認定され、フィルタリング(閲覧制限)対象から除外されている。認定サイトが児童買春の温床になりかねないと判断された形で、今後、審査のあり方も問われそうだ。
今年1月、ミクシィの書き込みをチェックしていた警視庁少年育成課の担当者は、驚いた。「出会い」というキーワードでサイト内を検索すると、約600件ものコミュニティ(サイト内のグループ)が見つかったのだ。「出会いが欲しい」「出会いという奇跡」「一期一会の出会い」など、いずれも異性との出会いを目的とするもの。コミュニティ内には、「16~24歳の間の交際相手を希望します」「中学生。彼氏募集中です」といった書き込みがあふれ、中には4万件ものアクセスが集中するコミュニティもあった。(以下略つづきは読売新聞のサイトで)
この記事もエモーショナルにあおっている。「中には4万件ものアクセスが集中するコミュニティもあった。」なんて、意味不明だ。きっとコミュニティメンバーが4万人というつもりだろうけれど……。
もうあちこちで書いているのだが、こういった外圧に対しては弱いmixiでも、参加者に対してはぞんざいだ。18歳未満のコミュニティ参加をユーザーが事務局に通報した場合、きちんと対応することはない。
そのユーザーが自身で中学生を名乗っていても、事務局が退会させたり、年齢やプロフィールを適正なものにさせたりすることはない。自分も何度か通報したが、動いたことはない。また、大雑把に検索して、コミュニティ個々の事情などお構いなしに削除したにも関わらず、ウィルコム系コミュなどで、10代が出会い放題な状況はまったく変わらない。
もともとmixiは公言しているように、18歳未満を参加させる際、彼らのコミュニティ参加を禁止すると公言していたのに、それは空証文に過ぎなかった。
mixi事務局の対応の悪さは、かつてはmixiを好意的に思っていた岡田斗司夫の退会をみても顕著である。
3月末でmixiを退会します 2009年03月28日21:56タイトルは冗談でもなんでもなく、マジメな話です。
しばらく前からmixiのプロフィールが何ものかに無断で改ざんされる、という事態が続きました。mixi運営局に事態を通達し、対処を求めたのですが、対処や理由説明がありません。
それどころか、突っ込んだ質問をしたら返信そのものが無くなってしまいました。
この事件自体の理由はべつにかまいません。パスワードをハッキングされたのかもしれない。100%僕のミス、つまりセキュリティ管理の問題かもしれない。
でもこの数ヶ月、頻繁にパスワードを変えても同じ事件は起こります。
となると、僕が疑うのはmixiのシステムや管理者です。
彼ら自身ですら、そういう事件が起きても原因が特定できなかったり予防措置をとれなかったりするんじゃないのか?
(以下略・岡田斗司夫のmixi日記より引用。現在は退会されているので読めません)
mixiは、ユーザー層の量的拡大ではなく、ROIが見込める質的拡大を目指すべきなのに、そっちがどんどん劣化して空洞化しているのは、本末転倒である。
mixi開設当初からいくつかのコミュニティを管理しているが、、メンバーの人数こそ増えているものの、質問の内容などをみると、アクティブユーザーやクオリティユーザーは減っているとしか思えない。
フィルタリング対策に業界が作ったEMAのスタンダードや、有害サイト規制法の改正にあわせるため、アダルト系や出会い系の締め付けが一気に厳しくなったのは事実だが、泥縄式の対応ばかりが目立ち、草創期のmixiを彩ったユーザーたちは、退会や非アクティブ化している。
アダルトや出会いの規制なんて18歳未満入会禁止の方針を貫いていれば、考慮せずにすんだはずだ。むしろケータイのフィルタリング対象となるくらいでなければ、mixiの空洞化は一気に進むだろう。
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