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【映画2009】ハリー・ポッターと謎のプリンス

 ワーナーマイカルシネマズ板橋8番THXスクリーンにてSRD鑑賞。

 「スター・ウォーズ」や「ロード・オブ・ザ・リング」にくらべて、「ハリー・ポッター」への愛情は乏しいことは何度か書いた。それでも見続けているのは、エマ・ワトソンのハーマイオニーがいるからなのだが、やっぱり、ハーマイオニーはいいね。海外のゴシップサイトで見るドレス姿のエマよりも、映画のカジュアルなハーマイオニーはいい。

 明らかにつなぎの章である。回想をまじえながら、ラスボス、ヴォルデモート誕生の謎にせまることが目的ではあるが、今回はラスボスが登場しないからクライマックス感は薄くなる。

 ミステリー要素として、ドラコ・マルフォイの挙動と「半純血のプリンス」の正体が、ドラマの鍵となっているが、非常に弱い。

 とはいえ、分厚い原作のさまざまな要素をうまく詰め込んでいるようだ(原作、読んでないけど)。ユーモアやティーンズ・ラブなど、キッズ向け要素もきちんと織り込みつつ、手際よく見せ場も処理している。

 最大の魅力となっているのは、老優たちの名演だ。

 タンブルドア校長役のマイケル・ガンボンは、過去シリーズで最高の活躍を見せるし、新キャラ、ホラス・スラグホーン役のジム・ブロードベントなど、最高にチャーミングな演技で、複雑な役柄を彩る。もちろん、セブルス・スネイプ役のアラン・リックマンが最高であることはいうまでもない。

    

 ジム・ブロードベントのうるうる演技など、見るだけで至福だよ。彼らががんばることで、ハリー・ポッターたちがきちんと成長してきたことがわかる。

 巣立ち、遥けき世界に旅立つことを示唆するラストシーンなど、正しい「つなぎ作品」のポイントをおさえていることが、すばらしい。「ハリー・ポッター」への愛情がちょっと大きくなってきたよ。

監督:デヴィッド・イェーツ 製作総指揮:ライオネル・ウィグラム 原作:J・K・ローリング 脚本:スティーヴ・クローヴス 撮影:ブリュノ・デルボネル プロダクションデザイン:スチュアート・クレイグ 衣装デザイン:ジェイニー・ティーマイム 編集:マーク・デイ 音楽:ニコラス・フーパー 
キャスト ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン ジム・ブロードベント レイフ・ファインズ ヘレン・マックロリー ヘレナ・ボナム=カーター マイケル・ガンボン ロビー・コルトレーン マギー・スミス ワーウィック・デイヴィス ティモシー・スポール デヴィッド・シューリス ジュリー・ウォルターズ デヴィッド・ブラッドリー ジェシー・ケイヴ フランク・ディレイン トム・フェルトン マシュー・ルイス ヒーロー・ファインズ=ティフィン 他
※こちらのエントリーもどうぞ。

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