【国内旅行】皿倉山、創作居酒屋、ラム酒
いやはや、ひさしぶりのノートPCを使い、ダイヤルアップ接続で作業をすると、こんなに時間がかかるとは思わなかった。通常の3倍くらい時間がかかったのではないか。
メールで納品することにしたのだが、5.4MBのワード文書をメールに添付すると、メール本体が7MBくらいになる。これをダイヤルアップで送信すると、1時間かかっても送れない。サイズが大きいので、きちんと送れたかどうかを確認するのにも手間どり、午前中には家を出る予定が、午後2時30分くらいに伸びてしまった。
遅めの昼食は「カレーの龍」八幡店だ。小倉駅前で長く営業を続けていたカレー専門店だ。最近になって多店舗展開をしたり、東京進出をしたり、レトルトを作ったりしている。

チキンカツカレーをいただく。カツがでかい。ていうか、これで1,000円というのは微妙な設定だなぁ。カレーもそこそこの喫茶店カレーという感じだった。
八幡駅前から目の前に見える皿倉山の山頂を目指す。皿倉山は標高622メートルの山である。ぼくが生まれたころから、ケーブルカーもある。北九州市の観光資源で最初に名前が出る。山頂から見る夜景は「100万ドルの夜景」とかいっていたが、最近は市民公募で「1億ドルの夜景」とあらためたらしい。インフレがすごすぎです。
自分にとっては函館の夜景とか、ビクトリアピークとか、高尾山とかにいったとき、ついついくらべてしまう山なのである。
当然のことながら、皿倉山最強と思っている。
八幡製鉄所が鉄をたくさん作っていたころの夜景はほんとうにすばらしかった。いまはまちがちょっと寂しくなって、かつての迫力はなくなったが、それなりにすばらしい。
また、ケーブルカーや、複数の登山ルートで山頂をめざせるのは、高尾山に匹敵するが、街の中心部からのアクセスのしやすさは、高尾山をしのぐ。
622メートルという標高もお手軽だ。
日中の最高気温は35度になるということだが、登山道は森の中にあるので、陽射しはさえぎられるだろう。

駅前から山頂を目指し、ずんずんと登っていく。登山道入り口までは15分くらい。山頂までは1時間20分くらいだった。途中、見返り坂といわれるポイントがちょっときつかったけれど、山登りは楽しい。ケーブルカーを使わず、徒歩で皿倉山に登るのは、30年ぶりくらいかな。


ポロシャツがずんと重くなるほど汗をかく。山頂を目前にした皿倉平でだあっと顔を洗うと、とことん気持ちがいい。

山頂はきれいに整備されていた。視界良好。最高の天気だ。
足元の八幡駅付近はもとより、製鉄所の跡地に作られたスペースワールドや小倉駅あたり、洞海湾の彼方にある風力発電所や対岸の下関までみえる。ふりかえれば、石灰岩の石切り場となっている平尾台周辺の山が白く輝いている。

時間に余裕があれば、もうちょっとのんびりしたいのだが……。

帰りはスロープカーとケーブルカーを使う。

かつてケーブルカー駅から山頂まではリフトがあった。絶好のロケーションで空の上を進むようなリフトは大好きだったのだが、老朽化から、スロープカーという軌道車両に変えられた。ちょっと侮っていたのだが、今日のように天気がいいときは、きもちのいい乗り物だ。
ケーブルカーもすっかりリニューアルされて、むやみにかっこよくなっていた。
八幡駅前の実家でシャワーを浴びたあと、JRで博多駅へ。
警固にある創作料理店「かりん塔」で、マイミクのKotetsuさん、ほーせきさんと合流。ここは高校の後輩、GIEさんがバイトしている店なのだ。日記でこの店のことを語るときのGIEさんの愛情はびんびんに感じていた。そういう店なら、訪れたくなるよね。
ふだんはお客さんに提供されないけれど、じつはめちゃくちゃうまい、秘伝のまかない料理がつぎつぎに出てくるような感じだった。

豚バラの大根おろし煮。鍋の中のレモンがきいている。手元のポン酢で食べるのだが、透明なポン酢もいい感じ。


名物の塔もろこし


大根ステーキ

さっぱりもつ鍋

よい素材を使い、まじめに料理しているので、口に入れたとき、むちゃくちゃうれしくなる。ホールで働いていたGIEさんも最後は合流して楽しく話す。
時計が0時を回り、Kotetsuさんのいきつけの「ヴァナペティート」へ。ワインと燻製料理の店だが、燻製の盛り合わせがうますぎです。
翌朝が早いKotetsuさんとGIEさんとは、ここでお別れ。ほーせきさんとつぎの店をあさることにする。天神西通りに移動したが、何年か前と比べても人の数が減っているなぁ。
最近、地盤沈下がはげしいといわれる大名エリアだけれど、かつて、大名のバーをいろいろ回った記憶を頼りに、心あたりをチェックするが、店そのものがなくなっていたりもする。あとで聞いた話だと、大名地区の客層の変化に伴い、中洲や警固方面に移った店も多いそうだ。
うろうろ回るうちに、レーダーにひっかかったのが、バー「Aqua-Vitae」だ。これが正解だった。
「福岡でラムの品ぞろえは、たぶんうちが一番でしょうね」という店であった。福岡でテキーラなら「エル・ボラーチョ」、ラムなら「Aqua-Vitae」と、ベースができた。
すすめてもらったフレンチラムをためしつつ、自家製ミントを使ったモヒート、カイピリーニャなどを飲み、楽しくお開き。家に着いたのは午前7時でした。


