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【映画2009】96時間

 ワーナーマイカルシネマズ板橋8番スクリーンにてSRD鑑賞。

 リュック・ベッソン脚本・制作作品の多くと同様、シンプルなキャラクターアクション映画だ。ロサンゼルスに住む娘がパリに旅立ち、拉致されるまでは、非常によくできている。

 娘を愛するあまりCIA工作員を辞めてはみたが、離婚によって、娘との距離ができてしまった父親というキャラクターをていねいに紹介している。娘に対する強い愛情と戦闘能力が、計算されたユーモアとともに描かれているのには、感心した。

 リーアム・ニーソンのアクションは、「STAR WARS」でクァイ・ガン・ジンを演じたときより強いんじゃないのと思わせる。「娘のためならエッフェル塔もぶっ壊す」と恫喝するリーアムはたいしたものだ。

 もうみんな、忘れているかもしれないが、あの「ダークマン」もリーアム・ニーソンだったよな。

 さらわれた藤谷文子を救うためにスティーブン・セガールが立ち上がるような映画なら、当たり前すぎるけれど、くたびれたリーアム・ニーソンが、強いパパを演じるのは効果的だ。

   

 「Taken」という原題を「96時間」という邦題にした興行的センスはいいけれど、カウントダウン・サスペンスとしての要素は少ない。また、事実上のラスボスが不在であること、敵が弱すぎたり、探し方がシンプルすぎるなど、弱点はあるけれど、気持ちよく楽しませてくれた作品だった。

監督:ピエール・モレル 製作脚本:リュック・ベッソン 製作総指揮:ディディエ・オアロ 脚本:ロバート・マーク・ケイメン 撮影:ミシェル・アブラモヴィッチ 衣装デザイン:オリヴィエ・ベリオ 編集:フレデリック・トラヴァル 音楽:ナサニエル・メカリー 
キャスト リーアム・ニーソン マギー・グレイス ファムケ・ヤンセン リーランド・オーサー ジョン・グライス デヴィッド・ウォーショフスキー ケイティ・キャシディ ホリー・ヴァランス ザンダー・バークレイ オリヴィエ・ラブルダン ジェラール・ワトキンス 他
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