【映画2009】The 4th Kind フォース・カインド
ワーナーマイカルシネマズ板橋3番スクリーンにてSRD鑑賞。
アラスカ州北西部の町ノームで、つぎつぎに起きる奇怪な事件を追体験させる映画だ。「未知との遭遇」は第三種接近遭遇という意味の原題だったが、こちらは原題どおり、(宇宙人)との第四種接近遭遇の話である。
記録ビデオらしき映像と、ミラ・ジョヴォヴィッチが出演する再現ドラマをカット割りやスプリットスクリーン(画面分割)混じらせつつ、一連の事件を逐次的に描いていく。
その手法は目新しくも思えるのだが、それなりの脚本に基づいて生真面目に撮られていているし、わりといいサントラが映画的に盛り上げてくれるので、思った10倍くらいちゃんとしている。
それが裏目になった。
たぶん、この手の映画には、もっと暴力的ないかがわしさが必要なのだ。ところが、きちんとリアルに撮ろうとしすぎるあまり、きれいに始まり、きれいに終わってしまう。
冒頭から、インタビュー形式で主人公による証言のシーンがあり、「結局、生き残ってる話をしているのね」という出オチ状態な上に、見るべきツイストもない。
なんとも消化不良だ。途中で一カ所、劇場内で声があがるくらいのショッカーシーンはあるけれど、それくらいだったな。
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」や「クローバーフィールド」など、モキュメンタリーとしてみても、嘘のつき方が下手なので、いまひとつ没頭できない映画だった。エイプリル・フールに見え見えの嘘をつく方の説明を優しく聞いてあげる感じかな。
エイリアン・アブダクションの入門映画のプロローグの序の口といったところでしょうか。
キャスト ミラ・ジョヴォヴィッチ ウィル・パットン イライアス・コティーズ ハキーム・ケイ=カジーム コーリイ・ジョンソン エンゾ・シレンティ 他
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