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【映画2010】サヨナライツカ

 ワーナーマイカルシネマズ板橋5番スクリーンにてSRD鑑賞。

 ネタバレになるかもしれないが、まあ、たいしたネタはないので、ストーリーをまとめてみよう。

 西島秀俊セックス中毒である。周囲から好青年といわれているが、断固、セックス中毒である。新婚旅行までセックスはお預けといわれているにもかかわらず、バンコク転勤の直前に辛抱たまらなくなり、婚約者の石田ゆり子とやってしまう。セックス中毒はセックス中毒をよく知るというわけで、バンコク着任直後、セックス中毒の中山美穂がアパートに押しかけて、問答無用にハメ倒す。西島は航空会社勤務だが、大した仕事はしていない模様。セックス中心の日々で、勤務もおろそかになるが、セックスすればするほど、中山美穂の貧乳の虜になる。二人のあいだで大した会話はない。中山美穂は前夫の慰謝料のおかげでけた違いに裕福だ。高級ホテルのスイートに住み、西島秀俊が、メルセデスベンツのクラッシックカーをものほしげに見ただけでも買ってくれるのだ。婚約者の件でちょっと揉めたりはするものの、またセックスをすれば仲直り男にとって最高に都合がいい女である。さらに結婚式が迫り、石田ゆり子がちょっと凄みをきかせて、身をひいてくれといえば、素直にいなくなってしまうああ、おれの若いころにこんなセックス中毒の女がいてくれたら……。西島秀俊は大した仕事をしていないにもかかわらず、25年後、すばらしく出世して航空会社の社長になってしまう。しかし、いつも社長室で座り、退屈のあまり、中山美穂とのエッチを追憶しているところから見て、むかしと同様、あまり仕事はしていないらしい。航空会社はいいなぁ。石田ゆり子とのあいだに何人か子どもが生まれたのだが、長男が家出して、バンドをやっている。「♪若いおれには夢はあるけど、おっさんには夢はないんだよ」みたいな歌をうたってる。「そうか、おれは夢を忘れたのか。俺の夢ってなんだっけ? そうだ。中山美穂とセックスしまくることだ」。タイにいったら、中山美穂が待ち受けて、ずっと待ってくれている。ああ、なんてすばらしいんだ。このまま、おれは家族も会社も捨てて中山美穂とセックスする人生を送ろう。そう覚悟した翌日、(じつは闘病中だった)中山美穂は死んでしまい、散骨もすんでいたとのこと、すんでのところで、中山婆のために、会社も家族も捨てそうになった西島秀俊だが、これからもまっとうな人生を送るのでした。最後まで都合がいい女だったなぁ(遠い目)。

    

 つまり、そういう話である。R15指定の映画で、中山美穂がどれだけおっぱいを見せてくれるか、期待していた。

 1975年ころのバンコクといえば、「エマニュエル夫人」と同時期同地域である。一体どんなことになるかと思っていたら、映画全体を通して見た乳首は西島秀俊のものだけだったというおそまつぶりだ。

 ああ、こんなことなら、「毎度おさわがせします」のころ、ニプレス替わりのバンドエイドを乳首に貼っていた中山美穂の方が、どれだけハァハァできることか。

 途中で中山美穂のものすごいファッションショーとかあるけど、おれがもしセックス中毒だとしても、まるでちんこが立たない不気味なファッションで、勘違いしたおばちゃんにしか見えなかったよ。

 映画の途中で、中山忍に変わってほしいと思ったけれど、人生ってそんなに都合がよくはないよなぁ。

監督脚本:イ・ジェハン 原作:辻仁成 
キャスト 中山美穂 西島秀俊 石田ゆり子 他
※こちらのエントリーもどうぞ。

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コメント

この映画に、バンコク在住の知人がエキストラで出ていまして・・・
義理で雄姿を拝みに行こうかな?と思っていたのですが、本人から
「サヨナライツカは、イツカミテネ。」とメールが来たところ
なんです。
一応、予告編にチラッと映っていたので、観なくても良いかな?と
思ったのですが、柴尾さんのレビューを見て、なんだか観に行き
たくなってしまいました♪
しかし・・・相変わらず、辻さんらしい話ですね・・・

■カオルさん
 あらら、バンコクからそんなメールがきたんですか。

 辻仁成の原作を韓国スタッフが加工すると、こうなるしかないという作りではあるんですが、途中で笑いを押し殺すことができるのなら、ぜひ、ご覧ください。

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