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    <title>ゲームの王道</title>
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    <updated>2008-10-10T03:03:26Z</updated>
    <subtitle>柴尾英令の日記です。映画、グルメ、日常に関していろいろ書いています。</subtitle>
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    <title>笑福亭鶴瓶落語会</title>
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    <published>2008-10-02T14:59:13Z</published>
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    <summary>　紀伊国屋サザンシアターにて笑福亭鶴瓶落語会。まっきーさんのお誘いだったのだが、肝心のまっきーさんの仕事が長引いてしまう。かわりに同じ編集部で、別にこの落語会を...</summary>
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            <category term="舞台・観劇" />
    
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        　紀伊国屋サザンシアターにて笑福亭鶴瓶落語会。まっきーさんのお誘いだったのだが、肝心のまっきーさんの仕事が長引いてしまう。かわりに同じ編集部で、別にこの落語会を見に来た方がチケットを届けてくれた。


        <![CDATA[　結局、まっきーさんは間に合わなかったのだが、その分まで楽しませていただきました。

　生で鶴瓶を見るのは初めてだ。鶴瓶の包容力は受身から生まれるものではなく、積極的な観察者としてさまざまな場で目をこらし、考え、楽しむことから生まれるものだと思った。

★演目
　笑福亭鶴瓶　フリートーク
　林家たい平　「不動坊」
　笑福亭鶴瓶　「青木先生」
　〜 仲入り 〜 
　笑福亭鶴瓶　「死神」

　フリートークはテレビ番組のようだ。出演して25年になる「笑っていいとも」だが、いまだ場になじめないことから始まり、"四国が買えるほど"お金を持っているタモリの普通の人の感覚を語る。自分のネタをタモリが横からつっこみ、つぶすことで、「もう少し話させてくれたら、おもしろいこというのに」といったところ、「マンネリを避けるためにそうやっている。さんまと鶴瓶なら、そうしたほうが、さらにおもしろくなる」と返されたそうだ。

　また、NHK「鶴瓶の家族に乾杯」で知り合った（一般）家族の電話番号で、携帯がいっぱいになっているそうだ。今日も北海道から家族がやってきているのだが、カナダからの交換留学生の少女まで連れてきている。「日本語もようわからないのに、2時間以上こんなところに座らせるのは拷問でっせ」ということで、「いいとも」楽屋で会った留学生の女の子に「あとでまた呼んであげるから、ホテルで休んどき」といってあげたが、なぜかホテルは劇場に近い新宿ではなく、笹塚で、いまごろ不安になっているのではないか。

　客席が暖まったところで林家たい平の「不動坊」。これはちょっと厳しかった。

　客席がバラエティの温度である。手をパンパンと叩く客がいる。笑うことを周囲に知らせるように音を交えて笑う。演目中に音を立てて出入りする客もいる。音を立ててペットボトルの蓋の開け閉めをするやつ。携帯着信音やアラームも鳴る。ひとつおいて、左に座っていたおばさんなど、すごかった。携帯が鳴る。着信番号を確認するため、携帯を広げて明るくする。なにか操作する。今度はブーンブーンとバイブレータが鳴る。おまけにおばさんが笑うたびに、持ちっぱなしの携帯のストラップについた小さな鈴が鳴る。

　そういうところで明瞭に声をはりあげるたい平の「不動坊」だ。ショートバージョンであるためにくすぐりも少なく、平板な印象になってしまった。

　つづいて鶴瓶が登場。「青木先生」は鶴瓶自身の高校時代に題材をとった創作落語だ。

<blockquote>私立のちっちゃな高校の頃、青木先生という人がいてましてね。七十歳近くの人。一年間、ずーっとその人に、いたずらしたんです。<br>
<br>
これはもうほんまに、ずーっと毎回。この人、なにがいちばんおもろいかいうたら、怒ると、笛みたいな音が出るんです。<br>
<br>
「……ピー！」<br>
<br>
これがめちゃめちゃおもろいんで、その「ピー」をききたいがために、いろいろする。<br>
<br>
「青木のピーを聴きたい」という話になるわけです。<br>
<br>
たとえば青木先生にぼくらがどんなことしたかいうたら、何パターンかで、いろんな悪いことしたんですけど……。<br>
<br>
俺が小銭をチャンチャンチャンチャンと鳴らしたら、何の打ちあわせもないのに、四五人の生徒全員が「チャンチャンチャンチャン」と鳴らしたというのが、きっかけなんです。<br>
<br>
机の上で、トントトトントンって鳴らしたら、みんなも「ドンドドドン」と……それで青木先生、振りかえって、「……ええかげんにしろよ！　ピー！」って、言わはったんですよ。</blockquote>
http://www.1101.com/tsurube/2004-12-31.html

　本人を本人が演じる落語である。鶴瓶の話芸と落語のフュージョンだ。さっきまで手を叩いたり、わざとらしく笑っていた観客を包んだ空気が変わる。耳をすませ、目を開いて、集中していく。声がはっきり聞こえる、たい平では、ぞんざいに携帯をもてあそんでいたおばさんも、ときに声のトーンを下げ、メリハリをつける鶴瓶の声を聞き逃すまいと音を立てなくなってしまった。

<div class="amazon-float"><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=gamenooudou-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B0006OFLIG&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>　　</div>

　本人も十八番にしているネタだけあって、ステージに教室が広がるようで、まるっきり知らなかった青木先生が、とても身近な人に感じられる。いとおしく泣ける話でした。

　中入りのあとの「死神」は、もとネタを大きく変え、死神をきれいな女にしてしまった。そこから始まる展開はいとおしく、死神の視点から馬鹿な男への包み込むような愛情はしっかり感じられた。この愛情こそ、男女の違いはあれど鶴瓶ならではのものであり、終わったあとの余韻も格別だった。
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    <title>山利喜</title>
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    <published>2008-09-27T14:59:30Z</published>
    <updated>2008-10-10T02:55:20Z</updated>
    
    <summary>　森下の「山利喜」新館へ。午後５時から開店する店だが、元宮秀介さんは午後３時30分からならんで待っていてくれたそうである。元宮さんは渾身の「ポケットモンスター　...</summary>
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            <category term="gourmet2008" />
    
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        　森下の「山利喜」新館へ。午後５時から開店する店だが、元宮秀介さんは午後３時30分からならんで待っていてくれたそうである。元宮さんは渾身の「ポケットモンスター　プラチナ　公式完全クリアガイド」の分厚い攻略本の全作業をすませ、休暇中だ。そして、ひさしぶりなのか、そうでないのかわからない、ひさんもごいっしょ。

        <![CDATA[　そもそも、並ぶというのが億劫だ。「山利喜」は初体験である。月島の「岸田屋」、北千住の「大はし」とならぶ東京三大煮込みのひとつだそうだ。「ここは煮込みをひとり1個ずつオーダーしますね。あまりにもうまくて、ぺろりと食べちゃうんで」と元宮秀介さん。

　ちんちんに熱したスキレット風の器に盛られたもつ煮込みである。びっくりするほどもつだらけ。この店の有名な作法であるガーリックトーストといっしょにいただく。見た目と味との違いに驚く。ワインベースに醤油で上品に味付けされており、もつについた脂肪のうまみをきちんと堪能できる。

<img alt="山利喜" src="http://www.lennus.com/blog/archives/2008images/yamariki.jpg" width="480" height="360" />

　やきとんやもつ焼きもおいしかったなり。

　男３人で、生ビールにワイン２本を空けつつ、あんなことやこんなことをいろいろ話す。

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</div>

　元宮秀介、あんたは勝ち組だよ！

　ひさんを送ったあと、飲み足りないぼくと元宮さんで秋葉原に移動。元宮さんおすすめの居酒屋「火楽」で、富乃宝山４合瓶を１本飲みつつ、さらにねっとりした話などを……。]]>
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    <title>怪物のユートピア　開田裕治展</title>
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    <published>2008-09-27T14:59:00Z</published>
    <updated>2008-10-10T02:49:40Z</updated>
    
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            <category term="ミュージアム" />
    
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        　午後３時、銀座のスパンアートギャラリーで開催中の「怪物のユートピア　開田裕治展」へ。

　地下鉄銀座一丁目駅から至近の画廊で、入口に巨大な「ART WORKS MONSTERS ゴジラ」ソフビが飾られており、いきなり目を引く。


        <![CDATA[　展示されているのはほんとに怪獣ばかり。「ウルトラ」シリーズのものなどは空気感がたまらない。みていると、彼らが動く音が聞こえてきそうだ。ケムール人やブースカなど、ノスタルジーめいた景色の中の怪獣もぐっとくる。

　反対の壁面にはところせましとさまざまなモンスターが並ぶ。さまざまなカードゲームに登場した幻想的モンスターが多いのだけれど、色彩の豊かさがたまらない。開田さんデザインのモンスターの中には、恐ろしさとユーモアが共存しているものも多い。

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</div>

　背筋の伸びたやや年配の紳士がいて、開田さんと談笑している。なんとなく見覚えがあるような……と、思っていたら、開田あやさんが教えてくれた。<a href="http://blog.livedoor.jp/eiichikikuchi/" target="_blank">きくち英一さん</a>だ。帰ってきたウルトラマンの中の人だ。かっこいいなぁ。

　４時からのサイン会前においとまし、森下方面へ。
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    <title>デトロイト・メタル・シティ</title>
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    <published>2008-09-25T14:59:59Z</published>
    <updated>2008-10-10T02:43:33Z</updated>
    
    <summary>　原作では、クラウザーさんの人格を根岸崇一としての理性で覆っていたはずの主人公だったが、映画ではなりゆき上しかたなくクラウザーさんを演じている根岸崇一となっている。なんといってもこれが一番大きな改変だ。 
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            <category term="映画2008" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lennus.com/blog/">
        　新宿バルト９、８番スクリーンにてＳＲＤ鑑賞。 


        <![CDATA[　原作では、クラウザーさんの人格を根岸崇一としての理性で覆っていたはずの主人公だったが、映画ではなりゆき上しかたなくクラウザーさんを演じている根岸崇一となっている。なんといってもこれが一番大きな改変だ。 

　なにしろ制作が東宝映像制作部である。"明るく楽しい東宝映画"の伝統がある。「ファックファック……」といってても、「そんなんじゃ濡れねぇんだよ」といってても、下品さのかけらもない。 

　シナリオも「NO MUSIC NO DREAM」をテーマに青春アイドルものというべきフォーマットにおさめており、きわどい素材をきちんと脱臭して、口あたりよくまとめている。製作委員会にテレビ局が入らず、出稿量が比較的少ないにもかかわらず、ヒットしているのは、そういった安心感によるものだろう。 

　もちろん原作のほうがはるかにおもしろい。イニシエーションの映画として、根岸崇一が自身のクラウザーさんという本質に目覚める映画であれば、もっとおもしろかったと思う。

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</div>

　まぁ、これはこれで松山ケンイチの芸を味わう別物なのだろう。そういう意味で「L change the WorLd」と同根の企画だね。ファン代表の大倉孝二はがんばっていたのだが、もうすこし、ここを厚くしてほしかったし、加藤ローサはミスキャストだと思う。加藤ローサはなにに出てもミスキャストなんだが……。 ]]>
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    <title>バッタリ続きの歌舞伎町</title>
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    <published>2008-09-25T14:59:45Z</published>
    <updated>2008-10-10T02:34:42Z</updated>
    
    <summary>　高瀬美恵さん、まっきーさんと新宿で待ち合わせする。以前、人の多さで入れなかった映画「デトロイト・メタル・シティ」にふたたび挑む。今回は問題なく鑑賞できた。 　...</summary>
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        <name>柴尾英令</name>
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    </author>
            <category term="日常03" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lennus.com/blog/">
        　高瀬美恵さん、まっきーさんと新宿で待ち合わせする。以前、人の多さで入れなかった映画「デトロイト・メタル・シティ」にふたたび挑む。今回は問題なく鑑賞できた。

　映画鑑賞後、歌舞伎町の「川香苑」で食事。あれこれ話をしているところに、北九州で透析のクリニックを経営するＴくんから相談の電話が入る。ちょっと珍しい。


        <![CDATA[　店を出て、靖国通りに出るあたり。

「いま、だれかが柴尾さんのほうを見て、あれ？とかいってましたよ」

「ん？　だれだろう？」

　まるっきり気がつかなかった。

「女性が何人かいて、ひとりは髪が短い方でしたよ」

　歌舞伎町でそういうシチュエーション。まったく心当たりがないこともないけれど……。

　と、そのグループが追いかけてきてくれた。なんと、1ヶ月前、マイミクになったばかりの方ではないか。

「ちょうどＹさんに教えてもらった中華料理店に行くところだったんです」

　そのＹさんに川香苑を教えたのは自分なのであった。入れ違いのタイミングだった。今日はそういう日かな。

　アボットチョイス新宿店へ。席についてオーダーをした直後、携帯にメールが入る。小学校、中学校の同窓生のＹさんだ。

"いま、どこにいるの？"

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</div>

　この時間だから飲みの誘いかな？　そう思いつつ、"新宿のアボットで友だちと飲んでいる"と、返事をする。彼女もこの店を知っている。

"とかいって、きれいな女性といっしょなんじゃない"

　ん？　もしかすると……。と、店内を見渡すと奥のテーブルにＹさんと、（これまた同窓生）Ｉさんが座っているではないか。

　新宿はほんとうに狭い。悪いことをしているときでなくて、よかったよ。]]>
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    <title>SPYSEE</title>
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    <published>2008-09-24T14:59:52Z</published>
    <updated>2008-10-10T02:35:23Z</updated>
    
    <summary>　マイミクさんのmixi日記で知ったSPYSEEというサイトがちょっとおもしろい。ロボットを使って収集した情報をもとに、人間の相関関係をネストさせたサイトだ。...</summary>
    <author>
        <name>柴尾英令</name>
        <uri>http://www.lennus.com</uri>
    </author>
            <category term="ネット" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lennus.com/blog/">
        <![CDATA[　マイミクさんのmixi日記で知った<a href="http://spysee.jp" target="_blank">SPYSEE</a>というサイトがちょっとおもしろい。ロボットを使って収集した情報をもとに、人間の相関関係をネストさせたサイトだ。]]>
        <![CDATA[<blockquote>スパイシーは「ひとを知る」ことをお手伝いする次世代検索エンジンです。

　テレビに出ている有名人や、ニュースで話題のひとについて知りたい時、検索エンジンを使ったことはありませんか？ スパイシーは、ひとについてウェブ上で公開されている情報を自動的に収集・整理し、ひとつのページにまとめます。 また、そのひとをとりまく人々のつながりを見つけ出し、ネットワークとして表示します。

　いままでの検索エンジンでは得ることができなかった詳しい情報や、意外な人々のつながりを知ることができます。

　スパイシーの核となるのは、ウェブ上に存在する大量の情報の意味を理解し、必要なものを選び出し、 編集して知識として提供するセマンティックウェブ技術です。 セマンティックウェブ技術は、次世代検索エンジンを実現するための核となる技術として、 世界各国で研究開発・実用化が進められています。オーマ株式会社では、日本発の次世代検索エンジンを目指して、国内でいち早くこの技術に取り組んでおります。</blockquote>

　<a href="http://spysee.jp/柴尾英令" target="_blank">自分の情報</a>をチェックしてみる。

　代表的なつながりとして名前が挙がったのが、以下の８人だ。

小島健一　開田裕治　さくまあきら　開田あや　高瀬美恵　土居孝幸　藤本順平　松浦晋也

　最初のほうは、よくわかるのだけれど、高エネ研の藤本順平先生や科学ライターの松浦晋也さんがあがってくるとは、思いもしなかった。そのほかにつながりのある人としてリストアップされたのは、以下の通り。

桝田省治/開田あや（官能小説家）/加藤潔/後藤啓介/関口和之/shi3z/万乗大智/舞阪洸/高橋しん/なかむら治彦/喜屋武ちあき/水道橋博士/日高和彦/カート・ヴォネガット/小池一夫/福井製麺/馳星周/岡崎武士/鈴木みそ/小林源文/芳一/オリバー・ストーン/カリスト

　開田あやさんはなぜかこちらにもリストアップ。作家の舞阪洸や漫画家の高橋しんとは面識もないし、グラビアアイドルの喜屋武ちあきにいたっては、なぜつながっているのか、わからない。福井製麺はだいたい人じゃないだろう。カリストってなんだ？　木星の衛星か？　以前、レガイア伝説を作ったときに、「カリスト地方」というのを出したことがあるので、その関係だろうか。ヴォネガットとつながっているのはちょっとうれしい。

　さらにキーワードが変だった。

組織・団体：高エネルギー加速器研究機構
作品；レナス/桃太郎電鉄
地名：硫黄島
その他：柴尾さん/中嶋千裕/松岡慎祐/見学ナイト/透明日誌/ぴろり/櫻井清彦/記事自身/ヴォネガット/ロフトプラスワン/アリアドネ/開田/軍艦島/素粒子/いいひと

　なんだか、高エネ研との縁が深いなぁ。作品はまぁ、そういうものだけど、地名が硫黄島っていうのはどうよ。

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「つながりの成分」というのもあるが、一番目から「芸術家・作家」、「漫画家」、「SF」、「学者・研究者」、「と学会」となっている。

　なんで、「と学会」なのだろう。「と学会」の会合には出かけたことは一回もないぞ。当然、会員でもない。むかし会員だったけど、会費未納で強制退会になったわけでもない。

　いろいろとネット視点での自分というのが、見えてきたりする。マイミクで有名人の方はチェックしてみてはいかがでしょうか。]]>
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    <title>バトルスター・ギャラクティカseason2</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.lennus.com/blog/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=1104" title="バトルスター・ギャラクティカseason2" />
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    <published>2008-09-24T14:59:03Z</published>
    <updated>2008-10-10T02:25:16Z</updated>
    
    <summary>　渡辺千賀のブログなどによれば、「バトルスター・ギャラクティカ」の後半はイラク戦争の影響が強く陰々滅々たる展開になるとのことだが、CS「Super Drama ...</summary>
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        <name>柴尾英令</name>
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            <category term="テレビ番組" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lennus.com/blog/">
        <![CDATA[　<a href="http://www.chikawatanabe.com/blog/2007/11/post-2.html" target="_blank">渡辺千賀のブログ</a>などによれば、「バトルスター・ギャラクティカ」の後半はイラク戦争の影響が強く陰々滅々たる展開になるとのことだが、CS「Super Drama TV」で始まった第２シーズンがいきなり度肝をぬくような展開で、目が離せなくなっている。

]]>
        <![CDATA[　いままで留守録してまでCSを見る習慣はなかったのだが、ギャラクティカは別である。配線をつなぎかえて、万全の録画体制をつくり、毎週、楽しみにしている。ブログで何度も注意喚起してくれた<a href="http://mega80s.txt-nifty.com/">廣田恵介</a>さん、ありがとう。

　人類を凌駕するアンドロイドの「サイロン」が一気にクローズアップされている第２シーズンだが、サイロンのみならず、人類側キャラクターの掘りさげもさらに進んでいる。第一話など、重態の艦長に代わって、指揮を執るタイ副長の葛藤のドラマだ。過去のエピソードもたくみに織り込まれ、システムと人間のドラマを緊張感あふれる演出で描いている。

　サイロンは、人間社会というシステムを浸食するウィルスのようなものだ。ギャラクティカ内に潜入したサイロン兵が、ギャラクティカの生命線をめぐって、アポロと戦う第二話は、まるで体内で白血球とウィルスが戦っているかのごときメタファーだった。

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</div>

　そろそろ「バトルスター・ギャラクティカ」が、多民族一神教の構図をもとにしたドラマであることがはっきり見えてきた。もちろん、そのあたりの展開は巧妙に隠されているのだが、現在、提示されてきた伏線から想像すると、神を前にしたときのサイロンと人類の正統性まで問う展開になりそうで、それだけでもぞくぞくする。逆に一民族多神教の日本人には、とっつきづらい話かもしれない。]]>
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    <title>開田家のお蔵だし2</title>
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    <published>2008-09-21T14:59:28Z</published>
    <updated>2008-10-10T02:17:41Z</updated>
    
    <summary>　開田裕治さん、開田あやさんのイベント「開田家のお蔵だし2」が阿佐ヶ谷のロフトAで開かれた。これは開田裕治さんご夫妻が、参加した社会科見学とか、イベント、祭りな...</summary>
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            <category term="イベント" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lennus.com/blog/">
        <![CDATA[　開田裕治さん、開田あやさんのイベント「開田家のお蔵だし2」が阿佐ヶ谷のロフトAで開かれた。これは<a href="http://home.att.ne.jp/green/kaida/">開田裕治さんご夫妻</a>が、参加した社会科見学とか、イベント、祭りなどの報告会ともいうべきイベントだ。 
]]>
        <![CDATA[
　首都高大橋ジャンクション、スーパーカミオカンデ、KEK,J-PARCなどの見学のほかに、能登のあばれ祭りなど、豊富な画像と動画で紹介していく。ご夫妻で同人誌で「ぶらりオタク旅」シリーズなど出されているだけに、ツッコミや喜びが、現地の熱気とともに伝わってくる。 

　社会科見学関係では、ごいっしょすることが多いので、うっかり自分の姿がプロジェクターで映し出されることも多く、なんとも恥ずかしいものがある。 

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</div>

　お二人の人柄と好奇心がよく伝わるカジュアルで暖かな会だった。 ]]>
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    <title>JAMSTECと旅行博</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.lennus.com/blog/archives/2008/09/jamstec.html" />
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    <published>2008-09-20T14:59:42Z</published>
    <updated>2008-10-10T02:12:15Z</updated>
    
    <summary>　ぴろり、さんとJAMSTEC（独立行政法人海洋研究開発機構）横浜研究所の一般公開へ。横浜の杉田駅から20分くらい歩いたところにある。 ...</summary>
    <author>
        <name>柴尾英令</name>
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    </author>
            <category term="イベント" />
            <category term="社会科見学" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lennus.com/blog/">
        <![CDATA[　<a href="http://d.hatena.ne.jp/pirori/">ぴろり、</a>さんとJAMSTEC（独立行政法人海洋研究開発機構）横浜研究所の一般公開へ。横浜の杉田駅から20分くらい歩いたところにある。 

]]>
        <![CDATA[　ここの目玉はかつて長年にわたり、世界のスーパーコンピュータランキングで上位を占めていた「地球シミュレータ」の見学である。 

　施設の何ヶ所かでサイエンスカフェを開催しているので、地球シミュレータをみる前にそちらにむかう。ちなみにここで案内をする若い女性って、きれいな人が多いんですが、どういうことでしょうか。理科系研究機関の女性広報はハイクオリティが多い説というのは、事実なのか。 

　科学の話も楽しいが、やはりきれいな人が多いと、それだけでうれしくなる。 

　地球シミュレータに関しては、以前、見学ナイトでも扱ったのだけれど、実物を見るのは初めてだ。 

<img alt="jamstec" src="http://www.lennus.com/blog/archives/2008images/jamstec08_01.jpg" width="480" height="360" />

<blockquote>地球シミュレータ（ちきゅうシミュレータ、英: Earth Simulator）は、NEC製のSX-5をベースマシンとしたスーパーコンピュータ。 

SX-5のCPUモジュールを1チップ化することで消費電力削減と高密度化を行い、これを8個でメモリを共有する計算ノードとしている。さらにこれを640台(5120CPU)単段クロスバーネットワークで結合した構成となっている。 日本の神奈川県横浜市金沢区の海洋研究開発機構横浜研究所 地球シミュレータセンターに設置されている。</blockquote>


<img alt="jamstec" src="http://www.lennus.com/blog/archives/2008images/jamstec08_02.jpg" width="480" height="360" />
　地球シミュレータセンター 

<img alt="jamstec" src="http://www.lennus.com/blog/archives/2008images/jamstec08_03.jpg" width="480" height="360" />
　上から見た地球シミュレータ。 

<img alt="jamstec" src="http://www.lennus.com/blog/archives/2008images/jamstec08_04.jpg" width="480" height="360" />
　１フロア下の冷却ユニット。　 

<img alt="jamstec" src="http://www.lennus.com/blog/archives/2008images/jamstec08_05.jpg" width="360" height="480" />
　上のフロアに冷気を送り込むダクト。 

<img alt="jamstec" src="http://www.lennus.com/blog/archives/2008images/jamstec08_06.jpg" width="360" height="480" />
　シミュレータの計算ノードの側面には謎の紅い丸がある。後で聞いてみたら、ただのデザインだった。ウルトラマンのカラータイマーみたいだ。 

<img alt="jamstec" src="http://www.lennus.com/blog/archives/2008images/jamstec08_07.jpg" width="360" height="480" />
　なんだか、清潔なロッカールームみたい。 

<img alt="jamstec" src="http://www.lennus.com/blog/archives/2008images/jamstec08_08.jpg" width="360" height="480" />
　各ノードを結ぶ光ファイバーの総延長は2800キロ！ 

<img alt="jamstec" src="http://www.lennus.com/blog/archives/2008images/jamstec08_09.jpg" width="480" height="360" />
　じつは10月になったら、リニューアルされる予定。 

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</div>

　そのあと、JRで大井町まで行き、りんかい線で東京ビッグサイトへ、大移動する。旅行博だ。 

　旅行博にきたのは4年ぶりかな。行列があればならぶのは、旅行博のお約束。ペルーのピスコサワーだとか、ドイツのホットワインだとか、ジャマイカのブルーマウンテンなどを飲みつつ、あちこちを回る。 

　ケニアの歌とダンスパフォーマンスの人たちが、非常に日本語がうまくて驚いた。 

　こちらもきれいな女性が多い。やはりシルクロード系の国は、美人を生むのだなぁとか、感心したりする。 

　ゲーミングエキスポ関係で、ラスベガスやマカオでVenetianを展開するサンズなどが出展して足りもした。マカオブースでは、そのVenetianからマスカレードダンサーもやってきていた。 

　目は幸せだけど、さすがに疲れましたよ。]]>
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    <title>パコと魔法の絵本</title>
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    <published>2008-09-15T14:59:36Z</published>
    <updated>2008-09-16T07:28:08Z</updated>
    
    <summary>２年前、「嫌われ松子」DVDリリースのタイミングで、中島哲也監督にインタビューした際、「（つぎは）PGとかつかないやつ……。松子がやっぱり制限があって、子供たちが見られない話だったんで、小学生たちが見て喜べるものっていうのをやりたい」と語られていたのだが、まさに、その通りレーティング抜きで小学生が楽しめる作品となったのが、今回の「パコと魔法の絵本」だ。</summary>
    <author>
        <name>柴尾英令</name>
        <uri>http://www.lennus.com</uri>
    </author>
            <category term="映画2008" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lennus.com/blog/">
        <![CDATA[　ワーナーマイカルシネマズ板橋３番スクリーンにてSRD鑑賞。 

　監督の前作「<a href="http://www.lennus.com/blog/archives/2006/05/memories_of_matsuko.html">嫌われ松子の一生</a>」は隅々まで好きな作品である。 
]]>
        <![CDATA[　２年前、「嫌われ松子」DVDリリースのタイミングで、中島哲也監督にインタビューした際、「（つぎは）PGとかつかないやつ……。松子がやっぱり制限があって、子供たちが見られない話だったんで、小学生たちが見て喜べるものっていうのをやりたい」と語られていたのだが、まさに、その通りレーティング抜きで小学生が楽しめる作品となったのが、今回の「パコと魔法の絵本」だ。 

　大いに笑わせていただいたし、大いに泣かせてもいただいたが、そもそも「映画をめざしているわけではない」中島哲也監督らしい、映画らしくない娯楽作品になっている。 

　「嫌われ松子」や「下妻物語」では一代記ともういうべき、エピックめいた縦軸があったのだが、老人が究極の無垢をもつ少女の力で改心する本作は、スケッチ・コメディめいた仕上がりだ。バラエティ番組への愛情深い監督ならではの作品といえよう。 

　ただ、泣きも笑いもほとんどのツボが、ダイアログ（セリフ）によって構成されているのはつらかった。絵本の朗読、状況説明、キャラクター説明、パンチラインなど、ほとんどがセリフである。 

　妻夫木聡の演じる大人の役者になりきれない元子役を立ち上がらせるために、土屋アンナのイカレ看護婦が説得するあたりなど、直線的なセリフが直線的な演技に乗せられて、くたびれてしまう。 

　ヒチコックの時代から、舞台の映画化はシーンやカット構成を舞台から離そうとしてロケを増やすのは愚の骨頂というのはセオリーだが、今回もそのセオリーどおり、庭のベンチや待合室といった、キーとなるセットに関しては、まるで舞台中継のように撮っている。ちょうど客席中央においたカメラのロングショット風である。かなり舞台を意識していることはよくわかる。 

　また、舞台のパロディではないかと思えるほど、俳優には大芝居をさせている。怪優、阿部サダヲの活躍は目をみはるほどだ。だが、セリフの多くが説明的であるために詩情やメタファーに欠けたシェークスピア芝居のようで、居心地が悪い。 

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　CGキャラクターと実写俳優との"競演"が話題だ。たしかにその部分の不自然さはないのだが、ただでさえ「ありえねー」というごてごてメーキャップの役者が登場するファンタジーめいた世界観の中だ。いまさらCGキャラクターが出ようが。アニメキャラクターが出ようが、驚きは少ない。異化作用はそこに生まれない。 

　また、記憶が一日しか持たないパコという少女の設定は「博士の愛した数式」でおなじみのもの。その設定があるからこそ、パコという少女のイノセンスが際だつわけだが、映画が終わるまで、その設定で留まったまま、展開されないのは、もったいないところだ。永遠の今日を生きる少女の"明日"、だれからも忘れられたい老人の覚えてもらう"喜び"、カーテン越しに見えたもの、下敷きにした「クリスマス・キャロル」、いろいろわかるんだけど、やっぱりすべてが浅いのだ。 

　中島哲也監督にはもうちょっと根深い"悪意"の娯楽を作ってほしい。]]>
    </content>
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    <title>映画「クライマーズ・ハイ」を解析し語る会</title>
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    <published>2008-09-13T14:59:46Z</published>
    <updated>2008-09-15T09:17:19Z</updated>
    
    <summary>　2008年、最高に印象的だった映画として、洋画なら「ダークナイト」、邦画なら「クライマーズ・ハイ」が躊躇なくあげられる。2008年はぶっちゃけ、この２本を見て...</summary>
    <author>
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            <category term="映画2008" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lennus.com/blog/">
        <![CDATA[　2008年、最高に印象的だった映画として、洋画なら「ダークナイト」、邦画なら「クライマーズ・ハイ」が躊躇なくあげられる。2008年はぶっちゃけ、この２本を見ておけばいい。それだけで「今年の映画は豊作だったね」と、語れるほどの密度がある。 

　「ダークナイト」のクリストファー・ノーランに会って話をすることは、たいへんだけれど、「クライマーズ・ハイ」の原田眞人監督なら、話をきける。といっても特別なコネを使ったわけではない。<a href="http://www.haradafilms.com/">オフィシャルサイト</a>で監督自身が自作を解析する会を呼びかけていたのだ。 

]]>
        <![CDATA[　それに申し込んだのが８月上旬で、本日、その会が開催された次第だ。 

　参加者は19人。八重洲のこじんまりした会議室で原田眞人監督を囲む。以前のティーチインや、監督自身のシナリオ塾参加者、掲示板での発言などをした人が多い。まっさらの参加者はぼくくらいかな。

　事前に「カッコーの巣の上で」や、「波止場」などをベースに自作を語ることを聞いていたので、そのあたりのチェックのみならず、最近の原田眞人監督作品も再見しておいた。

　午後2時から午後5時まで、途中で2回の5分休憩をはさみつつ、みっちりと話をうかがう。以下の要約は監督の話をメモったノートから、自分が再構成したものだ。

　まずは「クライマーズ・ハイ」のアカデミー外国語映画賞日本代表作落選という悲しいニュースから始まった。日本からは「おくりびと」が選ばれたとのこと。

　昨年エントリーされたのは「それでもボクはやってない」だ。だが、つぎのステップである9本のショート・リストには選ばれなかった。その理由は「これはマニュアルムービーであって、キャラクターを描いていないから」という批評にみられる。

　「おくりびと」は未見なのでなんともいえないが、アメリカの映画人から見て、"納棺師"マニュアル映画としてふるい落とされるリスクがあるのではないだろうか。

　つづいて、次回監督作の候補について……。ある人物について、やけに濃密に話をするなぁと思っていたら、それは驚くようなノンフィクションのタイトルだった。さいわいにもその作品は読んでいた。たしかにそれを原田監督が映画化すると、おもしろいことになるだろう

　その内容とからめて、自作のアカデミー賞日本代表作漏れが、日本を濃密に覆う「排外的ナショナリズム」によるものが多いのではないかということに話がおよぶ。

　「クライマーズ・ハイ」の批評でとても多かった批判がある。谷川岳衝立岩の登山シーンと、エンディング近くのニュージーランドロケは不要ではないかというものだ。

　アメリカ人記者を中心とする外国人記者クラブでの試写と対話では、日本でそのような意見が多いことに「意外」という声があがったそうだ。その不要という意見そのものの背後に「排外的ナショナリズム」があるのではないかという話だ。意識的か、無意識的かはともかく、群馬県でがんばっていた主人公が日本を去ることへの嫌悪感があるのだろう。それがアカデミー賞の選考を左右した可能性は否定できないと語る。 

　つづいて、映画におけるConfrontationや内的刺激であるReflection（そして外的刺激であるSensation）を説きつつ、日本人には理解しがたい概念「Ambivalence」について……。 

　英語の成句で「You can't have your cake and eat it too」とあるのがアンビバレンスの代表例だ。きれいなケーキを持ってることと、食べることは同時にできない。そして、食べるか、みるだけにするかの選択は主人公がしなければならないことでドラマが生まれる。日本人がここに弱いのは、宗教意識から生まれている。一神教的、神と悪魔の対立ではなく、八百万の神のいる国であるから、アンビバレンスの感覚が理解できない。

　また、海外で黒澤明が受けるのは、アンビバレンスをきちんと描いているためだ。さらに映画におけるもうひとつの重要なポイント、イニシエーションに話がおよぶ。それをもとに「波止場」のコンテンダーシーンや「カッコーの巣の上で」の３つのイニシエーションを解析していき、そのモチーフがどのように自作に反映されたかにつなげていく。 

　「クライマーズ・ハイ」におけるアンビバレンスと２つのイニシエーションが、自然にわかれば、最後のニュージーランドのシーンや、衝立岩のシーンを余計ということ自体が映画を読みとっていないことになるのだと……。

　また、「おおくぼれんせき」や「アンザイレン」といった、聞いただけではわからない言葉を解説もなしに作中に投げ込むことに関しても、「そもそも映画の中の言葉すべてを聞いて理解できると思うほうが不自然なこと」とばっさり。「そんな説明的なセリフをちりばめていると、映画そのものからリアルさとスピードが失われてしまう」のだから。 

　メタファーの面では、安西と悠木がともに持つリュックがポイント。編集部での重大な決意の際に画面内にリュックをおくことの意味。また、衝立岩と新聞社との対称。また、ブックエンドシステムとして山やキャラクターをどのように配置したかなど、周到に作りこまれたシナリオ構成を切り口も鮮やかに解析していく。

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<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=gamenooudou-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4844134841&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>　<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=gamenooudou-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B0017UE0TY&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>　<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=gamenooudou-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B001CFEE0O&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
</div>

　原作の中で映画として使えるものは最大限使ったが、それ以外はかなりカットしたことを語りつつ、カットした理由にも触れる。また、堀部圭亮演じる田沢と悠木の見せ場がなくなってしまったことや、ラスト近くで社長に対して悠木が決めたwisecrackをカットした理由。山崎努のチャーミングな撮影秘話など、すべてがエキサイティングで楽しかった。

　３時間があっという間だった。その後、監督はシアターコクーンの「人形の家」を見に行かれたが、参加者の多くは八重洲の中華料理店で、監督の息子、遊人さんなどをまじえ、あれやこれや、さらにもう一軒、あれやこれや。

　その席でも編集を担当した遊人さんから、いろいろとうかがう。「乗客リストに子供の名前を見た悠木」のシーンに触れ、あれでは観客が、悠木自身の子供のことと混同しないかと聞いたのだが、それさえも意図的であったということなど……。

　サイト管理人のHF孔さん、HF徳さんとのお話もたのしい。ぜいたくでエキサイティングな一日だった。]]>
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    <title>&quot;アパッチ砦の攻防&quot;より　戸惑いの日曜日</title>
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    <published>2008-09-12T14:59:57Z</published>
    <updated>2008-09-15T09:17:51Z</updated>
    
    <summary>　月曜日に虫垂炎を発症し、火曜日に腹腔鏡手術、木曜日に退院したばかりのけーむらくんといっしょに池袋サンシャイン劇場で、三谷幸喜・作、佐藤B作・演出の舞台「&quot;アパ...</summary>
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        <name>柴尾英令</name>
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            <category term="舞台・観劇" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lennus.com/blog/">
        　月曜日に虫垂炎を発症し、火曜日に腹腔鏡手術、木曜日に退院したばかりのけーむらくんといっしょに池袋サンシャイン劇場で、三谷幸喜・作、佐藤B作・演出の舞台「&quot;アパッチ砦の攻防&quot;より　戸惑いの日曜日」を鑑賞する。 

        <![CDATA[　上演前に「アルコールは止められてるんですが、それ以外はとくに制限はないんです。咳をしたら、痛いんですけどね。笑いすぎたら、どうかな。大丈夫かなぁ」なんてことをいっていたけーむらくんだが、上演中は抱"痛"腹絶倒の大笑い。 

　もともとは1996年に佐藤B作率いる東京ヴォードヴィルショーのために三谷幸喜が書き下ろした喜劇「アパッチ砦の攻防」の再演だ。2001年の名作「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」と近い純粋コメディだ。もしも、こちらをさきに見ていたら、「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」の感想もちがっただろう。展開にはらはらさせながら、しっかり笑わせてくれるすさまじいコメディだ。 

　会社経営に失敗して、住んでいたマンションを叩き売ってしまった男。だが、売った直後に娘から連絡がある。フィアンセを紹介したいと……。見栄っぱりな男は、自分が売ったばかりのマンションに忍び込み、そこの主人然として挨拶をするのだが、引っ越したばかりの新オーナー家族が帰ってきて、大騒ぎ。 

　三谷幸喜の技が冴えわたった脚本だ。1時間15分ほどで、休憩に突入したとき、「えーーー！　これで休憩ですか。後半、どうするの？　まだまだ、続くの？」と、ものすごく興奮してしまった。 

「ドリフターズだったらここで終わりにになるようなしめかたですよね」 
「そうそう、回り舞台で、歌手が出てくるみたいな……」 

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</div>

　第二部がさらにすごかった。ちりばめられた伏線やキャラクターが時間軸を縦横無尽に交差していく。そのたびに笑いが起こり、興奮してしまう。 

　新住人に西郷輝彦、旧住人に升毅で、このふたりのかけあいがすばらしい。初演では佐藤B作と伊東四朗のかけあいだったそうで、それも生でみたかったよ。 

　さらに女性陣の演技もすばらしい。鉄壁のあめくみちこに、キャラクターが説得力となる石野真子、意外といい感じじゃないかと思える中澤裕子、フィリピンパブ嬢を絶妙に演じる小林美江……。 

　ああ、こういう三谷幸喜は最高だなぁ。]]>
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    <title>ジャパン・ビアフェスティバル2008</title>
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    <published>2008-09-07T14:59:56Z</published>
    <updated>2008-09-15T09:19:11Z</updated>
    
    <summary>去年に続いて、麦酒男さんのお誘いで、ジャパン・ビアフェスティバルへ。 ...</summary>
    <author>
        <name>柴尾英令</name>
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    </author>
            <category term="グルメ（酒）" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lennus.com/blog/">
        <![CDATA[<a href="http://www.lennus.com/blog/archives/2007/09/beer_festival2007.html">去年</a>に続いて、<a href="http://ameblo.jp/draftbeer/" target="_blank">麦酒男</a>さんのお誘いで、<a href="http://www.beertaster.org/gjbf/date.htm" target="_blank">ジャパン・ビアフェスティバル</a>へ。
]]>
        <![CDATA[　入場料4,100円（前売り3,600円）を払ってしまえば、1回50mlずつ、120種類以上のビールを好きなだけ試飲できるイベントだ。前回は40杯前後のビールを飲んだ後、誘ってくれたご本人が、遠い世界にいってしまったすさまじいイベントでもある。

　今回はぼくら二人のほかに、ぴろり、さん、けーむらくん、<a href="http://ameblo.jp/kaki-azu/" target="_blank">柿澤あずき</a>さんが参加する。

<img alt="beer01.jpg" src="http://www.lennus.com/blog/archives/2008images/beer01.jpg" width="640" height="480" />

　会場の横浜大さん橋にはあのピースボートが泊まっていた。

　会場内はすさまじい混雑だ。ちょっとめげそうになるが、一部のビール以外はわりとすぐに飲める。「最初は水みたいにすっきり飲めるビールがいいですね」というけーむらくん。それはまったくごもっともだが、ビールの種類が多いので、どれがそういうビールかわからない。適当に失敗したりしつつ、べーぐる犬さんがすすめるパレスチナの<a href="http://savetheolive.main.jp/taybehbeer.htm" target="_blank">タイベビール</a>にたどりつく。これがほんとにうまかった。ゴールデン、ダーク、アンバーの三種類を販売していたのだが、どれもうまい。パレスチナはたいへんだけど、ビールはまっとうにうまかったよ。

　また、屋内は基本的に飲食禁止だが、屋外ではつまみの販売店がある。しかし、ここが長蛇の列だ。それでもがんばって30分以上並び、、砂肝、ハム、ベーコン、焼きそばなどを食べる。次回はチーズや魚肉ソーセージなどをカバンにいれておくのもいいかも。

<img alt="beer02.jpg" src="http://www.lennus.com/blog/archives/2008images/beer02.jpg" width="640" height="480" />

　すっきりしたビール→変なビール→ちゃんとしたおいしいビールへと方針が変るけーむらくんの行動方針につきあい、こちらもいろいろと飲む。ストロベリー爆発ないちごビールとか、それはコーヒーとビールを混ぜただけではないかという味わいのコーヒービールなど……。今年はワサビビールは出ていなかったね。

　ほかにはIPA系がどれもおいしかった。

　午後３時ごろから、午後6時30分ごろまで、飲む。今年は35杯くらいのみました。やはり、こういう飲み方は本当に酔っ払う。

　会場はなんだか、愉快に笑っているやつばかり、この雰囲気がビアフェスティバルの醍醐味だろう。

　ラストオーダーの午後6時30分ごろで、べーぐる犬さんのスイッチが入る。会場には氷柱が置いてあり、涼を求める人が集まっていたのだが、そこにで、ペタペタと氷を叩いているカナダ人とアメリカ人（マサチューセッツ出身）に接近し、「なぜ、外人はスパンキングが好きなのか」と問いかけ、二人がちょっと日本語がわかると知ると「スパンキング、ペンペン」と問いかけ、「スパンキングはいいけど、奥さんにはしないよ」とカナダ人がいうと、「お尻、スパンキング、サイコー」と、がんばっていた。

　酔い覚ましに歩きながら、中華街方面へ。

　なにか軽く飲めるところはないのかな。と、うろうろ回っていると、<a href="http://blog.goo.ne.jp/chuka-champ/e/949d1292fb55f12e67ca700d1dca1a64" target="_blank">小さなビルの屋上がビアガーデンになっている店を発見した。</a>酒もつまみも全品300円。そういうところがいいんじゃないと入ろうとしたら、べーぐる犬さんが大声で「いーーーやーーーだーーー」と、駄々をこねはじめる。「おーーれーーはーーー、チーーキーーンーーがーー、食べたいーーー」と、大通り方面を歩き始める。なぜ、チキン？

　胃の中はビールでいっぱいなので、食欲のある人はそんなにいないはず。それなのに、高級そうな中華料理店に入ろうとしたり、「トイレにいきたーい」とか、「とりあえず座りたーい」とシャウトするべーぐる犬さん、楽しすぎる。

<img alt="beer03.jpg" src="http://www.lennus.com/blog/archives/2008images/beer03.jpg" width="640" height="480" />

　結局、流れ流れて、「<a href="http://fukumanen.jp/japanese/index.html" target="_blank">福満園本店</a>」へ。四川と福建料理の店だ。

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</div>

　知らなかったのだけれど、この店がアタリだった。陳麻婆豆腐はきちんと麻味がきいている"辛うまさ"で、幸せすぎる。点心もいろいろ頼んだけれど、こちらは普通の味。さらに熊本で有名な「太平燕」のオリジナル中華版があり、これもうまくてビール腹の胃にすっきりとおさまる。最後の四川チャーハンははっきりと辛く、よい店だった。

「わはは！　BAOH!!さんのいないところで、ぴろり、はBAOH!!さんのことを"あいつ、なんだかなぁ"とか、陰口いってるんですよ」などと、べーぐる犬さんは絶好調である。ぴろり、さん複雑そうな顔だ。

　この店になったのはべーぐる犬さんの主張によるものだったが、奥さんからの電話が入ったとたん、べーぐる犬さんのテンションがはっきり変る。そわそわしていたかと思うと、「じゃあ、ぼくはここで」と、立ち上がる。っていうか、「軽く飲もうといったのに、だれのおかげでちゃんとした中華料理店になったんだよ！」と、つっこまれると、多めに払っていかれました。お疲れさまです。

　いろんなものをおいしそうに食べる柿澤あずきさん。途中からしっかり寝込んでしまったけーむらくん。

　ビールはほんとに楽しいねぇ。]]>
    </content>
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    <title>闇の子供たち</title>
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    <published>2008-09-02T14:59:56Z</published>
    <updated>2008-09-15T08:09:16Z</updated>
    
    <summary>　ワーナーマイカルシネマズ板橋11番スクリーンにてドルビーSR鑑賞。 　タイにおける「幼児の売買春、幼児の人身売買、幼児の臓器売買」という反吐が出るような「現実...</summary>
    <author>
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            <category term="映画2008" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lennus.com/blog/">
        　ワーナーマイカルシネマズ板橋11番スクリーンにてドルビーSR鑑賞。

　タイにおける「幼児の売買春、幼児の人身売買、幼児の臓器売買」という反吐が出るような「現実」を告発したフィクションだ。あたかもドキュメンタリーであるかのように、ほぼ１シーン１ショットに近いカメラワークで描いている。


        <![CDATA[　江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡やタイ人役者たちの大芝居に、ちょっと鼻白むこともある。また、幼児売春のショッキングでグロテスクなシーンも多く、どんなホラーよりもおぞましいシーンがいくつもあった。エイズの末期症状でゴミとして袋に入れられた少女が、ゴミ袋を破り、故郷に帰っていくシーンの数々はすさまじい。

　日本人にトランクにつめられお持ち帰りされる子供や、ホルモン剤を大量にうたれ死んだ挙句、その死の代金をクレジットカード払いされる子供。

　ふだんは無意識に目を背けていることが、大スクリーンで見せつけられる効果はすさまじい。主要なキャラクターの背景も通りいっぺんに描いていない。売春宿の男が、幼いころに買われていたり……。

　おそらく、このような現実はあるのだろう。それをこのような形で告発する意味もあるのだろう。

　だからこそ、クライマックスからエンディングにかけての展開にがっかりしてしまった。

　ここからはネタバレです。PCはマウスを使った反転表示でどうぞ。携帯はそのまま表示されます。

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</div>

　あの<span style="color:#ffffff">銃撃戦って、つまり、なんなのだろうか。身内に裏切り者がいたのは</span>わかるが、<span style="color:#ffffff">その裏切り者がいきなり警察に銃を向ける意味がさっぱり</span>わからない。

<span style="color:#ffffff">　江口洋介が自殺するのは、あまりにも短絡的なエンディングだ。自分の内なる過ちを恥じる。自分さえも<span style="color:#000000">聖域</span>ではないというメッセージなのだろうが、過去の罪悪感で自殺する江口の立場と、臓器売買を探る記者としての江口の立場がまるっきりつながらない。

　その大雑把さで、<span style="color:#000000">映画としては</span>傑作になりそこねてしまった。</span>]]>
    </content>
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    <title>「ZED」トライアウト公演</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.lennus.com/blog/archives/2008/09/zed_tryout.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.lennus.com/blog/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=1096" title="「ZED」トライアウト公演" />
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    <published>2008-09-01T14:59:11Z</published>
    <updated>2008-09-04T09:49:50Z</updated>
    
    <summary>　日本に住んでて、シルク・ドゥ・ソレイユのトライアウト公演なんて、いける機会は滅多にない。 　日本でも「サルティンバンコ」や「キダム」、「ドラリオン」などでおな...</summary>
    <author>
        <name>柴尾英令</name>
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    </author>
            <category term="舞台・観劇" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lennus.com/blog/">
        　日本に住んでて、シルク・ドゥ・ソレイユのトライアウト公演なんて、いける機会は滅多にない。

　日本でも「サルティンバンコ」や「キダム」、「ドラリオン」などでおなじみの国際的サーカス団シルク・ドゥ・ソレイユだが、仮設テントを使い世界中で披露されるツアーショーのほかに、一ヶ所にショー専用の恒久的な劇場を建設して、常設講演を行うレジデントショーがある。

        <![CDATA[　"O"や"KÀ"、"La Nouba"といったレジデントショーは、ラスベガスか、フロリダ、そして（今年から）マカオで展開されている。

　ツアーショーとレジデントショーの差は大きい。ラスベガスの"O"など、自在に深さを変えられる巨大プールを用い、高飛び込み、シンクロナイズド・スイミングを交えたすさまじいアクロバットが見られる。

　日本ではいままでツアーショーしか見られなかった。だが、今年の10月１日から舞浜の東京ディズニーリゾートに建設された「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京」で最新ショー「ZED」が見られることになった。

　総事業費140億円、客席数2170、地上７階建ての新しい劇場が建設されたのだ。

　グランド・オープニングは１ヶ月さきだが、そこに向けてトライアウト公演が行われる。一種のリハーサル公演だ。有料の観客を入れることで反応を確かめ、さらに調整していくわけだ。本公演とくらべると、料金も２～３割安い。

　そういうことで、いってきましたよ。「ZED」のトライアウト公演。

　劇場は舞浜駅からかなり離れている。イクスピアリから、アンバサダーホテルに入り、ホテルの中庭を抜けて、ホテル駐車場のそばにある劇場に入る。経路上にシアターの案内表示はそれなりにあるが、わからないと迷ってしまうかもしれない。

　駅からの所要時間は10分強だが、はじめていくときは、早めに行動したほうがいい。

　シアターは多面体で作られ、ガラスで飾られた現代的なものだが、サーカステントをイメージしたものだという。中にはショップもあった。Tシャツやお菓子、携帯ストラップなど、シルク・ドゥ・ソレイユグッズ中心で、パンフレット以外は「ZED」オリジナルの商品はなかった。グランドオープニングには、そろうとのこと。

　コンセッションはカナダ産ミネラルウォーターやワインなどもそろっている。

　１時間前に入場できるが、シアター内に入れるのは30分前である。10分前にはシルクのステージではおなじみのプレショーがあるので、早めに着席したほうがいい。

　会場に入って、息をのんだのはステージである。明るいロビーエントランスから、シアターに足を踏み入れ、目の前の景色を見るだけど、ここが日常生活とはちがう特別な空間であることが、はっきりとわかる。

　Ω型のステージを取り囲むように座席がならぶ。シルクのツアーショーや、「Mystere」のような座席構成。

　今回は一般料金のレギュラー席、客席中央部PA制御卓付近に座った。このあたりはベストシートではないかと思う。全体を正面から見渡せたのは本当によかった。最前列付近で、キャストを間近に見るのもいいけれど、演目によっては見上げる形になるので、首が疲れそうだ。また、前後に関わらず、両サイドの席はすすめられない。また、後方席でもきちんとした双眼鏡があれば、かなり楽しめると思う。

　高いところが見やすいように、軽く仰角がついたシートそのものの座り心地もよく、全席との間隔もたっぷりだった。

　レジデントショーということで、セリや回り舞台、天井の吊り機構が効果的に使われていた。天井の装置はデススターのようでかなり凝ったものだったが、「O」や「KA」クラスの度肝をぬく仕掛けではない。レジデントショーであれば「Mystere」のイメージに近いショーで、主役は舞台ではなく、キャストであることがはっきりしていた。

　なにしろ、トライアウト公演だ。演目によってばらつきもあったが、それでも十分に感動的だ。とくにオープニングとフィナーレは鳥肌が立つようなクオリティで、このふたつを見られただけでも、もとはとった気がする。

　以下はネタバレの紹介だ。本公演とくらべるための覚書として書いているので、サプライズが楽しみな人は読まないほうがいいかも。

第一部
<strong>１）オープニング</strong>
　プレショーで客いじりをしていた二人のクラウンが本の世界に入っていくという構成はだれもが予想できるところだが、ステージを覆っていた幕が引かれていくさまは心地よい。


<strong>２）バトン</strong>
　スポーツバトンの世界選手権で11年連続優勝した稲垣正司が登場。高さのあるステージ空間を存分に生かしたもので、力強さが小気味いい。

<strong>３）バンジー</strong>
　紅白の小林幸子よろしく宙吊りになったシンガーが歌う中、4人のパフォーマーが、伸縮するストラップを使って、美しく舞う。

<strong>４）ラッソ</strong>
　ラッソとは投げ縄のこと。中国系のアーティストが輪になるロープを操作し、自分の身体で潜り抜けたり、連続縄跳びのように通り抜けさせたりする。連続技の一部で失敗はあったけれど、ステージ全体を大きく使った構成は気持ちがいい。

<strong>５）ポール・アンド・トランポリン</strong>
　ここまではステージの上と下を交互に使う構成だったが、ここでは、上下に展開。天井からはハンモックといわれる布を使って、しなやかな体を見せてくれる。演目のメインは下のフロアで行われる。サルティンバンコでは「チャイニーズポール」といわれていた、垂直固定ポールでの演技にトランポリンを加えたもの。

　かなり意欲的な演目だったが。パフォーマンスとしてのこなれ方が、いまひとつだった。本公演が楽しみ。

<strong>６）エアリアル・シルク</strong>
　エアリアル・コントーションともいう。空中から吊られた布を自在に使って美しい姿を見せてくれる。今回、ソロ系の演目はどれも美しく感動的だったが、これもそのひとつ。

<strong>７）ハイワイヤー</strong>
　つまり、綱渡りである。男性二人、女性一人が登場する。男性二人の正確なジャンプと一瞬の切れ味はすばらしいのだが、女性がからんだパフォーマンスが、いまひとつ物足りない。

<strong>８）ジャグリング</strong>
　これは気持ちがよかった。複数人数によるジャグリング（お手玉系のパフォーマンス）。後半の炎を使ったダイナミックな演目になると観客防護用のネットや消火器まで出てきた。

<strong>９）クラウン</strong>
　前半終了はクラウンの寸劇。気がついたら、休憩時間になるという流れだったが、その前のジャグリングで終わらせてもよかったのではないか。

【休憩】ここで30分の休憩。休憩の後半から、生バンドによる音楽が流れ始め、自然に第二部が始まるのはよかった。

第二部
<strong>10）バンキン</strong>
　ロシアン・アクロバットチームによる壮絶組体操系肉体芸だ。直立4段のピラミッドなど、ダイナミックな演技が多く、安心してみていられる。

<strong>11）エアリアル・ストラップ</strong>
　二人の女性がそれぞれ二本のロープを用いて、空を華麗に舞う。これも安心してみていられた。作劇上の主人公、ZEDとのからみも楽しい。

<strong>12）バトン</strong>
　第二部の白眉のひとつ。第一部でも登場した稲垣正司が、ステージ狭しとバトンを見せてくれる。3本のバトンを使って、スピードと正確さを見せてくれる後半など、CGでも使っているかのように錯覚した。

<strong>13）ハンド・トゥ・ハンド</strong>
　シルクの演目としては定番の筋肉芸。二人セットで反動を使わず、人間がさまざまな形を見せてくれる。大柄と小柄、黒人と白人など、さまざまな組み合わせがあるが、今回は男性と女性のペアだった。中央の回り舞台を使うのだが、会場中が固唾を呑んで見守っていた。

<strong>14）フライング・トラビス</strong>
　つまり、空中ブランコだ。後半の連続空中ブランコなど、技術的にはすばらしいものだが、ショーとしての盛り上がるを考えると、平板な印象があった。

<strong>15）フィナーレ</strong>
　これはすごかった。ほんとに鳥肌もの。終わったあと、スタンディングオベーションで、4回もカーテンコールがあったのだけれど、このフィナーレのおかげといってもいい。

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　キャラクターなど、ヒエロニムス・ボッシュからインスパイアされたものが随所に登場しているが、ステージの明度が高く、全体的に清潔で明るい印象がある。

　主人公のZEDと二人のクラウン。狂言回してきな存在がふたついるのはちょっと気になる。このあたりの構成はもう少し練りこんでほしかった。

　音響はとてもよく、その中でバイオリンソロなど、とても素敵に響いていた。好みでいえば、パーカッションがもっと響くようなつくりが好きだけれど、それでもとても豊かに気持ちになれたよ。

　歌はすべて、ZED語とも言うべき異国のことば。そんな中、第一部で「ライオンがきたっ！　ライオンが来たっ！」とくりかえし聞こえるところがちょっとおかしかった。

　気がかりだったのは、作・演出が映画「シルク」の監督フランソワ・ジラールだったことだけれど、それは杞憂だった。

　トライアウトといいながら、これほどのものを見せてくれるのはうれしい。10月には本公演にいく予定だ。そっちはそっちで本当に楽しみだよ。]]>
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