DIARY1998 Nov.1〜10

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1998年11月1日

アジト2とエロの共通点?
朝五時まで呑んでいたので、体が重い。
それでも女房と買い物にいく。

その後、
GAMEWALKERのレビューのため「アジト2」をプレイ。
よくできているソフトだ。
おたくな親父のツボをつくできに好感を持つ!!

さらに、あちこちのサイトからエッチな画像を収集したりして
「オヤジ的電脳空間」に耽りまくる。

いまごろ
みんな「レガイア伝説」やってくれてるのに、
おれってば、なにやってんだろ?

ま、いいか。人間、避けてはとおれないものもあるってことよ。

ふふん……。


1998年11月2日

 「リング2」に出演!
アスミック・エースのO川プロデューサーに依頼され、
早朝から新橋駅付近で映画「リング2」のエキストラ出演。
つまり、純粋に通行人の役です。

女衒状態で出演者を徴用するものの、けっきょく来てくれたのは、
小説家の高瀬美恵姉妹、樹川さとみさんをはじめ、
自由業、専業主婦の方が中心。
あとひとり、プログラマーのヤングもいたけど、
その存在は内緒なのだ!

しかし、長い待ち時間だ……。足腰がへろへろ。

どうやら、ほかに代々木アニメーション学院の連中も
来ているようなのだが……、
「レガイア伝説、あれ、ぜったい売れると思うね」なんて、
言葉が耳に入ってくる!

おおおお! 寿司くいねェって感じ。
あまりにおもしろすぎるので、
じわじわと近寄って話に耳をすませる。

「あの霧がでてくるCMを見たときにびびーーんときたんだ。
おれ、いままで、びびーーんときて、売れなかったソフトはないぜ」

なんか、おたくなヤングが、神々しく思えてくる!

「で、いままでにどんなゲームがびびーんときたんだよ?」
ナイスなつっこみをしてくれるやつがいる!

「ええっと、「ファイナルファンタジー」だろ……。
「ゼルダの伝説」だろ……」 

…………。

別にあんたがびびーんとこなくても、そりゃ売れるわ。

「レガイア伝説」完成披露パーティ
その後、赤坂へ。

いったんコントレイルに顔をだし、ディレクターの子をからかう。
その後、プロキオン主催の「レガイア伝説完成披露パーティ」に。

みんな、すがすがしい顔をしてる。
感動的な話も飛びだし、ちょっとしんみり……。

金子プロデューサーがスピーチで、
柴尾を持ちあげてくれる。
妙にうれしい。柴尾はおだてに弱いのだ。

ありがとう。ありがとう。

でも、柴尾はどんどん体調が悪くなっている。

どうやら、徹夜仕事と前日収集していたエロ画像、
さらに、エキストラ出演がダメージをあたえているようだ。

その後、スタッフのみなさんはカラオケへ。

しかし、アニメソング絶叫パーティにいけるだけの
体力がない柴尾は一足先に失礼する。 


1998年11月3日

ラジオに出演!
文化の日。

今日は「レガイア伝説」PRのため、ラジオ出演。
FM東京系の番組、角川書店提供の「サイバーステーション」……。

夜十時ごろ、地下鉄の駅で方向を確かめていたところ、
SCEの
ステハニー林さん(ステファニーの誤植ではない)とSさんにばったり。
ステハニーさんはSCEにその人ありと知られた
美人プロモーターだ。
この人といっしょになると、いっぱい元気をくれるから、
柴尾的にはうれしい。

いっしょにスタジオにむかう。
到着した控え室では、
その場にいらしたみなさんとしみじみ名刺交換。

すぐそばでは声優の氷上恭子さんが葉書を読んでいる。
 うーん、小さくてかわいい人だなぁ。

やや遅れて、メインパーソナリティのドン・マッコウさん登場。
いただいた名刺には
音楽事務所の社長さんの名が……。
寡聞にして知らなかったのだが、どうやら有名な人らしい。

なんでも今日もスタジオの玄関には
「入り待ち」をしているファンの人までいるそうだ。

静かに穏やかに世間話。
ディレクターさんの「ぼちぼちやりますか」の一声で、
スタジオに入る。

まるで学校の放送室みたいな空間。
 油断していると、いきなり収録が始まってしまう。

と、さっきまで静かにしていたはずのマッコウさんと氷上恭子さんが、
いきなりフルテンション!
これか、これがプロってやつか!

ひえええ!

素人には衝撃っす。

必死に話したのだが、どうも要領を得ない受け答えになってしまう。

一方、同席したステハニー林さんはみごとな受け答え。
さ、さすがすぎる……。
岩井俊二監督の「レガイア」CFのエピソードも巧みに織り交ぜて、
ナイスに話している。

7分の収録時間があっという間に……。
 最後にドン・マッコウさんがしめのことば!

「ゲームはCMだぁぁぁぁぁぁ!」

ま、まいりました。

家に帰って、すぐに番組を聞く……。
自己嫌悪がわが身をさいなむ……。

女房は慰めてくれたものの
傷ついた心は……、心は宙をさまよう。


1998年11月4日

プロじゃないよ
GAMEWALKERの原稿を書く。

じつはすでに前日書いて、メールにて送稿していたのだが、
恐ろしいことに、
 文字数が足りないという恥ずかしいマネをしでかしてしまっていた。
おれってば、プロ失格!!

結果的に「アジト2」の原稿は全面的に直してしまった。


1998年11月5日

秘密の会議
都内某所にて秘密の会合。秘密の打合せ。秘密の飲み会。


1998年11月6日

サンデーでじっくり
小学館にて、「少年サンデー」入稿作業。

文字数は出ているもののデザイナーさんから写真の戻しがおそく、
思わず手間取ってしまった。

しかも携帯型ワープロの調子が悪く、編集部のルポを借りたものだから、
能率は大幅にダウン。

けっきょく夜8時から朝の2時までかかる。

ちょっと自己嫌悪。


1998年11月9日

秘密の……
都内某所にて秘密の会合。


1998年11月10日

学生からのインタビュー
ワセダミステリ・クラブの後輩が、
ゲームフェニックスという同人誌を作ることになり、
そのためインタビューを高田馬場の喫茶店で受ける。

自分が人にインタビューをするというのは
「攻め」だから、やりやすいけど、
インタビューイとなるのは「受け」でやりにくい。

さてさて……、いざ自己紹介の段で
インタビュアーの大学生がまだ中学生のころ
「レナス」をやっていたと聞いて、ちょっぴり唖然。
しかもそんな彼も某ゲーム雑誌でライターをやっているというのだ!!

まぁ、しょうがないこと。
あたりまえのことだけど、そんなに時間がたってるのに、
ほんのすこしの数しかゲームを作ってないな、おれ……。

死ぬまでにあと何本作れることか(笑)。

自分とゲームと、仕事の話を好き勝手にしゃべらせてもらう。


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