はるかなる信州
午前9時起床。前夜の酒がまだ残っている。
やや風邪気味。鼻がむずむずする。
しかし、出発せねばならない。
今日から、信州でスキーなのだ!
お雑煮をいただいたあと、
義父のクルマで前橋駅に到着したのが、午前11時。
駅前のイトーヨーカドーで(風邪薬ではなく)鼻炎薬を買い、
電車で高崎駅へ。
30分ほど待って、新幹線あさまに乗り、長野駅へ。
長野駅でさらに待って、
快速電車で長野駅から松本駅が1時間。
松本駅ではJR大糸線の乗り継ぎがうまくいかず、
さらに1時間ほど待つことに……。
ホームの上で
持参しているシャープの「コミュニケーションパル」と携帯電話を使い、
ネットサーフィンしながら、ひまつぶし……。
なんとか乗りこんだ列車に揺られることさらに1時間以上、
信濃大町駅に到着。
ここに来るまで、じつに遠かった……。
たしかに「駅スパート」でチェックしても、5時間15分かかるとある。
ここでタクシーに乗り、ペンションにむかう。
オリンピックの副産物
車内で運転手さんがなにげなく、
「長野駅から、バスに乗れば、オリンピック道路を使って
1時間ほどで到着しますよ!」などと教えてくれる。
しまった! そんな手があったのか!!
それを早く知ってれば、きょうも滑れたものを!
さらに、信州のスキー場では、数日前までの雪不足で、
団体客のキャンセルがあいついでいることや、
長野五輪のおかげで、道がよくなりすぎたせいか、
日帰り客が増え、ペンションなどは、かなりつらいことになっているとの話を聞く。
不況の影響もあり、
今シーズンかぎりでつぶれるペンションなども
多くなりそうだという。
なんだかんだで、簗場スキー場のそばにある
ペンション「フリンフロン」に到着したのは、4時30分ごろ。
東京から出発し、午前中に到着していた
高瀬美恵さんとK村(レコード会社勤務)くんはすでに滑り終え、
風呂から出てきたところ……。
ペンション「フリンフロン」は昨シーズンも二度ほどお世話になったところ。
ご主人はログハウス作りのエキスパートで、通称「オーナー」。
奥さまは浅草出身の通称「社長」。
K村くんは、上司とともにここに来て以来、
豪快な「オーナー」と気風のいい「社長」の人柄にひかれ、
数年前まで、年末年始のシーズンなど、
お客ではなく、従業員として、手伝いをしていたほど!
「オーナー」は「口は悪いが、腹はない」人の典型。
「オーナー」の作る料理もうまく、業界の常連も多く、
とにかく気持ちのいい宿なのだ。
ぼくは漬物ぎらいなので、よくわからないのだが、
ここで供される野沢菜は最高にうまいとのこと……。
食事もすみ、すっかりくつろいだあとは、
T夫妻(今回不参加)の差し入れの「ブラックウィスキー(美味!)」を飲み、
たらたらとおしゃべり。
ちょっとやりすぎ電波少年!
ペンションのテレビで「電波少年」の特番を見るが、
みんなで不愉快な思いにかられる。
いったい、あれはどういうつもりなんだろう。
韓国版懸賞生活といい、インド洋版スワンの旅といい、
カタルシスなき無限地獄としか思えない。
直電で、伊藤くんが企画を断ったことが、
唯一溜飲を下げたポイントだった。
深夜、遅れていたO田弁護士がクルマで到着。
年末年始だというのに、当番弁護士がまわってきた彼は、
「事件さえなければ、早く着く」といっていたのだが、
あいにく事件が起こり、到着が遅れてしまったのだ。
酒盛りも終わった、深夜12時ごろ、乾燥室に行き、
去年買ったばかりのサロモンのカービングスキー板「NEO BEAT」に
ホットワックスをかける。
去年、板を買ったときから始めたホットワックスだが、
単純作業なだけに、妙に楽しい。
明日はいい天気になるといいな。