DIARY:1999 MAR.11〜20

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1999年3月11日(木)

池袋買い出し紀行。
家でずっと仕事をしているうちに、煮つまってしまった。

夜七時、
発作的に東上線に乗り、池袋へ。
ビックカメラ本店、ビックパソコン館、西武百貨店のLIBROとまわる。

両手では抱えきれないほどの本を買いこむ。
腕はつらいが、やたらにしあわせ。
喫茶店に入り、読みふける。


1999年3月12日(金)

本日10,000HIT達成!!
みなさま
ほんとうに、ありごとうござます。

まさか、自分がサイトを持つとは……、
まさか、自分が毎日、日記を書く人間になるとは……、
想像もつかないことだったので、
とってもうれしいっす。

まだ、しばらく続くと思いますので、
気が向いたら、遊びに来てやってください。

当面の目標は、
ODNの初期設定容量10Mバイトを
テキストで埋め尽くしてやるという
壮大なものだったりします。

タグを含めて、四百字詰め原稿用紙で
一万枚以上か……。

おあああ!

いくらなんでも、しんどいかも……。
やっぱ、やめようかな……。

今夜もロフトプラスワン!
夕方、
アスミック・エースエンターテインメント
小川真司プロデューサーと待ち合わせて、
おなじみのトーク居酒屋「ロフトプラスワン」へ。

今日の演目は
「映画ガチンコ兄弟日本アカデミー賞を見る」というもの。

第22回日本アカデミー賞授賞式」の
テレビ中継を見ながら、
映画ガチンコ兄弟や唐沢俊一さんの日本映画の現況を
憂うトークを聞くという流れだ。

会場で
「お天気お姉さん」の映画監督、細山智明さん、
ポニーキャニオンのK村くん、
日本テレビのプロデューサー、小山正さんと合流。

小山さんは、
慶應義塾大学推理小説同好会の出身。

大学時代はミス連のイベントや、早慶交歓会などで
よくお会いしていたものだが、
社会人になって、お会いするのは、じつにひさしぶり……。

「最近、ぼく(柴尾)もHPを作ってるんですよ」
なんてことをいうと、
「拝見したことありますよ。
そのへんの情報はしっかり入ってますから……」とのこと。

ううむ……。
悪いことはできないなぁ。

さてさて、かんじんの内容だが、
いまひとつ楽しめなかった。

松嶋菜々子の2メートル以上(ウソウソ!)ある
身長に注目とか……、
森繁久弥が登場するかどうかとか……、
助演男優賞をいかりや長介が受賞後、
ドリフのネタをやるかとか……、
そんな、低次元のツッコミ中心で
お土産になるような話は、でてこなかった。

なんか男のオタクって……
低調だった理由は以下の通り。

1)もともと映画ガチンコ兄弟は、
日本映画を好きではないんじゃないか。

せめて最優秀作品賞候補5作品の
内容くらいおさえて解説しろよ。

2)「日本アカデミー賞」そのものが
たいしたものではない。

権威に対する反抗としても、そもそも
たいした権威がないんだもの。
反抗や提言をしようにも、からぶりになっちゃうだけ。

3)客筋が最悪。

ぼくらは座敷席に座っていたんだけど、
すぐ背後に座ってる連中がうるさいのなんの!
解説の脚本家、市川森一さんが登場するたびに
「死ねー! おまえがウルトラシリーズをだめにしたんだ」
だって……。

バカになるにも、ほどがある。

まぁ、以上のような理由で
げんなりしちゃったんだけど……。

三番目のやつが、なにより、いやだった。

とにかく、どこかの批評から
借りてきた文脈でしか、ことばを発すことができない
「男おたく」にはうんざり。

これはWWW上の
ゲームサイトなんかに出没する数多のバカと同様の
パターン。

プチ「ファミ通クロスレビュアー」が
跳梁跋扈している。

以前、さくまあきらさんが、おっしゃっていたことだが、
発表前の新作ゲームを
テストプレイヤーにやらせて、
感想をきいても、ことばが出てこないことがあったという。

「雑誌にレビューが発表されて、それを読まないと、
自分がなにをいっていいか、
わからないみたいなんだよね」とか

それでもしつこく聞いていると、
「(***にくらべて)●●●がない」などと
既存のゲームとの
比較しかできないという。

単一の物差ししかなく、
新しいものを積極的に受け入れようとしない。

物差しにあったものだけを
盲目的に消費していくだけ……。

その物差しも借りものだから、
うすっぺら。

本人は気が利いたことを
いっているつもりだろうが、
狭量なジャーゴンをまきちらしているだけ。

そんなやつにかぎって、声がでかいんだから、
どうしようもなく、たちが悪い。

小さな収穫
小山さんや細山さんたちと
「結局、ここにいる連中のいうことだけは
きいちゃいけないんだよね」と、話し合う。

ただ、そんな中で
小山さんや細山さんのことばは収穫だった。

会場では「死ねばいい」などと
野次をとばされていた山田洋次監督の
「学校III」はかなりの名作らしい。

「学校は、I、II、IIIと、よくなっていくんですよ」とのこと。

そう聞くと、自分が見てないことが
恥ずかしくなっちゃう。

山田監督の「寅さん」シリーズから
ネガティブなイメージだけをすくいとって
「死ねーー!」なんぞと野次を飛ばすより、
とっとと作品を見たほうが、
どれだけゆたかなことか……。

とにかく否定的なことばを叫んで
消費したつもりになっている、まぬけこそ
死んでいただきたい。

なんだかんだで、閉幕。

まぁ、演壇の諸氏は、それほど、
ひどいことはいってないので、まだ、いいんだけどね。

むしゃくしゃして、
飲み足りない気分だったけど、
だれもつきあってくれなかった。

ちえっ。

さびしくラーメンを食って帰る。


1999年3月13日(土)

@ Water Garden offline meetig
少女小説家、高瀬美恵さんの
サイトのオフ会に出席。

寝たり、起きたりしながら、
たらたらとしているうちに
すっかり、遅れてしまった。

途中から、タクシーをとばして、
会場のギリシア料理店「風の蔵」に到着したのは、
開始から30分後。

地下のパーティスペースを借りていたのだが、
なんか、すでにすごい盛り上がり状態。

ギリシャ料理なんぞ、
どこにも見あたらない。

会場は二つに分かれていたが、
そのうちひとつは、女の花園……。

かろうじて料理が残っている模様だが、
とてもじゃないが、
中に入れない……。

まるで、「混浴露天風呂」ですといわれて、
うっしっしと、素っ裸で入ったものの、
いざ、中に入ってみると、
湯船にあふれる女性群!
あわてて、股間を風呂桶で隠すようなもの……。

とにかく女性率が高い。

あらためて、高瀬美恵という人が
少女小説家だったという事実を、強烈に意識した次第。

きれいな女性、若い女性、パワフルな女性、宇宙からきた女性、
あやしい女性、もりもり食べてる女性などなどに混じって、
ナイーブな男性、奇怪な男性、医大生、おじさん少々が
散見されるといった模様。

ぼくはすみっこの方で、ビデオカメラを回しながら、
タバコをふかしておりました。

なんか女のオタクって……
二次会はおなじみ、オタクの楽園、カラオケ帝国「パセラ」。

想像してみてください。
参加人数、30人のカラオケですよ。

ひとり3分、歌ったとして、一周するまで、
1時間半はかかる。

歌集から、軍歌を血眼になった探しつつ、
見つからないがために、
腰に手をあてながら
「炎のさだめ(ボトムズ)」、 「誰がために(009)」、
「北斗の拳」、「怪傑ズバット」、 「蒼き流星レイズナー」「大鉄人17」
そして「シャアが来る」を
つぎつぎと熱唱する女性戦記ライター、仲村明子さん

うーん。
彼女たちのパワーを表現する筆力を
残念ながら、
ぼくはもち合わせていない。

いずれにせよ、オタク系女性が結集したときの
パワーをぼくの耳は忘れないだろう。

あらためて、高瀬美恵という人が
とんでもない友人に恵まれた
少女小説家だったという事実を、猛烈に意識した次第。

オタク主婦のまっとうな子育て論
つづいて、居酒屋「志ろう」へ。
すでに時計は深夜0時をさしているが、
まだ、18人も残っている。

ここでは、大阪からやってきた主婦、Nさんの熱弁を堪能。

題して……、
「オタク主婦のまっとうな子育て論、
あるいは、
わたしは、いかにして一日10時間のゲームプレイ、
年間20回のイベント参加をこなしながら、
息子と娘を有名私立校に入学させ、
りっぱに育ててきたか」

イベントにはいつも子どもたちにコスプレをさせるNさん、
生活の中で、子どもがいうことをきかないと、
「あんたがいやがるキャラのコスプレをさせるよ」と脅迫する。

入試の面接直前には、
コスプレ用に脱色した自分の髪を黒く染め直す。

玄関に天野喜孝さんのセフィロス&ヴィンセントの複製画、
5センチから、等身大までのピカチュウをならべておいておけば、
たいていのセールスは裸足で逃げていく。

まぁ、そうやって、きちんと教育しておけば、
朝食を作り、布団を干した子どもたちが、
朝がたまでゲームをして、
寝ぼけたお母さんをきちんと起こしてくれるという。

などなど、ためになることをいっぱい教えてくれた。

まさに目からウロコの教育論。

すごいなぁ。
こういうユーザーに業界は支えられているんだなぁ。
ありがたや。ありがたや。

あらためて、高瀬美恵という人が
「アンジェリーク」のノヴェライズ作品をやった
少女小説家だったという事実を、壮絶に意識した次第。

この場で、高瀬美恵さんから、以前、バリ島旅行で
ぼくが考案したフレーズを
短編のタイトルに使っていいかときかれたので、快諾する。
しかし、あのフレーズからどんな話になるのかは、
想像がつかない。

バカSFらしいのだが……。

そんなこんなで、三次会は深夜3時終了。

HP表示が真っ赤になったぼくは、
四次会にいくみなさんと別れ、高瀬美恵さんと
タクシーで帰る。

すごかったぁ。


1999年3月14日(日)

なんか消耗……。
夜、コンサートの取材を終えた女房と合流して、
新宿レインボウビレッジの「小姐颱風」へ。

料理はそれなりにおいしかったんだけど、
とにかくBGMがうるさすぎて、
消耗する。

なんか、やたらと声を張り上げる人と、
(地声がでかい人は可。微妙にちがうのだ)
BGMがうるさい店は苦手だなぁ。

「うるさい日本の私」ではないけど、
音に対するデリカシーって、たいせつだよね。


1999年3月15日(月)

DTVスタジオ計画進行中
ビックパソコン館本店にて
NECの大型液晶ディスプレイを注文。

メーカー在庫から
一週間以内に届くとのこと。

やれやれである。

あちこちの店で同様のモニターの在庫を
確認したのだが、
大画面液晶ディスプレイってやつは、
生産の絶対量が
とにかく少ないみたいだ。

今回注文したモニターより
ひとまわりでかいやつなんて、
注文から最低でも一ヶ月待ちとのこと。

東京は今日も氷雨
池袋・芳林堂コミックプラザにて、
「残酷な神が支配する(12)」'98年11月刊、
「ともだちなんにんなくすかな♪(2)」'99年2月刊、
「女帝(10)」'99年2月刊、
「なんぼやねん」'99年1月刊など、
買いそびれたマンガをまとめ買い。

マンガって買いそこなうと、
どこまで買ってるのか
表紙だけでは判別不能だよね。

帯にあらすじと、
刊行日などの奥付データをのっけてほしいなぁ。


1999年3月16日(火)

心がダンスを呼ぶ夜は……
先日、女房を置いて、
「リバーダンス」を堪能してしまった罪ほろぼしに
今日は、女房と一緒に
新宿伊勢丹会館「エル・フラメンコ」へ。

おや?

ふと気がつくと
新潟のフィギュアインストラクター、
たるさんがいる。

どうやら愛するすみれさんとの逢瀬のために、
昼間、東京ディズニーランドにいったようだが、
夜、すみれさんがバレーのレッスンを受けるために、
別行動になった模様。

ちっ!

さびしそうだから、
いっしょに連れていってやるか。

ということで、
ちょうど、ナイスな席が空いていた
「エル・フラメンコ」へ。

ここは、本場スペイン直送の
フラメンコダンサーの踊りを見ながら、
スペイン料理を食べる店。

踊りのレベルの高さ、パエリアのうまさは絶品。

体育会系強化胃袋を有する、たるさんも
踊りにみほれ、
フォークの手が止まっていた。

これこれ!

フラメンコの鮮烈なリズムと踊りは
初体験の人には
かなりの衝撃のはず。

かつてはフラメンコを習っていた女房も
すっかり息をのんで、みいっている。

50分ほどのショータイムが、あっという間。

「最後に踊った人って、
ゲイリー・オールドマンみたいだね」とは、
女房とぼくの一致した見解。

しかし、ゲイリーのファンである高瀬美恵さんには
ないしょにしておこう。

ちょっぴり、病的な容貌のダンサーが、
すこしずつテンポアップしていく曲にあわせ、
情熱的に踊る姿を見せたら、
高瀬美恵さんの精神が危ない、はずだ。

親友として、彼女のそんな姿は見たくない。

そんなこんなで、
すみれさんとも目白駅で合流。

池袋で軽くお酒を飲み足し、
深夜バスで新潟に帰るたるさんを見送る。


1999年3月17日(水)

でかすぎ……で絶句。
朝、HDDとRAM追加完了のPCV-S710が
配送されてきたと思ったら、
ビックパソコン館から
NECの液晶ディスプレイ、LA1831JMが
到着したとの連絡を受ける。

一気にDTV(デスクトップビデオ編集)環境が整ってきた。

いそいで取りにいく。

「これなんですけど……」と、
店員が指差したものはとてつもなくでかい箱。

あまりのでかさに絶句する。

薄いと思っていた液晶ディスプレイだけに
油断していたが、
これがひたすらにでかい。

小さな机くらいある。

「どうします?」と訊く店員。

あらためて
配送の手配をするかという確認のようだが
こっちにも意地がある。

「持てる重さですよね?」

ということで、持ちかえることにする。

だが、こんなもの、
自動改札のゲートをくぐるわけがない。

ということで、
まっ昼間からタクシーに乗る。

さぁ、接続というところで、
緊急の仕事が入る。

つなげない!

うううう……。

パソコン本体と液晶ディスプレイの
でかい箱を横目に、
ひたすら仕事……。

週末は東京ゲームショーにいったあと、
スキーに行く予定なのに……。

「おあずけ」はつらい……。

つらいが、しかたない。

卓上ビデオ編集計画は来週以降発動の予定。

そういや、スピーカーも買ってないや。


1999年3月18日(木)

肉体労働と頭脳労働……
週末のスキーのため、朝早くから、荷造り。
近所のコンビニから宅急便で送る。

エクセルを広げて、仕事……。
なんか、頭がショートしてくる。

ふっと思い立ち、池袋へ。
スキー旅行のために予約していたチケットを受けとる。

ついでだから、
ビックパソコン館へ。

新しいパソコンの接続に必要な
各種ケーブルやスピーカーなどを買う。

それにしても、
パソコン用と称するスピーカーって、
どれもドンシャリの音ばかり。

だんだん、わけがわからなくなる。

自動的に切り替わって、
試聴ができるシステムなんだけど、
よくわからん……。

結局、ブランドとデザインと色で選んでしまう
えせオーディオファンであった。

アンプ内臓の小型スピーカー、妙に重いぞ……。

うちに帰って、エクセルを広げる。
2時間ほど、うなっているうちに、につまってくる。

部屋をかたづけはじめる。

飽きる。

また、エクセルを広げる。

飽きる。

このくり返し……。

部屋がだいぶかたづいたので、
液晶ディスプレイの梱包を解き、VAIOノートに、つなげてみる。

でかい!

明るい!

広い!

薄い!

マウスポインタを一瞬、見失って
うれしくなる。

週明けの本格稼動が楽しみ……。


1999年3月19日(金) PART1

徹夜で東京ゲームショウ'99春
早朝まで、仕事をしていたのだが、終わらない!!

終わらないが、
「少年サンデー」のIさんとの待ち合わせの時間が迫っている。
というわけで、有楽町線に乗り、幕張メッセへむかう。

メッセはあいかわらず遠い。徹夜明けの身にはつらいところ。

幕張は、冷たい雨が降っている。
駅内は今回もドリームキャストのオレンジ色。
駅前ではダフ屋もしみじみとならんでいる。

Iさんといっしょに各ブースをひととおり回ってみる。

物販コーナーでは、コナミが「ときメモ」の
等身大フィギュアを展示販売。

可動式の藤崎詩織フィギュアが50万円……。
生で見ると、なんか「ロジャー・ラビット」の世界のように
アニメと現実の区別がつかなくなる、いかがわしさ……。

「レガイア伝説」が1000万本、売れて、
長者になっても、おれに、あれは買えない。

エニックスブースでは
「でますように!」の祈りをこめた鳥居の中で、
ドラクエVIIの映像を表示。思わず見とれてしまった。

そのあと、各種のポリゴンゲームを見たが、
グラフィックとして印象に残ったのは、
「ドラクエ」と「聖剣伝説」、「サガフロ2」など、
ハンドメイドなテイストあふれる作品であった。
どれもセンスがいいっす。

ポリゴン系、プリレンダリング系に、飽きてきたのかもしれない。

なんか、最近のエニックスは
新作「せがれいじり」もいい味で、好感触なメーカーになってるなぁ。

セガのブースでは「シェンムー」をプレイ。
ハードか、ソフト的に
テキスチャーアニメーションがうまくいかないのか、
登場キャラの表情がとても固い。
全体としてよく動いているんだけど……、なんだか……。

それにしても、全16幕のうち、第1幕のみが8月に発売とはね。
そいつぁ、壮大な構想ですねとしかいえない……。

アスミック・エースのプロレスがいい。

バンダイのおねえちゃんの露出がすごい。
みだりにエッチだ!
とくにワンダースワンのおねぇちゃんたちの
エッチぶりには、みがきがかかっている。

眼福!

ワンダースワンを買ってもいいぞ。

それにしても
「ビーマニ」景気のコナミが発表した多様なソフト群といい、
レーシングゲーム(「レーシングラグーン」)を
展示しているスクウェアといい、
ネオジオポケットのソフトを大量展示しているSNKといい、
なんか、出展メーカーが減った分だけ、
(小さなメーカーが減った分だけ)
大手メーカーの総合商社化が進んでいる。

全体としてマニアックな志向のゲームが減っている気もするし、
なんか、この業界もひとつの山を越えて、
盆地の中にいるような雰囲気……。

あちこちで、挨拶をしたり、名刺を配ったり……。

最後にIさん、原口一也さんと
幕張プリンスホテルでお茶をして、帰京。

きょうはこれから、信州にスキーですたい!


1999年3月19日(金) PART2

大失策!
新宿駅南口改札外で、
高瀬美恵さん、K村くんと待ち合わせ。

しかし、約束の時間になっても、
ふたりとも顔を出さない。

徹夜とゲームショウで頭が煮詰まっているだけに、
ちょっと、いらいら……。

と、改札の内側にK村くんの姿!
つづいて、高瀬美恵さんも!!

どうやら、高瀬さんはかなり早めから
改札の内側で、待っていたようだが、
おたがい気づかなかったのだ。

ほっと安心して、自動改札をくぐろうと……。

バタリと改札のゲートが閉まる。

おや?

改札の表示を見ると、
持っていた乗車券は期限切れで使えないとでている。

おかしい!

乗車券はおれがインターネットで予約して、
購入したものだ……。

しっかりと、乗車券を見る。

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「有効期間3月20日から3日間」

今日は3月19日……。

おあああああああああ!

ということは、座席指定券も……、
もちろん、明日の分。

たいへんなことになってしまった。

しかも、あと10分たらずで、
午後8時発のスーパーあずさは発車する!

とりあえず、ふたりに事情を説明して、
乗車券と特急券を購入してもらう。

ダッシュして、自由席にかけこむと
車内はすでにスシ詰め!

座席に座ることもできず、
憂鬱な気分。

しかも、ふたりにもうしわけがなく、
自己嫌悪。

徹夜明けで、朝早くからメッセを歩き回った
我が身はへとへと……。

最低である。

結局、甲府駅から座れたものの、
高瀬さんは体調を崩すし、
ぼろぼろである。

列車が松本駅に到着するとダッシュで
みどりの窓口へ。

三人分のチケットを払い戻し、
大糸線の各駅停車の電車にすべりこみセーフ。

納豆の序曲
やれやれと落ちついて、車内にて
持参した携帯端末でこのサイトのBBSをチェックすると、
ぼくの大嫌いな「納豆」書きこみだらけ。

しかし、この時点では、
そんな書きこみの数々も余裕であった。

とりあえず、うまく電車に乗りこめた余裕で

信濃大町駅でペンション「フリンフロン」の
ご主人(通称・オーナー)に迎えにきてもらったのが、
午後11時半。

途中で、セブンイレブンに寄ってもらい、
夜食を買いこむ。

高瀬さんとK村くんには、
チケットのお詫びに、なんでもおごるといっていたのだが、
高瀬さんは菓子パン一個、K村くんはアイスクリームだけという
つつましさ。

その後、ご夫人(通称・社長)も交じえて
深夜の酒盛り。

持参した高瀬美恵さんの
「恥ずかしいビデオ」集なども披露して、
大盛り上がり。

気がつくと、空が白みかけている。

おれ、前日、徹夜だったんだけどな……。

ながーい一日が終わった気分。


1999年3月20日(土)

スキーに来たのだが……。
結局、目覚めたのは11時ごろ。

ほかに客もおらず、
オーナー夫妻も共犯(?)という状態なので、
朝食をとったのも、そのころ……。

後続のO田弁護士と国家公務員K松くんを
のんびりと待ち、だべっているうちに、
時計は午後三時。

このままでは、ゲレンデに出ても
ろくに滑れない。

しかも外は吹雪気味……。

というわけで、
平均年齢35歳、無気力スキーツアーご一行さまは
急遽予定を変更して、
夢の秘湯ツアーご一行さまに!

O田弁護士のクルマで葛温泉の
「高瀬館」へむかう。

途中、下り坂でずるずるとスリップするという
アクシデントはあったものの、
O田弁護士の冷静なハンドルさばきで
難を逃がれる。

「スタッドレスタイヤが磨り減ってきてるのかな?」
というO田弁護士のことばに高瀬美恵さんは
心底、おびえている。

途中の山道では、「こわいよー!」と叫んでいた
高瀬さんだが、
しばらくすると寝息が聞こえてくる。

よくわからないが、どうやら彼女は大人物のようだ。

「高瀬館」でもらい湯。

露天風呂は大ヒット!

きちんと湯の花が浮かぶ温泉に
前日の疲れが癒えた思い。

最近、循環濾過した温泉ばかりなだけに
これはありがかった。

午後7時ごろ、ペンションに帰ったあと、
ぼくは緊張が解け、11時まで寝入ってしまう。

この間、高瀬さんは持ちこんだゲラの直しを……
O田弁護士も仕事をしていたそうだ。

そこから、酒盛り。
テレビを見ながら深夜3時過ぎまで
たらたらと飲む。

ちなみに高瀬さんを除く4人は携帯電話を持っていたのだが、
ドコモ、ツーカー、Jフォン、IDOと全員、違う会社。

このペンションでは、
K村くんのツーカーしか通じない。

借用して、BBSをチェックすると、
納豆書きこみが異常に増えている。

帰ったあとで、これにぜんぶレスをつけるのかと思うと
すこし憂鬱になる。

うーむ。


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