DIARY : 1999 MAR.21〜31

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1999年3月21日(日)

ゲレンデはとほほな吹雪
信州到着以来、三日目にして、
はじめてスキーブーツを装着。

サンアルピナ青木湖へ。

滑る前は、
なんだか億劫でたまらなかったのだが、
滑っているうちに、
めっぽう楽しくなってきた。

じつは前シーズン、
カーヴィングスキーを購入したときには、
スキーがちょっとしたマイブームになり、
毎週、ウィークデイにひとりで朝からGALA湯沢にいって、
滑りまくっていたものだが、
なんか、そのときの感覚を思い出してきた。

楽しいっす。

身体もスキーを思いだす。
サンアルピナ白馬佐野坂方面に移動。

ここで、ちょっとひと休み。
しかし、お茶を飲んでいるうちに、
外が吹雪いてきた。

ばさばさと重そうな雪が
風にのっている。

昼どきということもあって、
レストハウスには、
吹雪から逃れるスキーヤーが増えてくる。

スキーは楽しいが、吹雪はつらい。

結局、ここで食事まですることに……。

そんなこんなで、
2時間ものんびりしてしまった。

さすがに
ばからしいので、ふたたびゲレンデへ。
ゲレンデはほとんど新雪状態。

雪は降りやまない。
かなり重く湿った雪なので、顔やスキーウェアに付着しまくり。

リフトに乗っていると、びしょびしょになる。

雪質は3月下旬の長野とは思えないのだが、
風が強く、気持ちがめげてくる。

そんなこんなで、
肉体的な疲労よりも精神的な疲労がたまりまくり!

ペンションにもどり、夕食を食べたあと、
大町市の「薬師の湯」に遠征。

のんびり湯につかっていると
ほっとする。

ここでもドコモの携帯はうまくつながらない。
いまごろ、うちのBBSは
どうなっていることやら……。

ペンションにもどり、K村くんから携帯を借りて、
メールチェック&BBSチェック。

これは、やりすぎでしょう。
ぎゃああああ!

BBSを読んでいるうちに、あきれてしまう。

どうやら、どこかの掲示板でだれかが、
あおっているようだ。

帰宅後、だれが、どこで、どのようにあおっていたかは、判明。
トップページに、リンクはかならずトップにしてねと書いてあるのに、
ごていねいなことに、BBSへの直行リンクまで張ってくれてやがった。

おいおい!
このサイトのほかのコンテンツは
どうでもいいから、
集団で納豆と書けっていうことかい?

ったく……。

はじめて来たお客さんが、
納豆! 納豆! 納豆!と書き散らしたあげくに
常連のお客さんに、納豆と書け!書け!書け!とあおっている。

(このあたりの経緯はARCHIVEにある過去ログをご覧ください)

コミュニケーションパルの液晶画面は小さいので
カーソルキーをちまちまと使いながら、
読んでいるうちにどんどん気が重くなる。

なんか、管理人旅行中をご存知の上で、
ここまで盛りあがるのは、
なんかいやだし……、

それが大嫌いな納豆の話題というのも
さらにいやだし……、

さらにだれかが扇動しているのも
とてつもなくいやだし……、

ひとつひとつの書きこみ単位で見ると、
楽しいものなのだが、
状況が状況だけにまとめて読まされると、
なんか、狂的な群衆心理を見せられているようで、
気持ちが悪くなる。

ひとりひとりに悪意がないのは
もちろん、わかるんだけど、
総体としてみると
えたいのしれない人格があるみたいで
気持ち悪い。

もともと、ひとりひとりはいい人なんだけど、
集団になると、
特定の個人に対して暴力的になる状況というのが、
大嫌いなのだ。

ひとりの人間に対してなら、
怒る、無視する、戦うという選択肢があるのだが、
集団無意識ってやつは、対処のしようがない。

今回、初日にチケット手配のミスをしたり、
ゲームショウからの疲れがたまっていたり、
ゲレンデコンディションの悪さで、
ストレスがたまっていたり……。

逆風の精神状態なので、
まじで気分が悪くなる。

ゲラに赤を入れていた高瀬さんは
「そんなの、ほっとけばいいんですよ」と
いってくれるが、なんか、いやだ。

ばかやろう。
いやで、たまんねぇんだよ!

完全に鬱状態になる。

なんとかせねばと
使いにくいコミュニケーションパルの小さなキーボードで
書きこみをする。

鬱状態がさらに進む。

なんか、ことばを選びながら、
書いたり、削ったりしているうちに、
なんとか送信。

そろそろ、いいかげんにしませんか?

最初のうちは旅先から楽しく読ませていただいてましたが、
ここまで重なると、群衆心理の片鱗をかいま見るようで、
ちょっと恐くなっているのが、いつわらざるところです。

とくに、よその掲示板で聞き付けたということばとともに
書き込まれている方や
〜〜さんの指名だからという口実で、
書き込んでおられる方のように、
人の名前に便乗して書きこまれるのは、ちょっと感心できません。

まあ、それ以外の部分は平気ですし、
(なにより現物の納豆があるわけではない)
なにより、みなさまの書き込みを
楽しく読ませていただいていることも、 たしかですが……。

この掲示板では 悪乗りも、おおいにやってもらってかまいません。
ただ、人の名前を出したりせずに、
ご自分の責任でやってくださいませ。

また、いたずらにあおるのもおやめください。

ちなみにどちらの掲示板でどなたが、
どのようにあおっておられるのかもわかりませんが、
管理人旅行中ですし、そろそろ勘弁していただけませんか。

ともあれ、だれかがあおれば、
一気にこのようなことに、なるというのであれば、
今後は旅行中など、掲示板を閉鎖することも 考えようかとも思います。

うーむ。これっぽちの文章なのに、
1時間以上、かかってしまった。

部屋にもどり、寝るのだが、
暖房の利きすぎで寝つけない。

いらいらしているうちに、
外が明るくなってくる。


1999年3月22日(月)

狂宴のあと
朝食をとったのが、午前八時ごろ。

ほとんど寝つけなかった。

胃の調子が悪く、
頭の調子も悪い。

自分で、あの書きこみをしたあと、
うちのBBSがどうなっているか、
気になって、しょうがないので、K村くんに
ふたたび携帯電話を借りて、BBS&メールチェック。

謝罪の書きこみ3件。謝罪のメール1件。

うーむ。

このパターンで難しいのは、
謝られると、
かえって申し訳ないという思いがすることだ。

おれの敵は、
えたいのしれない集団無意識なのだ。

ひとりひとりに恨みはない。
ひとりひとりは、たいせつな友だちだと思っている。

ただ、ひとりひとりにあるのは、
お調子ものレベルの判定だけ。

この人はお調子ものレベル1だなとか、
こっちはお調子ものレベル9だぜとか……。

どいつもこいつもと
苦笑するだけ。

その様子を見ていた高瀬さんが
「そんなの気にしてどうするんですか」と
冷笑気味にのたまう。

ちっ。
あんたのところ(BBS)には、
こうなったときに出動してくれる
いい常連さんがいてくれるから、いいわね。

ちょっと、すねる。

その後、気をとりなおし、
ペンションのそばにある簗場スキー場で
午前券を買って、すべる。

滑っていると、胃と頭の調子も多少、よくなる。

最初は多少、吹雪いていたが、
そのうち、ピーカンに晴れてきた。

帰らなければならないので、
なんか、くやしい。

その後、オーナーおすすめのそば屋で
ひたすらうまい鴨南蛮そばを食い、
「すずむし荘」で温泉に入る。

とんでもなく美しい青空の下、
露天風呂につかりながら、今回の流れを反芻。

帰宅後にどんなレスをつけようかなんて、
いろいろ考える。

その後、O田弁護士に松本駅まで送ってもらい、
高瀬、K村、ぼくの3人は
スーパーあずさに乗りこむ。

土砂崩れと、人身事故の影響で
電車はおくれ気味。

八王子をすぎ、トンネルがなくなったころに
また、BBSチェック。

そんな様子を見ていたK村くんに
「いやあ、柴尾さんのモバイルの使いぶりを見ていると、
インターネットに旦那をとられた奥さんの気持ちが
よくわかりますよ」といわれる。

瞬間的にむっとなり、K村くんにかみつく。

K村、ごめん。

まだ、精神状態が不安定なようだ。

電車が新宿に到着したのは、
午後十時すぎ。

空腹をうったえる高瀬さんに、つきあって、
新宿東口駅前の「海峡」へ。

たらたらと飲んでいるところ、
ぼくの携帯電話にYさんより電話。

後輩でソニー生命勤務のT統括課長が、
結婚するとのこと。

一気に気分が和み、
そのままT統括課長に電話。

人がたいへんな思いをしてるときに
しあわせになりやがって!

ちっ!

おめでとうございます!

人のしあわせを聞いて、ぼくもしあわせになる。

いろいろあったが、最後は心のどんでん返し。


1999年3月23日(火)

新VAIO設置
朝になって、気分転換にVAIO(PCV−S720)を
設置する。

ばしばしとケーブルをつなげ、
電源投入。

さすがはPentiumIIIの500M!
起動が感動的に早い。
まだ、余計なアプリケーションの
インストールもしてないからね。

とりあえず、各種ユーザー登録などもして、
ブラウザを立ち上げる。

自分のサイトのBBSを見る。

ふむふむ。なるほど……。

コミュニケーションパルの小さな単色液晶画面と
18.1インチSXGA(1280*1028)フルカラー液晶画面では、
おなじコンテンツを読むにしても
まるで印象がちがう。

やはり大きさが
心理にあたえる影響はでかい!

戦う元気がわいてきた。

悪鬼の納豆軍団を撃滅するため、
いささか執拗なまでにレスをつけ始める。

完全レスの逆襲である。

1時間半もかけて、レスをつける。
すべて、レスしたところで力尽きて、仕事に入る。

夜、ひと段落したところで、
VAIOにDVの映像をとりこんで遊ぶ。

Premiere5.0すごい!
楽しすぎ。


1999年3月24日(水)

秘密の会議で紛糾
秘密の会議で
作品の根幹にかかわる重要な問題が討議される。

その問題を示すことばが「ぼわーん」。

「ぼわーん」の是非をめぐって、
いい歳のおとなたちが、おおもめに、もめる。

「そんなぼわーんを採用すると、世界観が大きく壊れるじゃないですか」

「ぼわーんを許すと、歯止めが利かなくなりますよ」

「なんで、ぼわーんがいけないんですか」

「ぼわーんの使いかた次第ですよ」

「ユーザーは、ぼわーんなんて気にしませんよ」

「ぼわーんを入れるような、こだわりのなさじゃ、
ものは作れません!」

でも、ぼわーん。

けっこう、
「ぼわーん」でも熱くなれるものである。

いまの開発のみなさんは
「よい喧嘩」ができるあいてなので、
楽しい。


1999年3月25日(木)

酒を飲めば無敵
夜、セガ・エンタープライゼスの
Mくんこと、HIROさんと新宿で会う。

肉系のものを食いたいそうなので、
焼肉の「眞一館」へ。

以前にも書いたのだが、
HIROさんとは中学以来の親友。

なんの因果か、
似たような業界で仕事をやっている。

いろいろと、
ここでは書けないようなネタの情報交換をする。

ぼくが書きたいといったら、
それだけは、やめてくれと懇願されたので、
しかたない。

10年経ったら、
フィクションとして書こう。

ふふふ……。

話が盛り上がって、「Pearl Bar」へ。

だいぶ酔っ払ってるおれは、
ドリームキャストの回線ビジネスで
「あんなことをやってよ」とか、
「こんなことは、なぜやってないの?」とか、
いいたい放題で、いいまくる。

なんかインターネットとの接続を標榜しているわりには、
コンテンツに人の気配を感じさせない
セガのやり方には、すこし疑問を感じていたのだ。

酔っ払ってしゃべりながら、
ネタを出してるときのおれってば、
絶好調だなぁ。

ユーザーが意思を持って参加する場をうまく作った上で
閲覧する人が楽しめる人格が登場しないと、
ウェブでの試みはうまくいかないはず。

さらにテキストをもとにしたデータの展開について
いろいろとしゃべりまくる。

逆にHIROさんからは、
そのへんのプロデューサーやクリエイターと称する連中とは
比較にならないくらい、示唆に富んだ話を聞かせてもらう。

つくづく、10代のときに培った人間関係の
ありがたさを感じる夜だった。

また、飲もうね。


1999年3月26日(金)

新耳袋の夜
夜9時、おなじみのK村くん@ポニーキャニオン、
T田さん@スタジオギャロップと待ち合わせ。

このあと、やはり、おなじみの
ロフトプラスワンへいこうというのだ。

歌舞伎町の「串の坊」で、
串カツをたらたらと食べているうちに、
ぼくの携帯電話に
システム・デザイナーのU田さんや
東映動画で
「デジタルモンスター」のシリーズディレクターをやっている
角銅博之さんから
あいついで連絡が入る。

歌舞伎町の居酒屋で合流後、
ロフトプラスワンへ。

店内で
アスミック・エースエンターテインメントのO川くんや、
日本テレビの小山正プロデューサーとあいさつ。

なんだか
人の名前だらけで恐縮だが、
店内もおおいにこみあっていた。

聞けば、深夜のイベントとしては
記録的な人数だという。

今夜のライブは「新耳袋2」。

綿密な取材によって科学では解明のつかない
怪異譚を集め、
その手のファンの方には熱狂的な支持を集めた
現代の百物語、
「新耳袋1〜3(メディアファクトリー)」の
著者ふたりが
とっておきの「こわい話」をするというもの。

店内の照明が落とされ、
壇上を和ろうそくが照らす中、
まず、著者のひとり、木原浩勝さんが登場。

かんたんなイントロダクションののち、
共著者の中山市朗さん、
「リング1・2」の脚本家、高橋洋さん、
映画監督の鶴田法男さんらが登場。

この恐怖は……
基本的にぼくは、心霊現象や怪現象のたぐいは
猜疑心だらけで聞くタイプ。

あんまり恐がりではないし、
その手のものの信憑性は
かの大槻教授の七掛け程度の疑念をもって
受けとめている。

まずは、「八甲田山」に始まる
山の神霊譚……。

ああ、
よくあるあのパターンの話ね。

って感じで聞いていたのだが……。

五感が冴えわたるというのだろうか、
話を聞いているうちに、
妙に静寂が気になってくる。

背後にいる、だれかが
テーブルにグラスを置く音で、
びくっとする。

とにかく、
両著者の話ぶりが絶妙なのだ。

ひきこまれる。

ときおり、はさまれる擬音が
なまなましい。

頭の中のスクリーンに、気味の悪いイメージが
浮かび上がる。

いくつかの話をここで紹介できれば、
よいのだが、
あの話を、ここでテキストにして、
記録するのが、妙にためらわれるのだ。

なんだか、頭の中に恐怖のプラグインソフトが
インストールされた感じ。

あるいは、以前、流行したCGステレオグラムで
裸眼立体視が可能になるとともに、
多彩色の斑点が意味を持つようになるかのごとく、
いままでなかった暗がりの中の存在が
感じられるようになった気がする。

恐怖を感じる新しい感覚器官が
わが脳裏に生まれたような気がする。

かさねていうが、話そのものは
よくあるパターンの怪談である。

しかし、なにか暴力的なまでに
意識の底流を占拠するする力があるのだ。

忘れていた恐怖の感覚を
呼びさましてくれるのだ。

やな話を聞いちゃったなぁ。

そんなこんなで、休憩をいれたのち、
本日のメインディッシュともいうべき
「UFOの話」がはじまった。

UFOの話
これは中山市朗さんの体験談なのだが、
あまりの内容に十数年間、
封印されていたという
いわくつきのもの。

すべてを話し終えるまで、
1時間半……。

心にナイフが、さかさに突っこまれる感覚。

その内容は克明に覚えているのだが、
絶対に書けない。

書いてはならない。

おそらく初夏に発売される「新耳袋」の4巻に
収録されるとのことなので、
興味のある方はそちらでどうぞ……。

すべてが終わったのが、
早朝5時。

前に書いたように
もともと怪異譚のたぐいには、
興味がなかったのだが、
俄然、興味がわき
会場で「新耳袋1〜3」をまとめて購入。

外が明るくてよかったねと、
男たちみんなで、震えながら、
店を出た。

帰り道、タクシーに同乗した角銅さんが
なにげなく恐い話をしてくれる。

か、勘弁してください。


1999年3月27日(土)

MONJA STRIKES BACK
先日のDIARYでぼくが書いたことにより、各方面で物議をかもした
「もんじゃハブンチョでねちねち」事件。

今回はそのリベンジ・マッチ!

暮れなずむ月島駅に集合したのは
森英俊さん、野村宏平さん、笠井修さん、
高瀬美恵さん、K村くん、村上和久さん、清水賢治さん
現役の学生4名……。

かれらは前回の参加者である。

そして前回、ハブンチョにされた
霞流一さんに飯野文彦さんとぼく、柴尾英令である。

もちろん、呼んでくれれば、遺恨はない。

過去はきれいさっぱり、
洗い流すのがおれの信条である。

ということで、月島駅から
「近どう2号店」へ。

1枚目のもんじゃの土手に、
汁を流しこんでいるころに黒沢哲哉さんが登場。

黒沢さんはどうやら、
「ねちねち騒動」をご存じなかったようで、
ていねいにご説明もうしあげる。

さっき、
ご本人の日記(3月27日のsnap photoをクリック)
拝読すると、あの日の幹事役だった黒沢さんは
この日、自身の過失を知り、
柴尾の攻撃におびえていたとのことだが……。

不意打ちの計画がばれていては、
しかたがない(笑)。

ちっ!

それにしてもあんな写真を
いつ撮っていたんだろう?

さて、これはきちんと書いておかなければ
ならないことだが、
さきの日記で「怒っていた」と描写した霞流一さんは
怒っていなかったそうだ。

「そんなので怒るほど、
おれのケツの穴は小さくない」とのこと。

ごもっともである!
さすがはバカミステリーの第一人者!

すべては、
笠井修さんの流したデマであることが判明。

霞さん、失礼いたしました。
ここに謝罪いたします。

ここでもんじゃを4種、お好み焼き、やきそばに
鉄板焼きクレープを食す。

美味!

タゴールの大テーブル
つづいて、一同、
飯田橋の多国籍居酒屋「タゴール」へ移動。

総勢十数名がひとつのテーブルを囲むありさまは
大学のころのラウンジな雰囲気で
なんだか楽しい。

霞流一さんが社会人になって、
数年というところで撮った伝説の映画
「酒霊(しゅりょう)のはらわた」で、
だれがどんな感じで殺されたかの話。

十年以上前、奥多摩でくりひろげられた
「WMC・OB合宿」で
現在では社会的地位のある方々や
現在でも地位のない方々が
下半身露出芸をやった話からはじまり、
男性の性器露出芸は許容範囲の
霞さんをしても
「もりまん」の女性器露出芸は
許容しかねるという話。

さらには、ちょっとやばすぎる
あの人に関する話など。

ひさびさになつかしいノリの宴席であった。

深夜一時、
家で待っている女房のご機嫌が
心配になったぼくは、
ひと足さきにタクシー帰宅。

まだ、いたかったなぁ。

アカデミー賞ハイライト
あんのじょう、女房は不機嫌であった。
ひええええっ。

きのうも午前さまだし……。

しょうがないので、
夜BSで放送され、留守録していた
第71回アカデミー賞ハイライトを見る。

一週間前の生放送を見逃していたのだ。

テレビを観ながら、話をしているうちに、
女房の機嫌がよくなってくる。

ほっ。

それにしても……。

さすがは本家アカデミー賞である。
ショウとしての完成度は
日本アカデミー賞の256倍以上、高い。

ホアキン・コルテスをはじめ、
4人の世界的トップダンサーが踊りながら、
音楽賞作品を紹介するのには、
おどろいたが、
さまざまにコスチュームを変える
ウーピー・ゴールドバーグの司会ぶりも楽しい。

さらに名誉賞を受賞した
エリア・カザンへの
スタンディング・オベーションを映す一方、
冷ややかにそれを見る
何人かの役者をきちんと映し出したり……。

エド・ハリスもそうなんだ、
ふうううううん、そのまんまやんか。

このあたりをきっちりやるのが
おとなで、いいです。

さらにロベルト・ベニーニである。

グウィネス・パルトローの涙の受賞も印象的だが、
それをしのぐ強烈な印象。

おれはアカデミーの会員ではないけど、
君に賞をあげてよかったよ。
っていいたくなっちゃう。

キューブリックの回顧映像も見られたし……。
大満足である。

ただね、放送時間をもうすこし延ばして
短編各賞や映像&音響効果賞なども
みせてほしいんだけど……。

俳優はいくらでも見られるけど、
裏方のスタッフの映像やそのショウアップぶりこそ、
アカデミー賞の醍醐味なんだけどな。

やばい……
4時ごろから布団に入って
「新耳袋」を読み始める。

と、まじで
とんでもないことが起こる。

偶然だよね。
ただの偶然……。


1999年3月28日(日)

タイタニック
目を覚ますと、
テレビでは映画「タイタニック」が流れている。

女房がレンタルビデオで借りてきたらしい。
ちょうど、
主人公ふたりが出会ったあたり。

付き合っているうちに
ぜんぶ見ちゃったじゃないか。

ひさしぶりだけど、
きっちり楽しんでしまった。

その後、
歯医者にいった女房と池袋で合流。

買いものをし、
寿司を食い、
LIBROで本を買って帰宅。

「進ぬ! 電波少年 はだかまつり」を見る。

なすびはいいキャラだなぁ。


1999年3月29日(月)

ネットワークとの格闘
NECのA-TERMをかませて
2台のVAIOをUSB接続しようとしているのだが、
うまくつながらない。

うっきーーである。

かんたんにくっつくと思ったが、
甘かったようだ。

いらいらするなぁ。

ついでにマイクロタワーの方に
SCSIボードをさそうと思っていたのだが、
こっちは断念。

DTV本格稼動の道は遠い。

オペラ座で飯野賢治さんと?
夜、「ぼくに本を見せたい」というセールス(?)の方と
近所の喫茶店でお会いする。

パリのオペラ座の超豪華な写真集だ。

オペラ座のディテールや
秘蔵の衣装、舞台模型などが
とんでもなく美しい写真と印刷で紹介されている。

背景モデルのグラフィッカーさんなら
垂涎もの。

さあ、きみも会社におねだりしよう!!

一読して、
素直に買いたくなる。

2000部限定の豪華装丁四冊本なので
十万円くらいかなと思ったが、
それどころではない値段。

最新パソコン一台分。

うーん。

しかし、いい機会なので、
買うことにしちゃった。

なんか最近、金づかいあらいぞ、おれ!

しかし、自分への投資ということで
納得しよう。

で、ほかの購入者リストを見せてもらったんだけど、
すごいっす。

建築、デザイン関係の方はもとより、
浅利慶太さんや、カプコンの方々、飯野賢治さん、
ゆうきまさみさん、菊地秀行さん、三國シェフ
などなどのそうそうたる面子。

なんだか、へんな気分。


1999年3月30日(火)

NECネットワーク完成?
なにげなく設定をいじっているうちに、
TA&USB接続でLANが完成。

これで2台のパソコンがつながったわけだ。
めでたい。めでたい。

しかし、問題がひとつ。
基本的にダイアルアップネットワークと
同等の接続なので、
ISDNなみの速度しか出せないのだ。

パソコン間で、動画など、
大きなファイルを移そうとすると、
とんでもない時間がかかってしまう。

やはり、ダイアルアップルータを
導入するしかないのか。

ついでに雑誌の付録CD-ROMから
インターネットエクスプローラ5.0を導入。

これが信じられないくらい快適。
さくさく動いて気持ちがいい。
2台とも、インストールしちゃう。

しかし、ここでも問題がひとつ。
タグの解釈が違うのだ。

テーブルの中で
テキスト<br><br>とならぶと、
ふたつ目の<br>を無視してしまうようだ。

おかげで、
この日記などは
えらく見づらくなってしまう。

ということで、きのうの日記から<p>を
多用することにした。

なんか、ひどいソースだなぁ。

夜の神保町
夜、「少年サンデー」編集部にいき、
フロムソフトウェアの「スプリガン」の
誌面展開に関するうち合わせ。

その後、担当のI氏と「曼荼羅」でインド料理を食い、
「豆の木」で酒を飲む。

なんか、女性の好みから
航空機と事故の話題までいろいろとバカ話をする。

ごめんたら、ごめんたら、ごめんなさい
帰宅後、女房のiMACに
雑誌の付録からIE4.5をインストール作業中、
それは起こった。

きちんとバックアップをとりながら
インストール作業をしていたつもりだった。

バックアップフォルダを移動中、
「ファイルを入れ替えますか」なんて
表示が出た。

「おお、MACではこんな場合、
ファイルをスワップしてくれるのか、便利なやつだ」と
思って
うかつにも「はい」を押してしまう。

結果は、もののみごとに上書き。
女房の過去3ヶ月分のメール&アドレスを
消してしまう。

女房はまだ凍っている。

柴尾家崩壊の危機である、まじで……。

それにしてもMacOSの日本語は
くさっていると思う。

「入れ替える」ってのは
「overwrite」の訳語じゃなくて
「swap」の訳語だぞ、ふつう……。


1999年3月31日(火)

厄日か……!?
早朝、ぼくにメールを全消去されて、
ショックを受けている女房。
ねぐらを追われて、仕事場へ。

なんだか寝つけないので、
いろいろと仕事をする。

ふと、VAIOマイクロタワーに
ずいぶん前に買っていた
「Ultra WIDE SCSI BOARD」を挿入しようと思いたつ。

で、システムのIRQをチェックしたら、
1番から15番まで、ぜんぶ使ってやがる!

うああああ! これじゃ、使えないっす。
どうしよう……?

パソコンのスペック表にはIRQなど、
リソース関係のデータも入れてほしい。

IRQをひとつ使っているマウスを
USBにしたらいいのかな?

ほかにもパソコンがフリーズして、
データはふっとぶし、
ろくなことのない一日。


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