帰京
13:50発のJAS308便で福岡→羽田。
15:55発のリムジンバスで羽田空港→池袋メトロポリタンホテル。
45分で池袋に到着。やはり、帰りはこれがいちばん早い。
いったん家に帰り、荷物を置いてから、
ふたたび都心に出る。
野安ゆきおさんはガーナ育ちの江戸っ子だった
以前、こちらの掲示板で成沢大輔さんに呼びかけていた
「じゅげむオールスターズ」の創刊祝い打ち上げ。
新大久保駅「南口」改札に午後八時集合とのことだが、
新大久保駅には南口は存在しなかった。
ったく……。
ホームの先端から出口までとぼとぼ歩く。
5分ほど遅れて改札に到着したが、成沢さんの姿は見えない。
ったく……。
結局10分ほど遅れて、
成沢さんや、Y川さんこと吉川さやかさん、
アートディレクターの田村宏さんたちが到着。
ビルマ料理店「ヤッタナー」にむかう。
会場にはCB'sプロジェクトの面々のほかに
ゲームライターの野安ゆきおさんをはじめ、
ターニング・ポインツの面々……。
野安さんとは、これが初対面なのだが、
ガーナをふりだしに(?)、ヨーロッパ各国で暮らしていた
帰国子女であるから、話がすこぶるおもしろい。
ちなみに、ガーナからの帰国子女なんて、
ほかに推理作家協会賞評論部門受賞の
森英俊さんくらいしか、知らないぞ。
「スペースインベーダー」との出会いは
ヒースロー空港だったという野安さんは、
ぼくがひさしぶりに出会った「ゲーム好き」。
「ゲーム好き」のゲーム話がつまらないはずがなく、
じつに楽しく自分の好きなゲームを語ってくれる。
それに人や作品の悪口をいわないという点で
しっかりした矜持がある人である。
一方、昨年のワールドカップでは、17日間フランスに滞在。
日本代表の予選をすべて観てくるほどのサッカー狂である。
ゲームの話はもとより、ワールドカップの話もおもしろかったなぁ。
うちに帰って、じっくりと
野安さんのサイトのワールドカップ観戦記を読んだのだが、
いままで読んだワールドカップ関連記事の中でも屈指の楽しさ。
野安さんは東京下町のことばを話す人でもあった。
帰国直後はイントネーションがおかしいことで、
いじめにもあったそうだが、
どうして、どうして、
いなかもののおれなんかは、嫉妬しちゃうくらいの
かっこいい江戸弁である。
いずれにせよ、野安さんの話をきいてると、
「どこでもいっしょ」を買いたくなるし、
イスタンブールにいきたくなっちゃう。
結局それがライターのライトスタッフなんだろうね。
その後、百人町の屋台村で、宴会の続き。
深夜の2時ごろ、
「原口を呼べ!」と叫ぶ成沢さんの口をふさぎながら、
バカな話をあれこれと……。
ゲームにおけるシナリオとは、なにかとか。
ひとつの雑誌に対して、どこを評価するべきなのかとか。
ゲームと映画を比較するのは、おかしいのではないかとか。
多くのウェブサイトのゲーム評は、なんでくだらねぇのかとか。
原稿を書くスピードが早い人に限って、締め切りを遅らせるとか。
愛情を育む際、なにかを負担に感じるとき、どうすればよいかとか。
深夜3時半、吉川さん、野安さんとタクシーで帰ったのだが、
タクシーからの降りぎわ、
「いやぁ、柴尾さんて、ホームページの印象だと、
もうちょっと文学系の人かと思いましたが、
実際は声がでかい人だったんですね」と、
野安さんにいわれてしまった。
あははははは……。
また、飲んでバカ話をしましょうね。
さて、成沢さんは朝8時半の新幹線で、
盛岡に行く予定だそうだ。はたして、間にあったのだろうか。