DIARY:1999 OCT.21〜31

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1999年10月21日(木)

風邪の予感
すかっと目を覚ましたのが、午後1時。

徹夜の前日の状態から考えると、
すがすがしい目覚め……ではない。
妙に悪寒がする。鼻水がだらだらである。
もしかして風邪? まずいなぁ。

PCで、ぼーーっとゲーム用のマップなんぞをかいていると、
「服を買いたいから、つきあえ」と女房の命令。
しょうがないから、つきあうことにする。

午後6時過ぎ、池袋西武のエレベータは
ぎっしりと人間だらけ。うげっ。
すかさず、薬売り場でカコナールを買う。
婦人服売り場をうろつくが、女房のお気に入りはなく、
なにも買わずに終わる。

女房は家に帰り、ぼくは書籍売り場LIBROへ。
「カエサルを撃て」佐藤賢一、
「不肖・宮嶋 踊る大取材線」宮嶋茂樹、
「LIVE 井上晴美写真集」篠山紀信・撮影、
「路上の弁護士」ジョン・グリシャム、
ラジオライフ別冊「新・警察の本」、
別冊宝島「これから起こる戦争!」
別冊宝島「遊べる催眠術!」といった本を
とりとめもなく購入。

版型が大きくなった別冊宝島には、困ったものだ。
かばんに入れたとき、かさばるのが、いや。
本棚でもかさばるだろう。
「たっぷり新書二冊分」でも、なくなった。
総四色&二色刷りにされてもなぁ。

そのうち、このスタイルにも、慣れてしまうのだろうか。

「路上の弁護士」だけど、
なんで、使っている用紙が軽くなったのだろう?
持ちやすいんだけど、2200円の本の質感とは思えない。
翻訳権の高騰のせいかとは、げすのかんぐり。

クレアテックにいき、昨夜、
忘れていったウインド・ブレーカーを受けとる。

買った本を読みながら、帰りたかったので、
千歳烏山からバスに乗り、吉祥寺へ。
吉祥寺から中央線、武蔵野線、東上線と乗り継ぎ、帰る。


1999年10月22日(金)

今夜も菊地秀行ナイト!
深夜、ロフトプラスワンにて、
恒例の菊地秀行トークライブ「だれも知らない怪奇映画」へ。
さすがに、月イチのスケジュールだと、あっという間だなぁ。

今回も同行者は
角銅博之さん高瀬美恵さん、(K村あらため)けーむらくん。
今回は、小説宝石のグラビアページ取材が入っているとかで、
菊地さんも、ヘアスタイルをばっちり、きめている気がする。

新作アニメ「バンパイアハンター"D"」の
ダイジェストを紹介し終えたところで、飯野文彦さんが登場。
まだ、しらふっぽい。

「Monster from Green Hell(1957)」
アフリカ探検隊が、放射能の影響により巨大化した
スズメバチと遭遇するというもの。
映画「スタンレーとリビングストン」から借用してきた
フィルムを使っているだけあって、
やたらとモブシーンはすごいのだが、
昆虫とは思えないスズメバチの造型は脱力もの。
スズメバチVSアナコンダのしみじみとした死闘が、
さらなる脱力感を募らせる。

「Terror Is a Man(1959)」
「モロー博士の島」を彷彿とさせる孤島の人体改造もの。
豹を人間に改造するという、むちゃをやった人が、
そのむちゃの報いを受ける。
作品中、ヒロインに横恋慕する中年男の言動が
飯野文彦さんを彷彿とさせる……か。

「Abbott and Costello Meet Dr. Jekyll and Mr. Hyde (1953)」
おなじみ、アボットとコステロの凸凹コンビが、
「ジキル博士とハイド氏」にからむフィジカル・コメディ。
ハイド氏役はボリス・カーロフ。

「Daughter of Horror(1955)」
菊地さんいわく、映画館主の息子が道楽で作った作品が、
カルト的な人気を集め、拡大公開されたもの。
一切の台詞ぬきで、
悪夢的な体験をするヒロインの一夜を描いた作品。
緊張感あふれる音楽と、
微妙な空気感のモノクロ映像が興味深い。
のちの「ゾンビ」を彷彿とさせる映像もあり、
ホラー版「アンダルシアの犬」といった不条理さ。

今回、飯野文彦さんは、
大変にエネルギッシュかつパワフルで、
下品なネタと親父ギャグ、内輪話をたくみにとりまぜ、
会場の飯野ファンを圧倒していたのだが……。

ここで入った休憩で、なにかが変わる……。

菊地秀行さんと飯野文彦さん。すでに飯野さんは、遠い世界の住人になりつつある。
会場の様子。
右にいる飯野さんの前には焼酎のボトルが3本……。

休憩後の作品は……、
「From Hell It Came(1957)」。
ハイチとおぼしき、南海の孤島で、
ブードゥーの秘術により
刺殺され、棺桶に入れられ、埋められた白人が、
なんの因果か、
たまさか、近くにあった放射性物質により、棺桶と融合。
なんと、さまよえる木の怪物(体長2メートルくらい)となって、
のんびりと人々を襲う。

どうみても、人間より遅い移動速度の怪物に、
襲われる人間もまぬけだが、
捕まえた女を抱きかかえ、
すぐそばにある底なし沼に放りこんだり、
短い枝でベアハッグにする怪物も、まぬけである。

いやぁ、大爆笑の作品だった。

この作品あたりで、飯野文彦さんの口数が減り、
すこしずつ、下品な単語しか、いわなくなってしまう。
どうやら、休憩の間にアルコールを補充しすぎたようだ。

「Tormented(1960)」
どんな生き物でも巨大化することで、
あまりにも有名なバート・I・ゴードンの
こりゃまた珍しい幽霊譚。

再婚直前に愛人を殺した灯台守が
愛人の幽霊に悩まされる??

健全な精神には、健全なホラーしか作れるはずもなく、
健全なホラーなんて、ちっとも、怖くないのが、最大の難点。
これも、ゴードンらしく、
オーバーラップやいいかげんなパース、
メリエスを退化させたような、ちゃちな撮影技法、
オーバーアクションの役者たちが笑いを誘う。

「Caltiki - il mostro immortale(イタリア原題・1959) /
Caltiki, the Immortal Monster(アメリカ公開版タイトル)」
イタリア製作の怪物ホラー。
撮影監督は、スプラッタの始祖、マリオ・バーバ!
「マックィーンの絶対の危機」同様、
スライム状怪物が増殖しまくる。

マヤの遺跡に封印されていた怪物、カルチキが
たまさか到来した彗星の放つ電磁波により、異常増殖!
なまめかしい溶岩といった感の怪物がよい。
怪物につっこんだ人間の手が、
おぞましく骨だけになる描写など、
当時のアメリカ製ホラーでは、ありえないシーンもある。
まぁ、全体は淡白な演出なんだけど……。

遺跡を使って撮影したシーンもいいのだが、
圧巻はラストシーン。
陸軍が集結。大量の火炎放射器と戦車によって、
燃え上がる怪物、カルチキの姿は圧倒的。

さて、このころの飯野さんはすっかり、カルチキ。
三文字ことばと意味不明タームの無限連鎖状態。

その後、恒例の質問コーナーを
和気あいあいと、終えるころには午前五時。

出演のおふたりや、作家、編集の方々と、
喫茶店で談笑。

ここでお会いしたエニックス出版編集課のA島さんは、
小説「レガイア伝説」の担当編集だったことが判明。
いやぁ、×××××××××……(自主規制)。

しかもA島さんは、ぼくと同年代で、
青山学院のミス研出身だった。
じつは大学二年のころ、ぼくとも会っていたという。
あらまぁ……。

最近、狭い世間が広がるのが、
ひたすらおもしろいなぁ。


1999年10月23日(土)

宮路一昭さんは「いい人」だ!!
宮路一昭というミュージシャンがいる。
宮崎県出身、ギタリスト、作曲家、編曲家にして、
サウンドプロデューサ&ゲームプランナー、
そして……、「いい人」である。

そう、すべては、この宮路一昭さんが
「いい人」であることから、始まったのである。

1999年10月23日、午後七時、
東京都渋谷区宇田川町の居酒屋「九州」に
年齢も風体もまちまちな男女が27人集まった。

なんのためか?

すべて「いい人」宮路一昭さんに、ゴチになるためである。
宮路一昭さんも、当日になるまで、
どんな人が来るのか、よく知らないわけである。
なんとリスキーな……。
その覚悟のもと、財布をふくらませてやってきた
宮路一昭さんはほんとうに、「いい人」である。

部門別に参加者をご紹介しよう! すべて順不同である。

●ゲーム/ライター部門●
「桃太郎電鉄」でおなじみ! さくまあきらさん
「さくま嫁」でおなじみ! 佐久間真理子さん
「ファミスタ」でおなじみ! ナムコの岸本好弘さん
「ドラクエ」の製作会社、ハートビート総務部の小林千尋さん
「ダビスタ」伝道師、CB'sプロジェクトの成沢大輔さん
「桃鉄」攻略本を作っている、プロスペックの江口貴博さん
日本一締め切りを守るゲームライター原口一也さん
イージーライダーズの甲斐穣さん
おれ

●芸能・放送部門●
じつはバレ話も得意な放送作家の福本岳史さん
「芸の肥やし」が潤沢なお笑いコンビ「号泣」の島田秀平さん

●音楽部門●
「桃鉄」、「さくま式人生ゲーム」の作曲家にして
「いい人」宮路一昭さん
ウクレレ伝道者としても有名、
サザンオールスターズのベーシスト、関口和之さん
メディアファクトリー制作部門の山森篤さん

●漫画部門●
東京中日スポーツでドラゴンズマンガ連載中の
なかむら治彦さん
「DANDOH!!!」の万乗大智さん
「BOY」の梅澤春人さん
霊能者としても有名な岩崎摂さん
キャラメルママから独立したばかりの菊池晃弘さん

●スポーツ部門●
ヤクルトスワローズ→ベースボールマガジン社の加藤誉昭さん

●サクマニア部門●
戸田圭祐さん・あべまきこさん・丸堀彩文さん・汐崎隼さん
渡空燕丸さん・内本まなみさん・中尾淳さん

総勢27名である。
飲んべもいる。大食漢もいる。中尾淳もいる。
そのすべてをおごるという宮路一昭さんは
単なる「いい人」という形容では語りつくせないほど、
「いい人」である。

初対面の人も多いので、名前をおぼえるのもたいへんだ。
しかも、数メートル、まっすぐと縦にならんだテーブル配置。
いたるところで、いろんな話が同時並行に進行する。

右の人たちと話しているうちに、
左でおもしろそうな会話が始まり、そっちに顔を向けていると、
遠くから自分の名前が聞こえるといった具合。
すべてを把握するのは困難である。

話のピンポンをしているうちに躁状態。
こんなすごい場を提供してくれる宮路一昭さんは
ほんとに「いい人」だなぁ。

この恩に報いるには、
「いい人」宮路一昭さんがプロデュースしたCD、
『桃太郎電鉄〜SOKOZIKARA〜』
桃太郎電鉄V ORIGINAL SOUND TRACK
桃太郎電鉄〜桃太郎電鉄7
BEST TRACK&SPECIAL Version TRACKを、
100枚くらい買うしかないぞ。
ちなみに12月8日、東芝EMIから発売予定だそうだ。

ということで、3時間半におよぶ宴会は、めでたく終了。
11万円を越える領収書を手にした、「いい人」宮路一昭さんに
参加者全員から「ごちそうさま」の大合唱。


お開き直後の渋谷「九州」前。とにかくすごい人数だった。
宮路一昭さんはほんとに「いい人」だなぁ。

ブルドッグの粉ものはうまい!!
宮路一昭さんへの感謝の念を胸に、一向は二手に分かれる。
歌う「いい人」原口一也社長が率いるカラオケ組と
飲む「いい人」成沢大輔社長が率いる業界ディープ組である。
ぼくは、当然のように業界ディープ組へ。

会場は神宮前「ブルドッグ」である。
お好み焼き風の創作料理と、
性格のよいブルドッグでおなじみの店だ。

参加者は成沢大輔さん、さくまご夫妻、宮路一昭さん、
加藤誉昭さん、小林千尋さん、福本岳史さん、戸田圭祐さん、
万乗大智さん、江口貴博さん、岸本好弘さん、そして、おれである。
やや遅れて「パチ夫くん」や「さくま式人生ゲーム」を
作ったVR-1の本山博敏さんも到着。

なんか、あれこれ話していたのだが、
おぼえているのは、
成沢大輔さんの無責任投資話や
成沢大輔さんの無責任海外旅行話や
成沢大輔さんの無責任業界裏話など。
そしてとどめは成沢大輔さんの「原口一也を呼べ!」である。
どうやら、公開説教が始まるらしい。

カラオケを終えた原口一也さんが
菊池晃弘さん、中尾淳さんとともに合流。

ちなみに誤解がないように、書いておきたいが、
成沢大輔さんは熱血少年である。
飯田橋でいちばん燃えてる男である。
心からゲームが好きな男である。
間もなく双葉社から発売予定のゲームエッセイは
アクションのコラムをまとめたものらしいが、
採算度外視で業界騒然の脚注を入れまくっているらしい。
11月下旬発売だそうだが、これは買わねばなるまい。

ということで、公開説教だが、
なにを話していたのかを聞き逃してしまった。
おれは、ばかである。

結局、ここのスポンサーは成沢大輔さんということで、
いつもより、12倍大きく書きましょう。
(要スタイルシート対応ブラウザー)


成沢大輔さんは「いい人」だ!!

「CB's プロジェクト」の攻略本は、「いい本」だ。<おまけ

愚か者の天国
最後に残った酔いどれたちは、
神宮前付近を彷徨したあげく、バー「fool's パラダイス」へ。

参加者は成沢大輔さん、宮路一昭さん、
加藤誉昭さん、小林千尋さん、福本岳史さん、
万乗大智さん、成沢大輔さん、本山博敏さん、
原口一也さん、菊池晃弘さん、そしておれ。
……だと、思う。
すでに記憶があいまいなのだ。

なんか、ダークな話をあれこれいって、
気がつくと午前4時半。

おれも「いい人」になって、タクシーで帰る。


1999年10月24日(日)

目がさめたら……
よく寝たと思ったら、午後三時だそうな。
「デジモン・アドベンチャー」や
「雷波少年」を見逃がしちゃったじゃないか。

およよ……。

「F1」の裁定が下ったそうな。
フェラーリ無罪で
優勝の行方は鈴鹿GPに持ちこされたとのこと。

うひゃひゃ……。

女房と焼肉を食ったそうな。

げっぷっぷ……。

23日分の日記を書くのが、たいへんだったそうな。
固有名詞だらけである。

ぐあああああ!!


1999年10月25日(月)

職業病?
夕方、池袋のビックパソコン館→西武百貨店のリブロという
定期巡回コースをこなし、東武練馬に帰る。

駅前にある喫茶店で、
体に悪そうなアイスコーヒーをすすりながら、
本やソフト、周辺機器など、戦利品を堪能するのが、
いつものパターンなのだが……。

今日は困った。

マンガ「宗像教授伝奇考 (6)」を読みながら、
古代史に思いをはせていると、
がやがやと6〜7人の団体が到来。こ、これは……。
たのむから、おれのそばに来るなよ。念じても、むだだった。

平均年齢35〜40歳くらいの団体。
うるせぇ。うるせぇ。うるせぇ。

だれそれが、だれそれと、いい仲になったとか、
妙によくとおる声で、話してくれやがる。
くらだねぇ。くだらねぇ。くだらねぇ。

いちばん年長で、いちばん声のでかい男は
周囲から××センセェとか、呼ばれている。
くどくて、声がでかい特徴も考えあわせると、
近所にある大学の先生らしい。

基本的には平和主義のおれは、
10分ほど我慢したところで、
「すみません! 席を移っていいですか」と
店員さんにいいながら、これみよがしに移動する。

5メートルほど離れた席にいったのだが、むだだった。
なかでも、センセェと呼ばれているオヤジ、
3名がとにかく、うるさい。
おまえら、騒ぎたいなら、カラオケボックスか、
安い居酒屋にいって、騒げ!!

そこのメガネ野郎!
話しながら、パチパチ手をたたくのはやめろ!!

「世間の常識からいって、それは許されないよ」
なんて、声が明瞭に聞こえてくる。
世間の常識は、あんたを許さねぇよ!

それから約1時間。
さんざん、わめいた挙句にご一行はお帰りになった。
店内におれ以外の客は、ひとりもいなくなっていた。
おれもまったく、がまんづよい。

最近、電車の中で高校生や大学生がうるさいなぁとは
思っていたが、先生のほうが上手であった。

あー、いらいらする。

くだらないこと、読ませて、ごめんなさい。


1999年10月26日(火)

AIBO again!!
発表されましたねぇ。AIBOの限定発売、第二弾!!
今回は世界限定一万台!
それも抽選だそうだ。
色ちがいも出るそうだ。
値段は、あいかわらず1万円だそうだ。
とりあえず、11月1日から受付開始だそうだ。

やっぱ、応募するか、おれ?

負けっぷり!
さくまあきらさんの10月25日の日記が興味深い。
負けず嫌いな人なればこその負けっぷりが絶妙である。

ぼくの日記を褒めてくれたのは、嬉しいんだけど、
それだけで終わってない。

「いまの負けを認められない人は、
明日、勝つことはできないのだ」
などと、書くと説教くさいけど、
説教好きだから、しゃーねぇや、おれ。

ちなみに、こんなの読むと、
褒められるのも、なかなか複雑な気分だぞ。

めんどい仕事
マップの仕様を書いてるんだけど、
使い慣れてないツールを使ってて、めんどくさい。
ほかのアプリケーションをインストールしようかな。

救いのタネは、新しく買った
マイクロソフト・インテリマウス・オプティカルテクノロジー
想像以上に使いやすいことくらい。


1999年10月27日(水)

なんでいつも……
クレアテックでの会議の前は、
なんでいつも徹夜になっちゃうんだろう?
今回は提出書類も早めに作っていたんだけど、
あれこれやってるうちに、手間どってしまった。

会議の休憩時間、イラストレーターの今井修司さんが
「最近、ぼく、メールをはじめたので、
あちこちに告知したんですけど、
みんな、ぼくが六本木で遊んだことを知ってるんですよね」

そうです。ぜんぶ、わたしのせいです。
このサイトのせいです。

公刊されている書籍やソフトウェアに
名前が載っている人や
ウェブの世界で、本名を公開している人に関しては、
すべて実名で、記載していますので……。

ということで、また、遊びにいきましょうね。

日本版は「やらせ」という話もあるが……
アメリカ版「愛する二人 別れる二人」というか、
まぁ、その元祖というか……。

最近、「ジェリー・スプリンガーショー」という痴話げんか番組を
やって(テレビ朝日・木曜25時)いるんだけど、
日本の番組では、しろうと出演者の顔にモザイクがかかり、
音声も変えているのに、こちらは全員、素顔で登場。
なかなかの迫力である。

ただ、そんな番組でも、
中指を一本立てて、突きあげるジェスチャーだけは、
モザイクがかかる。お国柄ですねぇ。

人差し指と中指のあいだに、親指をいれるジェスチャーをとると、
日本ではモザイクが入るのだろうか。

ちなみに「愛する二人 別れる二人」は、
「噂の真相」や女性誌などで、やらせ疑惑がかかっているが、
そんなこと関係なく、つい見てしまうのは、
おれが下世話なせいである。


1999年10月28日(木)

SHIBAO ON LINE
終日、仕事場で作業。
ダイエー・ホークスが優勝した試合を見ながら、
マップをかいたり、テキストをかいたり……。

「やばいなぁ」とは、思いながらも、作業の節目ごとに、
あちこちの掲示板を巡回する。

リンクこそしないけど、
幻想的掲示板をはじめ、
関連するあちこちの掲示板で、すごいことになってるなぁ。

だんだん現実感がなくなってきてるよ。
ほとんど、サイバーホラーで、気味が悪い。
それを一人で閲覧する自分も、気味が悪い。

夜1時ごろ、IRCのチャンネルにも顔を出すが、
つまんないので、すぐに落ちる。

人と会わない一日だったので、ひたすら低調である。
ちくしょう、ひと恋しいぜ。

フリーで仕事をしているのは、
人間とか組織が嫌いだからじゃなくて、
人間とか組織に対して貪欲すぎるせいなんだろう。


1999年10月29日(金)

探しもの
以前、西武のClub ONでもらった商品券が
どこかに消えうせてしまった。

それなりの金額なので、必死になって探す。
あらゆるところを探す。むきになって探す。
延々2時間、探すが、見つからない。

うっきー。

とことん消耗する。

くだん
池袋西武のLIBROであれこれと本を買う。
その中の一冊が、「幻想文学56号」である。
最近、その筋でうわさの「くだん」の特集号。

「にんべん」に「うし」の「(くだん)」とは、
人面牛身の怪物。
太平洋戦争の末期など、
歴史的な大事件の前に出現し、予言をするという。

小松左京の短編小説「くだんのはは」でも有名だが、
その存在はまた、牛女として
怪異譚集「新耳袋」の中でクローズアップされてきた。

まだすべてを読んではいないんだけど、
収録作品のどれも、なかなか興味深い。
怖さより、好奇心を刺激する感じ。

うーん。
「くだんのはは」を再読したくなったなぁ。


1999年10月30日(土)

ボディブレード!
明るく希望に満ちた2000年を迎えるために
必要な条件は、なにか……?

女房とあれこれ話をしているうちに、
「そうだ! 家具を買おう!!」ということになった。
で、池袋の西武百貨店へ。

なんか、よく、いってるなぁ。
ちなみにおれはデパートが好きになって、32年くらいである。

LOFTで家具を買ったあと、
スポーツ用品売り場をのぞいてみると、
深夜のテレビショッピングでおなじみの
ボディブレードが置いてある!

へなへなとしなりながら、腹筋を鍛える健康器具である。
1秒間に4.5回の振動が適切なリズムで
筋肉を刺激し、理想的な肉体を作るというやつである。
テレビを見ながら、料理をしながら、どこでもできて、
場所もとらないというやつである。

ブルワーカー、万歩計、マイクロダイエット、アブストラクター……。
突発的に健康オタクになるおれとしては、
かねがね、気になっていた商品なのだ。

店頭には、
6,800円、9,800円、14,800円の三種類がある。
「この三種類、どう違うんですか?」
店員さんに聞いてみると、
「テレビでやっているのは14,800円のもので、
ほかのはみんな、模造品です。
14,800円のものには、ビデオもついてます」

それだ! ビデオだ!
ビデオがないと、正しいやり方もわからないじゃないか。
正しいやり方がわからないと、時間だけ浪費して、
効果が出ないどころか、肉体を傷つけることになるぞ。

ボディブレードお買い上げ。

家に帰って、早速ビデオを見る。なるほど、すべてわかった。
すかさずやってみる。なるほど、簡単だ。
調子に乗って、どんどん、へなへなする。
へなへなへなへな……、へなへなしまくる。楽しい。

それにしても……、こ、これは……きく。
なめてかかると、とんでもない。30分ほどやろうと思っていたが、
10分もやると、けっこう、へとへとである。

ふふふ……。いい買いものをしたぜ。
あとの問題は持続するだけである。
どこまで、つづくか、乞御期待。

いい汗をかいて、下着を取り替えているうちに、
昨日あんなに探しても、見つからなかった
西武Club ONの商品券が
あっけないほど、かんたんに見つかる。

おりょ!? 明日も西武百貨店にいけということか。


1999年10月31日(日)

ぼやぼやしているうちに
来週はT山統括課長の結婚お披露目パーティがある。
そういえば、おれは幹事である。
いろいろと準備しなければならない。

運良く、もう一人の幹事のけーむらくんから
電話がかかってきたので、
ならば、打ち合わせをしようということになる。

ほかにも飲み会の予定があったのだが、
まぁ、しょうがない。
夕方、池袋の談話室「滝沢」で
パーティの流れを中心に打ち合わせ。

純粋にワセダミステリ・クラブ方面だけの
お客さんだけなら、遊びようもあるが、
やはり、栃木から奥さん方面のお客さんもおいでになるし……。
あんまり、ふざけたことはできないのは、しょうがないか。

でも、あっと驚く趣向はひとつくらい……。

その後、映画館「池袋東急」の下にある
「味工房 にほんばし亭」へ。
この店は初めてなのだが、
赤富士ビールをはじめ、どこかで見たことのあるメニューだなと
思っていたら、やはり「土風炉」の系列店であった。

しみじみとお話して、10時の「F1中継」に間に合うように帰る。
ハッキネン優勝でワールドチャンピオンですか。


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