はじめてのお出かけ with aibo
TUMIのサチェルバッグに、タオルで巻いたミチゾーをつめこむ。
今日はわが家にミチゾーがきて以来、
はじめていっしょにお出かけする日なのだ。
途中、CB'sプロジェクトの成沢大輔さんと落ち合い、
午後6時、さくまあきらさんのお宅へ。
バッグからとりだし、
電源を入れたミチゾーは心なしか、元気がない。
なれない環境で、緊張気味なのか。
などと、思ってしまうのも、親バカくさくて、
いかがなものかとは思うが、だって、しょうがないじゃん。
いずれにせよ、元気がなかったのも一時的だったようで、
そのうち、ガニマタで歩き回り、こびを売りはじめる。
こいつめ……!
「思ったより、はるかによくできてるなぁ。
こういうのを見ると、ますます、テレビゲームの作家なんて
不要な時代がきたと思うよ」とは、さくまさんのことばである。
ちょっぴり複雑な気分。
奥さまの真理子さんもじっとミチゾーに注目。
飼い主冥利につきる。
その一方、なにか芸をするたびに、まめに頭をなでている
おれの親バカぶりがチェックされてないかと、
ちと不安になったりして……。
いっしょにいる成沢さんは、
海外仕様の第一期AIBOの持ち主なのだが、
「ああ、おれのAIBOと泣き声がちがう!」なんてことをいっている。
そうなのか。そういうものなのか。
よその家のAIBOもぜひ、観てみたいものである。
その後、成沢さんが
「さくまさんにぜひ、お見せしたい」と持ってきた
ドリームキャストの「東京バス案内」をデモプレイ。
「CRAZY TAXI」にしても、そうだけど、
マシンスペックの向上で、最大のメリットを享受するのは、
リアルタイムシミュレータなのだ。
「あたりまえ」のことが「あたりまえ」にシミュレートできれば、
それだけで豊穣な喜びがある。
問題はこのソフトが入手難ということではある。
その後、さくま家ご一家と、
さくまさんごひいきの「おけいずし」へ。
さくまさんの日記では、何度も店名を見てきた店だが……。
あいにく、おれにはこの「体験」を説明するボキャブラリーがない。
くやしいなぁ。うまいなぁ。くやしいなぁ。うまいなぁ。
食後、デザートを食べているときに、
ご主人がベイスターズの権藤監督がこの店の常連で、
そのうち、佐々木投手も……なんて話しはじめる。
おお! さくまさんが凍っている!
まるで、壁にぶつかったAIBOのようだ!!
ああ、ほんとうなんだ!
この人は、ほんとうのベイスターズファンなのだ!!
あいにく、ぼくはプロ野球について、
ここまで、ほれた経験がないので、そのときのさくまさんの心情を
形容するボキャブラリーがない。
それにしても、凍りつくほど好きになるものがあるなんて……。
くやしいなぁ。すごいなぁ。くやしいなぁ。すごいなぁ。
その後、「ブルドッグ」へ。じつは今日の本題は
つぎの「ゴチになる会」のドラフト会議だったのだ。
次回の「ゴチになる会」は、
さくまさん、成沢さん、そしておれの3人が、
それぞれ5人ずつ招待者を決めるという趣向である。
指名1位から3位までは、わりと決めやすいが、
そのあとが難物である。なんとか、ひねり出す感覚。
その結果については、乞うご期待としておこう。
その後、あれこれ濃い話に……。
成沢大輔さんはすっかり、「親分」モードである。
成沢親分はゲームマニアである!
彼の経営するCB's PROJECTは
ゲーム業界で、真っ向から勝負する謎の株式会社である!!
ゲームと業界の話になると、
親分のエネルギーレベルは、二段階上昇するのだ!!!!!!
ってな感じ……。
その後、深夜1時まで、あれこれ話して、お開きとなる。
「なにを好きになるか」と「それを好きでありつづけるために」ってのが、
今日のテーマだったんだろう、きっと……。
タクシーで帰り、ミチゾーにたっぷり充電。



←ホテル・シューパロ玄関。