DIARY:2000 JUL.1〜10


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2000年7月1日(土)

板橋区徳丸の闇
知ってる人はよく知ってるが、知らない人には、
「佐賀バスジャック犯が書き込んでいたことで有名」と説明する
2チャンネルの掲示板。

その「オカルト、超常現象」板に
「板橋区徳丸にある心霊スポット」というスレッドが立ち、
150レスを越えている……。
角銅さんから、そんな情報を聞いたのは、WMCI2のとき。

注目して、なりゆきを見守っていたのだが、
いよいよ7月4日に、オフ会をやるとのことである。
つまり、みんなで問題のスポットにいこうという会だ。
集合場所は板橋SATY!

物見遊山で恐いところにいくのは、いやなんだけど、
どんな人が集まっているのかは、興味があるんだよなぁ。


2000年7月2日(日)

池袋ショッピングフルコース
ひとりで池袋へ。
ひさしぶりの集中ショッピングである。
西武百貨店8階で、「THE NORTH FACE」でバーゲン中の
半袖シャツやポロシャツを6枚、まとめ買い。

つづいて、LIBROにいき、本のまとめ買い。
6月30日の日記にも書いたように、
板橋SATYにあるbibrosの品ぞろえとレイアウトは
あまりにもひどかったので、
最近、満足に本を買ってなかったのだ。

今日買った本は以下のとおり。

「トンデモ大予言の後始末」 山本弘著
西暦2000年も半分、終わったんだなぁ。

「タイムライン(上・下)」 マイクル・クライトン著
気楽に読めるって、だいじなことなんだろうなぁ。

「スター・ウォーズ ローグ・プラネット」グレッグ・ベア著
エピソード2までの箸休めだなぁ。

「新耳袋 第五夜」木原浩勝+中山市朗著
問題はいつどこで読むかだなぁ。

「ビビンバ家族 それでも妻は韓国人」日高博著
タイトルで買ってしまったんだなぁ。

「奇想天外武器アクション映画大全」渓由葵夫著
暇つぶしによさそうだなぁ。

「最良の日、最悪の日」小林信彦著
小林信彦は自動的に買ってしまうんだなぁ。

「子どもの頃の「大疑問」」串間努著
ノスタルジーは心地よいのだなぁ。

「おとな二人の午後」五木寛之+塩野七生著
買うかどうかで、むちゃくちゃ悩んでしまったのだなぁ。

「ドジでまぬけな犯罪者たち」
ダニエル・バトラー+アラン・レイ+リーランド・グレゴリ―著
唐沢なをきの絵で買っちゃったんだなぁ。

「図説 ケルト」サイモン・ジェームズ著
この種のもので図版が多い本は買っちゃうんだなぁ。

「英語で日本語を考える」片岡義男著
タイトルでつい買っちゃったんだけど、ひまつぶし本かなぁ。

雑誌「旅行人」5月号、6月号
そういや、買い忘れていたんだなぁ。

なんだ? おれ、まだ本好きみたいじゃん!
「タイムライン」なんて、SATYにもあったんだけど、
なぜか買えなかった。

ちなみに五木寛之の名前の入った本を買ったのは、
小学六年生のころの「青春の門」以来である。
ハードカバーを買いすぎて、手がしんどい。
文庫や新書のコーナーはパス。

とりあえず、買った荷物をコインロッカーに預けて
軽く食事をとる。

おや?
へんだなぁ……? なぜだろう……?
仙台あたりで牛肉を食いたい気分である。
仙台牛はうまいんだろうなぁ。
いや、きっと気のせいであろう。
そうに違いない、「台風クラブ」……?

局地的に時空が乱れたようだが、
そばをかきこんだあと、ビックカメラ池袋本店へ。

軽く店内をひやかしてから帰るつもりだったんだけど、
よりにもよって、かさばるものを買ってしまう。

まぁ、夏だし……。海に行く予定もあるし……。
Hi8用のものは持っていたんだけど、
DV用の機材として、欲しかったし……。
この手の機材は、けーむらくんが好きだし……。
つまり……その……「デジタルのかなしみ」と
いっていただいてもかまわない。

自分で自分に言い訳しても仕方ないが、
ちょっとバカな映像を撮りたい計画が進行中なのである。

両手いっぱいの「幸せ」とともに帰宅。
「電波少年」を見てから、また作業。

あ! 「フルコース」とタイトルに書いてるわりには、
WAVEに、いってないことに気がついた。
買いたいDVDもいっぱいあるのだ。


2000年7月3日(月)

首都高の雹
午後3時40分過ぎ、タクシーで首都高を走っていると、
霞ヶ関あたりで、とんでもない集中豪雨に遭遇。

とどろく雷鳴、フルスピードのワイパーでもかききれない雨量。
雹が降りそそぎ、車体はスネアドラムと化す。
路上の水たまりにつっこんで、すべる車体。
和やかに運転手と話をしていた車内は、重苦しい沈黙となる。

死ぬかと思った。

神宮前の午後7時
戸越での打ち合わせが終わり、タクシーで表参道に移動。

ほかの人間は、どこぞのパーティへ。
ひとり残されたおれは、なんとなく、ひと恋しくなり、
近くにお住みのさくまあきらさんに電話をかけるも
東京ドームで、野球観戦中とのこと……。

思いつきで電話をかけるこっちも
いかがなものかでは、あるんだけど……。

観念して帰宅。
しょうがないから、作業再開。
気がついたら、ほとんど徹夜。


2000年7月4日(火)

終日作業
朝から夜まで、家で作業。
慢性的へたれ気分だが、早朝と深夜の長電話で
ほっと一息……。

そういえば、ネット生活をはじめて以来、
だれかと長電話をすることが、少なくなった
学生のころなんて、かなりの電話魔だったんだけどな。


2000年7月5日(水)

DVD大量購入
池袋西武百貨店WAVEにて、DVDを大量購入。
調子に乗って、ボックスなども買っているうちに、
購入代金は10万円近くなる。

ちょっと反省しつつも、悪魔の機械「J-Debit」で支払い。
「子連れ狼」やら「モンティパイソン」やら、
ボックスで買って、いったい、いつ観るんだ、おれ?

バッカス成沢
夜10時30分、文京区本郷。
午後3時から始まった、長い会議が、ようやく終わりかけたころ、
飯田橋のバッカスこと、成沢大輔さんから着信。

元宮秀介さんと飯田橋で飲んでいるとのこと。
楽しそうなので、顔をだすことにする。

出席者をせかし、会議をなかば強引に終わらせ、
タクシーに乗りこむ。
飯田橋の「もー吉」に到着したのが、午後11時30分。
元宮さんと会うのは、去年の4月30日以来のこと。

あの人やこの人、あの作品、この作品の話題……。
だから、成沢さんってば、話題になった人に対して
そうやって直電をかけるのは、やめなさいってば……。

さらには日夜、激務をこなし、おれよりずっと面倒見がよくて、
きわめて有能なゲームライター野安ゆきおさんに対して、
「おい! ガーナ! 飯田橋に来い!」と
召還呪文をかける成沢大輔!! 親分パワー炸裂である!!

「Brussel神楽坂店」で野安さんと合流。
ずしっとうまいベルギービールをしこたま飲みながら、
邪悪な会話。

ええええっ! あの人って、そうだったの?
やっぱり、あの人って、そうだよね!!
だれが偽善者でだれが偽悪者なのか。
その真相やいかに……。
なんて、酒場ならではのバカらしい会話を……。

なんでも、成沢邸にはうまい黒ビールが届いたとのことで、
だったら、それを飲むしかないと、
成沢さんの自宅に押しかけたのが午前2時。

へたれて失語症になったAIBOをひっくり返しながら、
おいしいビールをごちそうになる。

午前4時に成沢邸をあとにしたのだが、
タクシーの中で買ったばかりのDVDソフトをまるごと
成沢邸に忘れていったのに気がつく。

ひさしぶりに、むちゃくちゃ酔っぱらったなぁ。


2000年7月6日(木)

団地妻と午後の密会!?
日中、二日酔いの頭で作業。しんどいなぁ。

夕方、戦記ライターな団地妻、仲村明子さんと密会!?

仲村さんは、
話題(?)のアニメーション「エスカフローネ」を鑑賞するため、
ワーナーマイカルシネマズ板橋に来たのだ。

SATYレストラン街の「焼肉フランス人」で、
タン塩、塩ハラミ、ひまわり鶏、スペシャルカルビ、
ホルモン、焼き野菜、石焼きカレービビンパ、沖縄そばなどを食い、
「スターバックスコーヒー」で、ダブルトールラテを飲みながら、
あうしたんとか じゅねとか はーれくいんとか
ねっとでおこったいろんなじけんとかについて
あれこれとご教示いただく。

世の中には
ぼくの知らない世界があるもんだなぁ。

仲村明子さんは、まっすぐに生きている人なので、
ことばもまっすぐである。
きちんと生きている人に触れて、気力回復。

「合い言葉は勇気」
帰宅後、
三谷幸喜の新作ドラマ「合い言葉は勇気」をチェック。

現代版「八犬伝」的「七人の侍」。
デリケートな世界観作りとキャラクター描写には感心するが、
延ばしすぎの感がある展開には、ちょっと困ったりもする。
この内容で1時間半スペシャル枠は、長すぎるのではないか。


2000年7月7日(金)

作業がスパゲティ
作業がこんがらかる。
複数のプロジェクトで、プロジェクトとプロジェクトがこんがらかる。
プロジェクトの中で、内容がこんがらかる。

いらいらしまくる。
到来した台風に、なにもかも破壊していただきたくなる。

ところでおれは「こんがらがる」だと思っていたのだが、
辞書によると「こんがらかる」が正しいそうだ。
「こんがら[が]る」って方言なの……?


2000年7月8日(土)

高瀬美恵を励ます会
@引越し記念浅草蕎麦ツアー

高瀬美恵さんのサイトの日記で、自然な盛りあがりのまま、
開催されることになった「浅草蕎麦ツアー」。

浅草に引越し、新たなる人生に船出、
前向きにがんばる少女小説家、高瀬美恵を
暖かく励まそう……というより、高瀬美恵をだしにして
うまい江戸の蕎麦をみんなで食おうという趣旨である。

今回の登場人物は
高瀬美恵さん、倉阪鬼一郎さん、優さん、けーむらくん、
佐久間真理子さん、櫻井清彦さん、岩崎摂さんといった面々。

午後4時、浅草雷門で集合後、
まずはオードブルがわりに「並木藪蕎麦」で、
もりをつるつると……。

ここで蕎麦を食うのは10年ぶりくらいだけど、
香ばしい蕎麦の味に特濃の汁、薄い盛りと
懐かしささえ感じる基本の味。

食後、隅田川の川端を歩きつつ、
そこに集う、いろんな方の人生を垣間見る。
どちらさんも、がんばって生きていただきたいものである。

さて、川の周辺には「いろいろなもの」がいるらしい。
おれには、なにも見えないんだけどね。
霊感のある女性二名が
ほんとうに嫌がっていたのが興味深い。

その後、5時の開店ぴったりに、駒形の「蕎上人」へ。
しかし、臨時休業で閉まっているではないか。
「並木の藪」をオードブル、
ここをメインディッシュと考えていただけに、計画が大きく崩れる。

今日来れなかった食いしん坊、
約一名の呪いではないかと噂する。

倉阪さんが江戸そばの攻略本を持っていたので、
近隣の蕎麦屋を検索。

隅田川を渡り、「吾妻橋の藪」へ。
とりあえず、もりを食った男性陣だが、
女性陣がそろって食べている
胡麻だれそばが、とにかく、うまそうではないか。

あまりにもうまそうなので、われわれも追加注文!
いやぁ、うまかった。

食後、そば湯をたして飲んだ胡麻だれも絶品。
胡麻だれで、かくも爽やかにうまいやつを
食ったことはないぞって、感じかな……。

その後、アサヒビール「リバーピア」3階で、
各種ビールをしこたま飲む。

「新耳袋 第五夜」を手にとり、
「重い本だね」と表現する人がいたり、
愛と結婚について語ったり、
端的にいって、バカ話の集合体。

その後、メンツがメンツなので、カラオケを二軒ハシゴ。
ネバい歌を散々聞かされて、深夜1時帰宅。

それにしても
こんな会で、高瀬さんは励まされたのだろうか。


2000年7月9日(日)

愚痴
いま大きなプロジェクトを3つ抱えているのだが、
どれもタイプがちがう仕事で、
頭の切り替えが難しいものである。

本当をいえば、1日の作業は1プロジェクトにして
集中しないと、混乱して、作業効率が落ちてしまう。

目を覚ましてから、そのプロジェクト用に頭を切りかえる。
とりあえず、前回の作業過程を読み直しながら、
すこしだけ手をつける。
主として、前日までの「直し」の作業なのだが……。

しばらくやると、まず、うんざりする。
「ああ、めんどくせぇよぉ!」と、叫ぶ。
ゲーム作りなんて、めんどうなだけの作業である。
飽きっぽい射手座B型ペガサスには向かないぞ。
そんな気分になる。

叫んだあと、逃避する。

ワイドショーを真剣に見たり、手元の本を読んだり、
SATYでショッピングをしたり、DVDを見たり、
ウェブ日記を書いたり、あちこちの掲示板に書きこんだり、
「カードヒーロー」をやったり、ネットサーフィンしたり、
いよいよとなれば、「ソリテア」までやってしまう。

そのあまりに不毛な時間に飽きて、
観念する。

おもむろに作業を再開する。
アイディアが自然にでてくる。
自分が天才じゃないかと誤解する。
頭の働きにキーボードが追いつかなくなる。
なんだ、もう8時間もキーボードをたたいているぞ。
ゲーム作りは楽しいなぁ。
凝り性の射手座B型ペガサスに向いてる仕事だなぁ。
そんな気分になる。

これが自分にとって理想の一日である。
なんというエレガントな時間であろうか。

おおむね以上の作業過程を15時間くらいで
過ごせれば、大充実なのである。

しかし、なにかとせちがらい昨今、
そんなエレガントな時間は過ごせない。

昨夜は、おそくまで飲んでいた。
基本的に眠らないとつらいタイプなので、朝9時に起床。
今夜は赤坂のスタッフルームに行かなければならない。

しかし、そのまえに、かたづけなければならない
別件の作業がある。

赤坂の作業はどちらかといえば、「職人仕事」である。
徹夜が予想される。

別件の作業というのは、ばらばらになった断片を
アイディアでつなぐ「作家仕事」である。
前日まで、そのアイディアがでてこず、難渋していた。

一日のうちで、そんなタイプの違う2種類の作業を
同時にやれというのか。
あ、そうですね。締め切りってやつですね。
これが守れないと、死人が出るんですね。

ワイドショーを真剣に見られず、手元の本を読めず、
SATYでショッピングをできず、DVDを見られず、
ウェブ日記は昨夜のうちに書いたけど、
あちこちの掲示板に書きこめず、
「カードヒーロー」をやれず、ネットサーフィンできず、
いよいよとなっても、「ソリテア」さえ、やれない。

逃避に飽きることさえできない。

いや、今日だけならいいんだけど、ここんとこ、
ずっと、この調子だから、かなわねぇなぁ。
あっはっは……。

で、「作家仕事」から、始める。
作業を進めれば、進めるほど、頭の中がわやくちゃになる。
すこし書いては、齟齬に気がついて、ぜんぶ消す。
そんなくりかえし……。

いいアイディアがでても、自分を天才だと思う余裕もない。
構造の根っこにある大きな矛盾が、
進ませたい話のベクトルに立ちはだかる。

いらいらして、タバコをふかしまくる。

気がつくと午後5時を過ぎている。
やばいなぁ……。まだ終わりそうにないぞ。

午後7時には、赤坂に行くといっていたのだが、
とても終わりそうにない。
電話して、到着の遅れを伝える。

午後8時過ぎ。
ふと、気がつくと、エディターのカーソルが
「THE END」の文字にたどり着いていた。
なんとか、つながったぁ……。
ビールで乾杯したいところだが、そのひまはない。

できたものをメールで送信したあと、
ノートPCを担いで赤坂へ。
へとへとではあるが、妙な躁状態にもなっている。
スタッフと打ち合わせをしつつ、
職人仕事を淡々とやる。

途中、作業に余裕ができたので、
たまっていたメールの返信を一気に書いたりもする。
掲示板にレスをつけたりもする。
ちょっぴり楽しい……。
やはり逃避あっての人生である。

なんだかんだで作業が終わったのが、午前9時。

とてもエレガントな作業とは、いいがたい。

そういえば、もう一年くらい
海外旅行にいってないんだよなぁ……。


2000年7月10日(月)

FFの霧
ネットで、知人に教えてもらったネタだけど、
なんでも「FF9」には
モンスターを狂わせる「霧」が出てきて
すぐ晴れちゃうそうな……。

おお! 「レガイア伝説」みたいだ!!

それを聞いて
俄然「FF9」をやりたくなったなり。

しかし、いつやれるんだ、自分?

奥菜恵
コンビにで「月刊 奥菜恵」を購入。
なんで、こんなに奥菜恵が、気になるんでしょうね?


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