デフラグ無限
マッキントッシュな方の事情はわからないが、
ウィンドウズのハードディスクメンテナンス機能に
デフラグってやつがある。
デフラグメンテーションの略……らしいのだが、
ハードディスク内のファイル群の断片化を解消する機能だ。
わかりにくい?
とっちらかった引出しの中が、
ボタンひとつできれいになる機能と考えていただければ、
まぁ、いいのかな……?
これをやれば、「あれ切手はどこにしまったっけ?」
「50円切手は見つかったけど、あと30円分の切手がどこだっけ?」
「ああ、みつからない、いらいらする」てな時間がなくなる。
引出しを開ければ、
一発で80円分の切手が見つかるわけだ。
やりすぎるとハードディスクの負担になるとか、
いや、そんなものは迷信だ。いまどきのハードディスクは
デフラグごときではびくともしないとか、いろんな説があるんだけど、
ぼくはデフラグが好きで、だいたい一週間に一回くらいは、
デフラグしている。
いま使っているノートPC内蔵の20GB分のハードディスクを
デフラグすると、だいたい20〜40分くらいかかるけど、
なにより、かたづくのは気持ちがいい。
部屋は散らかっても、
HDやデスクトップなどPC内部関係は整理していないと、
気がすまないおれは、しょせんB型……。
ただ、WINDOWS2000に
標準で付属しているデフラグ機能がどうも、もの足りない。
で、買ってきました。Diskeeper5.0!!
WINDOWS2000に組みこまれているデフラグツールの
上位バージョンである。
半年前にyouderngさんから、存在は聞いていたのだが、
なんとなく、買いそびれていたわけだ。
Diskeeperには、
ブートタイムデフラグという強力な機能がある。
断片化したMFTやディレクトリまで、すっきりとデフラグできるのだ。
引出しのたとえでいえば、引き出しそのものの形さえ、
機能的に変更できるほど、すごい秘密兵器だ。
午前5時、インストールをすませたおれは、
ブートタイムデフラグをしかけて、床に就いた。
目を覚ますころには、美しいハードディスクが、おれのもの……。
午前11時、起床。
しかし、デフラグは完了していない。
うーん。さすがに12GBのNTFSパーテーションは
時間がかかるなぁ。
ここで中断するわけにはいかない……。
ということは、PCも使えない。
放置して昼食にいく。帰ってきても終わらない。
新体操ソロ決勝を見る。見終わっても終わらない。
マラソンを見る。見終わっても終わらない。
夕食にいく。帰ってきても終わらない。
シドニー五輪閉会式を見る。
カイリー・ミノーグが歌うころ、やっとデフラグ完了。
なんと15時間以上かかってしまった。
おれもハードディスクもくたくた……である。
たしかにいままで、デフラグしきれなかった
あんなところやこんなところが、デフラグされているけど、
なんか、待ちくたびれちゃったよ。
コンピュータが使えない一日というのは、
なんとむなしい一日なのか。
それを実感したおれは、すっかりPC中毒である。