DIARY:2000 DEC.11〜20


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2000年12月11日(月)

ここはどこ?
ダイエット中のおれとしては、
正午から夕方近くまで打ち合わせがあると、
食事のスケジュールが微妙に難しい。
規則正しい食事こそ、ダイエットの王道。

されど、午前10時過ぎに起床すると、
そこからすぐに、朝食(マイクロダイエットとか)をとると、
夜まで、食事はそれっきりになってしまう。
まぁ、しかたあるまい。ダイエットより仕事だ。

今日はハドソンで会議である。
ずっと前のことだが、國政修さんに、石ノ森章太郎記念館の
パンフレットを見せると約束したっけ。
バッグにパンフレットを詰めこむ。

すこし遅れ気味だ。
地下鉄を東銀座駅で降りて、早足でハドソンに向かう。

あれ?

むこうから、歩いてくるのは、
梶野竜太郎さん、石崎仁英さん、武田学さん。
桃太郎事業部の面々ではないかい?
会議が始まっているはずなのに、
昼食でもとろうかという雰囲気である。

「どうしたんですか?」と、梶野さん。
「だって、今日、会議でしょ?」と、おれ。
「え? そんなはずありませんよ。
國政もいま札幌ですから、会議のわけないですよ」

メダパニ!

一瞬にして、わけがわからなくなる。
「たしかに前回、今日が会議だと聞いたんですけど……」
「そんなことないですよ。会議室とってないし、
前回の会議の最後で、
水曜日につぎをやるっていってたじゃないですか。
現に水曜日の会議室なら、おさえてますよ」
梶野さんは自信満々である。
そのことばに合わせ、うなずく石崎さんと武田さん。

前回、木曜日の会議では、つぎを月曜日にやるってことだから、
ずいぶん早いなぁとか、思っていたんだけど、
そんなおれの記憶はうそなの?

その場でOutlook2000にスケジュールを
書きこんだはずなのに、ウィルスで書きかえられたの?

そういえば、昨日、あやしげなツアーで
築地本願寺に来たことだし、なにかの霊的作用ってやつか?

わけのわからない考えが、数秒のあいだに
でては消え、でては消え、でては消え……。

事情を把握するために、
さくまあきらさんのスケジュールを管理している
佐久間真理子さんに電話をかけてみる。
呼び出し音は鳴るが、でない。

「おかしいなぁ」首をひねるおれ。「まちがえたのかなぁ?」
「いやぁ、すみませんねぇ」
「そんな梶野さんが謝る必要はないですよ」
「そりゃそうですね。わっはっはっは……」
そうか。おれの「うっかり」か。

「いやぁ、柴尾さんを見かけたときに、
東劇に「エクソシスト」でも観にきたのかと思っちゃいましたよ」
「映画を観るために、こんなところまで来るはずないでしょ」

桃太郎事業部の面々は、
東劇ビルの地下に消えていく。
万年橋のたもとに、呆然と立ちすくむおれ。

なんで、こんなところにいるんだろう、おれ?
家にいれば、やることはたくさんあったのに、
往復で2時間くらい、無駄に使ってしまった。
むなしい……。

もう一度、佐久間真理子さんに電話をかけてみる。
つながった!
「あれ、今日、桃太郎の会議じゃなかったですか」
「え? 会議なら、水曜日だよ」
やっぱり、おれのミスか。でも……。
「こっちのスケジュールでは月曜日になってるんですけど」
「あ! 伝わってなかったんだ」
「へ?」
「國政さんが札幌に行くから、水曜日に変更になったんだよ」
「そんなの聞いてませんよ!」
「あら、かわいそうにね」
「聞いてないから、築地まで来ちゃったんですよ」
「かわいそうにねぇ」

なんども「かわいそうに」を聞いているうちに、
ほんとうに自分が、かわいそうなやつになった気がしてくる。
みじめな人間になった気がしてくる。
脱力して、とぼとぼと銀座方向に歩いていく。

なんだかなぁ。なんにもやる気が起きねぇなぁ。
おれなんて、どうなってもいいんだ。
どうせ、箸にも棒にもかからない人間だよ。
地上に60億の人間がいるとして、
おれの必要度は60億番目くらいだよ。
ぐれてやる。ぐれてやる。ぐれてやる。
爆弾はないか。どこかに爆弾はないか。
札幌までいって、ハドソン本社を爆破してやる!

そこに佐久間真理子さんからの着信。
いま、新宿高島屋にいる自分たちと合流しませんかとのこと。
ハドソン爆破計画を事前に察知したのか。
たしかに、いまのおれはひとりでいると危ない。
喜んで、お受けする。

新宿タカシマヤ13階「ハウスティ アルファカーメル」では
さくまさんご夫妻のほかに、
なかむら治彦さん、こむらなるなりさん、菊池晃弘さんが談笑中。

到着するやいなや、さくまさんが笑いながらいう。
「柴尾くん、今日ほんとは3時だったんだよ」
「へ?」
つまり、予定変更前のスケジュールだと、
今日は正午スタートではなく、3時スタートだったとのこと。
おれもおれとて、3時間も勘違いしていたわけだ。

あれ? じゃあ、お昼に築地までいった
おれもへっぽこじゃねぇか。

2日分……、48時間の時間変更連絡ミスなら、
ハドソン札幌本社爆破計画を企てるべきだが、
45時間なら、そこまではやらない。
あとで、ねちねち文句をいうだけにしといてやらぁ。
おれも大人になったねぇ。

と、ここで気がついたこと。
もしも自分に連絡が来ていないのならば、
土居孝幸さんにも連絡がいってない可能性がある。

さくまさんにそういって電話連絡してもらったところ、
やはり土居さんには、連絡は来ておらず、
出かける準備をしていたらしい。

つまり、おれは土居さんのために、身を挺して
スケジュール変更を伝えたわけである。
おれの築地行きは、むだではなかった。

気分がぐっとよくなる。

土居さんも交えて、新宿で打ち合わせをすることになる。
「桃太郎」の会議を結果的にやれたわけだから、
当初の目標は達成。

「いやぁ國政くんも何本も抱えて疲れているんだよ」
そんなさくまさんのことばに、素直にうなずけるようになる。
ねちねち文句をいうのもやめよう。
すっかり聖人である。

「パパスカフェ」での打ち合わせを終えるころには、
生きる元気に満ち溢れる。
新宿のビックカメラによって「Photoshop6」を購入したり、
池袋西武百貨店のLIBROで、本を2万円ほど買いこんだり、
物欲こそが、生きてる証拠。

帰宅後、イエネコ、アンジーが
一日早いお誕生会を開いてくれる。
プレゼントをもらい、シャンパンを飲んで、あれこれ食う。

メリハリにとんだ一日であった。


2000年12月12日(火)

BSデジタルチューナーTU-HD1
平成12年12月12日は、おれの38回目の誕生日。
ビックカメラのショッピングサイト「bicbic.com」から、
BSデジタルチューナー「TU-HD1」がとどく。

入荷はもっと遅くなるという連絡があっただけに、
ビックカメラからの誕生日プレゼントみたいな感じ。
夜になって、テレビやビデオと結線する。

テレビとはRCAピンのコンポーネント接続なので、
音声も含めて、5本ものピンケーブルを使う。
ほかにもあれこれ接続。
映像機器の背面ジャングルはさらに濃密になる。

テレビ自体が20インチ液晶の
525i(NTSC準拠、走査線525本インターレース)だから、
デジタルハイビジョン本来の画質は堪能できないけれど、
ハイビジョンカメラによる撮影のおかげか、
クオリティの高さはよくわかる。

NTSCビデオ信号には原理的に発生しやすい
不正確な色のりもコンポーネント接続だから、皆無。

BSデジタルの番組については、
まだ、評価可能なほど、観られるわけもないけど、
映画とスポーツ以外は、ちょっと脱力系な番組が多い気がする。
高画質で、ショッピングやだらだらとした情報番組を流されてもなぁ。

さわってておもしろいのは、番組表が表示されること。
フォントを小さくして、画面の情報量を増やしてほしいんだけどね。

また、リモコンシステムには、4方向キー/決定以外に
スーパーファミコンみたいな4色ボタンもある。
ゲームのコントローラ型リモコンを作ってくれると、使いやすそう。

どのくらい観ることになるのかは、まだ分からないけど、
しばらく様子をみていくつもり。


2000年12月13日(水)

桃太郎会議@ハドソン
築地のハドソンで、「桃太郎」会議。
以前から提案していた仕様があるのだが、
さくまあきらさんに理解してもらえ、採用が決まる。

いったん、わかってもらえると、採用まであっという間。
話が早いなぁ。

アトミックボムバトルシステム(造語)とか、
ゲルニカエンジン(造語)とか、そんな派手なシステム仕様ではないが、
RPGにおいて、もっともキモとなる部分である。

グラフィックスやバトルシステムの仕様など、
ユーザーの「買う動機」を高める部分もたいせつだけど、
このあたりをきっちり決めないと、
プレイを終えたユーザーに気持ちの「お土産」を
持ち帰ってもらえないからね。

ほかにもいくつか、急展開があり、
俄然、モーティベイションが高まる。

会議終了後、昨日のさくまさんの日記に登場していた
新橋の「おか田」へ。
日記に、あまりにもうまそうな写真が載っていたので、
たまらなくなったのだ。

マイクロダイエット中心のいまの食生活では、
通常の食事は一日に一度、
おのずと悔いのないメニューを選ぶことになる。

1700円のビーフカツ丼をいただく。
もうちょっと下品な味かと思っていたけど、上品なうまさ。
たしかにこれくらいで味をまとめると、肉の旨みを舌先で感じられる。

満足!! 満足!!
ダイエッターとしては危険なほど、腹が膨れあがる。


2000年12月14日(木)

ADSLへの第一歩
「なぜ?」と問われても、本人さえ、よくわからない。
インターネット常時接続環境への決意が、にわかに生じる。
選択肢は3つ。フレッツISDN、CATV、ADSLである。

フレッツISDNは、64K程度のへっぽこなので、却下。
CATVは、集合住宅なので、却下。
残るはADSLである。

ADSLは、電話局に機材が設置されていないと、接続不能。
東京めたりっく通信のサイトをチェックしてみると、
在住の北町局は11月17日に開局済み! ふふふ……。

ちなみにNTT-MEのサイトも調べたが、
うちの近くは、まだサービスを開始していない模様。
フレッツADSLなるサービスがまもなく始まるそうだが
そんなの待っちゃいられない。

諸事情があり、電話回線をもう1本、引くことにする。
NTT東日本の池袋「お客様窓口」で申し込む。
開通は来週なかば。

帰宅後、東京めたりっく通信にオンライン申し込み。
プランは「Family1600」。
かなり待たされるというウワサの東京めたりっく通信だが、
今世紀中の開通は無理かなぁ?

最近のCLIE
最近、SONYのPALM機「CLIE」を使っていない。
HotSync終了後にPCがハングアップするためだ。
いつもではないが、たまにある。

ハングアップがいやで、「Windows2000」にしてるのに、
Palmふぜいがパソコンをハングさせ、
なにくわぬ顔で、「Hotsync終了」の表示をするのが許せん。

当然、アプリケーションのバージョンアップもしたのだが、
状況改善の余地なし。こんな状態じゃ使えない。
てなわけで、CASSIOPEIA E-700への物欲浮上。

新しいザウルスもいいんだけど、
ザウルスはM1-EX1という高級機を持っているし、
いまさらなぁ……。

ビックパソコン館で、E-700をチェック。
CLIEのサイズに慣れていると、でかさが気になる。
動作そのものはきびきびしていて、気持ちがいいんだけどね。

MicrosoftのOSとアプリが入っているから、
いまPCで使っている「Outlook2000」との相性もよさそう……。
コンパクトフラッシュメモリーではなく、
SDメモリーカードというのも、気になるところ。

うーーん。どうしようかなぁ?


2000年12月15日(金)

物欲ショック
あれこれ悩んでいても、しょうがない。
とにかく、おれはCLIE以外のPDAが欲しい。
液晶が暗くて、PCをハングさせ、
文字フォントがきたないCLIEはいらない。

PalmOSも楽しかったんだけど、
使えるアプリケーションはほとんど、シェアウェアで、
あれこれと入れるたびにお金がかかるシステム。
本体の安さで、評判のPalmOSだけれど、
ザウルスなみに使いこなすまでには、費用がかかりすぎる。

ちなみに、今日はザウルスMI-E1の発売日である。
日本のPDAの代表選手といえば、当然、ザウルスだろう!

漢字電子手帳以来、
数台のシャープ製PDAを買ってきたおれだ。
決めた! 買うぞ! 買った!
あーあ、買っちゃった。

物欲本能発揮後のうしろめたさは、
どうして生まれるのかなぁ?

帰宅後、あれこれいじる。
ふむ、液晶は美しいし、PCとのシンクはしっかりとれるし、
ていねいに作りこんだ製品デザインはすばらしいし、
売りもののJIS配列キーボードも案外使いやすい。
いいじゃないの……。

ザウルスいじりの手を休め、
サイトのBBSを見ると、ゆでんさんの書き込みあり。
昨日の日記への反応として、GFORTの存在を教えてくれている。
情報をチェックしてみる。

うひゃあああ! こっちのほうがいいぞ!
カシオのOEM製品だけど、CASSIOPEIA E-700の問題点、
SDメモリーカード仕様ではなくて、コンパクトフラッシュ仕様。

しかも、防滴、防振仕様じゃないか!
分厚いボディもGショックのような防振仕様だと考えると、
納得がいくし、かっこいい。

おまけにWindows2000やOutlookとは相性ばっちりの
WindowsCE3.0のハードウェア。
ふだん使っているOutlook2000とのデータ互換も完全対応。
欲しい。欲しい。

いや、新たに手にしたザウルスをどうするつもりだ。
SHARPに申し訳ないと思わないのか。
とりあえず、GFORTのことは忘れたつもりで、
ザウルスをさらにいじる。

ここで、トラブル発生。

ザウルスの新機能のひとつとして、
MP3プレイヤー機能があるんだけれど、
曲をザウルスに送信できない。

PC側で「Real Jukubox」とプラグインを使って、
ザウルスか、本体接続のコンパクトフラッシュに曲データを送る仕様。
でも、これがうまく機能しないんだよ。

ザウルス側のコンパクトフラッシュを認識したり、しなかったり。
PC側のコンパクトフラッシュを認識したり、しなかったり。
ポートを変えたり、アプリを再インストールしたり、
2時間ほど格闘したが、うまくいかないので、
買ったばかりのザウルスをちょっと嫌いになる。

GFORTか……。


2000年12月16日(土)

アイマックス映画
「マイケル・ジョーダン・トゥ・ザ・マックス」

今日は恒例のワセダミステリ・クラブOBによる
クリスマスパーティである。

パーティのプレイベントとして、新宿TIMES SQUAREの
東京アイマックスシアターにいき、
マイケル・ジョーダン・トゥ・ザ・マックス」を鑑賞。

すげぇ!

1998年、引退を目前にしたマイケル・ジョーダン。
NBAのプレイオフからシカゴ・ブルズのチャンピオン決定の瞬間までを
「マトリックス」のカメラクルーをまじえて撮影。
アイマックスならではの6階建てビルに相当する巨大スクリーンに
その映像を映しだす!

スポーツをアイマックスで観るという体験が
これほど興奮するものとは思わなかった。

超広角レンズのスタジアム内部映像や
とてつもないアングルで、超後速度撮影された
ジョーダンのシュート映像などなど、
最高の被写体を最高の環境で見られる至福。

アイマックスでは、DLP上映の可能性を追及している模様だが、
オリンピックやサッカーなど、スポーツ生中継を
このスクリーンで観られたら、おれは泣いちゃうかもしれない。

いいものみせてもらいました。

その後、タカシマヤの地下で食品をあれこれ買い、荻窪へ。

クリスマスパーティ
今回の会場は鹿殺ちゃんこと、Yさんの家。
参加メンバーは、けーむらくん、高瀬美恵さん、
T山統括課長夫妻&息子、O田弁護士、K松くん。

ゲームをやってプレゼント交換をするのが、
このパーティのしきたりなんだけど、
ぼくのゲーム成績はブービー。
されど、いただいたプレゼントはリチャード・ジノリのカップと
エスプレッソコーヒーメーカーで、大満足。

ちなみにぼくの供出したLEGOの「スターウォーズ」シリーズは、
けーむらくんのもとへ。

朝5時まで、たらたら、しゃべり、タクシーで帰宅。


2000年12月17日(日)

GFORTを買っちまったよ
多大なるうしろめたさを感じつつも、
ドコモショップ池袋東口店にて、PDA「GFORT」を購入。
じつは店員のミスにより、5,000円高く買ったようで、
帰宅後、店からその旨を告げる、ていねいな連絡が入る。

どこぞのドコモショップとはおおちがいなり……。

PCとの同期をとるActiveSync3.1や
USBドライバーをインストールしたものの
ドライバー関連で、妙に調子が悪い。

先日のザウルスMI-E1でのトラブルなど、いろいろ考えると、
やはりWindows2000のシステムファイルが、いかれているようだ。
どこぞのDLLファイルとか、なにかのきっかけで消失しているんだろう。
一気にOSごと再インストール。

さて、WindowsCE機を使うのは初めてだけど、
おもしろいなぁ。

PCに接続した状態で、GFORTのスケジュールを書き換えると、
リアルタイムにPCでも、スケジュールが変わっていく。
逆もまた可。ほんとにシンクロしてるんだよ。これは快感!

つくづくOutlook2000との相性がいい。
情報の項目がきっちり重なっているから、
ぼくのようにOutlook2000をPIM(個人情報)ソフトとして、
使いこんでいる人間には、ありがたいかぎり。

ただ、スケジューラとしてのデザインは、
手元にあるPDA3機種中、最低。
この一点では、PalmOSのシェアウェア「DateBK3」が筆頭。

ビデオ映像や音楽も楽しく再生可能だけど、
どこまで使うかは、ちと疑問。

手書き入力に関しても、ザウルスとは歴然たる差。
たとえば、漢字と数字を一連の動作で入力する場合、
ザウルスなら、そのまま、書けばいいんだけど、
CE機では、「数字」ボタンをいちいち押さなければならない。

「北町2丁目」と入力するときなんて、
「北町」と書いたあと、数字ボタンプッシュ、
「2」と書いて、数字ボタンプッシュ、
そのあと「丁目」と書くのは、精神衛生上よろしくない。

そのかわりに、
付属品の「CUT Key」をとりつけられるのは、興味深い仕様。
「CUT Key」はミサワホームが開発した入力デバイス。
すこし試してみたけど、入力の楽しさがある。

でも、デバイスとしては、
「ザウルスM1E1」の超小型キーボードの方が、
ずっと洗練されているし、使いやすい。

入力のたびにCUT Keyをとりつけるのも、
つらいものがある。

今回ドッチーモとの接続ケーブルが買えなかった(注文中)ので、
ブラウザー機能やメール機能を試せなかったから、
そのあたりの評価はつけられないが、
今後、GFORTをスケジューラ、住所録として、持ち歩くつもり。

こいつは、スケジュールの閲覧ハードに特化しよう。
いろいろ気に食わないところが多いけど、実用性は高い。
Microsoft製品として、正しい使い方だなぁ。

出先でメールを送信するメーラーとしては、
ザウルス「M1E1」が、ベストチョイス。
なによりより機能的なハードウェアが美しい。
ソフトウェアのデザインが卓越している。

Outlookとの連係を考えなければ、
PDAとして、ひとつの到達点といってもいいだろう。
とにかくインターフェイスがすばらしい。

「CLIE」に関しては、うーむ……。
今後、持ち歩くことはないんだろうなぁ。
カスタマイズが多様にできるPalmOSがお好きな人なら……。

なぜ、PalmOSがそこまで苦手かといえば、
いくつも理由はあるけれど、なにより
画面のドット数が少ないため、精細な日本語フォントが
表示できないためなんだろうね。

それにSONYの映像や音声への志向と
PalmOS本来の志向の食いちがいが、
使用時のノイズとして、感じられるせいだろう。
薄いデザインはほんとにいいんだけど……。


2000年12月18日(月)

やっぱりザウルスが、いいんだけど。
シェアウェアをダウンロードしたり、
設定を変えたりと、「GFORT」をあれこれ触っているのだが、
触れば触るほど、いらいらしてくる。
サイズの大きさや、インターフェイスの作りこみの甘さが
いらいらを加速させる。

つくづく、日本語PDAとしての
ザウルス「MI-E1」のよさが感じられるばかり。

製品デザイン、美しい液晶、スタイラスペンの使い心地、
画面デザイン、すべてにおいて、ザウルスは魅力的。
パソコンとの接続キットを除けば、
PDAに必要なほぼすべての機能が購入直後から使える。

「MI-E1」の問題は、MP3ファイルの転送が
うまくいかないことだけ。
Windows2000をOSから再インストールして、
アプリをインストールしたというのに、うまくいかない。

考えられるかぎりのことをやってみたけど、
うまくいかないのだ。

これさえなければ、ザウルスを積極的に使うのに……。


2000年12月19日(火)

ザウルス転送問題解消
MP3ファイルの転送問題だが、あっけなく解決。

PCから直接、コンパクトフラッシュに
MP3ファイルをコピーするだけでOKだった。
早いし、楽だし、これがいちばん、いいじゃん。

いままでマニュアルどおり、「Real Jukebox」を使って、
転送しようと苦闘したのが、ばからしい。
ったく。

困ったなぁ。
これでまたGFORTより、ザウルスを好きになっちゃったぞ。

ザウルスMI-E1に文句をつけるポイントは、
OUTLOOKとの連係だけだ。

OUTLOOKの「連絡先」とザウルスの「アドレス帳」との
姓名のスペース問題&読みデータの文字数制限。
同様に「予定表」と「スケジュール」の
場所データの不備や複数日データの非相関。
最後に「仕事」と「アクションリスト」の開始日データ設定の有無。
まぁ、どれも些細な問題なんだけどね。

もう、文句のレベルがいちゃもんに近くなってきた。
それと気になるのは、電池の持ちかなぁ。

ハドソンで会議
徹夜で仕様をあれこれいじっているうちに、内容が増大。
「RPGで泣かせろ」というのが、至上命題なので、
「泣かせ」のアイディアが炸裂。
結局、午後3時の会議に間に合わず、手ぶらで参上。

会議の席上のみならず、
さくまあきらさんの日記でも、プレッシャーをかけられる。
負担かといえば、気持ちのいいプレッシャーなので、気合が入る。
が、気合とともに、仕様も増大。ふたたび、仕様書拡大の予感。
アイディアを出すのは、楽しい作業だが、
まとめるのは、ほんとにたいへん。

会議のあと、さくまさん夫妻、土居孝幸さんと西麻布の内儀屋へ。
牡蠣の和風クラムチャウダーやサイコロステーキなどなど、
暖かさがしみる料理がほんとにうまい。

ダイエット中は、一日一食の普通食に命をかけてる状態なので、
こういうおいしいものを口にすると、多幸状態になる。

その後、喫茶店「ポエム」へ。
さらっとおしゃべりをして、帰宅。

徹夜明けだが、ダイエット中なので、
帰宅後、すぐに寝るわけにはいかない。
あれこれ作業をして、時間をつぶす。

満を持して寝つこうとした午前1時半、携帯電話に着信。
三界一のさびしんぼう成沢大輔であった。
さびしんぼうは、年末進行中の野安ゆきおさんや
見かけよりずっとパパな元宮秀介さんを
呼び出して、きっと下品な酒を飲んでいるのだろう。

「野安が柴尾さんに文句をいいたいといってるから」と、
電話口に野安さんを出したのは、いいが、
野安さんは、しどろもどろである。

あたりまえだ。
文句をいいたいのは成沢大輔本人である。
正確にいえば、
文句ではなく、ひと恋しさゆえの「からみ」であるわけだ。

成沢大輔よ! きさまの人生は山と谷だらけじゃ。


2000年12月20日(水)

忙しさについて
日記の更新が滞ってしまいました。
ここから、12月24日分まで、5日間の日記は
12月26日の深夜に書いています。

さくまあきらさんの12月22日の日記を読んで、
メールの文面や電話などで、あれこれ心配していただいた方、
お気遣い、どうもありがとうございます。

まず、誤解のないように書いておきたいのですが、
さくまあきらという方は、期待していない人、嫌いな人には、
ああいうことを書かないということです。
ですよね?<さくまさん

だから、こちらとしては、ああ期待されているなぁ。
好かれているなぁという感覚が、
ちょっぴりきついプレッシャーとはなるものの、
粛々と作業を進めるしかありません。

B型でいて座で、その上ペガサス(どうぶつ占い)ですから、
「気にかけてもらえる」という事実だけで、
どんなことでもやる人だったりします。

その一方、ウェブで日記を書くにあたって、
いくつか決めていたことがあります。

1)日記では「忙しい」とか「書くことがない」とは、書かない。
趣味で書きはじめて、気にしていただける方に
読んでもらってるわけですから、そんな無粋なことは書きたくない。

最近は、多少、熱があっても
「風邪をひいた」と書かなくなりました。
やせ我慢ですけど、人に心配してもらうという、
そのことだけで、申し訳ない気分になりますから。

現実には書くことがある日より、
一日作業をしていて、書くことがない日のほうが、
日記を書くのに、時間がかかったりします。

ここ数日、「ザウルスとGFORT」ネタで、
ここまでひっぱってきたのは、
一日中、家で作業をしていたからです。

ちなみに本気で死にそうになって、仕事して、真っ白になり、
日記で「終日作業」としか書けなかったことも、
一度だけありましたね。

2)ウェブや仕事の場において仕事の発注者から、
「遊んでばかりいるから、仕事ができない」
と指摘されたら、すっぱりサイトをやめる。

これは、なにより発注者に申し訳ないことですし、
事実上、遊んでいなくても、ウェブ日記に「**を買った」とか、
「**と飲んだ」、「**を読んだ」、「**を観た」と書いていれば、
実際には、それが原因で、遅れたわけでなくても、
どのように解釈されても仕方のないことですから……。

そこにあのさくまさんの日記ですから、
マジで困っちゃったわけですよ。

ルールを厳密にあてはめると、
ウェブ日記をやめなきゃならない事態です。

かといって、柴尾のあれこれは、さくまさんもよくご存知のはずだし、
なにより、柴尾いじりのギャグをやってくれてるわけだから、
ありがたいのだけれど、あれを読んで
心配してくれる人とか、「がんばって」という人に対して、
「誤解です。大丈夫です」と説明するのは、気が重いし……。

かといって、まだまだ、日記やめたくないよー。
仕事以外で文章を書くのが、好きなんだもん。

あー、めんどくさいいいいいい。

「われはロボット」など、
アイザック・アシモフのロボットものでおなじみのロボット三原則を
知ってますか。

1)ロボットは人間に危害を加えてはならない。
また、危険を看過することにより、危害を加えてはならない。
2)第一条に違反しないかぎり、
ロボットは人間の命令に従わなくてはならない。
3)第一条、第二条に違反しないかぎり、
ロボットは自分を守らなければならない。

そんな「ロボット三原則」と現実の行動の矛盾に見えるロジックが
アシモフの小説のおもしろさになっているわけです。

ロボット、えらいな。アシモフ、すごいよ。
ぼくなんか、たった二原則でこんなに考えちゃうんだもん。
ぼくにポジトロン脳をよこせ!

どれもこれも安請け合いの報いなんですよ。
こんどから、自分で締め切りを作るときは、慎重に……。
(ちょっと無理か)
安請け合いで、いつも困るのは、
過去、三十数年の経験が物語っている。
安請け合いした上で、
がんばるのがおれのキャラだよな。<自己肯定化

と、あれこれ考えた上での結論がでました。

まず、がしがし仕事を進める。
そして、いつか、いつの日か、日記でさくまさんに
「おいしいものばかり食べにいってるから」と、反撃するのだぁぁぁぁ!
その日のためにも、日記を続けるしかないじゃないか。
すでにさくまさんは、携帯電話を忘れるという油断をみせた。
そうだ! そうしよう!
ふふふふふ……。

というわけで、さくまさん、待っててくださいね。
読者のみなさん、もうすこし、日記を続けますから、
おつきあいくださいね。

クレアテックのクリスマスパーティ
午後8時から、恒例のクレアテックのクリスマスパーティ。
その前に、板橋SATYにいき、プレゼント交換用に、
SONYのLPモード搭載の最新型録再可能
ポータブルMDプレイヤーを購入。

ここ数年、とてもお世話になった会社だし、
ある種、お歳暮がわりな気分。

会場の社内には、宮岡社長はじめ、社員のみなさんのほかに
柳澤健二さん、折尾一則さん、東府屋ファミ坊さんら、
「天空のレストラン」チームのかたがたに
門倉聡さん、笠井修さん、今井修司さんら、
「メタルマックス ワイルドアイズ」チームのみなさんも。

クレアテックのパーティといえば、
気合の入ったコスプレも有名なのだが、
今回もとんでもないものを拝見しました。

コスプレ社員 パーティの模様
(左)とんでもないもの。
(右)左から今井修司さん、TOMくん、折尾一則さん、宮岡寛さん。

プレゼント交換
ビンゴゲームでは、なるべくいっしょに苦労した社員の人に
あげたいなぁと、思っていた「柴尾賞」MDプレイヤーが、
みごと、グラフィックのF屋さんのもとに……。
よかった。よかった。

ぼくはといえば、「社長賞」に、アロマオイルセット!
社長賞は準グランプリともいうべき賞品。
なんと宮岡社長に「河豚」をご馳走になれる特権である。
グルメの道に邁進せよとのお告げか。

本日も例によって、一眼レフデジカメ、CanonD30を使って、
ばしばし写真をとっていたのだが、
柳澤さんがとりだした最新ギアには完敗。

最新ノートPC「VAIO GT」である。
動画をリアルタイム配信できるパソコンなわけで、
まさか、こんなすさまじいPCを持っている人がいるとは、
思わなかったよ……。

クレアテック社長賞 柳澤さんとVAIO GT 奇奇怪怪
(左)社長賞。(中)柳澤さんとVAIO GT。(右)これがゲームの開発現場?

笠井さんの近況
久しぶりに会った笠井修さんの近況を聞く。
なんと、最近はウェブマガジンの編集長をしているそうだ。
ぱそピコランド」である。
笠井さんを知っている人なら、
表紙を見て、「にやり」とすることであろう。

その後、ゲームとネットの未来について、
TOMくんと熱く語り、午前3時帰宅。
帰宅後、早朝9時まで作業。

ザウルス転送問題最終解決
VAIOにあるメモリースティックのスロットに、
メモリースティックを挿入するだけで、
Real Jukeboxで問題なく、
MP3ファイルを転送できるようになった。なんだかなぁ。


去年に続いて、また、今年も!!
いかがわしい振る舞いにでる笠井修さん。


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