DIARY:2001 FEB.1〜10


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2001年2月1日(木)

ふぐ食って六本木
昨年末、クレアテックの忘年会で、「社長賞」を引き当てたことは、
既報のとおりだが、その正式授与である。
あ、ちなみに「社長賞」って、河豚食い放題ね。

当初、8時15分スタートの予定だったが、
宮岡寛社長のスケジュールがずれこみ、深夜10時に。
新宿の河豚専門店「姿」で、男ふたり、
ひれ酒をのみつつ、河豚刺しパクパク。

宮岡流の食べ方はひたすら河豚刺しという
ハードなスタイルである。

とどめに河豚茶漬けを食い、おまけに鯛茶漬けまでぺろり。
ああ、おいしかった……。ごちそうさまでした!

その後、当然のように六本木へ。
当然のように「Flamingo Bar」ならぬ、「ココボンゴ」へ。
なんか、いろいろ事情があって、店名とシステムが変わった模様。
よく知ってるつもりの店なのに、なんだか、変な感じ。

しょうがないので、テキーラを何杯も飲み、げろげろになる。


2001年2月2日(金)

CB's Project
飯田橋のCB's Projectといえば、成沢大輔の会社である。
爬虫類愛好家が代表をつとめる会社であるから、
東京ガラパゴスな風情に違いあるまい。

エアダクトからは、ニシキヘビが垂れ下がり、
アイスコーヒーは、亀のコースターに載せられ、
入稿スケジュールを守れなかった社員は、毒蜥蜴にかじられ、
全身をカメレオンに包まれた社長が、取引先との交渉中、姿を消す。

そんな会社だと思って、二日酔いで痛む頭をかかえながら、
いってみたら、なんだ、普通の会社じゃないか。
どちらかといえば、きれいな編集プロダクションじゃないか。

ふん、つまらん。


2001年2月3日(土)

あれれ?
早朝からのりのりで作業中、突如、画面が青いスクリーンに!
つまりハングアップしちゃったのである。
ぎゃあああ! セーブしそこなってるぞ。
まる3時間分の作業が、ゼロになる。

青いスクリーンのなかの文字を読むと、
ハードディスクのエラーチェックを勧めている。
ふむふむ。なるほど。こんなことが繰り返されると、いやなので、
ブートからスキャンディスクをする。
40分ほどかけて、スキャンディスクが終了、そして再起動。

だが、コンピュータが起動しない。
電源を強制的に切り、また電源投入するが、
画面の左上にカーソルが出たまま、うんともすんともいわない。

うひゃあああ。こりゃ、そうとうやばい。
ブート領域が壊れちゃったってやつか……。
約束の時間が来たので、タイムアウト、渋谷に向かう。

映画「ギャラクシー・クエスト」
渋谷のTSUTAYAで待ち合わせ。
すでにけーむらくん、岩崎摂さん、万乗大智さんが待っている。
だが、高瀬美恵さんが、なかなかこない。
電話で連絡をとってみると、なぜか「109」にいる彼女。
なんか、勘違いと思い込みで、そちらにいっていたそうである。
やるなぁ。

目当ての映画「ギャラクシー・クエスト」は
12時から上映だが、早めにいって大正解。
11時20分ごろには、渋谷シネクイントの客席、7割が埋まっている。

「スター・トレック」を髣髴とさせるカルト的人気の
テレビシリーズ「ギャラクシー・クエスト」。
その放映から十数年がたち、出演していた役者たちは、
SF大会に、電気屋の開店イベントと、
営業まわりに精を出す日々……。

だが、彼らの番組を傍受した本物の宇宙人(サーミアン)が
すべてを実録ドキュメンタリーと勘違い!
自分たちの危機を回避すべく、有能な指揮官として、
役者たちをスカウトにきたのだ!!

これは、とことん楽しい作品だった。
「SF大会でうんざりするカーク艦長」ネタなんてのは、
すでに「サタデー・ナイト・ライブ」でも、おなじみだが、
緻密な脚本のため、絶え間ない笑いと、喜びあふれる展開を満喫。

上映後、万乗大智さんがいっていたことだけど、
「だれもが予想できる伏線の張り方なんだけど、
そんな伏線でも感動を味わえるってあたり、
少年マンガの王道に通じるんですよ!」

まさにその通り。

奇想天外な設定に、マニア好みな味付けはしているものの、
これは紛れもなく「危機と試練と成長の物語」。
SFが当たり前のいまだから、とてつもなく楽しい幸福な作品である。

映画初日でもないのに、エンドクレジットで
拍手が起こる映画なんて、久しぶりだよぉ!!

ワセダミステリ・クラブOB会
映画鑑賞後、あれこれしゃべったり、
ゲームセンターで遊んだりしつつ、
万乗さん、岩崎さんとは、渋谷駅でお別れ。

けーむらくん、高瀬美恵さんと高田馬場へ。
さらにゲームセンターで遊び、お茶を飲む。

午後6時、高田馬場ビッグボックスで、
ワセダミステリ・クラブOB会」。
今回の出席者は100人を超えたそうである。
なんか、すごいなぁ。

いろんな人とあれこれしゃべり、二次会は高田馬場「土風炉」。
霞流一さんや白石朗さん、
OBではないが、なぜか登場した大森望さんと、
あれこれ……。

三次会は「GABURI」。
Sさんとオペラの話をしたり、あれこれ……。

午前1時過ぎに、帰宅。
帰宅後、CDブートとか、回復コンソールとか、
コンピュータをあれこれいじるが、回復の見込みなし。
暗澹たる気分になる。そのまま、午前4時就寝。


2001年2月4日(日)

OS再インストール
起床後もあれこれやるが、PCは、まるで起動しない。
回復コンソールから見た様子では、データ部分は生きている模様。
システムか、ブート部分でいかれているようである。

予備のPCでインターネットタウンページをチェック。
コンピュータの修理関係業者に相談してみる。
NTFSの場合、ハードディスクをサルベージすると、
1GBあたり、10〜20万円くらいかかるそうである。
肝心のデータの入っているパーテイションは15GBくらいある。
データの回復に200万円は払えない。

外部HDには1月14日時点のバックアップデータ。
2週間に一度くらいのわりで、バックアップはとっていたのだが、
ちょっと、うっかりしていた。

うーん。20日分のデータ消失は痛いなぁ。
けど、200万円は払えないから、しょうがない。
OSから再インストールである。

OS再インストール後、主要なアプリケーションをインストール。
バックアップデータから、個人データ類を回復させてみて、
さらなる衝撃。

Outlookのデータが消えている!

おそらく、前回のバックアップ時、
ファイル共有かなにかで、うまくとれていなかったのだろう。
ああ……。

あれこれつべこべ説明するのはやめとくけど、
10月中旬以降に入力したスケジュールデータや
住所データ、そして、送受信したすべてのメールが消失。

ここまで、壊滅的なダメージとは……。
ああ……。


2001年2月5日(月)

川崎で授業
データが消失したからといって、引きこもってもいられない。

アスミック・エースエンターテインメントの小川真司プロデューサーと
神奈川県立大師高校へ。
「映画技法」なる授業のゲスト講師として、
映画「弟切草」とデジタル映像について、あれこれ語る。

いまどきの先生と生徒の関係について、いろいろと考える。
どんなことを考えたのかは、教えてあげないよ!!

銀座でBARE FACTS
小川プロデューサーと、銀座の「煙事」で昼食をとったあと、
イエナ書店で「the BARE FACTS Video Guide」を購入。
ウェブサイトには新刊の情報が載っていないのに、なぜ、洋書店に?
よく見ると、アメリカ人が著者なのに、イギリスの出版社から発行?

疑問は多いが、映画女優のヌードシーンをピンポイントで
リファレンスするこの本を入手できたことは、至福そのもの。

東銀座でゲーム
おお! そうですか! さくまさん、こりゃすごい!
気合いが入るなぁ。むふ、むふふふ……。
どんな形であれ、ゲームをすると燃えるわけです。

新橋でデブのもと
会議終了後、さくまさんご夫妻、土居孝幸さんと新橋へ。
「おか田」で牛フィレカツ丼! んまいなぁ。
「小川軒カフェ」でアフォガード! んまいなぁ。
そういえば、昼に食った仙台牛カレーも、んまかったなぁ。

ストレスの多い日々は、食うことがいちばん!!
って、ほんとか? ほんとにそうなのか?


2001年2月6日(火)

考えた結果
男であろうが、女であろうが、
年上であろうが、年下であろうが、
業界人であろうが、そうでなかろうが、
イーブンに接してきた。

これからも、そうするつもりだったけど、
そうしない方がいいことも、あるんだろうね。

こちらが相手を友だちとして、つきあおうとしても
相手がこちらをサファリパークの動物あつかいするんじゃ
イーブンには、つきあえない。


2001年2月7日(水)

飯田橋で打ち合わせ
打ち合わせのため、飯田橋のコージィコーナーへ。
しかし、予想通りというか、ルーティン通りというか、
打ち合わせの相手の成沢大輔は、その場にいない。
電話をかけてみると、すこし遅れるとのこと。
ああ、やっぱりね。

ならば、ラムラ2階の書店「芳進堂」へ。
中古ビデオコーナーに映画「イノセント・ライズ」がある。
おお! ガブリエル・アンウォー出演映画だ! すかさず購入。

ガブリエル・アンウォー
「セント・オブ・ウーマン」、「ボディスナッチャー('93)」あたりで
ごひいきになった女優である。
無機質と有機質のせめぎ合いのごとき表情が、
きわめてノーブルのことよ!

ありがとう、成沢大輔!
遅刻してくれたおかげで、いい作品が手に入ったよ。

ゲームを語る会
午後7時、銀座アスター新宿賓館にて、
さくまあきらさん主催のゲームを語る会である。

出席者は、さくまさんご一家のほかに……。
田森庸介さん@ポポロクロイス物語。
土居孝幸さん@桃太郎シリーズ絵師。
宮岡寛さん@METAL MAX。
野安ゆきおさん@ゲーム紹介師。
成沢大輔@この会も遅刻。

前菜もおいしい、スープもおいしい、チャーハンもおいしかったなぁ。
てなわけで、ゲームの話だが……。
ええっと……、なにを話したんだっけ……、
紹興酒うまいなぁ。何杯でも飲めちゃうなぁ。
そうそう、ゲームの話だよな。
うーん。ポケモンの話とか、ドラクエの話とか、したような……。
あ、ゆりちゃん、21世紀最初のバレンタインデーチョコレートを
どうもありがとう!! うひゃひゃひゃひゃ!
え、そうですか。二次会ですか。
はいはい。「ぶらうに〜」ですね。
つまり、ゲームの話ですね。へぇ、セガってそうなの。
ふうん。SCEってそうなの。ありゃま、任天堂ったら……。
おっといけないマイクロソフト……。
きっとこんな感じだったのでしょうね。
おやまぁ、雪が降ってきました。
六本木にいくのは、おっくうですね。
じゃあ、新宿で飲みましょう。
宮岡さん、野安さん、成沢大輔(敬称略)と「Pearl Bar」へ。
こちらのテーマは「ときメモ」と中年男性の愛について。
下品な話をむけても、野安ゆきおは上品だなぁ。
宮岡寛「女はつまり、ソフトだから……」
ほえ、女ってソフトウェアしだいって意味ですか。
宮岡寛「いや、その女性は柔らかいという意味のソフト」だよ。
ふ〜〜〜〜ん。
宮岡寛「フリ〜〜〜〜〜ダム!」
そんな……、とるにたらないことをあれこれと語りつつ、
人生とゲームに対する考察をきっとしていたのだろうね。


2001年2月8日(木)

テレビ番組「サバイバー」
いまいちばん楽しみにしている番組は
TBS木曜深夜25:50分ごろの「サバイバー」である。
南海の無人島に送り込まれた8人の男女チームが二組。
彼らがこの島で生存をかけるアメリカCBS製バラエティ番組。

節目ごとは、ゲームを行い、その結果次第で、
チームから一人を減らさなければいけない。
この減らし方が、投票方式なのである。

それまで仲良く協力していた連中が、
自分たちのサバイバルをかけ、仲間の名前を書き込む。
最後まで生き残った場合の賞金100万ドルを目指すため、
自分をチームに役立つ人間だとアピールしたり、
ほかの人間の無能を告発したり……。

狩猟民族版の「電波少年」といえばいいのだろうか。
アメリカでも最終回は5400万人が見たといわれるパワフルな番組。
なんか「あいのり」にある、なまったるい優しさが、
まるっきりないのは、痛快である。

CoCode Mailからスパム
なんと、まとめて60通におよぶスパムメールが、
うちのメールサーバーに流れこむ。
配信元はメーリングマガジン運営サイト「CoCodeMail」である。

うちは携帯電話の方に
メールを自動転送する設定になっているため、
同じメールが60通、流れこむわけで、迷惑なこと、この上ない。

なに考えてるんだ!? ったく!
サイトをチェックして、事情を把握。
バカには困ったものである。


2001年2月9日(金)

ハドソン通い
今週は、よくさくまあきらさんにお会いするのである。
そういう星巡りなのである。

てなわけで、午後3時に東銀座のハドソンへ。
今日は宮地一昭さん、池毅さん、関口和之さんと
桃太郎シリーズ最強の作曲家集団が登場!

土居孝幸さんはニコニコ。
國政修さんはヒヤヒヤ……?
そんな感じであるのかな?

会議終了後は、銀座の資生堂パーラーで
土居さんともども、さくまご夫妻に
スペッシャルなカレーをごちそうになる。
ただのカレーではない。スペシャルなカレーでもない。
スペッシャルなカレーである。

おいしかったなぁ。

やっと人のことばで……
セガの新CO-COO(共同執行最高責任者)香山哲インタビュー
素直に読めることばで、飲みこみやすいのは、
「文責 竹崎忠」だからか……。

ドリームキャストの立ち上げ時より、クリア……ではある。
ちなみに「ファミ通」のインタビューもある。
いってることは、ほとんど一緒だけど……。

一方、思いっきり笑ったのが、こちら
宮本茂&岡本吉起対談なんて……。
おれは「テープ起こししたくねぇよ」って感じだけど、
読んでると、滋味があっていいなぁ。

善意と悪意
有田芳生さんのウェブサイトの巻頭言が興味深いので、
一部引用。

この哲学者は『ツァラトゥストラはこう言った』のなかでこう書いている。
「悪人がいくら害悪を及ぼすからといっても、
善人の及ぼす害悪にまさる害悪はない」と。

最近、ウェブ巡回中に思うのは、
「実際に会うといい人が、どうして、ウェブの場では
他者を無慈悲に裁くのだろう」ということ。

インターネットは、
仮想権力欲を充足させる場じゃないのにね。


2001年2月10日(土)

大寝坊!
目を覚ましたら、正午である。これは、やばいのである。
集合時間は午前11時30分なのだ。
すでにみなさま、渋谷で集まっているのだ。
あせって電話をかけ、シャワーを浴び、
急ぎのメールを何通か書き、家を飛びだす。

いっこく堂主演の「兵士の物語」の鑑賞前に、
みんなで集まって昼食をとろうという趣向だったのだが、
11時半に集合しましょうといったおれが、寝坊しちゃいかんなぁ。

公演そのものは2時からだから、間にあいはしたが、
みなさん、申し訳ない!

ちなみにどんなにおれが遅刻をしても、
それをしのぐ猛者がいるわけで、
今回は「遅刻アーティスト」成沢大輔である。

公演10分前にPARCO劇場に飛びこんだおれだが、
成沢大輔のご入場は公演5分後。
おれがどんなにがんばっても(?)、成沢大輔にはかなわない。

てなわけで、さくまあきらご夫妻、岩崎摂さんとNちゃん、
清正まなつさん、高瀬美恵さん、けーむらくん、
遅刻アーティストと、「兵士の物語」鑑賞。

舞台「兵士の物語」
ストラヴィンスキーの代表作「兵士の物語」を
稀代の腹話術師、いっこく堂と
饒舌な色気を見せる俳優、篠井英介が演じる。
本来、語り手、兵士、悪魔の三役登場する本作を
このふたりが演じている。

たぶんね、いっこく堂が兵士の姿で、悪魔の声を出すことにより、
悪魔の存在を、わがうちなるものとして表現しようというのが、
演出上のポイントなのでしょう。

いやはや、オリジナルを知らないし、
いっこく堂主演というので、彼に注目しすぎるといった、
鑑賞上のポカをいっぱいやりすぎたおかげで、われながら、
舞台のポイントに気持ちをフォーカスするのがおくれてしまいました。

やっとフォーカスできたのが、
ふたりのバレエダンサーが登場してから……。
最初からもっと音楽に耳をすませていればよかったよ。

それにしても篠井英介さんが、ほんとによかった。
彼の舞台は「キレイ!」以来、二回目だけど、
色悪ぶりがしみてくる。

酒飲んで、酒飲んで
その後、BUNKAMURAロビーラウンジへ。
いや、「遅刻したから、なんでもおごりますよ」とはいったけど、
そこの約4名! ビールを3杯も飲むとは……。
ったく、悔しいなぁ。

おれもアフタヌーンティセットなんて、ふやけた食いものじゃなく、
酒盛りに参加すればよかったぞ。
悔しいので、おれもビールを追加する。

けーむら、高瀬コンビはNちゃんのもってきた
「あやとり」に、はまりまくり!

さらに飲み足りないので、
岩崎母子、清正まなつさん、高瀬美恵さん、けーむらくんと
渋谷「ビルボード」で、お好み焼き焼きまくり、
レモンサワー、グレープフルーツサワー。

まだまだ、飲み足りないので、「門」の2階で、カクテルづくし。
なんか、シリアスな話をしたり、バカ話をしたり、
箱根小涌園にいく約束したり、気がついたら、午後11時半である。

みなさま、お疲れさまでした!


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