DIARY:2001 FEB.11〜20


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2001年2月11日(日)

NEWSBOT
せっかくのADSL回線だから、NEWS DECORDERを使って、
news serverをあさってみる。

くわしい話はほかにまかせるけど、
メールにはメールサーバー、ウェブサイトにはWWWサーバー、
投稿にはnews serverで、NEWS DECORDERを使えば、
画像添付投稿から画像だけ抽出して、集めてきてくれるのだ。

てっとりばやくいえば、むふふ画像の地引き網みたいなもの。
ああ、てっとりばやく、いいすぎだ。

をををを! こりゃすごい!
あっという間に画像が大挙してPCのフォルダにおさまっていくよ。
ついでに「トロイの木馬」もおさまってくれるよ。
すげぇ! すげぇ!

PC歴2度目のウィルス遭遇である。


2001年2月12日(月)

スーパーテレビ
午後9時からの日本テレビは、
-「激震・TVゲーム界一兆円産業の舞台裏」
母の焼死が生んだ傑作機密ソフト-だそうで、じっくりと見る。

あたりはずれの大きい枠だが、これは「あたり」の部類。
豊富すぎる素材を詰め込みすぎて、
まとまりがつかなかったところもあるけど、
番組の作り手がゲーム好きというのが、よくわかります。

スクウェアUSAのレンダリングルームの映像や
コナミの周辺機器開発室など、
なかなか取材には応じない部分の映像も多かった。

ただ、相撲取りのモーションキャプチャーなど、
絵だけ撮影しておいて、なんの解説もないところが、
やまほどあって、贅沢に作っているなぁ……と。

「セガの危機」という構図をいたずらにあおっていないのも
好感が持てるところ。
長期間の取材をしたUGAの水口哲也氏に
情が移ったかの……かな?

みなさん、がんばっていらっしゃいますね。
おれも、がんばらなきゃね。


2001年2月13日(火)

「ヤングサンデー」編集部
夜、小学館「ヤングサンデー」編集部。
「Jonathan's」での夕食もまじえつつ、入稿作業。
作業終了後、石川亨さんと雑談。
あれこれ話しているうちに、早朝4時。
まずい。まずい。

さて、作業完了後、完成した原稿をメールで送るため、
ひさしぶりにノートPCにモバイルカード&ドッチーモをつなげて、
PHS側から、64Kbps通信したんだけど……、
いやはや、こいつは遅いなぁ。
あきれるほど遅い。感動するほど遅い。
からだにADSLスピードが、しみこんじゃったみたいね。

64Kでこれなら、携帯電話の9.6Kなんて、言語道断だな。


2001年2月14日(水)

バレンタインデー
バレンタインデーだっちゅうのに、成沢大輔にしか会わない一日。
ちなみに今年いただいたチョコレートは3つなり。
ありがたや。ありがたや。

せつなくも西武百貨店WAVEでDVDを購入したり、
ビックカメラ池袋本店で、カメラバッグを物色。
「バイオノートZ505」とバッテリーグリップつきの「EOS D30」を
うまく収納できるバッグが見つからない。


2001年2月15日(木)

柴尾英令、西へ
時間がないときにかぎって、
どうして、じゃまが入るんだろう?

新幹線の時間に間に合わせるために
いそいで荷造りをしているとき、呼び鈴が鳴る。
室内の防火施設の点検だそうだ。

「すぐ終わる」というので部屋に入れ、チェックしてもらう。
5分ほどで終了したので、
実害はなかったのだけれど……。

そんなこんなで東京駅2時52分発の「のぞみ19号」に乗車。
昨夜はほとんど寝ていなかったので、
車内でたっぷり寝るぞと意気ごむものの、ちっとも寝られやしない。
ひさしぶりの旅行気分で、興奮しているのかな、おれ?

「M」
京都駅で連絡をとってみる。
なんと、わざわざ、さくまあきらさんと土居孝幸さんが
京都駅まで迎えにきてくれているというではないか。

ありがたや。ありがたや。恐悦至極!

京都駅内の伊勢丹百貨店地方物産コーナーや
手塚治虫ワールドへ。ミュージアムショップに
感じのいいアトムシャツがあったのだけど、
Lサイズがないとのことで、購入断念。

手塚治虫ワールドには
アニメの彩色をiMACで模擬体験するコーナーがある。
小さなお子さまのためのものだ。

しかし、土居さんはその前に座り、
いきなり、アトムの顔をごしごしと消し始める。
かわりに描いたのは、ビンボー神の顔である。
ボンビーな顔にアトムの肉体……。
アイコラにもほどがある!

そして本日のメインイベント。
某割烹「M」へ。

食の暴力。素材の暴力は、あいかわらずである。
ああ……。
もちろん、ふぐや牛肉を焼いてくれたり、
ナマコがコリコリしていたり、
もはや、これぬきで「M」は語れない、鴨鍋に舌鼓を打ったり、
とどめのカレー&ハヤシライスにしびれまくったり、
レギュラー陣はますます健在の観。

それに加えて、新オーダーもすごい。
ふぐと白子を混ぜたのをサンチュ風に白菜で巻いて食べたり、
ねぎをたっぷり載せて食べる京風おでんを上品に食べたり、
ごめん、もう、おれ、だめに、なっちゃう、かも。

さらに冷酒をぐびぐび飲んでるうちに、舌が回りまくり!
あんなことや、こんなことをしゃべくりまくる。
しかも、なんと、今回はさくまさんと土居さんが
ごちをしてくれるというではないか。

ああ……。

ぼくがなにか 悪い いいことをしましたか。
なんですか、柴尾を太らせてもろくなことになりゃしないですよ。
柴尾の肉が欲しいというのなら、いってください、シャイロック。
いくらでもあげますぜ。

食後、京都相互タクシーの宮本さんの運転するクルマで
ロイヤルホストへ。

明日の行動予定をあれこれ練る。
じつは柴尾は小中高の学生時代、修学旅行でさえ、
京都にきたことはない。したがって、
三十三間堂、清水寺、金閣寺、銀閣寺、伏見稲荷といった
京都のマストアイテムを見たことがない。

せいぜい嵐山でサイクリングをしたり、
化野念仏寺にいったついでに
「裸の大将記念館」をのぞいた程度だ。
かたよっている。

そんな柴尾がどんな京都を見るのか、
それは明日の日記を乞うご期待。

それにしても京都ロイヤルホテルの電話回線から、
ネットに接続してるんだけど、28.8Kbpsしか出ないなり。
あまりにも遅くてせつなくなるなりよ。


2001年2月16日(金)

大人の修学旅行in京都
わりと早い時間にベッドに潜りこんだのだが、
生活時間帯の変化のせいか、旅の興奮のせいか、まったく寝つけない。
しかたがないので、ウェブサイトの更新などなど……。

結局、眠れたのは2時間程度。
午前10時半にイノダコーヒー本店で、
さくまあきらさん、土居孝幸さんと待ち合わせ。

朝食のセットでもオーダーするかと、メニューを見ていると……。
「ここはスパゲティもうまいんだよ」と、さくまさんの悪魔のささやき。
うまければ、食わねばなるまい、京の朝。

スパゲティナポリタンをオーダー。懐かしい味に落涙。
午前11時すこし前に、京都相互タクシーの宮本さんも合流。
すこし雑談してから、いよいよ京都観光へ!

宮本さんが最初に案内してくださったのが、
東寺である。五重塔に本堂などなど……。
歴史の教科書で見たまんまのお寺である。

人生で観てきたすべての仏像をしのぐ数の仏像を拝む。
あれ、こんなことを書くと、自分の人生が
いかに貧しいかが、よくわかるなぁ。
もうすこし、豊かになれよ、わが人生。

仏像のお顔をていねいに観ていくと、あれこれ興味深い。
十二神将など、多くのお顔は目がでかい。

出目金などと、小さなころから呼ばれてきたおれとしては、
むかしから、心ある人は目の出っ張ってる人間を
「立派だ」、「たいしたものだ」、「えらいやっちゃ」と
思っていたのだなぁ。と、これまた、雑な感想。
目のでかさ、集めた仏像、わが仲間。


東寺の五重塔。

宮本さんのタクシーは、
「こんなところもお好きですやろ」と、
京の色街付近を通りぬけ、壬生へ。

とりあえず壬生寺前の鶴寿庵で、お抹茶をいただく。
冷たい京都の空気にさらされた体が温まったところで、
いよいよ、新撰組ゆかりの壬生寺へ。

拝観料は1000円。「ずいぶん高いなぁ」と思っていたら、
「お茶もついて1000円になります」とのこと。
そのお茶は、さっき飲んだぞ、この腹は。

てなわけで、拝観断念。

つづいて向かうのは金閣寺。
タクシーが北に向かうにつれ、風花が舞ってくる。
京都はつまり、北へ行くほど標高が上がっていく。
金閣寺の入口付近では、すごい降雪になっていた。

宮本さんは金閣寺の庭園をぼくに見せてくださろうと
ここまで、きてくれたんだけど、
庭園まで歩くうちに、全身、雪まみれになることは必定。
雪の中、歩く気のない、大人の旅行。

なので、さくまさんの発案により、「しょうざん」に進路変更。
「しょうざん」のよく手入れされた庭園に、雪が舞う。
あおぐ杉、雪の花咲く、京の冬。


雪が舞う「しょうざん」の庭園。

すっかり体が冷えてしまった。
「アンジェ」にて、フルーツたっぷりのケーキをいただく。
あれこれとゲームの話などなど。

その後、さくまさんの京都のマンションで、
ゲーム関係の打ち合わせをしたあと、新京極の「田毎」へ。
当初は、にしんそばを食べようと思っていたのだが、
メニューを見て、"あなごなんばそば"に変更。

そばの上に、あなごがのっている。
シンプルな構成ながら、しみじみ、おいしいなぁ。
こちらでさくまさん、京都駅で土居さんと別れ、
ぼくは新幹線で新大阪へ。

新大阪で降りるのは、はじめて。
駅付近をあちこち歩き回るが、なんにもない。
つまらないところだなぁ。

中央口から歩いて3分ほどのニューオーサカホテルにチェックイン。
このホテルを選んだ理由は、
明日、早朝に待ち合わせをしている新大阪駅に近かったこと、
そしてLANでインターネットができること。

たしかにインターネットは128Kでできるんだけど、
ワークグループの変更も含めた形で、
あれこれ設定しなければならないので、めんどくさい。

すこしは知識がないと、この設定変更はできないだろうなぁ。
回線速度もいまとなっては、ものたりない感じ。
なにより、チェックアウト時に変更した設定をもどすのが、
億劫……ではある。


2001年2月17日(土)

紀伊半島一周取材
今回の旅行は、3月末日発売のムック「桃鉄ファン」のための
取材旅行なので、日中部分の詳細は書けない。
原稿執筆のための備忘録として書くので、
興味を持たれた方は書店にて同書をお求めください。

7:00 新大阪駅「千成びょうたん」前、
タレント(?)の福本岳史先生と
カメラマンの安間重明さんと待ち合わせ。

7:35〜9:30 スーパーくろしお1号 新大阪駅→御坊駅。
御坊からタクシーで道成寺。取材。
10:53〜11:23 普通電車 道成寺駅→南部駅。
バス→南部梅林取材→タクシー→南部駅。
12:44〜13:01 くろしお11号 南部駅→白浜駅。
昼食後、タクシーで三段壁、千畳敷、崎の湯など取材。
15:10〜15:58 オーシャンアロー17号 白浜駅→串本駅。
タクシーで、橋杭岩→大橋→潮岬灯台→サブマリンホテル。

 
(左)福本岳史先生の芸風は……。(右)白浜の町並み。
 
(左)撮影風景。(右)串本の橋杭岩。

サブマリンホテルは、串本というより古座に近い。
タクシーで到着したものの、どこが玄関やらよくわからない。
シーズン中はレストランとして営業しているであろう入口には、
「準備中」の札が……。
見た目もあまりホテルらしくないし、不安がよぎる。

とりあえず、そこから入って声をかけると、女性が出てくる。
「あ、旅の窓口で予約された方ですね」
「そそそ! そうです!」よかった。話は通じているようだ。

客室内に入ると、4つのベッドがならんでいる。
サーファーや海水浴客御用達のホテルの様子。
さながらスキー宿ならぬ、サーファー宿の観である。

部屋にはいると、持参の一眼レフデジカメ「EOS D-30」を
「VAIO Z505CR/K」に接続。
カメラマンの安間さんもEOSユーザーである。
今回の仕事には銀塩フィルムの「EOS1」を使っているのだが、
ぼくの「D30」にいたく興味をひかれたご様子。
周囲にはこのカメラをもっている方はいないようなので、
画像をPCに吸いだしながら、あれこれとデモンストレーション。
「これ、けっこう使えますよ」と、購入をそそのかす。

午後7時から食事。お客さんはぼくらのほかにはいない模様。
宿泊料金から考えると、立派な夕食。
刺身、湯豆腐、天ぷらなどなどをぱくぱく。

客室内でテレビを見ていると、東京では見たことがないような
ドラマをやっている。
「"部長刑事"、まだやってるんですね」
関西出身の福ちゃんこと、福本くんが声を上げる。
「部長刑事」なら聞いたことがある。
以前、シナリオを依頼された筒井康隆がシュールな作品を書いて、
没になった(と思う)関西ローカルのドラマである。

東京でも九州でもみられない、幻のドラマである。
観ていると出演者もすごい。
京本正樹や杉本彩が関西弁でしゃべりまくるし、
渋谷天外なんて、久しぶりにみたぞ。
阪神にいた亀山努の双子の弟、亀山忍がゲスト出演。
シンプルな演技をしている。
ぬるいカメラワークに、べたべたの泣かせなシナリオ。
21世紀にこんなドラマを見られるとは思わなかった。
正式タイトルは「新・部長刑事 アーバンポリス24」。
42年の歴史を誇る超長寿ドラマ……ではある。

なんか、観てはいけない、
関西の秘密をかいまみたような気分である。
その後、ビールを飲んで爆睡!


2001年2月18日(日)

目標は新宮
本日も取材旅行にて、簡潔に……。

8:01〜8:39 普通電車 串本→紀伊勝浦。
バス→太地くじら浜公園→鯨博物館→バス→勝浦漁港取材。
13:03〜13:22 ワイドビュー南紀6号 紀伊勝浦駅→新宮駅。
徐福寿司→総本家めはりや→浮島の森→徐福公園。

新宮市内での取材終了後、
駅の喫茶店で福ちゃんとあれこれ話す。

「せっかく名古屋で新幹線に乗りかえるんだし、
このまま帰っちゃうのは、もったいないね。
最後に名古屋で晩飯を食わない? なんかあるかな?」

「アリキリの石井くんだったら、
こんなとき、さくまさんに電話をかけるという
おそれおおいことをするんですよね」

ふふふ……。おそれおおさよりも、食欲だよ、福本くん。
きみの胃袋は、いままでの旅でうまいものを食べてきて、
ギブアップしちゃうほど、ヤワだったのかい?
食欲が電話をかけろとささやいたりしないのかい?
取材終了の報告をかねて、さくまさんのお宅に電話をかける。
…………。

さくまさんはやはり、食のデータベースであった。
味噌カツの「矢場とん」を教えてもらう。
これで旅の終盤が、がぜんおもしろくなった。

17:23〜20:36 ワイドビュー南紀10号 新宮駅→名古屋駅。
途中、松阪、桑名とおいしそうな地名が飛んでいく。
車内では、福ちゃんと延々、話しまくる。
名古屋に到着後、タクシーに飛び乗り、「矢場とん」へ。
ラストオーダー直前の店内で、味噌カツ丼をオーダーし、
がしがしと食べ、タクシーで名古屋駅にもどる。

22:10〜23:48 のぞみ10号 名古屋駅→東京駅。
やはり、車内では福ちゃんと話しまくる。
福ちゃんは、「おしゃべり大福」なり。
腹の中に「おしゃべり」が、つまっているのことよ。

充実の旅行完了。


2001年2月19日(月)

東銀座のハドソンへ
おみやげのサンマの棒ずしを携え、
東銀座のハドソンにおじゃまする。

人生彷徨デブ、成沢大輔も会議室にいたので、
取材報告などもする。
成沢大輔は、ほんとにうまそうにサンマの棒ずしを食ってくれる。
おお、梶野竜太郎さんはサンマのしっぽをくわえている。
そんな中、國政修さんは着々と仕事をこなしている。

会議終了後、さくま夫妻、土居孝幸さんと寿司の「太郎樹」へ。
土居さんのダイエット阻止攻撃にさらされて、
うれしいやら、せつないやら……。


2001年2月20日(火)

物欲ちょっとだけ
防水防振の携帯電話「DocomoR691i」がいいなと思っていたら、
さらにかっこいい「G's One」が、でるんですって……。
機能的には、いま持っている「スーパードッチーモSH821i」に
満足しては、いるんだけれど……。

防水携帯電話ならば、
エアコンの吹き出し口に置いといても
トイレや流しに落としても、へっちゃらだ。
おれのような粗忽者は買うべき……ですよね。


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