DIARY:2001 FEB.21〜28


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2001年2月21日(水)

NTT謝罪!
午後3時ごろ、家で作業をしていると、電話が鳴る。
じつはこの電話、ADSL回線をひくために新設したもので、
一般加入回線としては、あまり使っていないし、
だれにも電話番号を教えていない。

それが鳴るときは、たいてい、まちがい電話。
うざいなぁと思いつつ、でてみると、
NTT東日本からであった。

なんでも、ADSL工事費の請求書をこちらに送ったのだが、
計算まちがいだから、その請求書を使って、支払ったりせずに
次回、送付する請求書で支払ってほしいとのこと。

なるほどね。なにより、こちらは支払ってなかったし、
実害はないので、「はいはい」と答え、電話を切った。
とにかく低姿勢なのが、印象的。

あとで調べてみたら、こんな記事が……。
具体的にいえば、800円よけいに請求していたわけだ。
くりかえすが、支払っていないから、実害なしね。

朝令暮改のネットワーク情勢。
この程度の混乱に目くじらをたてるようでは、
生きぬいていけない……のだろう、きっと。

技術が劇的に変化するにともない、
個人の感情のある部分は確実に短気になるけれど、
ほかの部分では、気長になっちゃうこともある。

なんだかんだいって、NTTとマイクロソフトには
寛容な自分ではある。


2001年2月22日(木)

映画の見方
たまげたね。

「2005年には10ペタフロップスのスーパーコンピュータが登場する。
これは2001年宇宙の旅に登場するマザーコンピュータの“HAL”だ。
そして,2010年までには1エクサフロップスのマシンが現れる。
これがマトリックスの世界だ。
マトリックスこそブロードバンド時代のメタファーに違いない」

なにがたまげたって、同じ映画を観ているはずなのに、
これほど、解釈がちがうとは……。おれには、
こういう人相手に理解できる「ことば」を紡ぐ自信はない。
背筋が凍るとは、まさにこのこと。

なにより記事という形なので、
一字一句そのままかどうかは不明だけど、
HALがのさばる2005年は、とても困るし、
ジャックアウトして死んじゃう
2010年のブロードバンド時代なんて、願いさげである。


2001年2月23日(金)

アマデウス・アンサンブル東京
おおらかで、優雅で、器量がでかい!
大排気量なのに、繊細なドライビング。
聴いているこちらが思わず笑みを浮かべてしまう……。
今宵は、そんなすてきな体験に恵まれた。

さくまあきらさんのお誘いで、
すぎやまこういち先生協賛の
コンサート「アマデウス・アンサンブル東京」へ。

演目はもちろんすべてモーツァルト。
交響曲 第26番 変ホ長調 KV184「Overture、」
ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ長調 KV211、
交響曲 第38番 ニ長調 KV504「プラハ」の3曲。

圧巻は「ヴァイオリン協奏曲 第2番」!
ソロバイオリンの朝枝信彦氏の紡ぐ音に、耳がはりつく。
さえずるように、歌うように、茶目っ気たっぷりで、余裕満点。
乱暴さのかけらもないけれど、一音ごとの驚きに満ちている。
音が音を牽引していくその豊饒に、興奮するばかり。
聴いているこちらは、にこにこするしかないじゃないですか。

「プラハ」の贅沢かつ軽やかな音づくりにも大満足。
ほんとに趣味がよくて、リッチな悦楽でありました。

ボタンがいっぱい!
コンサート終了後、さくまさん御一家、土居孝幸さん、
國政修さん、MSさん、けーむらくんと神宮前の「ブルドッグ」へ。

基本的にクラシックコンサートと冠婚葬祭の場には
ジャケット着用が、マイルール。
今回もノーネクタイだけど、ボタンダウンシャツにジャケット、
ウールのコートで出かけていったら、みんなから一様に驚かれる。

「柴尾さんがボタンのたくさん付いている服を着てる」とまで、
Sさんにいわれる。たしかにボタンが多いなぁ。
いやまぁ、ふだん寝間着の用の格好ばかりしてますもんね。
一種のコスプレとでも思ってやってください。

「ブルドッグ」では、大いに盛りあがる。
なんせ、ほんとに偶然に
キャラメルママの松本常夫社長と石田綾子さん、
やや遅れて「ヤングサンデー」編集部の石川亨さんまで合流。

下品な話からシリアスな話まで、エンドレスなり。
お店の看板まで粘って、タクシーで帰宅。

2001年2月24日(土)

居酒屋「ちゃぼ」
池袋のビックパソコン館で
「エンカルタ総合大百科2001」と「ACDSee v3.1J」、
山野楽器店でヨッフム指揮の「カルミナ・ブラーナ」を購入。

今夜はとりあえず、飲もうということなので、
高田馬場の居酒屋「ちゃぼ」へ。
参加者は高瀬美恵さん、鹿殺ちゃんyさん、アナリストYuさん、
O田弁護士、官僚K松くん、けーむらくん。

痴漢に対する許容度から、ネットの困ったちゃん、
かぎりあるクズ男資源の有効利用などなどを
有意義に話し合う。

まだ、飲み足りないねということなので、
「いろはにほへと」で、深夜1〜4時まで。
始発まで時間をつぶそうということなので、
カラオケボックスで4〜5時まで、歌わずに飲む。
楽しかったっす!


2001年2月25日(日)

目が方眼
表計算ソフト「Microsoft Excel 2000」で、マップ作り。
なぜ、「Excel」を使うかといえば、開発現場との関係である。

その前のプロジェクトでは、
マップ作りに「Visio2000」を使っていた。
そのまた前のプロジェクトでは、
マクロメディアの「Freehand」を使っていた。
そのまたまた前のプロジェクトでは、
ただの「Microsoft ペイント」を使っていた。
そのまたまたまた前のプロジェクトでは、
方眼紙に鉛筆で書いていた。

プロジェクト単位で
使うアプリケーションが変わるわけだ。

個人的には、「Visio」を使った作業が
いちばん好き……ではあるが、
「Excel」でのマップ作りも、おもむきがあって、なかなかよろしい。

表組みのセルを着色していくと、地形が浮かびあがってさまは、
ドットを打って、キャラになっていくようであり、
昔のスプライトエディターみたいな、感じで楽しいなぁ。

表の罫線を半日くらい見つめていると、
目に方眼が焼きつくようではあるんだけどね。


2001年2月26日(月)

目がしょぼしょぼ
マップ製作作業で目がしょぼしょぼである。
起床後、しみじみと昨夜の目の酷使を感じる。
やっぱり目には、ブルーベリーとかが効くんでしょうか。


2001年2月27日(火)

そのPCはすでに死んでいる!
果てしない作業をいったん休止し、たまプラーザへ。
田森庸介さんが、
ご自分のウェブサイトをうまく更新できないとのことで、
お使いになっているアプリケーション「ホームページビルダーVer.6」の
設定などをチェックし、レスキューするため、お宅にうかがったのだ。

しかし、起動されたPCをみて、唖然とする。
「た、田森さん……。それはなんですか」
エクスプローラやプログラムウィンドウの右上にある
「最小化」、「最大化」、「閉じる」の
3つのボタンアイコン表示が化けている。

「×」と表記されるべきところが、「∩」なんて形になっている。
これは明らかに変でしょう。
ほかにもラジオボタンなど、操作のポイントとなるべき部分が、
化けまくっている。

あるシステムユーティリティソフトのCDを机の横に発見。
「田森さん、まさか、それ使ってないでしょうね」
「使ってるよ!」
「使って、-ファイルを削除します-で、
-はい-を押したりしてないでしょうね」
「押してるよ!」

ああ……。
きっとこのPCの中は必要なDLLファイルとかが削除され、
レジストリが、ぐちゃぐちゃになっているんだろうな。

「田森さん、犯人はそいつです!」
「え? でもパソコンがおかしくなるたびに、
何度も使っているんだけどなぁ」
「な、何度もですか!!」

いったん不安定になったシステムに、
くだんのユーティリティソフトを使って、うまくいったという話は
寡聞にして聞かない。

まっさらなシステムにインストールすれば、
なにか意味があるのかもしれないが、
不安定なシステムに、ソフトの機能を理解しないまま、
インストールしても焼け石に水どころか、
火に油を注ぐことになりかねない。

「ほかのVAIOにも、そのソフト使っているんだけど……」
なるほど、どのVAIOのウィンドウも化けている。
目に見えるところでさえ、こうだ。
見えないところで、なにが起こっているか、わからない。
なんか、おっかないぞ。

「ホームページビルダーv6」もチェックするが、
たしかに原因不明な挙動をする。

いったん「ホームページビルダーv6」をアンイストールしようとする。
だが、「アプリケーションは削除されました」とのメッセージ表示後、
ちゃっかり、居残っていやがる。削除されてないのだ。
不気味だ。

「悪いこといいませんから、動かなくなる前に、
OSごと再インストールしましょうよ!」
いわば、3台のVAIOへの死刑宣告である。

iLINKのHDを使った簡単なバックアップの方法などを
指示して、作業終了。

その後、あれこれおしゃべりして、
和風ファミレス「とんでん」で、いろいろごちそうになる。

「そうだ! 柴尾くんには
いろいろ食べてもらわなきゃならないんだよね」

田森さん、そんな親切(=ダイエット妨害)は
土居孝幸さんだけで、じゅうぶんです。
ああ、牡蠣の天ぷらですか。
牡蠣とホタテの土瓶蒸しですか。
握り寿司もうまいですね。
カニ! たまらんなぁ。

結局食ってるじゃねぇか、おれ……。
ごちそうさまでした!

「絵」に対する熱い思いを聞かせていただいて、
これまた、ごちそうさまでした!


2001年2月28日(水)

BSデジタル……その後
年末にBSデジタルチューナーを導入したものの、
最近はあまり使っていない。

ぼくはいつもテレビをつけっぱなしで作業をするのだが、
仕事で夜更かしをするときなど、地上波では
テレビショッピングやつまらない映画しかやっていないときに
しかたなく、観るくらいだ。

観ない理由はみっつ。

1)インターネット上で
地上波とアナログBS、デジタルBSを併記した番組表がない。
ぼくは新聞をとらない人だ。主として「YAHOO!テレビ」で、
番組表を並列にチェックしている。
しかし、「YAHOO!テレビ」にBSデジタルの番組欄がない。
おのずと地上波やアナログBSを選ぶことになる。

2)外部接続チューナーでは、気軽にチャンネルを回せない。
BSデジタルを見るまでに最低でも
ボタンを5回押さなければならない。ちょっとめんどくさいぞ。

3)魅力的なコンテンツがない。
BSデジタルでいちばん、みるものは、3chになったWOWOWだ。
ほかの局では低予算の深夜番組みたいなものばかり。
いたずらに画質がよいだけに、哀れをさそう。

まぁ、ほとんど予想できた事態だけど、
結局、映画の缶詰ともいうべきWOWOW主体になっちゃうのね。
ほかの局でも懐かしい番組の再放送をやってくれないかなぁ。

スタッフ、キャストの権利関係や
オーサリングの問題があることもわかるけど、
いまみたいな低テンションの番組より、ずっと見たいのに……。


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