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「地名で読む江戸の町」大石学著 PHP新書
「地名の世界地図」21世紀研究会編 文春新書
「民族の世界地図」21世紀研究会編 文春新書
「人名の世界地図」21世紀研究会編 文春新書
「日本外交官、韓国奮闘記」道上尚史著 文春新書
「「聖書」名表現の常識」石黒マリーローズ著 講談社現代新書
「NASA航空機の驚異」中冨信夫著 講談社+α文庫
「イギリス人はおかしい」高尾慶子著 文春文庫
「アホー鳥がいく」伊集院静著 西原理恵子画 双葉社
「おいしいアメリカ見つけた。」松本紘宇著 筑摩書房
「旅行人 3/4月合併号」 旅行人
「F1 CLUB vol.36」 双葉社
「サイゾー 4月号」 インフォバーン
DVD「エドtv」、DVD「ブレックファースト・オブ・チャンピオンズ」、
DVD「サマー・オブ・サム」、DVD「TAXi2」。
「イギリス人はおかしい」
買った本の品定めをするために入った喫茶店「伯爵」で、
「イギリス人はおかしい」をひたすら読みふける。
これは、とことん、おもしろい!
林望の「イギリスはおいしい」もイギリスをテーマにしていたが、
いささかペダンティックすぎた。
女性作家の小気味よい文章という点で、
塩野七生の「男たちへ」をしのぐ鮮烈さ。
サブタイトルに
「日本人ハウスキーパーが観た階級社会の素顔」とある。
映画「日の名残り」でエマ・トンプソンが演じていたのがハウスキーパーだ。
イギリスの大きなお屋敷の家事一切を差配する。
彼女がハウスキーパーをつとめていたのは、
そのへんの貴族とか、金持ちじゃない。
「ブレードランナー」の……、「エイリアン」の……、
「ブラックレイン」の……、「グラディエイター」の……
監督、リドリー・スコットなのだ!
3年前の単行本が最近、文庫化されたのだが、
こんなおもしろい本を知らなかったのは、ほんとに不覚!
異常に潔癖なリドリー・スコット監督の屋敷内でのふるまい……、
彼の口うるさいご母堂と観た宝塚歌劇のロンドン公演……、
ロンドンの貧困地区での最低最悪な居住体験……、
親友と思ったイギリス人女性の冷淡な仕打ち……。
姫路生まれで、イギリス人音楽家と結婚。
離婚後、京都祇園でホステスをやり、
ふたたび英国でウェイトレスからハウスキーパーになったという、
生きた女性がはなつ、ことばの剛速球。
主張する内容はまったく逆とはいえ、
塩野七生のエッセイに共通する、腹をすえた文章に酔いしれる。
この種の文章は男性には書けないものだけに、
とにかく脱帽するしかない。