【日常】DVD操作講習
母が熱中している韓流ドラマも最近は、DVDでレンタルしていることが多いようで、そのためにDVDプレイヤーを新たに購入したわけだ。その操作法を母に教える。
母の操作の基本はVHSデッキだ。質問はその操作法をもとに生まれる。
「これ見終わったあと、巻き戻さんでいいんかね」
「テープとちがってディスクやけ、取り出すだけでいいっちゃ」
最初の障壁はメニュー画面である。おばさんたちが見る韓流ドラマのDVDなのに「PLAY ALL」なんてメニューがあるのは、いかがなものか。
なぜ「全編再生」ではいけないのか。「こういう画面が出たら、再生ボタンを押しとき!」と教えておく。
ドラマを見ているあいだに孫から電話がかかる。ドラマは流れっぱなしである。それなりに時間が経ったあと、みていたところに戻すため、早もどし(巻もどし)操作を教える。
なにしろテープではなくDVDである。「早もどし」ボタンを押すたびに、サーチスピードがどんどん速くなる。瞬く間に冒頭まで戻されたり、逆に巻末近くまで送られたり……。
相対位置を、横に長い棒グラフで表示するなど、ちょっとした工夫があれば、理解しやすいのにね。
そのスピードに目くるめいたあと、母の質問。
「こんな速いんやったら、やっぱりちゃんと巻きもどしておかんといけんね」
質問の意味は部分的に理解不能だが、真実は変わらない。やはりおなじことをいう。
「ディスクやけ、巻き戻さんで、取り出すだけでいいっちゃ」
大人気の韓流ドラマだが、レンタルショップでは、何巻もあるVHSの途中巻が歯抜けのように「貸し出し中」で、なかなか借りられないのだが……。
「この薄いん(=DVD)やったら、けっこう残ってるんよ。こっちのおばさんは、こんな機械もってないけ」
と、母もとりあえずはうれしそうである。55インチプラズマディスプレーにDVDプログレッシブ再生で、韓流ドラマを吹き替えで見る母は67歳だ。
※こちらのエントリーもどうぞ。

