2006年の興行成績が発表されたので、邦画と洋画をミックスしてご紹介。
今年は洋画の興行収入を邦画が凌駕した年だ。めでたい……のかな?
1 ハリー・ポッターと炎のゴブレット
110.0億円 ワーナーブラザーズ
やっぱり、日本では強い定番作品。シリーズの中ではけっこう好きなほうかも。
2 パイレーツ・オブ・カリビアン>デッドマンズ・チェスト
100.2億円 ブエナビスタ
ジョニー・デップがここまで愛される役者になるとは。洋風「8時だよ! 全員集合」のような気もする。
3 ダ・ヴィンチ・コード
90.5億円 ソニーピクチャーズ
これは話題作といえば、話題作だったのね。たくさんの人が見て、たくさんの人が狐につままれていた。
DVDで見た作品については、あまりレビューを書かないんだけど、これはすごかった。
日中韓の協力体制の下に作られた作品だ。真田広之の熱演、チャン・ドンゴンの気合、ニコラス・ツェーの華麗の競演。「覇王別姫」のチェン・カイコーは名演出をみせ、すべてが壮絶なレベルで作りこまれていながら、とにかく、あっけにとられたチャイニーズ・ファンタジー作品。
未来から3000年前のアジアのどこか。冷酷無比にして、百戦錬磨の大将軍を真田広之が演じている。南方蛮族との戦いにおいて、その場で買った百人強の奴隷を谷底に配置し、囮として使う。
この世界では、奴隷は二本の足で立つことを許されず、四つんばいで動くしかない。
2006年も映画にありがとう! 劇場で見たものだけの評価です。DVDとか、試写室だけで見ている作品は外しています。
2006年映画ベスト20
1)ナイロビの蜂
あのくるおしい映像と抑制された愛情表現。
2)父親たちの星条旗
イーストウッド映画の到達点。
3)嫌われ松子の一生
自分が映画に求めるものの極致のひとつ。
ワーナーマイカルシネマズ板橋9番スクリーンにてSRD鑑賞。
やはり特筆すべきはシロ役の蒼井優だろう。アニメ映画を見ていて、これほど女優の存在感を感じるとは思いもしなかった。はかなさと強靭さをあわせもつシロを演じるのに、彼女ほどの適役はなかっただろう。
映像もすばらしいものがあった。パイロット版から考えれば、「鉄コン筋クリート」アニメ化という長い長い作業の成果として、ほんとうに納得のいくものといってもいい。
。けーむらくんと舞浜のイクスピアリに移動。高瀬美恵さん、鹿(殺)ちゃんと合流して、「レインフォレストカフェ」で、昼飯を食べ、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」ディズニーデジタル3-Dを見て、「ピエール・エルメ」で、ケーキを食べる。
門倉聡さんと南青山の「アル ソリト ポスト」で、パスタランチ。もちろんパスタはうまかったのだが、サラダバーがすばらしかった。1300円でデザート、ドリンクまでついて、ほんとに贅沢。
そのあとは本日のメインイベントである。門倉さんのスタジオ訪問だ。「BlurayとHD DVDの再生環境を整えたので、遊びにおいで」とお誘いいただいたのだ。
門倉さんが以前の日記で書かれていたのだが、スピーカーにEclipse5本をおごった5.1チャンネルの再生環境には興味しんしん。さらにハイビジョン映像とともにそれが堪能できる機会はめったにない。もうよだれをたらしながら駆けつけた次第。
ワーナーマイカルシネマズ板橋4番スクリーンにてSRD鑑賞。 やられた! 年の瀬も押しせまって、2006年ベスト10圏内の作品だよ。
そこはかとない韓国映画アレルギーで、この作品を見るかどうかは微妙なところだったのだが、「史上最悪の暴君に芸で挑んだ2人の男」という紹介文にまず、惹かれた。芸人が絶対的存在相手に芸で戦うという設定だけでわくわくする。
さらにイメージ画像のイ・ジュンギを見て、素直に「お! 好みの女」と思ってしまったこと。もちろん、女でもなんでもなく女形の役なんだけどね。写真によっては、小野寺麻衣アナに近い雰囲気で、こういう顔は好みのひとつなのだ。
しょうがない。ほれた弱みだ。観にいくしかないよね。
ワーナーマイカルシネマズ板橋6番スクリーンでSRD鑑賞。
スクリプトもいいし、字幕もいいと思っていたら、やはり字幕担当は松浦美奈だった。
おれが20代の女の子のころだったら、ひたすらに興奮しまくっていただろう。そんな「ころ」はないのだけれど……。
ワーナーマイカルシネマズ板橋2番スクリーンにて、SRD鑑賞。
ILMとWETAの作った映像はそれなりによくできている。ドラゴンのモデルはすばらしく、「ドラゴンスレイヤー」に始まったILM製ドラゴンの進化の到達点だ。ストーリーは類型的だが、それは定番のドラマとして、ていねいにまとめている。
英国系微乳女優シエンナ・ギロリーは、耐えて戦うヒロインとしていい表情を見せる。
新宿スカラ1にてSRD鑑賞。
この劇場で映画を見るのは15年ぶりかもしれない。経年の重みにへたれて水平を保てなくなった座面。うしろの席で見る人を気遣い、座高を低く重心を前にして座り、映画を2時間強、観てるだけで、一朝一夕では回復できないダメージが腰に残る。
指定席ではないから、上映前には行列を作り、座席を確保しなければいけない。カップホルダーのない座席で、ドリンクを持つ手は冷たくなる。
シネコンとはちがう、むかしの映画館のよさを語る人もいるけれど、それは甘すぎるノスタルジーに過ぎない。
ワーナーマイカルシネマズ板橋1番スクリーンにてSRD鑑賞。ネタバレもあり。
もちろんラストシーンでは幸せな涙があふれたのであるが、この映画の見どころは前半から中盤にかけてだ。
「盲目になった毒見役の武士が、妻を寝とった藩の上役と果し合いをする」というのが、ストーリーのすべてなのだが、妻の不義を知って、離縁を申しつけるまでの緻密なシナリオと繊細な描写がすばらしい。
ワーナーマイカルシネマズ板橋9番スクリーンにて、Pure4k鑑賞。
映画の日の午後7時過ぎの回にいくのは、失敗だったかな。
となりの席ではミスタードーナツを食べて、そのあと、紙袋を手遊びでかさかさ言わせている若い男。前の席には携帯電話で時間確認を何度もするサラリーマン。後ろの席では、ゴニョゴニョしゃべっている外人。
ワーナーマイカルシネマズ板橋2番スクリーンにてSRD鑑賞。
P.D,ジェイムズの「人類の子供たち」が映画化されると聞いて、それなりに期待していた作品だ。しかもアメリカに先駆けて日本先行公開。
ちなみに東宝東和はこの作品にかなり出資しているようだが、そのわりに「トゥモロー・ワールド」なんて、やる気のない邦題はいかがなものかと思うぞ。
ユナイテッド・シネマとしまえん9番スクリーンにて、SRD鑑賞。
年に1回くらいはこういうダイレクトなスプラッターを見て、生きている実感を味わうのも悪くはない。
ワーナー・マイカル・シネマズ板橋3番スクリーンにてSRD鑑賞。
ジャック・ブラック演じるナチョのキャラクターがよくわからない。せっかくルチャ・リブレをテーマにしているのに、その設定の「らしさ」が生きてこない。コメディとしてのネタがあまりに散漫。
ワーナーマイカルシネマズ板橋8番スクリーンにてSRD鑑賞。
ジャンプの人気漫画といえば、蛇足の蛇足の蛇足がついて、終わりどきを失ってしまうのが定番で、「デスノート」にしても蛇足の二部以降がドラマを退屈にさせてしまった。
しかし、映画「デスノート the Last name」は、素材のもつ本来の魅力をジャストサイズにまとめて、楽しませてくれた。
日比谷シャンテシネ1にてSRD鑑賞。
アメリカ・タバコ業界を代表するPRマンにして、ロビイストのニック・ネイラー。歴史上のどんな人物よりも多くの人間を殺したタバコを擁護する立場の人間だ。
テレビの討論番組で、タバコを吸って肺癌になり、余命数ヶ月を宣告された少年といっしょに登場する。
「われわれはこの少年が死ぬことを望んではいません。なぜなら、少年はわれわれの顧客だからです。逆にタバコの害を糾弾する連中はどうでしょう? 自説の正しさを証明するために、この少年の死を望んでいるのです!」
近所のワーナーマイカルシネマズ板橋には12のスクリーンがある。では、各スクリーンで今年の1月から今日までにどれくらいの作品を見ているか、チェックしてみた。
ワーナーマイカルシネマズ板橋2番スクリーンにて、SRD鑑賞。
うーん。「グエムル」は楽しんだおれだが、やはり韓国映画とは相性がよくないようだ。
ブリガドーンというか、リップ・ヴァン・ウィンクルというか、世間から隔絶した、微妙に幻想的な隠れ里でくりひろげられる、やさしくてほろ苦いドラマ。
ワーナーマイカルシネマズ板橋6番スクリーンにて、SRD鑑賞。こういう映画を普通に作ってくれるニューラインシネマは大好きです。
検察官殺人現場を目撃した証人を消すために、証人の乗る飛行機に数千の蛇をしこんだギャングのボス。ハワイからロサンゼルスへの深夜便で、すさまじいサバイバルバトルがはじまる。
この設定がそもそも無理なんだけど、それ以外はなーんにも無理をしていない、ゆるゆるのB級パニック映画だ。ただ蛇が人間を襲い、人間が右往左往する映画なのだ。
ワーナーマイカルシネマズ板橋5番スクリーンにてSRD鑑賞。
退屈はしない映画だが、映画として肝心なものがまるっきり欠け落ちている。映画館までこの映画を見に行く人の9割くらいは「24」を見ていると思うのだが、キーファー・サザーランドは、ジャック・バウアーほど活躍するわけでない。
サスペンス脚本のレベルとしては「24」のほうが、はるかに上だ。
ワーナーマイカルシネマズ板橋10番スクリーンにて、SRD鑑賞。
これはもうフィリップ・シーモア・ホフマンのカポーティ芸をまず堪能するべき映画だ。
まともに鑑賞するならば、この作品のベースとなった「冷血」の知識が必要であるし、そういった知識を前提にするならば、映画そのものが「冷血」の筆致をトレースするかのように情景を切りとる端正なカメラワークに感心するはずだ。
ワーナーマイカルシネマズ板橋1番スクリーンにてSRD鑑賞。
デ・パルマ作品では「アンタッチャブル(1987)」とか、「ミッション:インポッシブル(1996)」といった世間的な代表作ではなく、「殺しのドレス(1980)」や「ファントム オブ パラダイス(1974)」、「カリートの道(1993)」、「ミッドナイトクロス(1981)」といった作品が好きだ。
技巧派といわれるデ・パルマだが、デ・パルマ映画が最高に冴えるのは、やるせない愛情をデリケートにあつかったドラマを撮るとき、そして、そのドラマにふさわしい女優を配したときだ。
だから、ジェシカ・ハーパー、ナンシー・アレン、ペネロープ・アン・ミラーといったデ・パルマ女優は、おれ的なオールタイムベストに入る。
ワーナーマイカルシネマズ板橋10番スクリーンにて4K Pure鑑賞。
デジタル上映の臨場感は、この手のリアリティ追求型の作品にも有効だった。美術館での名画鑑賞では、ガラス越しとじかに肉眼で見るのとでは饒舌さが大きく変わるように、デジタルの情報量がいまその場にいる感覚をダイレクトに刺激してくれた。
9月11日、世界貿易センタービルでは2602の人命が失われた。そして、ビルの瓦礫の中から救われた人は12人。この映画はそれだけ大きい分母の中で救出された2人のリアリティあふれるドラマだ。
ワーナーマイカルシネマズ3番スクリーンにてDTS鑑賞。
思えば松浦亜弥が達者すぎることが、この映画の皮肉な弱点なのかもしれない。
テレビ版に熱中していたのが大学4年のころだ。20年以上前だが、斉藤由紀の第一部より、南野陽子の「スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」に熱中して、映画版に狂喜。
浅香唯の「スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇」ではややトーンダウンしたものの、映画版でふたたび狂喜したのは、やはりあの時代、脂の乗りきった橋本以蔵脚本にはまったおかげだろう。
ワーナーマイカルシネマズ板橋10番スクリーンにてDTS鑑賞。
「シックスセンス」のM・ナイト・シャマランの新作だ。
まず、Rotten Tomatoのトマトメーターでは評論家筋に25%の評価だし、IMDbのユーザーレーティングでは、6.2ポイントだし、アメリカでは、惨敗に近い興収入で、たいへんに厳しい評価をもらっている。
これははっきり書いておくけれど、「シックス・センス」以来の持ち味ともいうべき、ラストのどんでん返しもぜんぜんない。
ワーナーマイカルシネマズ板橋10番スクリーンにてSRD鑑賞。
蒼井優がいい。蒼井優がいい。蒼井優がいい。蒼井優が笑うと、おれも笑うし、蒼井優が踊ると、おれの体も揺れる。蒼井優が東北弁で啖呵をきれば胸がすくし、蒼井優が泣くとおれもいたたまれず、泣いてしまう。
ワーナーマイカルシネマズ板橋8番THXスクリーンにてSRD鑑賞。
この手の映画をみるときは、「クレヨンしんちゃん」とか、「ガメラ」とか、「ウルトラマン」とか、「ポケモン」とかと同様の覚悟が必要だ。 つまりお子さまたちといっしょに映画を見るのと同じなのだ。
劇場には、どこからともなく、ふだん映画館に来ない人がうじゃうじゃとわいてくる。そういう映画だから、劇場内のマナーに怒ってはいけないのだ。
ワーナーマイカルシネマズ板橋10番スクリーンにて、SRD鑑賞。イッセー尾形が昭和天皇を演じ、終戦前後の等身大の天皇の姿を、ロシア人監督、アレクサンドル・ソクーロフが描いた。
当初、銀座シネパトスで単館公開だったが、ヒットしてくれたおかげで、ワーナーマイカルでも見られるようになった。公開さえも危ぶまれていた作品だけに、うれしいかぎり。
ロシア映画を劇場で観るのはひさしぶりだ!
ホルモサでおいしく食べたあとは、東銀座のビザールに移動。
みんなが、「ゲド戦記」や「日本沈没」をまだみていないというので、「ゲド戦記」の見どころや「日本沈没」の見どころをダイナミックに解説する。
blogなどで、おれは「日本沈没」はひどいといっているし、googleで「日本沈没」と検索すると、公式サイト、wikipedia、yahoo映画、amazon、東宝につづいて、おれの日本沈没評が6番目くらいに表示される。個人の映画評としてはトップに来ている。
しかも、その内容はけちょんけちょんである。
ワーナーマイカルシネマズ板橋8番THXスクリーンにてSRD鑑賞。
前2作で味わった濃密な空間にくらべたら、この作品はかなりあっさり味になってしまったのだけれど、ここまで要素の多いシナリオと、凡庸なカメラワークを圧倒的な編集力で強引に一本の"映画"にまとめたというところか。
「スーパーマン・リターンズ」に乗りかえたブライアン・シンガーに代わって、ブレット・"ラッシュアワー"・ラトナーが監督。
2作目までで提示されたミュータントたちの葛藤はあっさりと処理され、メリハリに満ちたSFXで、明るくわかりやすい対決の構図となった。
ネットのレビューを見ていたら、この映画を評して「あぶ刑事みたいだったなぁ!!」という感想が……。マイアミ・バイスのテレビシリーズは1984年から、「あぶない刑事」は1986年からだ。
ほかに、コン・リーを指して、「すっごい疑問に思うのが / なぜ、美人でもないあの / 東洋系の女にほれたんだ。 / / どうみてもチャン・ツィーの / 出来損ないじゃないか。」などと、書く若者(19歳女性)にいたっては……。ああ、「紅いコーリャン」は遠くなりにけり……。
ワーナーマイカルシネマズ板橋10番スクリーンにてSRD鑑賞。
最近、YESのジャケットアートなどを描いていたロジャー・ディーンのことをまとめて調べていた。色使いといい、構図といい、たまらんものがあるなぁ。そういえば、大学に入学したころ、アパートの壁にポスターを貼っていた。
ロジャー・ディーンはエイジアのアルバムなんかにも絵を描いていたのだけれど、この映画の中で、そのエイジアのポスターが麗々しくフレーム入りで飾られていた。フィギュアやテレビゲームに並ぶ、40歳オタクの象徴として……。
ワーナーマイカルシネマズ板橋9番スクリーンにてSRD鑑賞。
韓国映画は99年の「シュリ」のころは劇場で見ていたのだが、何本見ても、映画を導くエモーションの流れが、腑に落ちないものが多く、劇場に行くことをやめ、たまにレンタルで借りてみる程度になっていた。
スクリーンでは感動的に盛り上げようとしているのだが、なんでこの流れの中で、盛り上がれるのか、さっぱりわからないことが多く、見ていて居心地の悪さを感じるものが多い。
韓流ドラマも苦手だ。おれには縁のない世界かもしれないとうっすら思っている。
さて、そんなおれでも怪獣映画となれば、劇場に足を運んでしまう。たとえ韓国製であってもだ。
関西に帰ったまま、もどってこないことになるかと思っていた子が東京にもどってきた。
東武百貨店SPICEの鼎泰豐で、彼女の好物、小龍包を食べ、甕出し紹興酒をそれなりに……。 その後、喫茶店難民になるものの、歩き回った挙句に、東武の「Afternoon Tea」へ。
おじさんはうんちくが好きなので「こことか、スターバックスはSAZABYがやっているんだよ」と、うっかりいったところ、「ええ、ショックやぁ! あたし、SAZABYの小物って、いけてない人が持っているものやと思ってたから……」
口は災いのもとである。それでも彼女の京都イントネーションは最高だし、おれのオーダーしたスコーンはばくばくと食べていたのだが……。
彼女を見送ったあと、新宿で開催されているひげひげ団に合流。こちらもいっぱい話ができて楽しい。楽しい。
あ! やられた!! こうやって「フィールド・オブ・ドリームス」をアレンジされたら、文句はいえない。
ワーナーマイカルシネマズ板橋8番THXスクリーンにてSRD鑑賞。
香川高松には、さくまあきらさんと何度も行き、そりゃもう何杯もの讃岐うどんを食べてきた。麺通団の一員で、今回トータス松本が演じる役のモデルとなった安藤芳樹さんが案内してくれた製麺所には、たしかに衝撃を受けた。
うまくて、暖かくて、安い!
香川県各地に散らばる製麺所のアクセスの難しさが、一種のゲーム感覚を伴い、讃岐全土をテーマパークとする発想も興味深く、その醍醐味は今回の映画にしっかりとりいれられている。
品川メルシャンアイマックスシアターにてIMAX鑑賞。
うあ! やられた!! 前回のレビューでは154分の上映時間が長かったと書いていたが、そんなことはさらさら感じず、あっという間のすばらしい体験だったよ。しかも3Dのおまけつきだ。
一部の人には、メガネを使わずに3Dが堪能できるんじゃないかといい加減なことをいっていたが、3Dを体験するためには偏光メガネが必要だった。
ル・グィンの公式サイトで、「ゲド戦記」に関する公式見解が公開された。
2ちゃんねるニュー速板の「【ジブリ】ゲド原作者「こんなのゲド戦記じゃねぇwwww」スレで、その翻訳が掲載され、その内容が、こちらにまとめられている。
お怒りだというほど、単純なものではないのだけれど、このテキストにあふれた諦念と失望はなんとも……。宮崎吾朗監督もうっかり、ル・グィンのオフレコの言葉を自分のblogに書かなければよかったのにね。
ワーナーマイカルシネマズ板橋5番スクリーンにてSRD鑑賞。
911アメリカ同時多発テロ事件で、ただ1機だけ、ハイジャックされたものの目標に到達することなく、墜落したユナイテッド93便の再現ドラマ。
離陸の遅れなどから、事件発生が遅れ、乗客が機内電話や携帯電話で地上と連絡をとったため、ワールドドレードセンタービルの惨劇がこの機内にも伝わり、自分たちの運命を知った乗客により「Let's roll」の一言とともに、テロリストへの反撃を行ったことが判明している
圧倒的に美しく、震えるほど気高い映画だった。ワーナーマイカルシネマズ板橋9番スクリーンにてSRD鑑賞。
ワーナーブラザースのロゴサウンドにわずかにかぶせたジョン・ウィリアムスのあの旋律。そして、本編が始まるとともに、堂々たる"スーパーマン"のテーマが鳴りわたる。
しかも、クレジットの文字がストリーク効果で流れるんだよ。ストリーク効果といっていまわかる人がどれくらいいるのか知らないけれど、立体の文字が半透明の輪郭の軌跡を残して、飛んでいく技法で、いまならCGでお手軽にできるけれど、往時はフィルムの長時間露光で処理していた。
「スーパーマン」シリーズのタイトルといえば、ストリーク効果というくらい不即不離の関係で、これはテーマ曲と重ねて、クリストファー・リーブ主演、リチャード・ドナー監督の「スーパーマン」の直系の子孫であることをダイレクトに伝えているのだ。
ごくごく私的な話なのだが、橋本忍という脚本家の存在を教えてくれたのは、中学演劇部の顧問、高(こう)先生だった。
「黒澤明の脚本で有名な橋本忍は入院しているときに、初めて映画の脚本を読んで、こんな簡単なものなら、自分でも書けると思って、脚本家になった」
DVDにて自宅鑑賞。
70年代に、「サランドラ」を作り、80年代に「エルム街の悪夢」を作り、90年代に「スクリーム」を作ったウェス・クレイヴンの新作だ。日本では劇場公開されず、DVDのみで公開。
ウェス・クレイヴンは当たり外れの幅が大きい監督だけれど、メリル・ストリープ主演の音楽映画「ミュージック・オブ・ハート」なんて、非ホラーの佳作もあるくせものだ。職人として肩の力をぬいて作ると、うまいひとだ。 さらに潜在的に若さ、瑞々しさの表現がうまい。若い役者の旬の表情を引き出すのが得意なのだろう。
「パニック・フライト」なんて、やる気のない邦題がついているが、原題は「Red Eye」。これはred-eye flightともいい、飛行機の深夜発明朝着便を意味する。乗客が睡眠不足で目を赤くするところから、名づけられたという。
宮崎吾朗は普通の人間なら、引き受けないようなシチュエーションをあえて引き受けて、がんばったのかもしれないけれど、音楽教室とかダンス教室の発表会につきあわされたような気まずさがある。お稽古事でお金を取ってはいけない。息子として決死の覚悟で父親の偉大さを証明して見せたのは天晴れなのだが……。
ワーナーマイカルシネマズ板橋8番THXスクリーンにて、SRD-EX鑑賞。
「ゲド戦記」は高校1年のときに読んだのかな。人生においてあらゆるRPGより「ゲド戦記」のほうが体験として早かった。テーブルトークやゲームブックをプレイしながら、これって2巻目の「壊れた腕輪」じゃねぇかと、感じていた。そんな時代だ。
テアトル新宿にてSRD鑑賞。空調音はずっと聞こえるし、音がライブに過ぎるし、あんまり音響はよろしくないね。
オンライン上の映画レビューでは、圧倒的な支持を集める作品だ。この夏公開の映画では最高の評価といってもいい。だが、東京都内ではテアトル新宿のみの単館公開だ。ああ、ワーナーマイカルシネマズ通いの日々の中で、映画出不精になっている。
どうしようかなと逡巡していたところ、元宮秀介さんが今日これから2回目を見に行くと、早朝のmixi日記に書いていた。
この一言で心にスイッチが入り、通勤ラッシュの電車を乗り継ぎ新宿へ。
平日の初回にもかかわらず、テアトル新宿は7分の入り。女性がとても多い。
前回の日記はmixiでまず書いて(非公開日記で)発表したのだが、30を越えるコメントがついた。
そのコメントにいろいろとレスをつけているうちに、この映画に対することばが増えてきたので、こちらでも転載する。
ちなみに前の日記を「たけくまメモ」にトラックバックさせていただいたところ、そちらからの来訪者が700人を越えた。すごいなぁ。
こちらも当然、かなりネタバレになる。
バカなネタを思いついてしまった。豊川悦司の田所教授の声で、お読みください。
よく聞け! 興行の不発は「ゲド戦記」から始まる。
日本の映画館は、その不入りに耐え切れず
つぎつぎにつぶれていく。
ワーナーマイカルシネマズ板橋8番THXスクリーンにてSRD鑑賞。
ゴア・ヴァービンスキーという監督は、そんなに巧い人とは思わないのだが、「マウス・ハント」あたりのアクションコメディ感覚には、愛すべきものがあった。
前作「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」はきちんとまじめに作られたアイドル映画としても、アクションコメディ映画として、たしかによくできていたのだが、尺が長すぎた。
ひとつ、ひとつのシーンが、ああ、おもしろかった……といえる長さより、ほんの少しずつ長かった。
ワーナーマイカルシネマズ板橋2番スクリーンにて、SRD-EX鑑賞。
毛穴という毛穴ににきびが詰まっている盛りだったり、そんなにきび面のままに年齢だけ重ねてきたやつは、知識の基礎がアニメと漫画とRPGのみなので、どんな作品を見ても、「ありがちな展開」だとか、「つっこみどころ満載」だとか、思考停止のレビューもどきを書いて、悦に入っているものであり、だからといって、そういう比重の軽い脳味噌の産物を見て、いちいち怒るほど、おれも若くもないわけだけれど、そんな連中にとって、このアニメ「ブレイブ ストーリー」は、つっこみどころ満載で、ありがちな展開の駄作となってしまうのかもしれないね。
原作はうかつなことに読んでいないのだけれど、映画のほうは、異世界前の現実部分と、ミッション成功後のクライマックスに大きく比重をかけた構成が功を奏している。
ワーナーマイカルシネマズ板橋7番スクリーンにてSRD鑑賞。
なんというべきか……。
まず、ワーナーマイカルシネマズ板橋は21時10分からのレイトショーに未就学児童を入れないように!
劇場前方通路前の席で5~6歳くらいの子供が、ずっとおしゃべりしていて、かなり印象が悪い。PG12のホラー映画にどんな親が連れてくるんだろうと思ったが、20歳になるかならないかの連中で、親というより、兄弟なのか。
幻想的な町で、子供を探すというストーリーだから、ライブスピーカーとして、子供の声が入ると、じゃまでしょうがない。
もともとホラー映画はふだん映画を見慣れていない愚客が多くて、いやなことが多いのだが、今回は久しぶりの大ハズレだった。 劇場からの帰り、「あんな映画に子供を連れてくるなよな」と、話している客が何人もいた。
ここから先は薄くネタバレ。
すでに全米で公開され、記録的な大ヒットとなっている『X-MEN』シリーズの完結編、『X-MEN:ファイナル ディシジョン』の試写会で配給の20世紀フォックスが前代未聞の試みをする。
映画の上映前に携帯電話の電源を切るのは、世間では常識的なマナーになっているが、7月26日に東京と大阪で開催される『X-MEN:ファイナル ディシジョン』の試写会では上映中、携帯電話の機能をフル活用するため、電源を切ってはいけないのだ。
まず、フル活用される機能の一つはバイブレーション。劇中、爆発や衝撃があったときに同じタイミングでバイブレーションし、衝撃を体感する。さらに鑑賞しながら携帯の特設サイトに設けられた掲示板にどんどん、感想やツッコミなどを書き込んでいくというおきて破りの試写会だ。上映中に観客全員が携帯電話に向かってもくもくと何かを書き込んでいる風景はちょっと異様だが、携帯世代にとっては、うれしい試みになるのかもしれない。
40代には、うれしくねぇよ! こんな試写会やると聞いただけで、「X-MEN」の新作は劇場に行かず、レンタルで見ようって気がしてくる。おれがこの映画の監督とか、スタッフなら、怒りくるうね。
ワーナーマイカルシネマズ板橋6番スクリーンにてSRD鑑賞。
うあ! もったいないなぁ。なんで失速しちゃったんだろう。
「25時」以来、久しぶりのスパイク・リーの監督作品だ。
ワーナーマイカルシネマズ板橋4番スクリーンにて字幕版をSRD-EX鑑賞。
自身が監督した「トイ・ストーリー」、「バグズ・ライフ」、「トイ・ストーリー2」では、玩具や虫を主人公にしながら、再生をていねいに描いてきたジョン・ラセターの最新作だ。
そして、今回もじつにていねいに、ひとりの「青年」とひとつの「町」の再生を描いている。
ワーナーマイカルシネマズ板橋7番スクリーンにて、SRD鑑賞。
いまどきのハリウッド映画にしては最低のシナリオで、たまげまくる。
ちょっと変わった映画の設定だとか、独特の世界観だとか、まぁ、いろんなことがあるのだけれど、導入部分が雑であり、その設定の例外や世界観の特例がさきに登場するから、「この世界における普通ってなにさ」、「どうして、彼女はあんなに強いの?」といったことが、さーーーっぱり、わからない。
字幕ではファージ、原語ではヴァンパイアといっている。これってつまり未来のヴァンパイア映画なのだ。
ワーナーマイカルシネマズ板橋8番THXスクリーンにて、SRD鑑賞。
純粋な映画のおもしろさを堪能するという点で、今年のベスト作品であり、「ミッション・インポッシブル」シリーズの中でもベスト作品であり、21世紀のサスペンス映画でもベスト作品だ。
「ミッション・インポッシブル」の1作目は、まさしくブライアン・デ・パルマの作品だったし、2作目はまさしくジョン・ウーの作品だったけど、この3作目はオリジナルのTV版「スパイ大作戦」の味わいにいちばん近い作品だ。そして、ほんとうにおもしろい!
たぶん、1作目と2作目にはオリジナルのシリーズが好きな人はいなかったのだろう。しかし、3作目にして、はじめてオリジナル番組への愛情がきちんと感じられた。信頼の置けるチームが、不可能と思える計画を立て、その計画を可能にしていく醍醐味が、オリジナルの美点であり、映画は3作目にして、その原点に帰っている。
ワーナーマイカルシネマズ12番スクリーンにてSRD鑑賞。
つまりあの懐かしの「オーメン」である。
1976年の「オーメン」といえば、日本版「スターログ」で、ハーラン・エリスンが緻密に酷評していたけれど、グレゴリー・ペックという名優と、当時としてはかなりショッキングな殺害シーン、そして、ジェリー・ゴールドスミスの名曲、そして、「666」という「獣の数字(悪魔の数」の印象がとても強い作品だった。
ワーナーマイカルシネマズ板橋3番スクリーンにてSRD鑑賞。
そもそも「デスノート」は滑稽な話だ。
ノートに名前を書くだけで他者を殺せる設定はともかく、それを追うのがICPOに依頼された「L」と呼ばれる"数々の迷宮入り事件を解決してきた謎の名探偵"というのに「は?」といいたくなるし、その「L」が何の権力でか、FBIをあごで使えるのには「ひ?」とおかしく思うし、警視庁の面々もその名探偵さんに唯々諾々と従うのは「ふ!」とつぶやきたくなる。さらに"トップアイドル"の弥海砂が、主人公に惚れ、第二のデスノートを駆使するあたりは「へ?」と、虚をつかれ、デスノートのルールはなぜだか英語で書かれていることなど、しらふで考えると「ほおお!?」とため息をつきたくなる。
リアリティでいえば、「インターポールの銭形警部」とそんなに変わることがない。
これはすべて小畑健という圧倒的な画力の漫画家がいてこそ、成立する話なのだろう。
それが実写という空間の中でどのように料理されるのか。
ワーナーマイカルシネマズ板橋10番スクリーンにてSRD鑑賞。
テレビドラマの「トリック」はそれなりに好きで見てきた。まんまと鬼束ちひろのコンサートに行くくらいは好きだった。第一シリーズの放映からすでに6年である。なんだかすっかり時間が経っちゃったね。。
今回の劇場版はほんとうに困った。どこからどうとってみても「トリック」なのだけれど、経年変化の中でドラマとしての寿命はもう終わっているんだろう。大いなるマンネリとするには切れ味も鈍く、番組の構成会議ででてきたネタをとりあえずつめこみましたという印象だ。
作っている方々に、素材を発見する楽しさがなくなっているのではないか。mixiの「トリック」コミュなどを見ていたら、それなりに好評のようだけれどね。
今回の入場料はいままで楽しませてくれた「トリック」に対するお布施ということでいいや。
メルシャン品川アイマックスシアターにてIMAX鑑賞。
いま東京で「ポセイドン」を鑑賞するのなら、選択肢は3つある。第一は通常の映画館でフィルム上映を見る。第二は六本木か板橋でデジタル上映のPure4Kで見る。そして、品川に行き、IMAX上映で見る。
当然、最善の選択はIMAXだ。というか、これしかない。幅22メートル、高さ16メートル、5~6階建てのビルに相当する広大なるスクリーンで展開され、総重量1tを越えるスピーカーシステムで堪能するパニック映画は、至上の幸福である。
この劇場で「マトリックス・レボリューション」や「バットマン・ビギンズ」を見たことがあるけれど、「ポセイドン」は違う。IMAX用に撮られたとしか思えない体験する映画になっているのだ。
IMAXで見ると、画面の情報量が圧倒的にちがう! この作品の原題は「POSEIDON: THE IMAX EXPERIENCE」なのだが、文字通りEXPERIENCE!
部屋をかたづけているうちに、The Bare Facts Video Guideの2001年版が出てきた。
思わず読みふけってしまう。
女優がなんという映画の、何分何秒で、どれくらい脱いでいるかを詳述した本だ。
この2001年版を最後に、この本の刊行は止まってしまったが、アメリカからLDを個人輸入したり、輸入盤ショップでLDを買いまくっていたころ、最終的な購入判断の参考にしていた本だ。
買おうかどうか迷っている状態で、その映画の中で大好きな女優の○○がセクシーな濡れ場を演じているとなれば、重要な購入条件となる。
ワーナーマイカルシネマズ板橋7番スクリーンにてSRD鑑賞。
す ご す ぎ で す !
「下妻物語」の中島哲也監督作品だ。「下妻物語」はよかった。しかし、こっちはおれの好みのど真ん中だ! おれはこういう映画によわい。とことん、まいった。
絢爛豪華に描いた悲惨な人生といえばその通りなんだけど、それだけじゃない。
ワーナーマイカルシネマズ板橋3番スクリーンにてSRD鑑賞。
1992年、湾岸戦争に従軍していたジャックは頭部に銃弾を浴びる。即死と思われたが、病院で奇跡的に回復する。除隊したジャックだが、自分の行動が断片的に覚えられない記憶障害になってしまう。
ワーナーマイカルシネマズ板橋9番スクリーンにて、4K Pure Cinema鑑賞。
4K Pure Cinemaはデジタルシネマの最新企画である。日本では、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、シネマ メディアージュ、TOHOシネマズ高槻の東宝系三館のほかに、ワーナーマイカルシネマズ板橋のみで上映されている。
ワーナーマイカルシネマズ板橋9番スクリーンにてSRD鑑賞。
「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレス監督の最新作である。
そして、ジョン・ル・カレ作品の映画化である。
ワーナーマイカルシネマズ板橋3番スクリーンにてSRD鑑賞。
ぼくはブレーク・エドワーズ監督作品は大好きだ。「グレート・レース」にはわくわくしたし、「酒とバラの日々」には舌を巻き、「ティファニーで朝食を」のせつなさはいまもヴィヴィッドだ。そして、ピーター・セラーズも大好きだ。「博士の異常な愛情」のすさまじさ、「カジノ・ロワイヤル」の狂乱、そして、「チャンス」は奇跡ともいうべき作品だろう。
ワーナーマイカルシネマズ9番スクリーンにてSRD-EXにて鑑賞。
いやもう、むちゃくちゃおもしろかったよ! 前作を100としたら、250くらい堪能した。
ワーナーマイカルシネマズ板橋7番スクリーンにてSRD鑑賞。
「天国の日々」、「シン・レッド・ライン」といった映像叙事詩の名手、テレンス・マリック師匠の最新作である。自然光をたくみに使った映像と、ジェームズ・ホーナーの見事なオーケストレーションで、夢のような2時間15分を堪能した。
ワーナーマイカルシネマズ板橋5番スクリーンにてSRD鑑賞。
オープニング。ナタリー・ポートマンの独白。その特徴的なイントネーションにぞくぞくっとしていたら、物語の冒頭、イヴィー=ナタリー・ポートマンに自己紹介するVの早口ことばのような押韻セリフにめくるめく。
中学の同級生、ニシカワくんと午後6時過ぎに六本木で待ち合わせ、Abbot's Choiceで軽く引っ掛けてから、43歳の男ふたりで、VIRGIN 東宝シネマズへ。
VIRGIN東宝シネマズ7番THXスクリーンにてSDR鑑賞。
ワーナーマイカルシネマズ板橋3番スクリーンにてSRD鑑賞。
やられた! 後半は滂沱の涙である。事前情報どおり、ホモのカウボーイ物語ではあるのだけれど、これはあらかじめ喪失が決定づけられたせつない愛情の物語だ。20年にわたるホモの遠距離恋愛ものといってもいいかもしれない。
ワーナーマイカルシネマズ板橋8番THXスクリーンにてDSR鑑賞。
世の中には2種類の映像作品がある。動物が話す映画と話さない映画である。動物には、哺乳類だけでなく、魚類や、爬虫類、昆虫も含まれる。そして、おれは動物が話す映画が苦手なのである。
mixiでもらったバトンを転記。なんというか、雑な映画の見方だなぁ。
・記憶に残る最初の作品は?
テレビで放映された「ガメラ対バルゴン('66)」かな。暗くて怖かった。
ワーナーマイカルシネマズ板橋2番スクリーンにてDSR鑑賞。ネタバレだから、覚悟せよ。
生きていくということは、記憶が歴史になることなのだ。
ミュンヘン五輪の開会式の記憶は情景とともに明確に残っている。深夜、東京から来た伯父と北九州の実家の2階で見た。家にテレビは3台あったが、カラーテレビはそのうち1台だけで、青空をバックにした点火台の映像は記憶にファイルされている。
小学4年生であるから、その後の事件を報じるニュースを見てもわからないことが多かったが、世界は血なまぐさく、この家は暖かく、祖父母や両親と「日本に生まれてよかったね」と大雑把な感想を語り合っていた。
ワーナーマイカルシネマズ板橋3番スクリーンにてDSR鑑賞。
おれにとって、ハリーポッターシリーズはつまり、エマ・ワトソン演じるハーマイオニーに尽きるのであって、それ以外はわりとどうでもいい存在だったりするのだ。基本的に炉属性はないのだが、ハーマイオニーは別。ああ、エマ・ワトソンいいな。
さて、「炎のゴブレット」である。ハリー・ポッターの原作は翻訳が苦手なので、2巻目までしか読んでいない。だから、どんなストーリーか、よく知らなかったが、今回、かなりおもしろいよ!
ワーナーマイカルシネマズ板橋2番スクリーンにてSDR鑑賞。
「プライドと偏見」の直後にこれを見るのは、すっごい皮肉なことだよね。ほぼ同時代のイギリス。カントリーサイドにある「プライドと偏見」の世界では、貧しさの中でも上品な恋愛が生まれているのに、「オリバー・ツイスト」のロンドンでは、汚い街の中を、スリや強盗が闊歩している。
ワーナーマイカルシネマズ板橋6番スクリーンにてSDR鑑賞。
数十人入った場内に、男は数えるほど……。つまりそういうロマンス映画なのだ。原作は未読だが、お噂はかねがね耳にしておりましたというもの。
この映画はやはり、キーラ・ナイトレーだ。ぼくが2年前からキーラ・ナイトレーを携帯の待ち受け画面にしていることは、みなさんご存知かもしれないが、キーラ・ナイトレーはほんとうに旬である。映画の頭から最後まで、その旬をたっぷり堪能できるわけだから、幸せでないわけがない。どれだけいい鯛焼きでもこれほど、あんこは詰まっていない。
ワーナーマイカルシネマズ板橋11番スクリーンにてSDR鑑賞。
同じロブ・マーシャル監督の映画「シカゴ」が、現在、過去、未来のいずれの「シカゴ」でもないように、「SAYURI」で描かれる「色街」、現在、過去、未来のいずれの「色街」でもない。
ワーナー・マイカル・シネマズ板橋9番スクリーンにてSDR鑑賞。
不幸な行き違いから、何年も会っていない息子は民俗学者。その息子が死の床につく。余命なき息子との和解のために、老いた父(高倉健)が中国の奥地に向かう。息子が見たいといっていた仮面劇「単騎、千里を走る。」を撮影するために……。
故人をしのぶ旅というテーマは、映画やノンフィクションでもおなじみのものだ。この映画では、しのぶべき存在はまだ存命であるにもかかわらず、モチーフとしては近似している。人生はロードムービーの中に反映される。
「THE 有頂天ホテル」は圧倒的におもしろい。たくさん笑えるし、おおっと感心するし、見終わって最高に幸せな気分になれる。それはもう保証してもいい。
ワーナーマイカルシネマズ板橋10番スクリーンにて、SDR鑑賞。
密室サスペンスとしてはそれなりの形になっている作品だが、ジョディ・フォスターの演じる母親への感情移入が難しい。困った作品だ。