THE 有頂天ホテル
「THE 有頂天ホテル」は圧倒的におもしろい。たくさん笑えるし、おおっと感心するし、見終わって最高に幸せな気分になれる。それはもう保証してもいい。
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「THE 有頂天ホテル」は圧倒的におもしろい。たくさん笑えるし、おおっと感心するし、見終わって最高に幸せな気分になれる。それはもう保証してもいい。
モバイルSuicaは気持ちがいい。携帯電話を改札にあててピッと通るのは快適だし、なによりも使った後の履歴が、画面上に表示されるのは楽しい。イオカードとか、パスネットでも、カードの裏に履歴が残るのだが、こういったデジタルデータとして、いつ電車に乗り、どこまでいったかが、画面に表示されるのは楽しい。
ワーナーマイカルシネマズ板橋10番スクリーンにて、SDR鑑賞。
密室サスペンスとしてはそれなりの形になっている作品だが、ジョディ・フォスターの演じる母親への感情移入が難しい。困った作品だ。
窓を開けていると、昼からデモのシュプレヒコールが耳につく。上空のヘリの音が耳障りだ。
mixiの「鍋物が好き(外食系)」コミュニティのオフ会は、赤坂のヒョンプ食堂で、各種チゲをいただく。リーズナブルな値段で、ひじょうにおいしい。
その後は赤坂の「北の家族」で二次会。知らなかったのだが、最近では「北の家族」まで隠れ家ダイニング仕様なのね。
帰宅後の早朝、おサイフケータイがSuicaに対応する、モバイルSuicaがサービスイン。さっそく各種iアプリをダウンロード。VIEWカード保持者でなければ使えないことや、iアプリを3つもダウンロードすることなど、導入までのステップは多いけれど、おおむね案内はしっかりしており、会員登録からチャージまで15分ほどで、完了。
そこまで完了したんだけど、JRに乗る予定があるのは日曜日。早くピッとしたいよ!
我が家にはAIBOの初期バージョンがあるのだが、本日、SONYがAIBOの生産打ち切りを決定した。2006年の3月にはすべてのAIBOの生産が完了するという。かねてからアナウンスされていたことだが、その具体的なスケジュールが発表されたということだ。
WINDOWSマシンしか持ったことがないのに、MACLIFEなんて雑誌で記事を書いたのはAIBOのおかげだ。そのMACLIFEもほどなくして、なくなったんだけどね。
また、ヤングサンデーの記事で、AIBOプロジェクトリーダーの大槻正さんのインタビューをまとめたこともある。子供のころに愛読した鉄腕アトムがAIBOの制作にどのような影響をあたえたかなど、熱く語る大槻さんの表情をいまもくっきり覚えている。
LATTE&MACARONという頭をかかえたくなるデザインのAIBOもいたし、おれはあれが、AIBO崩壊の兆しのようにも感じてはいるんだが、AIBOはある時期のSONYを象徴する存在でもあったし、20世紀の日本が夢見た未来の象徴だった。
MSXやNEWSといったコンピュータ事業から一度撤退したものの、VAIOとともに帰ってきたSONYだから、そういった復活があればいいのだけれど、エンターテインメントロボット事業とPC事業では、同列に考えにくい。
21世紀がまだ10年も経たないうちに、未来のひとつがぷっつりと消えてしまった。
高瀬美恵さん、まっきーさん、MANTRAくんと、巣鴨地蔵通り商店街の「加瀬政」へ。
昨年の忘年会で、みんなが集まったとき、ダイエットの話になったのだが、そういうことなら、半年後の7月1日に、きちんと体重を量り、それぞれの目標設定に届くかどうかで、賭けるということになったのだ。
それなら、みなの目標をきちんと設定しようということになり、今回、ダイエット決起集会を開くことになった。
プラネタリウムの次は、地球観測センターである。宇宙つながりである。ぴろり、さんの主催する「社会科見学に行こう!」のイベントで、埼玉県の奥地にある「地球観測センター」へ。
最寄り駅は東武東上線の高坂駅である。高坂駅といえば、池袋から46.2キロ、森林公園のひとつ前の駅である。かなり遠い。ただ、我が家から同じ路線ということもあり、早めに出かけたのだが、下赤塚駅での人身事故で電車が大幅に遅れ、気がもめる。最終的にオンタイムで集合場所の駅の改札に到着。
地球観測センターは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の施設だ。日本やアメリカの人工衛星に積み込んだセンサーから、送出された、さまざまな地球観測データを受信後、解析や画像処理を施して、国内外の研究者や利用者に提供する。
さて、昨日の日記で、宇宙が怖いとカミングアウトしたばかりなのに、池袋サンシャインのプラネタリウム「スターライトドーム 満天」にいく。
目がよくなったこともあって、裸眼でいろいろなものを見たいシリーズである。ちなみにこのほかにも裸眼でストリップを見にいくツアーなども心ひそかに企画中。
上映番組は「東儀秀樹 宇宙を奏でる」だ。東儀秀樹の奏でる雅楽にあわせて、宇宙と地球を紹介するというもの。実際に本人が出演。いろいろ語ったりもする「癒し系」のひとつ。
プラネタリウムを活用して、冬の星座も紹介しているのだが、個人的にはもっとハードに宇宙を語ったほしかったよ。そしてもっとおれを心底から怖がらせてほしかったよ。
10年ぶりくらいでサンシャイン水族館にもいった。ラッコがずいぶんとでかくなっている。ペンギンたちが寒そうだ。マンボウが所在なさそうだ。大型水族館がいくつもできたが、サンシャインには老舗のよさがある。
mixiの友人……、マイミクさんが、日記で紹介してくれた「お詫びと訂正が怖い」コミュ。書籍やTVで見かける「お詫びと訂正」に言い知れぬ恐怖を感じる人のコミュ二ティなのだそうだ。そういった方が、50人以上集まって、それぞれの恐怖体験を語っている。
mixiには、自分と交友関係のある人をmy mixi(マイミク)として相互登録し、それぞれを紹介しあったり、各自がブログの更新をしたときには一覧に表示するなどの機能がある。mixiに入って、20ヶ月。現在ではマイミクさんが223人になった。
じぶんでもすこし統計分析したくて、エクセルであれこれチェックしてみた。まずは出身地ベスト10だ。
1)福岡 59
2)東京 48
3)神奈川 19
4)北海道 9
5)埼玉 8
6)千葉 7
7)愛知 6
8)山口 6
8)静岡 6
8)大阪 6
マイミク223人のうち、トップは福岡県出身の方だった。ちなみに26.5パーセントが福岡県人だ。
やはり、mixiで月に一回開催される福岡関係オフ会「しゃあしぃず」のおかげかな。ちなみに福岡県の人口は237万。日本の人口の2パーセントくらいだから、この割合はかなり顕著。
つづいて、東京。やや開いて、神奈川と続き、人口比のわりに意外と多いのが、山口県人の数だった。静岡の方も意外と多いんだ。少ないのは東北地方。東北の方は東北六県あわせて7人でした。関西地方全域では13人。これは妥当なところだろうか。
ちなみに、出身地がわからない方でプロフィールを見てもぴんと来なかった方が8人いらっしゃった。
さらに男女比は、どうでだろう? 男性143人に対して、女性が80人。約36パーセントが女性。まるで理系の男女クラスみたいな比率だ。
mixiには足あと機能というのがあり、だれがいつごろ、訪ねてきて、自分の日記を読んだかわかるようになっているのだが、長いあいだ足あとさえお残しにならない方のマイミク登録は切らせていただいている。そして、そういう方って女性が多いんだよね。そのへんをもっと残しておくと、もうちょっとバランスはちがったかもしれない。
もうひとつついでに、mixiで知り合った人の割合はどれくらいだろう?
mixi以前からの知り合い…………………………… 94
mixi以降に知り合い、会ったことのある方…………109
mixi以降に知り合い、まだ、お会いしていない方… 20
まだお会いしていない方が意外と少ないと思いました。
元宮秀介さんのお誘いで、セガの竹崎忠さんと3人で、「天香回味」日本橋店へ。
この店は今回で3回目である。ちょっとちがうと思ったのは、クーポンででてくるフカヒレ。前は鍋に沈めて食べていたのだが、今回は「最後に出てくる麺といっしょに食べるとフカヒレラーメン風になってうまいですよ」とのこと。たしかにうまかった。
竹崎さんとはひさしぶり。携帯ゲーム「そだてて! 甲虫王者ムシキング」の開発話など、人生はいたるところがプロジェクトX。なにより刺激的な会話が多く、小さな感動が積み重なるような酔い心地。世の中にはこういう人がいるかぎり、この業界も捨てたものではないという方がいるが、竹崎さんもそんな一人。バランスと頑固さと愛情が言葉にあふれている。
元宮さんもありがとう! また飲みましょう!
東京駅前にあるバーで、軽く飲んだあと、解散。
帰宅後、コミュニティでJALの成田←→ラスベガス直行便が今年9月に撤退という話をきく。この路線があるから、マイレージはJALにしていたのに……。
mixiでぼくが主催する飲食系コミュニティ「鯨飲会」の第一回目である。最終的に17人が、「幾寅」池袋店に集合。
今回は人数も多いので、ひとり3000円見当で、料理をセッティングしてもらった。タレにつけていない生ラムは久しぶりに食べたのだが、なんか、以前にくらべておいしくなってる気がする。もちろん、タレにつけてあるバラやロースのうまさは格別。
店内のほぼ三分の一を独占したような状態だが、いやあ、食いも食ったり、飲みも飲んだりという展開。
会場にいらしたのは、いつも親しくさせていただいているマイミクさんばかりだから、自分としてもほんとうに居心地がよく、話もたいへん盛りあがる。
二次会は「甘太郎」池袋60階通り店。つまみも頼まず、酒ばかり飲んでいたのだが、ちょっと飲みすぎかも。
三次会は男ばかり3人でitten bar。とりとめもなくいろんなことを話す。店で会計を済ませ、明治通りをたらたらと歩いていたところはまでは、覚えているのだが、そこからさきの記憶がない。
記憶がなくなるまで飲んだのは、久しぶりだ。
朝10時ごろ、目を覚ますと、口の中にカレーの味が広がる。なんで? おれはカレーを食った記憶がない。食卓の上には、カレーを食べたと思しき、皿が載っているんだけど……。たぶん、泥酔状態のまま、レトルトカレーを温め、ご飯をレンジでチンして食べたものと思われる。火を使うのはあぶないぞ!
そして、猛烈に頭が痛い。やはり焼酎を飲みすぎた。頭痛薬を飲んだとたん、胃がむかつき、トイレに直行。ほんとにカレーを食べていることがよくわかる。
その後、何度かトイレに行くが、歩くとほんとに頭が痛い。じつは、下北沢で芝居のマチネを見る予定だったのだが、とてもじゃないが、動けない。なんてもったいない。くやしい。
さらに携帯を見てみると、深夜の3時51分に、池袋のキャバクラに発信した履歴が残っている。なぜ? 意味がわからない。なんとか復活したのは午後7時ごろ。うーん?
家に帰ってきたのは深夜2時くらいなのだが、そのあと、いろいろ作業をしていうるちに寝つけなくなる。ちょっと興奮気味なのかも知れない。やばいなぁ。このまま寝ると寝過ごしそうだ。
marinさん、delaさん、そして初対面の3人で5人の女性、男といえば、ほーせきさんとぼくの2人で、歌舞伎町さくら通りにある「新四川料理 川香苑」へ。
[女子呑み@関東「手酌の会」]コミュという男子禁制の会におじゃましたわけだ。男子禁制だからどきどきだ。
写真は「地鶏四川香味辛み炒め」だが、前菜の「辣油だれ冷米粉」、「セロリのさっぱり冷菜」から、「牛肉とこめの辛味蒸し」、「ヒツジ、クミン味青唐辛子焼き」、「豚足川香風炒め」、「川香麻婆豆腐」、「じゃがいも川香風炒め」など、どれも辛すぎず、香ばしく上品においしい。
最初から最後まで、ずっと紹興酒を飲みまくりで、気持ちよく酔う。
男子禁制なのだから、借りてきた猫のようにおとなしくしていようとつとめたのだが、後半は酔った勢いで、下品なネタをはらりはらりとふりまいたりもする。
その後は新宿三丁目の「どん底」で、どんカク三昧。
自分のドメインのサイトだが、昨年10月に、新レンタルサーバーに移行して、Movable Type3.2をインストールしてから、「Internal Server Error」を吐き出しまくり。サーバーの負荷設定に問題があると思って、レンタルサーバー会社に問い合わせたのだが、木で鼻をくくったような返事。
その後、世事にかまけて放置していたのだが、2ちゃんねるの某スレで、最近更新していないと指摘され、ない腹を探られるのもうっとおしいと、昨日、ふとウェブサイトの再構築してみたところ、何のトラブルもなく、最後までフィニッシュ。
なんだ、この会社、こっそりとサーバー設定を変更しているじゃねぇか!
そういうことなら、プラグインのスタイルキャッチャーとやらをインストールしてみる。これがあれば、blogのスタイルを簡単に変えられるということだが、公式サイトにテンプレートはほとんどなく、リストアップされているものもつまらないものが多い。
せっかくなので、ひとつをひろいあげ、カスタマイズすることに……。きちんとやるとテンプレートの位置など変わっていて、ちょっとめんどくさい。
いままで負荷軽減のために150程度のエントリー(日記一回分)にしていたのだが、mixi日記もアップしつつ、300近くまでエントリーを増やす。
画面をずっと見つめていたら、目が疲れまくりである。手術をした角膜あたりというより、目の奥の方がしんどい感じ。
夜、新しいドラマの「夜王 ~YAOH~」を見る。倉科遼・井上紀良原作でヤングジャンプ連載中のホストもの。単発のドラマではすでに放映していた。今回のドラマもそれを受けた形。
一部女性に人気の「特命課長 只野仁」のフレーバーさえもあるドラマ。ギャグタッチやベッドシーンも織りまぜながら、TBSクオリティで、予算も「只野仁」の比ではないのだけれど……。そもそも松岡昌宏の主人公に、かたせ梨乃のヒロイン、北村一輝のライバルという配役はありなのだろうか。
松岡昌宏VS北村一輝なんて、「ゴジラFINAL WARS」かと思っちゃうよ。
いま、つまらなくなっている歌舞伎町が舞台というのもせつない話だ。
いやまぁ、おれはこのドラマが狙っている層ではないのだけれど、倉科遼原作もので、歌舞伎町が舞台ということで、つい見ちゃったよ。
石川亨さんが原作の担当編集をやっていることから、ついつい見てしまったが、感情移入のツボに入ってしまった。やっぱり、柴門ふみとフジテレビは親和性が高い。
ビッグコミック誌上の原作は次回で連載終了だが、連載の初期から、自分の生活と重ねあわせて「あいたたた……」と感じ入っていた。
本日のドラマ第一話でもその「あいたたた……」が、甦ってきた。今シーズン、最後までみていくドラマはこれになるのかな。
10日午前8時20分ごろ、朝から消防車のサイレン。駅のすぐそばの居酒屋「丸正」から出火した模様。東武練馬駅、下り線ホームに隣接するこの火災により、東武東上線は1時間30分も止まり、通勤の足に大きな影響をあたえた。 夕方になって、見にいったら、かなり悲惨な状態。

午後7時30分、神保町に出て、元宮秀介さんと「野らぼー」へ。居酒屋メニューがふんだんにある讃岐うどん屋だ。うまい。
その後、「IL SOLE」で、石川亨さんと合流。
「じゃあ、GAMBOにいきましょうか!」と、石川さん。
「あれれ、GAMBOだったら、横断歩道を渡らないのですか」
「GAMBOってこっちにある店でしたっけ?」
「そうですよ。ほら、あそこに看板が見えます」
「うあ。おれGAMBOにいくの、はじめてかも!」
「じゃあ、なんで、Isさん、GAMBOに行こうといったんですか」
「ちがう店と勘違いしてました」
よくわからないが、怪現象である。
ここで元宮さんとお別れ。なぜか、石川さんと六本木に行くことになる。
2005年10月22日に開催したギラギラ貪欲会のPART2である今回は無類のフグ好きのりんさん主催で「玄品フグ 池袋の関」にて。お嬢さん5名と黒一点のおれ。
玄品フグは初めてだったのだが、いつの間にか、ものすごい数の店数になっているんだね。
「店に入るときと、帰るときでは、入り口の水槽のフグの数がちがうんですよ」と、玄品フグをこよなく愛すりんさん。
なにはともあれ、フグ雑炊は幸せだ。レーシック手術の話題にもなったのだが……。
「レーシックで視力がよくなれば、メガネをかけても、かけなくても自由自在だぜ!」
「メガネには萌えても、度の入っていない伊達めがねは許せん!」
「それはつまり、アゲチチが許せないのと同じようなものか」
「アゲチチとニセチチをいっしょにしないでくれ」
などと、ギラギラに語る。
そのあとは「かくれがダイニングれんま」池袋店で、腹黒く語る。
もともと湯船につかりながら、本を読むのは好きだった。風呂では本を読むために明るめの照明をつけているくらいだ。今回、レーシック手術を受けた恩恵のひとつに、風呂読書の充実がある。
定期的に曇りを取らなければならない眼鏡や、浴槽に落っことすことがこわいコンタクトレンズにくらべて、裸眼は楽だ。最近は思う存分、風呂読書。
雑誌や文庫を読んでもいいのだが、湯気や湿気を吸って、くしゃくしゃになる。じつはハードカバーの上質紙が、いちばんくしゃくしゃにならずに、安心して読めたりする。もちろん、濡れた手でさわらないように、タオルを3枚くらいもって、風呂に入るんだけどね。
バスソルトを落としたぬるめのお湯につかりながら、塩野七生の「ローマ人の物語」の最新刊「キリストの勝利」を読む。
シリーズの最近2冊ほどは、かなり期待はずれなものだった。前巻「最後の努力」は、「作者が「ひと」に対する興味を失っているのかもしれない」とmixiで評し、「かつてハンニバルやカエサル、アウグストゥス、といった人物を描いたときの瑞々しさは失せ、愚痴めいた記述と、繰言のような描写の反復が目立つのが残念ではある。」と、書いた。
しかし、今回はちがう。抜群におもしろいのだ。
世間には、半分誉め半分けなすことをモットーにしているのではないかと思う人がいる。この種の人は、この奇妙なバランスをとることで、責任を回避しているのだ。言い換えれば、勇気のない人である。コンスタンティウスも、このタイプの人間の一人だった。
などと、人間の心性をくっきり描写する塩野節が帰ってきた観さえある。
今回登場するのは、結果的に父、コンスタンティヌスの遺志を継ぎ、キリスト教を支援したコンスタンティウス帝、キリスト教に対し、最後の抵抗を試み、ローマの神々の再興をたくらんだ"背教者"ユリアヌス帝、そして、キリスト教をローマの国教とすべく、その力をふるったミラノ司教アンブロシウス。
自分の意に染まぬものをつぎつぎと抹殺し、その挙句に帝国統治さえも困難にしてしまったコンスタンティウスと、宦官たちの暗躍。そして、哲学の徒として生き残り、皇帝としてキリスト教に抵抗したユリアヌス。
このあたりは、辻邦生の「背教者ユリアヌス」でも描かれた歴史絵巻だ。そちらも30年くらい前に読み、ディテールは忘れていたものの、鮮烈な印象を受けたものだ。
ゲルマン出身の皇帝がキリスト教に帰依し、ローマの神々が抹殺されていくさまは、それだけでもたいへんにメランコリックなものだが、さすがは塩野七生。叙情に流されず、当時の人々がキリスト教になびいていくプロセスについても、深くて、くっきりした洞察を見せてくれる。
やはりユリアヌスという逸材が、まな板の上に乗ると、筆もさえるんだなぁ。
この手の本のレビューを書くと、ローマ人の名前が覚えにくくて……などと、言われることが多い。たしかにローマ人の名前はとても覚えにくい。コンスタンティ"ヌ"スとコンスタンティ"ウ"スなんて、なんで、そんな名前をつけたかといいたくなってしまう。
でもね。塩野七生のテキストは巧みで、文脈でだれがだれだかわかっちゃうんだよね。これはほんとにすごい。1年もすれば、だれがだれだか、かなり忘れているのは事実だけど、それもまたよし!
あまりにもおもしろくて、風呂に入ったのが午後10時30分。風呂から出たのが午前2時40分だったのは、ここだけの話だ。
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デザイナーのTmさんに呼ばれ、池袋へ。
池袋で晩飯を食べるとしたら、ジンギスカンでしょう!ということで、「幾寅」池袋店に電話を入れてみると、「入れますよ」とのこと。
入れるのはうれしいのだが、三連休の初日の夜に楽勝で入れちゃうって事態は、それはそれで「大丈夫か」と不安になってしまう。
幾寅はいつものように、東京でいちばん安心して食べられるジンギスカンだ。甘めのタレに漬けこんでいる肉は、ほんといくらでも食える感じ。
その後、itten barなどに経由して、ぐいぐいと飲む。
イチロー>松嶋菜々子>石坂浩二の順に「古畑任三郎ファイナル」はいいと思ったのだが、世の中的にはどうかと思って、mixiの三谷幸喜コミュにアンケートを立ててみた。
なんと、石坂浩二の第一夜が、全体得票数の6割近くを取り、圧勝である。ほかの2話はほぼ同数を分け合う形だが、わずかに第三夜の人気が高い。
横溝正史的因習ワールドとか、仕掛けを使ったトリックとか、予想外の犯人とか、世の中の人は、ドラマにああいったものを求めているのだね。
ちなみに、視聴率的には逆の結果。
1話 21.5%
2話 27.0%
3話 29.6%
1月3日の1話は裏で「新選組!!」をやるなど、激戦だったせいもあるのだろうが……。
第一話に感じた違和感は、藤原竜也の死にあった。教え子を死に至らしめ、保身に走る石坂浩二に対して、それを追い詰める古畑の感情が理解不能なんだね。
最初からずっと通してでていた藤原竜也は、「殺人」の被害者Aというより、一個の人格として機能していた。だから、あの死は古畑シリーズのほかの殺人とは違い、被害者の無念が感じられてしまったのだ。
また、第三話に関して「古畑、結局、顔が同じだったらどっちの松嶋菜々子でもいいんかい」という指摘はごもっとも。ただ、自分がそれを気にしなかったのは、死んだ姉の登場時間の短さにもあるんだろう。逆説的にいえば、演じわけがしきれていない松嶋菜々子の演技のおかげもある。
ちなみに赤尾晃一さんはブログで、こう書かれている。
第二話のイチローの犯人役について「いくら理由をつけたところで,あんなことで「クズ」を殺す人間は「クズ」以下の存在である。自分の立場を利用すれば,いくらでも社会的制裁に追い込めるのである。「嘘をつかない」のであれば,メディアで堂々と告白・告発すればいいだけの話である。なのに殺人。その時点でフェアでもなんでもない。殺人にフェアもヘチマもないわけだが,もっと別の動機やシチュエーションは用意できなかったものか。
第一話から第三話まで、それぞれ、引っかかる場所はちがっていてはいるけど、殺人の生臭さを嗅ぎ取って、違和感を感じているという点で共通している。
ドラマ「古畑任三郎」の美点のひとつはゲームとしての殺人をめぐって、古畑と犯人が対決する醍醐味にあったのだが、「死」のえぐみが感じられるようになったのは、やはり「潮時」なのかも知れない。
以前の日記の繰り返しになるが、「なにより現在の三谷幸喜の居場所と、古畑任三郎という仕組みがずれてきている」のだろうね。
、「古畑任三郎ファイナル」の第二話「イチロー編」を見る。第一話で感じられた違和感は払拭されている。ゲスト出演者に対する三谷幸喜のラブレターを主軸にした、ドラマ版「徹子の部屋」として、きちんとまとまっていた。
やっぱり圧倒的にかっこいいイチローを目で追うだけで、幸せになれる。なにかずっと連続で見るなんてことがない存在だから、ふいに有名人と目が合ってしまったような居心地悪ささえあるんだけどね。
子供のときからいっしょに育った弟のイチロー。弟なのに"一郎"だったり、二分の一の確率で死んだかもしれないフェアプレイの発露、サイン色紙アリバイでついた嘘など、軽くつっこみたくなるところもあるのだけれど、ドラマの形でセレブをおもてなしする「徹子の部屋」だから、それもOK! 古畑らしいフォーマットは安心感がありました。
未だに目を覚ますと、枕もとの眼鏡を探す習慣が抜けません。裸眼で見えること、それ自体が不思議な感じ。
午後4時過ぎに銀座へ。レーシック手術の1週間後検診。今回も目の屈折率、眼圧、視力を検査。視力は1.5をキープ。その後、眼科医による検診でも問題なし。
目の中に水を入れること、まぶたをおさえたり、こすったりしてはならないそうだが、酒は飲めるとのこと! 一週間くらい酒を飲まないのは普通のことだが、年末年始に飲まなかったことで、「酒を飲みたい欲」が高まっている。
処方された目薬を待っているところで、クリニックの女性に名前を呼ばれる。いってみると、紹介システム加入へのお誘い。病院にひとり紹介するたびに、30,000円くれるそうである。紹介した友達は5,000円割引になるとのこと。
その後、TOKIAのインデアンカレーへ。眼科検診のあとにインデアンカレーにいくのが最近のルーチン。今回はルー多めに、卵2個というオーダー。この店で卵2個は「めだま」と呼ぶメニュー。目玉を検査したあとにめだまを食す!
さて、酒も飲めるということで、きぶんさんたちに「どうですか」と、声をかけ、こちらの日記でもメンツを召集。まずキブンさんと池袋の「繁桝」で、もつ鍋をつつく。
さらに元宮秀介さん、クスクスくんも合流。お店をあとにしたあと、TOOで飲んでいたきくさんグループ4名さまと合流。
「御焼」に移動したあとに、たけしさん、ほーせきさんも合流。ほーせきさんからは、快気祝い(?)として、すてきなポストカードをもらう。
気がつくと、合流組(初対面)の男が、酔ってつぶれている女の子の尻を撫でまわすという非道。さきに気がついたたけしさんらが、男に教育的指導。せっかく遠くから駆けつけてくれたのに、変な展開になり、すまんことです。
「里見八犬伝」は女性プロデューサー、女性脚本家、衣装はもちろん、美術も女性だし、そんなスタッフが織りなす女性活劇映画として、落とし前をつけていた。ともさかりえの船虫のキャラクターメーキングなど、やはり、充実していたね。
前編からみるとシナリオ的にはぐずぐずになってるが、戦いの理由や決着についても、男性の作風とはちがう落としどころ。往年の少女漫画のテーストといってもいいだろう。よい感じの"ファンタジー"でした。
「古畑任三郎」スペシャル第一回は、よくできているのだけれど、微妙な違和感。なにより現在の三谷幸喜の居場所と、古畑任三郎という仕組みがずれてきているのかもしれない。そういう意味でファイナルというのは納得できる。
横溝正史の金田一シリーズを髣髴とさせる、地方社会の因習、因縁めいた環境に、不可能殺人を組み合わせた趣向で、多段落ちまで含めて、がんばって作っているんだけれど、そのような人間の情念とからめた設定を持って来れば来るほど、ロジカルなゲームが浮いて見える。
登場人物ひとりひとりに感情移入すればするほど、最後に犯人をつきくずしていく古畑、そして、犯人に対して、違和感が募ってしまう。
因習殺人と笑いという組み合わせでは「トリック」が出色だったのだなぁ。
NHK「すべて見せます!紅白の舞台裏」とTBS「里見八犬伝~前編~」をチェック。
紅白では放送直前まで、みのもんたが「おれに司会を託した以上、もっとしゃべらせろ」と要求。最終的に15分押しになった挙句、各部分の尺をつまみまくった挙句に、中島美嘉は「風雪ながれ旅」にのしかかられたと解釈したが、いかが……。
NHKが現場から変わろうとしていることは、よく理解できるのだが……。
「里見八犬伝」は菅野美穂の玉梓がいいね。
なにしろ、ぼくらの時代だと、NHKの人形劇「新八犬伝」が脳内にインストールされているので、「八犬伝」ともなれば非常に気になるものだが、考えてみれば、薬師丸ひろ子の「里見八犬伝」くらいしか、記憶に残る映像作品がなかったのね。
原作からのアレンジとしては、八房の存在がばっさりなくなっているのが、大きなポイント。また、浜路が里見家の二の姫となっていたり、犬江親兵衞が義実を仇と付け狙う少年となっている、船虫が(前編では)いい女に描かれているなど、細かく設定を変えているところも多い。
とくに八房をカットした点は、思い切ったことをした。八房は敵将を討ちとってきた褒美として、伏姫と夫婦生活をする犬だ。八犬士誕生の因縁の核となる存在。仲間由紀恵の伏姫が犬と夫婦生活なんてことを想像するとするとすごそうだが、新春一発目からそういう映像はいかんのだろうね。
なにはともあれ、「そんなことない! そんなこと、させない! 見よ! 怨霊! この腹に呪いの子などおるものか」と、仲間由紀恵にいわれたら、ぜんぶ許しちゃうのだ!
ロケーションを多用した映像とワダエミの衣装、随所に投入されたCG、小日向文世と泉ピン子の夫婦、悪役としての武田鉄也。なによりテレビドラマとしてよくできている。戌年にふさわしいドラマだね。「犬」の理由はごまかしているけど……。
明日は「古畑任三郎」と同じ時間帯に放送されるのか……。どっちをメインで録画しようかな。
午後11時過ぎに帰宅後、衛星デジタルハイビジョンで、地上波より2日先行して放送された「新選組!!土方歳三 最期の一日」を鑑賞。大河ドラマ「新選組!」の本編では、草彅剛が演じていた榎本武揚だが、今回は片岡愛之助が好演している。
このドラマが生まれた背景は、大河ドラマの人気も無論だが、函館の観光協会などがあおっていた「新選組終焉の地、函館まできちんと大河ドラマに描いてくれ」という誘致運動もあるのかもしれない。地方に優しいNHK。
なにはさておき、すがすがしい青春の終幕が、健やかに描かれているのはいいね。迷走する人間はいても、卑しい人間がひとりもいないことが、三谷ドラマの美しさ。
松前城落城、蝦夷共和国成立、開陽丸沈没など、函館戦争の半年におよぶ経緯のうち、文字通り土方歳三最期の一日に焦点を絞った作り方が功を奏している。
やはり、榎本武揚のキャラクターの立て方がきわだっている。また、土方の遺影を多摩に運んだ市村鉄之助など、おなじみのエピソードも満遍なくちりばめられていいる。
自身が立てるべき盟友としての近藤亡きあとの、土方歳三の見た光明が、三谷幸喜らしいディスカッションの中から生まれてくるのは、おみごと!
史実に思いをはせると、悲壮感のなさが、物足りないようにも感じられるのは事実だが、山本耕史の若々しい色気がそれをじゅうぶんに補っている。
目を覚まして食べたものはフリーザーに眠っていたラムステーキと、これまたフリーザーの中のスパゲティミートソース! 正月情緒なんてありゃしない。
公私にわたり激動の2005年でしたが、2006年はいったいどんなことがあるのやら……。
大晦日は紅白歌合戦とPRIDEは録画しながらザッピング、K-1もごく一部だけという布陣。
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